インフィニット・ストラトス FairyOFAvalon   作:焔鬼

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第121話

イチカとセシルの戦いが始まって数十分後、イチカとセシルを止める為エミリアとステラがアリーナに入ったが、アリーナはすぐに乱戦、地獄絵図、史上最悪の夫婦喧嘩となった。原因はステラがヒートアップしたイチカとセシルに止めるよう言うが、それに対してイチカとセシルは

 

「ステラは黙っとけ!」

 

「そうですわ。ステラは邪魔をしないでください!」

 

イチカとセシルにそう言われてステラが切れて、問答無用でビームガトリングやレールガンを乱射しまくるが、

それを見ていたエミリアも問答無用で切れてしまいアリーナは完全に最後まで残ったら勝ちのバトルロアイヤルになってしまった。アリーナに数十機のBT兵器が飛びあい、そんな入り乱れた攻撃の中をイチカ達は自分達の得意な武器で攻撃しあっていた。

 

 

その頃指令室から見ていた千冬姉さん達は

 

「マドカ・・・、イチカ達を止めて来てくれないか?」

 

「止めたかったら姉さんが死ぬ気で行け、私はまだ死にたくないわよ!」

 

「マドカ、私に死ねと言っている様に聞こえたのだが?」

 

「こんな時だけ勘が良いわね馬鹿姉。」

 

「マドカもう一度言ってみろ、妹だからてただじゃ済まさないぞ。」

 

「良いわよ何度も言ってあげるわよ。私に一度も勝てた事の無い馬鹿姉!」

 

指令室では織斑姉妹が痴話喧嘩を始めてしまい、それを側で見ている刀奈は苦笑い死かでなかった。だか織斑姉妹が痴話喧嘩を始めてしばらくたってからアリーナで異変が起きた。イチカの機体が突然輝きだし、それを横目で見ていた千冬姉さんが

 

「thirdshift?いや、forthshiftだと?」

 

「織斑先生嘘ですよね?だってイチカ君の機体はこの前secondshiftしたばかりですから・・・」

 

「いや嘘じゃない、あれはまさしくforthshiftだ!」

 

そうイチカの機体〔ホワイト・オベイロン〕はthirdshiftの条件である本気の戦いを満たしてしまたのだ。しかし千冬姉さん達はそれを見て

 

「とりあえず待避した方が良いかもしれない。」

 

「私もそう思うわ姉さん。」

 

「私も織斑先生とマドカさんの考えに賛成です。」

 

と千冬姉さん達が冷や汗をかきなが話していると、手を組んでイチカを攻撃していたセシル達のティターニアまでが輝き出し、forthshiftを果たしたイチカ達の機体を見て織斑先生達は本気でまずいと思い慌てて闘技場から待避した。なぜなイチカは風、セシルは氷、エミリアは雷、そしてステラは炎とISネットワークをかいしてナノマシンを使える様に進化していたからであった。そしてそれからしばらくしてアリーナを中心に闘技場は大爆発を起こして瓦礫の山となり、イチカ達はエネルギーが無くなりISは解錠された状態でアリーナであった場所に座り込んでいた。

 

 

 

 

 

 

 


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