艦娘が伝説になった世界
一〇〇年前に深海棲艦との長きに渡る戦いが終戦。
全ての艦娘が解体され、語られるだけの存在になった世界。
平和が訪れた世界で突如『黒い海』が出現し、深海棲艦が襲撃する。
艦娘オタクの少女、彗は自分の町が深海棲艦に襲撃され、謎の妖精に救われる。
この町を妖精と協力して守ろうとし、向かった艦娘記念館の地下でかつての工廠の装置を見つける。
少女は妖精の手で「改造」を受け艦娘、駆逐艦《吹雪》となり、深海棲艦を撃退する。
港前の広場。海軍により保護下にあった人々はそこに集まり、やってきた補給艦から必要なだけの支援物資を受け取る作業をしていた。その集団の中に私は目を走らせた。
「――――あっ、お父さーん、お母さーん!」
その姿を見つけるや否や、私は大きく手を振って2人に叫んだ。
2人は色んな人に何かを聞きこんでいるらしかった。恐らく、私の事だろう。
そんな2人が私の声に反応して、周囲を見渡した。そして、母の目が私に止まる。
「―――ッ!!あなた!!」
「……っ!!」
人ごみを掻き分けて父がこちらへと走ってきた。
正直どんな顔を向ければいいか分からずに、申し訳なさげに笑みを浮かべていたのだが、父は走った勢いを抑えながら私を強く抱きしめた。
「うわっ!ど、どうしたの?」
「どうしたじゃない!今までどこにいたんだ!?心配したんだぞ?」
あぁ、まあ、こういう事になることは分かっていた。私が言うのもなんだが子煩悩な父の目からこんな事態で離れていたのだ。
遅れて追いついてきた母も父と入れ替わり私を抱きしめると、目尻に浮かべた涙を拭いながら私の頬を撫でた。
「海軍の方に訊いてもあなたみたいな女の子は救助リストにはいないって……でも、無事でよかった」
「よかった……とにかく無事でよかった!!今までどこに隠れてたんだ?」
「え、えーっと……か、艦娘記念館に」
その言葉を聞いて、父は驚いた顔をした。
「艦娘記念館だとっ!?あそこは港に近いじゃないか!!危なくなかったのか!?」
「ど、どこに逃げればいいか分からなくて、ほ、ほら!あそこには地下シェルターがあるから」
「地下シェルター?そんなものがあそこにあるの?」
「あ、あるんだよ!あそこは元々海軍の施設だったから……ほ、ほら、私艦娘についていろいろと調べてたから、あの施設は特別頑丈にできてるんだって。警備の都合云々で」
二人は途中まで信じられないような顔をしていたが、その表情も徐々になくなっていった。
その話を聞いて、父は厳しい表情を崩してフッと笑った。
「まさか、お前の趣味が幸か不幸か、お前の身を救うことになるとは」
「ええ、艦娘さんたちには感謝しないといけないわね。ところで、疲れてる?まだ少し動けそう?」
「え?う、ううん。地下シェルターは静かだったから、昨日はぐっすり眠っちゃって」
嘘である。実はあの後、倒れかけるくらいに疲れてた。
寝てはいないのだが、あの施設にあった入渠ドックを妖精が使える状態にまで戻していてくれた。
不思議なことに浸かると疲れが抜けていくのだ。30分も経たずに頭も体もすっきりしていた。
「それなら、手伝ってちょうだい。婦人会のみなさんで炊き出しの準備をすることになったの」
「動ける若い者が働かないといけない。私もお前を見つけたら、手伝いで動き回る予定だった」
「とりあえず、一旦使えそうな道具を取りに家まで戻ろうと思うの。危ないから海軍の人に着いてきてもらってね」
確かに私の家は小料理屋だから、何か使えるものがあるかもしれないが。
いや、そもそもこんな時に自分たちで炊き出しをやるのか……
「そ、そうなんだー……うん!頑張る!」
突然大きな声を出してしまい、父は肩をびくりと跳ねた。
「お、おう……いつもに増して元気がいいな。本当に大丈夫か?」
「え?そうかな?」
「元気なことはいいことじゃない。じゃあ、あなた。頑張ってね」
母は父と違ってニコニコと笑っていた。先程までの心配していた様子はない。いつもの母だ。
「ああ、行ってくる……スイ、母さんを任せたぞ」
「はい!」
大きな声で返事をして、父は港にある倉庫の方に走っていった。
……ふぅ、なんとかごまかせたぁ。
大きく息を吐いて、肩に入っていた力がすーっと抜けていった。
打ち合わせ通りに嘘半分本当半分織り交ぜて上手く誤魔化す作戦は成功した。
*
「君が艦娘であることは誰にも打ち明けない方がいい」
ドックから出てきた私に妖精はそう提案した。
「え?何でですか?」
「両親や友人が君の心配をするだろう。彼らを納得させるだけの材料が足りない。君は戦場に行くのだ。軍の兵士たちと何の変りもない。戦場に我が子を送り出すのはこの時代の親には酷だろう」
「あっ……」
「それと、これに着替えたまえ」
タオルを巻いていた私に妖精は私の学校の制服を取り出した。
「あっ、私の学校の制服……どうして?」
「親の元に戻って服装が変わっていたら怪しまれるだろう?石油から繊維を作って合成した」
「は、はぁ……なんか妖精さんって万能すぎませんか?ずるいです」
この謎の存在には不可能と言う言葉はないのだろうか?
今まで黙ってみてきたが、建造ドックを別の装置に作り替え、たった一人で私を艦娘にして見せた。
「いいから黙って着替えたまえ。君には注意しておくべきことがいくつかある」
「はーい……」
妖精に対する謎が増える一方であることに頭を悩ませながらも、とりあえず手渡された制服に着替えた(下着まで完璧に復元されていたのは触れないでおこう)。
その後、両親や友人を誤魔化す術について妖精から教授した。
記念館に地下シェルターがあったことにする。その存在について詳しく知らない者には、付け加えて元々海軍の施設だった、と言うことを伝えればいい。私はそういうのを調べ尽していることを両親も知っているので突き通せる。
そこで寝ていたとでも言えば、昨晩のことは大体隠し通せる。
と言っても、私はあまり嘘を吐くのは苦手だった。演技もうまくいくか分からない。
だが、妖精さんの言う通りにやって隠し通せてよかった……。
「―――イ、行くわよー」
でも、注意することが多すぎるんだよね。いちいち言葉に注意しないといけないの大変だ。
「ちょっとスイ、聞いてるの?」
「うーん……」
さて、問題はもし海軍にどこにいたのか聞かれることになった場合だ。
私は昨晩行方不明と言う扱いになっていたはずだ。もしかしたら、私の消息が判明して海軍が聴取に訪れるかもしれない。
「――――スイっ!大丈夫なの?」
「わっ!え、えっ?私?」
突然、耳元で大きな声で叫ばれ、私は大きく横に飛んだ。
困惑しながら辺りを見渡して自分の身に何が起きたのかを把握した。
少し、顔に皺を寄せた母の顔を見つけた。私に歩み寄って、
「ずっと名前を呼んでたのに気づかないなんて……本当は疲れてるんじゃないの?」
そう言われた。全く気が付かなかった。
ここで要らぬ心配をかけてはいけない。私は笑って、
「う、ううん!私は大丈夫だよ!」
と誤魔化した。母は少し怪訝な顔をしたが、頭を撫でながら、
「本当に?だったら、いいけど……ほら、急ぐわよ。海軍の方を待たせてるから」
「うん……」
母の後に付いていきながら、私はまた頭に悩みを抱えていた。
一体、さっき私に何が起こっていたのか。あの距離で名前を呼ばれれば普通気が付くはずだ。母の言う通り、本当は疲れているのだろうか?昔から一度集中したら、なかなか周りに意識が回らなかったが、それほど集中していたつもりもない。
名前?
あれ……?私、今自分の名前を忘れてた……私の……名前?
ちゃんと覚えてるんだけど、時々もやがかかるような。変なノイズが走って邪魔をする。これは何だろう?
気をつけなきゃ……大切な名前なんだから。
*
「――――――おじさん!!」
倉庫の方に向かうと私は見慣れた顔を見つけた。汗を拭って駆け足で友人の父親の下へと向かった。
大きな箱を抱えて歩いていたが、私の声に気付いて足を止めてくれた。
「おっ、楽ちゃん。どうしたんだい?って、そのセーラー服は何だい?」
「これは……少し父の手伝いを」
そう言えば、今はこの格好なのを忘れていた。何分、慌てていたものだから着替えてくるのを忘れていた。
まあ、今はそんなことはどうでもいい。
「ああ、そう言えばお父さんとお兄さんは海軍で仕事をされてるんだったね。助かったとお礼を伝えてもらえるかな」
「は、はい……じゃなくて、あいつは!?スイは大丈夫なんですか?」
尋ねると、申し訳なさそうに頬を指で掻くと、
「ああ、うちの子か。いつもお世話になってるね。さっき、ひょこっと帰ってきたよ」
その言葉を聞いて、一気に体から力が抜けた。今まで気が付かなかった早まっていた鼓動をはっきり感じるほどに落ち着いて、それが普通に戻っていくまで徐々に冷静さを取り戻していく。
深く息を吐いて胸を撫で下ろす。その様子を見て、スイの父親はホントに申し訳なさそうに笑った。
「無事……無事なんですね?よかった……でも、一晩中どこに隠れてたんですか?」
「それが、港の方に艦娘記念館があるだろう?あそこに地下シェルターがあったらしくてそこに隠れてたんだとさ」
「艦娘記念館?地下シェルター?」
確かにあそこなら……でも、どうやって入ったのだ?
あそこの警備は厳重に行うように軍から言い渡されている。艤装や資料はかけがえのない記録だからだ。
忍び込む場所もないはずだ。正面の扉のガラスも特殊な強化ガラスを用いてある。
だから、あの場所はないと省いたのだ。
一体、どうやって…?
「心配かけてごめんね。じゃあ、お手伝い頑張ってね。私も物資の運搬の手伝いがある」
今はどうやって生き延びたかは考えないでおこう。
とにかく私は、生きているあいつに会いたかった。
「あ、あの、おじさん、あいつは今どこにいますか?」
「妻と一緒に家に戻ったよ。うちは小料理屋やってるからね。いろいろと使えるものがあるから取りに向かった」
あの子の家か…ここから行けば結構距離があるし、入れ違いになるかもしれない。
私も暇なわけじゃない。今すぐ会いたいのだが、与えられた時間でこの用事を済ませるのは難しい。
仕方がない。後で広場の方を訪れよう。婦人会の手伝いをしているのなら、会えるはずだ。
「ありがとうございます。それと……」
「ん?どうかしたかい?」
「一発だけあいつをぶん殴ってもいいでしょうか?」
散々心配かけたんだ。今度こそ、ぶん殴らせてもらおう。それでちゃらだ。
仮にもか弱き乙女を殴るのは、父親として複雑だろう。だから、許可を一応聞いた。
スイの父親はよく私を知っている。それを悟ってくれたのか、少し仕方なさそうに笑って、
「……傷が残らないようにお願いするよ。随分と心配をかけてしまったみたいだね」
そう言って、小さく頭を下げた。
「はい、お邪魔してすみません」
「いいよ、これからもあの子をよろしく頼む」
足元に置いていた大きな箱をもって、倉庫の中へと入っていった。
「……」
私は来た道を引き返した。
残念なことに、兄に協力を頼んだために、私には貸しができてしまった。
そのために今から少しこき使われることになるだろう。
そもそも、父に発破かけた私が悪いのだが……
とにかく今は…無事でよかった。そのことだけで十分だ。
*
「よかった、お婆ちゃんもみんなも無事なんだね」
祖母の姿がずっと見えず、私は堪らず母親に尋ねたのだが、どうやら家に隠れていたのを海軍に保護されて公民館に送られたらしい。
と言っても、見つかったのは朝方で頑固に動こうとしなかったらしく、海軍の方たちも首を捻ったらしい。
「ええ、海軍のみなさんのお陰ね。少し怪我をした人はいたみたいだけど、死者がいなかったのは本当に幸いだったわ」
「……よかった。みんなを護れたんだ」
そう小さく呟いた。
私は今更ながら、達成感というものが湧きあがってきた。
私は護ることができたのだと。この町を、大切なみんなを全て守ることができたのだと。
少なくとも、艦娘になれてよかったのだと。
「これと……これと……あった!とりあえずはこれだけあれば大丈夫ね」
「お母さん、しばらくここには帰れないのかな?じゃあ、持っていきたいものがあるんだけど」
今後のことは私にも分からなかった。湾岸の方は家屋が結構破壊されてしまい、とても居住できるような状況ではなかった。
私の家は少し内地の小高いところにあったため、被害こそなかったが、住民は海軍の保護下に置かれる可能性がある。
要は住居の倒壊などの二次災害を防ぐために目の届くところに海軍側としてもおいておきたい、それに町の状況をまだ完全に把握できていないうちには安全とは断言できない。
海軍による調査が行われた後に家がある人は家に帰れるだろうが、それまで数日かかるだろう。
「そうねぇ……急いでとって来なさい。あまり多くはダメよ?」
「うん、ちょっと待っててー」
居住スペースの方に向かい、二階にある私の部屋に駆け上がった。
勉強机の本棚にある一冊のノートを引き出して、その表紙をまじまじと見た。
「えーっと、確かこの辺りに……あった。これこれ!」
汚い文字で『艦娘マル秘研究ノート』と書かれたノート。これには私が考えた「艦娘の謎に対する考察」が綴られている。つまり、私が抱いてきた多くの疑問に対する私の仮説が記してある。その根拠となる文献のコピーなども挟み込んだり、貼ったりしてるのでかなり分厚くなってるが。
「よしっ、これでいいや……あれ?」
階段を下りていき、お店の方に戻ろうとしたとき、ふと私の目にあるものが止まる。
廊下の奥にあるお婆ちゃんの書斎。なぜか扉が開いている。
「なんでお婆ちゃんの書斎の扉が開いてるんだろう?」
そう言えば、ここにお婆ちゃんは隠れていたとか聞いたような。
それにしても鍵もかけずに出ていくだろうか?お婆ちゃんは外出するときは必ずここには鍵をかけていく。
「荒らされてる様子はないけど……お婆ちゃん閉め忘れたのかなぁ」
中を覗いてみたが、本棚の本は綺麗に収納されており、几帳面な祖母の性格を表すようなきれいな部屋のままだった。
とりあえず、扉だけでも閉めておこうと手を掛けた時に私の手は空気を掴んだ。
「あれ?……鍵が壊されてる。どういうことだろう?」
突然私は怖くなった。もしかしたら、誰か隠れているのかもしれない。
急いで扉を押して閉めると、お店の方へと戻り、母の下へと駆け寄った。
「お母さーん、お婆ちゃんお部屋の鍵が壊れて開いてたんだけど?」
「え?あら?空き巣かしら?でも、お婆ちゃん大事なものはいつも持ってるし……」
「どうする?特に荒らされてる感じはなかったけど」
「もしかしたら、海軍の方がこじ開けたのかもしれないわね。お婆ちゃん知らない人を部屋に上げようとはしないだろうから、鍵を開けなかったのかも」
「あー、なんとなく筋は通ってるかも」
心配そうな顔をしていたのか、母は私の頭を撫でて落ち着かせるように優しく笑った。
「……きっと大丈夫よ。それに今は自分の心配している場合じゃないわ。急いでみなさんのところに戻りましょう。きっとお腹を空かせているわ」
「うん、そうだね……この寸胴鍋、ふんっ……すっごい重いんだけど」
そこには、風呂敷の中に納められた大きな寸胴鍋があったのだが、私が持ち上げようとしてもビクともしない。
母は目を反らした。それでもじーっと見る私をちらっと見ると、申し訳なさそうに笑った。
「えーっと、その……詰め込みすぎちゃって持ち上がらないの?どうしよう…かしら?ハハハ…」
「もう……」
我が母ながら、呆れたものだ…。
結局、着いてきてもらった海兵の方々に運んでもらうことになった。申し訳ないことをした。
――――――――正午過ぎ
「ふぅ……疲れたぁ。でも、達成感あるなぁ」
適当な日陰に腰を下ろして、もらったおにぎりを口にした。
白おにぎり、炊き込みご飯、鯛めし、の三つのおにぎり。飽きない組み合わせなのがうれしい。
というか、こんな事態にこんなものを作れてしまうのが怖い。贅沢すぎやしないか?
食料は十分すぎるほどに足りた。
保存の効く海軍の持ってきた非常糧食は後日にとっておき、今日は町のみんなが持ってきたもので食事を作った。
商売はしばらくできないだろうし、保存も難しいとお魚や野菜、お米をタダで市場の方々が提供してくれたお陰だろう。
町の電線が無事だったので、ほとんどの海産物が新鮮なまま保存できていた。
市場のみなさんも損得関係なしにすべて持ち寄せてくれた。それを様々な料理に変えていった。
婦人会のみなさんは凄まじかった。
巨大な魚を一瞬で捌いていき、十数個もの寸銅鍋を一気に相手にしていく。
百人でもかかってこいと言わんばかりの気迫で仮設の調理場で包丁を振るい、町のみんなに行き渡る量の食事を作り上げてしまった。
実を言うと、海軍の給糧艦が来るより早く婦人会が動き出してしまったのだ。
そして、さっさと食事の配給を始めてしまったので、給糧艦が到着したころにはもう皆が食事にありつけていた。
活気は以前と変わらない、いつもの町の光景。
昨日、訳の分からない化け物に襲われたというのに、元気のある笑いに溢れ、影の落ちるところのない。
護れてよかった。心の底からそう思った。
あと、給糧艦なのだが、でっかい冷蔵庫があったのでそこで町の食材を保存させてもらった。こんな使い方をするのは間違っている気がするのだろうが、海軍の人たちが思っていた以上に、この町の人は強かった。
内心、私も驚いている。
港には多くの船が並んでいた。こう並んでいるのも壮観な光景だ。
銀色の船体。コンパクトな艦橋。旧式の軍艦に比べてシンプルな形だが、シンプルさにも良いものがある。
ちょっとばかり、風が強くなり始めたころ、一隻の船が港にやってきた。
イージス艦でも給糧艦でもない、小さな船。
降りてきた白い軍服の青年は帽子が風で飛ばないように押さえながら、少しだけ空を見上げていた。
いつの間にか広場の一角に設営されてた学校の朝礼台(恐らく、近所の小学校から持ってきたのだろう)
その上に登ると、軽く咳き込んで、マイクを手にした。
ピ――――――――ザァ――――――――――――
ハウリングとノイズが広場中に響き渡り、一気に青年へと注目が集まっていった。
艦これの文章書いてて一番大変なのは、口調です。
艦娘がいまだにたくさん出てこないこの作品書いてる私が言うのもなんですが…
恐らく、次話投稿は週末になると思います。