インフィニット・ストラトス FairyOFAvalon   作:焔鬼

126 / 195
第126話

蘭が拐われてから1時間後、別宅に1通の手紙が届きイチカ達はすぐに手紙を開けるて読むと

 

『小娘は預かった、返してほしければ以下の通りにしろ。

 

1.イチカ・オルコットとエミリア様、ステラ様、セシリア様との婚約破棄。

 

2.イチカ・オルコットをIP社副社長解任及びIP社解雇。

 

3.イチカ・オルコットの乗る神聖なISを没収及びモルモットとして研究所に渡す。

 

マーガレット・マルフォイ』

 

と書かれており、イチカは横からブッチと何かが切れる音が同時に3つ聞こえてセシル達を見ると、セシル達は笑顔だか目が笑っていない顔になっており

 

「うふふ、この女の制裁は死刑ですわね!」

 

「そうね、マーガレットを見つけたら死刑でいいわね!」

 

「セシル、ステラ、私もイチカを冒涜したマーガレットを痛め付けたいから、とりあえず捕獲して何処か人の来ない場所に連れていきましょ!」

 

完全にイチカの守護女神であるセシル達はマーガレットの手紙で魔王となっていて、イチカはその横でため息をつきながら

 

「セシル、エミリア、ステラ、少しは落ち着け、とりあえずマーガレットは殺すな、マーガレットの処理はヤードに任せればいい!」

 

「イチカさんがそう言うならしょうがないわ」

 

「そうね」

 

「私もイチカさんに嫌われたくありません」

 

魔王となったセシル達はイチカの言った事に素直に聞くとイチカはシロウに電話をした

 

「シロウ、作戦変更する」

 

『承知しました。しかし何故ですか?』

 

「セシル達が切れた」

 

『・・・ご令嬢もおろかな事を。わかりました、私達もセシリア様達の行動に巻き込まれたくありませんので、行くのは私とイリヤ姉さんだけにさせていただきます。』

 

「理解が早くて助かる。」

 

『いえ、私は部下をセシリア様達の起こすグランドゼロに巻き込ませたく無いだけですよ!』

 

「良いのかシロウ、この電話の横にはセシル達がいるのだぞ!」

 

『ッ・・・、セシリア様、エミリア様、ステラ様非礼はは謝りますのでどうか妻達には、イリヤと凛そして桜だけには言わないでください!』

 

「相変わらずイリヤ達の尻に敷かれてるな! 』

 

「シロウ、借り一つで手を打ってあげますわ」

 

「私もセシルと同意見よ!」

 

「私もよシロウ!」

 

『・・・はい』

 

諦めた様にシロウは返事をするが

 

『シロウ聞こえたわよ、セシリア様達に何て無礼な言い方をしたのよグランドゼロて言い方失礼でしょ、女神の制裁と言いなさい。』

 

『まてイリヤ、これは言葉のあやと言うものでって凛何故お前までいる、ちょっと待てお願いだからそれを向けないでくれ、待て話せばわかギャァァァァァァァァ・・・、ブツッ』

 

「「「「・・・・・・・」」」」

 

どうやら既にイリヤ達に聞かれていたみたいだった。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。