インフィニット・ストラトス FairyOFAvalon   作:焔鬼

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第186話

イチカがフェアリーのみでゴーレムを全滅させると戦艦は180度向きを替えて逃げだし、それを確認したイチカは蘭をお姫さま抱っこしたまま倉庫に戻ったが

 

「IP社副社長イチカ・オルコット、貴方を戦争補助罪の現行犯で逮捕させていただきます。ISもこちらに渡してください!」

 

倉庫に戻ると騒ぎを聞き付けた警察達が集まっていてISを纏ったイチカが戻って来たのに気づき、私服の警察はイチカにそう言うが

 

「あなた方の命令は聞けません。それに俺は国連からテロや戦争に繋がる行動を行く国で見つけしだい、力づくで妨害及び阻止する事を許可されています。それは国連に参加している日本もその限りではありませんし、国連は狙われるといけないのでその許可をした人達を開示してません。嘘だと思ったら確認してください。俺はIS学園の生徒なので用事がない限り学園にいますので」

 

イチカはそう言ってISを解除して幸せそうに眠るらを抱いたまま蓮の前に来ると

 

「イチカ君、蘭は大丈夫何ですか?」

 

「今は疲れて寝てるだけなので大丈夫ですよ。」

 

「よかった・・・」

 

蓮は蘭が無事だと知るとその場に座り込んでしまうが

 

「蓮さん、蘭の屋敷に送りますので、俺が用意した車に乗ってください。桜さん、蓮さんを車に案内してあげて」

 

イチカがそう言うと近くに停めてあった車から桜が出てきて蓮の手を取ると

 

「蓮様、こちらに・・・」

 

「ありがとうございます」

 

蓮は桜に支えられて車に乗り込み、その後イチカが蘭を蓮の隣に座らせ、蓮は蘭の体を倒して自分の膝の上に蘭の頭を乗せて寝かた。イチカは蓮の前の椅子に座ると桜がドアを閉め屋敷に向かった。

 

「蓮さん。貴女の家なんですがどうされますか?」

 

「どうするか聞かれても、家を元通りにするお金は無いです。元々あの店はお義父さんとお義母さんが始めたのですが、旦那は亡くなり継ぐはずだった息子の弾とも縁を切るつもりです。」

 

「わかりました。蓮さんでしたら厳と一緒に蘭の屋敷で住むことをお薦めしますよ」

 

「ですがあの屋敷は維持費は全て別の人が払ってるんでしょ?」

 

「それなら大丈夫ですよ。蘭は知りませんが元の持ち主から土地ごと買い取りましたので。ですのであの屋敷は既にオルコット家の別宅の1つになってます。」

 

「でも・・・」

 

「気にしないでください。蓮さんは蘭のお母さんと言うことは俺にとっても義理の母になります。ですので義理の息子から義理のの母へのプレゼントと言うことにしてください」

 

イチカはそう言うが蓮はそれでも悪いと言うような顔ををして

 

「でも維持費がかかるかじゃ・・・」

 

「でしたら、蓮さんと厳さんは屋敷の管理人として雇って、光熱費は蘭の給料から差し引くと言うことでどうですか?」

 

「それなら・・・」

 

蓮はイチカの提案に一応は頷き、その後屋敷に着いたイチカ達は蘭を部屋に寝かせて、蓮はイチカと使う部屋を決めた後必要な家具をネットで選んでイチカのカードで買ったのであった。

 

 


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