インフィニット・ストラトス FairyOFAvalon   作:焔鬼

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第112話

イチカとセシルの授業初日も終わり二人は部屋に入ろうとドアを開けたら

 

「再び刀奈お姉さん登場!」

 

刀奈さんが水着エプロンでまた俺達の部屋に不法侵入していて、イチカはそれを無視してデスクに座りセシルは人外スペックフル稼働で刀奈さんにインターセプターを投てきして、刀奈の首横スレスレで水着の首紐を通して壁に縫い付け、インターセプターは壁を貫通していた。

 

「刀奈さん、何故また水着エプロンで私達の部屋にいるのですか?事と次第では今日を貴女の命日にしてあげますわよ?」

 

影のできた笑顔で刀奈に近づくセシルに刀奈は顔を青ざめセシルから逃げようとするが、刀奈は体が浮くように縫い付けられておりインターセプターも外そうにも壁を貫通していて刀奈の力では取ることができず、刻々と処刑の時間が迫っていて弁明をセシルに言っていたがセシルはそれを無視していたが、その時イチカの電話が鳴った。イチカは電話を出ると

 

『お久しぶりですわ、P.I!』

 

「お久しぶりです、P.C。」

 

刀奈はイチカの電話の相手がP.Cと知った瞬間この世の終わりと言うような顔になり、イチカはそれを無視して話を続けた

 

「P.Cこの前は支援物資と援軍ありがとうございます。」

 

『いえいえ、同盟国を護るのは当たり前ですわ。それにイギリスからはそれだけでは返せない恩がありますから気にしないでください!』

 

「ありがとうございますP.C。ところで今日はどういったご用件で電話をしたんですか?」

 

『お恥ずかしい話なのですが、我が国、ロシアの代表更織刀奈さんに電話をしてもなぜか出てくれなくて、同じIS学園に居るP.Iに電話させて頂いたのですよ。あの馬鹿娘、私の事が苦手らしくて・・・次、捕まえたら個人的にお仕置きをしようと思ってるところですわ。』

 

イチカは刀奈を見ると刀奈は冷や汗をかきながら激しく首を横に振ったが

 

「P.C、刀奈さんなら水着エプロンで勝手に俺達の部屋に入って今セシルにお仕置きされかけているところですよ!」

 

『水着エプロンですか・・・P.I我が国の代表がご迷惑をおかけして申し訳ございません。今すぐ馬鹿娘に変わってもらってよろしいでしょうか?』

 

「わかりました。」

 

イチカがそう言って椅子から立ち上がり刀奈の耳に電話を当てると

 

「お、御姉様お久しぶりです・・・」

 

『お久しぶりです・・・じゃないでしょこの馬鹿娘がぁぁぁぁぁぁぁ!』

 

その瞬間鼓膜が破れるような音量の声が聞こえ、直に聞いた刀奈はその声に頭を回したのもつかの間、次第に体をガタガタと震わせながらP.Cのお説教を聞かされていた。


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