艦娘が伝説となった時代   作:Ti

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在りし日の記憶 EPILOGUE

 

「――――おい、あいつはどこに行った?」

 

「何か探し物があるとか言っていたのです」

 

「はぁ~、終わったんですし、早く帰りましょうよご主人様ぁ」

 

「探し物…一人で大丈夫でしょうか…?私もお手伝いに」

 

「あーあー、勝手に行動するな。あいつは放っておいてもいい…そういうやつだ」

 

 

 

     *

 

 

 

「……ここね、あの子の家は。最後の頼みの綱ね」

 町の中を駆け回り、その途中で薙ぎ払った深海棲艦の数はもう数えていない。

 駆逐級も軽巡級も私の前を遮る邪魔なものはすべて消し飛ばした。

 そこに焦りがあることは知っていた。余計な感情が戦闘に支障を来すことは重々承知していた。それでも、私はそうする他になかった。

 後悔が私を駆り立てる。あの時、どうして全力で殴ってでも止めなかったのかと。

 

「スイっっ!!いるの!?いるなら返事をして!!」

 あの子の家の戸を壊し、中へと入る。

 表から入ればそこは誰もいない静かな小料理屋だ。明かりもなく、人気もないこういう場所は死んでいるようにも思えてしまうから不思議だ。

 

 裏の方に回り、居住スペースの方へと向かう。

 よく出入りするから大体の間取りは頭の中にあった。彼女がいる場所にもおおよそ見当がついていた。

 と言っても、港に向かった彼女が一体どこに隠れているのかは全く見当が付かなかったのだ。港の付近には彼女がよく行く場所が多すぎた。その一つ一つを探していくのにかなり時間がかかったのだ。

 一番離れている記念館だけは逆に可能性が低いと考えた。

 あそこの扉はガラスに見えてかなり強固な素材を用いてある。女子中学生の腕力で割って入れるような場所ではない。あの場所には歴史的にも技術的にも重要なものが大量にあるので当然の警備ではあるが…

 なんだかんだあって、最後の最後に彼女の家まで来たのだが。

 

 居住スペースの方に来てようやく人の気配を感じた。

 とても静かに息を潜めている。ここまでかくれんぼが得意だったとは思えなかったが。

 二階にある見慣れた彼女の私室ではなかった。

 今の奥にある廊下の先、物置のように見えるその部屋から気配を感じる。

 古びた木の扉だった。軽く戸を引くとカチンと音がした。

 

「鍵がかかってる……ここに逃げたのかしら」

 この先は私も何があるか知らない場所だ。

 あの子の祖母の部屋と聞いたことがあるような気がするが、好きな時に入れるような場所ではないらしい。

 

「……あとで家の人には謝るわ」

 だが、事態が事態だ。

 鍵の部分をむしり取って扉をこじ開けた。

 艤装を折りたたんで、扉をくぐると本棚の並ぶ広い空間があった。

 部屋の中央辺りまで歩いていき、とても不思議な空気が流れているのを感じた。

 まるでここは時が止まっているかのような。

 

 書斎机の上にあった一冊の手記にふと目が止まる。古びて表紙に書いてある文字が読めなかった。日付のようなものに見えたが、とりあえず手に取ってみた。

 

『―――――○月○日、新たな「浸蝕域」が確認された。私は川内さんが旗艦の水雷戦隊に編成され、偵察に赴いた』

 

『沖ノ島付近に新たな敵艦隊の展開を確認。航空戦力はそれほどないが、強力な戦艦を数隻、中には「Flagship級」も確認した』

 

『深海棲艦との交戦には運よく至らなかった。川内さんがやや不満そうではあったが、私としてはほっとしている』

 

『―――――×月□日、私たちが偵察に行った「2-5海域」の攻略が開始された。主力艦隊は呉のみなさんで私たちは邀撃に回った』

 

『夜戦による奇襲は成功したらしく、その後払暁と同時に敵艦隊と交戦。見事に勝利を収めた。肝心の私は小破してしまったが、無事に帰って来れた』

 

 内容に目を通して私は驚いた。

 これは人間の書いたものではないことは誰が読んでも分かる。

 

「……艦娘の日誌、どうしてこれがこんなところに―――っ!?」

 

 手記を近くの机に置いて私は本棚に駆け寄った。

 背には日付が記されている。一回も途切れることなく、ずっと続いていた。

 徐々に日誌そのものも上質な冊子になっていき、保存も聞くようになっている。

 これを書いた者の身辺の変化がよく窺えた。

 

 適当に一冊引き抜いてページをめくっていく。

 

『―――――まさに地獄だ。こんな戦場になぜ私たちが立っているのかと何度も問いかけた。答えを返す者は誰もいない。満足に口を開けるものが誰一人残っていない。唯一小破で生き残ったのは私だけだ』

 

『司令官は優秀な方だ。それだけに随分と堪えるものがあったらしい。今は大本営が打ち出している《例の作戦》だけは避けなければならない。私たちは消耗品なんかじゃないと言ってくれた友のためにも、私が司令官を支えなければいけない』

 

『でも、鉄底海峡で思い知らされた。私は……弱い。私に守れるだろうか? 司令官が、みんなが―――到底無理だ。足が竦んで回避さえ忘れていた。あの時、助けてもらわなかったら私は沈んでいた』

 

『戦わなくちゃ…今度こそは』

 

 本棚に収め、少し離れると別の一冊を手に取った。

 

 

『――――帰投した私の耳に届いたのは凶報。一つの鎮守府が壊滅した。提督は殉職。さらにこの国の誇るべき機動部隊まで壊滅の危機にある。それほど恐るべき強敵が現れた』

 

『唯一、近辺の鎮守府に流れ着いた駆逐艦の証言によれば、機動部隊を壊滅させたのはたった一隻の駆逐級の深海棲艦だというのだから驚いた。後方支援に回っていた私に指令が出て、私は壊滅した鎮守府に向かうことになる』

 

『横須賀には友人がいるのだが、彼女も派遣されたらしい。その彼女が私を呼び出したのだという。派遣されるのは私一隻。本土空襲が起こったのを警戒して、ここにも戦力を残す必要があるのだと』

 

『顔を合わせるのは半年ぶりだ。少し楽しみな気持ちもある』

 

 

『――――不思議なものだ。これほどの相手を前にしてもちっとも怖くない。それが今日の感想だ。壊滅した例の鎮守府に訪れた訳だが、まだ少しだけ機能はしているらしく、それを完全に潰すために再度敵艦隊が襲撃してきた』

 

『迎え撃つのは私と、私の親友。敵艦隊は二〇〇を超える大艦隊。本格的にこちらを潰しに来ているが、彼女に背中を預けた私に絶望なんて文字は一切なかった』

 

『あぁ、思えば、こんな絶望的な状況が昔あった。あの時の私は弱かった。何もできずにただ誰かがどうにかしてくれることを待っていた』

 

『今は違う。私には夢がある。だから、負けられない。新規参入した補給艦の子も駆けつけていた。修理の手を増やすために工作艦も回されていた。そのお陰で戦い続ける事ができた。ドックに入らずに補給を繰り返し、小さな損傷は応急処置を繰り返して凌いで、ひたすらに海の上を走り続けた』

 

『とは言え、二度とこんな戦いはしたくない。死ぬほど疲れた。昔の人間の戦じゃあるまいし、たった二隻で二〇〇の艦隊に挑むなんて馬鹿げてると終わってから思ったが今度は守ることができた』

 

『まったく、無茶をする。私も、あの子も』

 

 

 当時の情勢だと、艦娘たちは英雄。

 その裏にあった都合の悪い事情はすべて消し去ろうとしたはずだ。

 艦娘には機密事項が多い。すべてが語り継がれてきたわけじゃない。

 彼女たちの手記もいくつか残っているが、大体どうでもいいことばかり書いてあるものばかりだ。もしくは、余程の活躍を記したものなど、彼女たちがいかに素晴らしい英雄であったかを記すものばかり。

 

 英雄の面子は守りたいという訳だ。

 彼女たちは敵に臆することもなく立ち向かい続けたのだと。

 

 今になってあの子の言葉の意味がはっきりと分かる。

 彼女たちの心を語り継ぐものは少ない。その心こそが戦争の真意にも拘わらず。

 残されたもの、語り継がれたものの真実性など当事者がいない限り分かりもしない。

 既に艦娘たちが伝説などと言う皮肉で呼ばれているこの時代に、真実を知る術などほとんど残されていない。

 

 ここには、記した彼女の心がはっきりと残されている。

 恐怖も不安も、勇気も疲労も躊躇いも呆れも、何もかも。

 

「よく守り抜いたわね…これほどのものを」

 

「ええ、これは私の宝物ですからねぇ……」

 背後からした声に驚いて、咄嗟に振り返る。

 

「随分と可愛らしい深海棲艦もいたものですねぇ…私の孫と変わらないくらいの年ですかね?」

 車椅子の上に老婆が一人。眼鏡の奥には優しい眼差しがあった。

 膝掛の上に一冊別の手記を置いており、それを私の見ていた棚に収めた。

 

「……生憎、私は深海棲艦じゃないわ」

 

「へぇ、じゃあその艤装は…なるほど、まだ残っていましたか」

 

「ここは何?どうしてこれほどの価値の高い資料が残っているの?」

 

「ここは何も、ここは私の書斎です。正確には私の祖母の書斎を受け継いだもの。その棚にあるものは全て、私の祖母が書いた手記ですよ」

 そう言いながら、コロコロと車椅子を転がして書斎机まで行くと、引き出しを開けた。

 部屋の中を見渡すと、入り口とは別に扉があった。

 あの部屋にこの老婆はいたのだろう。そう言えば、この部屋に誰かの気配があったのを忘れていた。

 

「じゃあ、あなたの祖母に当たる人物は艦娘だったということね」

 私は老婆の後を追って書斎机の前に立ち、そう尋ねた。

 

「ええ、その通りです。解体後、祖母は祖父と出会い結婚した。そして、私の母が生まれましたが……私を生んで間もなく早死にして、私は実質祖母に育てられたようなものなんです」

 

「実の艦娘からその武勇を語り継ぐ存在…」

 

「どれだけボケても祖母から語り継いだことだけは忘れません。そして、ここにある母の遺した生きた証は私の宝物…いいえ、人類の遺産です。さて、はたまた偶然か」

 

「……」

 老婆は引き出しの中から一枚の写真を取り出すと私に見せた。

 二人の少女がカメラに向かって微笑んでいる。一人は脚を怪我しているのか車椅子に腰を下ろしており、もう一人がその隣に寄り添うように映っていた。

 色褪せてしまっていて、決して鮮やかとは言えないが、そこには紛れもなく彼女たちが存在した記憶がある。

 

「私の祖母の隣にいるこの子は、あなたによく似ていますねぇ…」

 

「ええ、ホントね…あなたのお婆さんは…私のよく知る人にそっくりだわ」

 

「この写真は生前の祖母を移した唯一の写真です。艦娘の映像や画像は全て海軍に押収されてしまい、遺されたのは彼女たちの艤装の一部と、その武勇伝のみ。彼女たちの生きている様子は一つも残されていない。表情も声も、一つも残されていない」

 

 悲しげに、そして密かに怒りを織り込んで震える声は、強く私に訴えかける。

 

「彼女たちの心は何一つ語り継がれなかった。だから私は祖母が遺したここにある全てを護っているのです。いつか、誰かが本当の艦娘の姿を語り継いでいくために」

 

「逃げないでよくやるわね…それほど大切なこと?」

 

「ええ、戦争を知る者がいない時代となったからこそ。我々は平和に淘汰されてはいけない。彼女たちがその小さな手で何を掴み、何を護ろうとしたのか、本当の理由を知る者はこの世界にはほとんどいないでしょう」

 

「……それを知ろうとしている人を私は知っているわ」

 考えることは同じなのか。

 きっとあの子が艦娘好きになったのも、この人の影響だろう。

 彼女がここまで艦娘に取り入る理由はもしかしたらここから始まったのかもしれない。

 

 だとしたら、あの子は全て知っていたはずだ。

 艦娘が決して讃えられるような存在でもなく、美しい存在でもなく、歴史の陰でどれだけ闇に触れ、呑まれ、そのたびに足掻いてきたか。その命を賭してまでして、この世界で深海棲艦との戦いの他に、何と戦ってきたかを。

 そのすべてを知って、それでもあの子は艦娘を愛することができるほどの、優しい心がここには残っていたのだとするのならば――――

 

 もし、それをもっと早く私も触れることができたのならば…

 

 

「少しだけあそこにあるものを見てもいいかしら?」

 

「ええ、いいですよ。私の目の届くところであればどこでも」

 

 私は棚にもう一度近づくと日付順に並んでいた一番最後の冊子を抜き取って適当なページを開いた。

 

『―――――△月●日、この日を迎えられたことを本当に光栄に思う。幾多の仲間たちの想いが今日という日に結びついた。私たちの勝利を叫んだ日』

 

『膝から崩れ落ちそうになったのを白雪ちゃんが支えてくれた。嬉しいのに溢れ出す涙を堪えることができなかった。涙、今思えば私たちが流すはずのないものだ』

 

『それでも、私は艦娘として戦ってきたのだ。この二本の足で立ち、この手で多くの敵と戦ってきた』

 

『この目で多くの仲間の死を見てきた。この耳にはまだ砲撃や爆発の音が響いている。鼻には火薬の匂いや油の匂いが』

 

『本当に長い戦いだったと思う。この町にも随分と身が馴染んできた。私の第二の故郷だと思えるほどに、ここは私の帰るべき場所だった』

 

『楽しいとは言えない。きっと辛かった。苦しかった。でも、一度たりとも逃げたいとは思わなかった。私にも守りたいと思うものができた』

 

『なにはともあれ、戦いが終わった。これから先、この戦いのために生み出された私たちがどうなるのか、今はまだわからない』

 

『きっとあの鎮守府の提督さん主体で私たちの処遇は決められていく。不思議な気持ちだ。戦いの後のことなんて考えたことはなかった』

 

 この一冊を一日で書いてしまったのだろう。日付は一切変わることなく、ずーっと文字が続いている。時間を忘れて、これを書いた者と会話しているかのような気分になり、私は読み耽っていた。

 

『―――――思わず、ペンを走らせすぎてしまった。この日記帳も最後のページになってしまったが、戦いの終わりを締めるにはちょうどいい』

 

『私はこの海で生き、この海で戦った。そのことに変わりはない。私の艦生はそれに尽きる』

 

『それが私のすべてであり、艦娘として戦い抜いたその艦生こそが』

 

『――――私、駆逐艦《吹雪》の誇りだと。そのことだけはきっと、これからも変わらないはずだ』

 

『永遠に、この青い海に平和が訪れることを祈って、この日記を締めくくりたいと思う』

 

 

『私は、私たちは、ここに生きていた』

 

 

「ここに…ここにいたのね…吹雪」

 小さく呟いて、丁寧に日誌を閉じ棚に戻すと、私はスイの祖母を見た。

 

「…それでお婆さんはここに残っているつもり?連れていくわよ、海軍の下まで」

 

「ええ、家族がいずれ戻ってくるその時までねぇ」

 

「そう、私まだ人探しの途中だったわ。お邪魔したわね」

 私は背を向けて、小さく手を振りその場を去ろうとした。

 この老婆と同じ空間にいると、不思議とあの子を思い出したのだ。

 もう少しだけ足掻いてみよう。きっと会えるはずだ。

 

「―――名前くらい残していきなさい。鍵を壊したことはそれで忘れてあげることにしますよ」

 

「名前…?そうね、どっちがいいかしら?」

 

 ふと、脳裏を過ったのはあの子の顔。全くこんな化物が好きだなんて馬鹿みたいだ。

 でも今はあの子が好きな―――艦としての名前を語るのも悪くはない。

 

「ふふっ、そうね。私の名前は―――」

 あの子が愛する艦娘などという陳腐な存在に与えられた鋼の意思の名を。

 

「吹雪型特型駆逐艦五番艦―――《叢雲》よ」

 

 

 

 第一章「艦娘が伝説となった時代」           -終-

 

 

 

 

 

 




えーっと、ちょっとだけ長ったらしいあとがきを書きます。

初投稿の作品でしたがいかがでしたでしょうか?
簡潔に内容説明や経緯、自己評価などをここで書かせていただこうと思います。

まず、この小説は元々台本式SS用に作ったもので地の文は一切ありませんでした。
それを小説として投稿したために、少し無理やり地の文を当てたところがあり、ちぐはぐな分になってしまったところが多かったかもしれません。申し訳ない…

作成に当たっては世界観を「一つの艦娘の戦いが終わったその一〇〇年後」という舞台にしています。そのため、「以前の艦娘の戦い」に関して、筆者独自設定の歴史があり、やや現代と矛盾するものがあったかもしれません。いずれ、以前の戦いについても書かせていただこうと思います。

どういう経緯で思い付いたのかと言いますと、提督の友人とのちょっとした談議の中でどんな艦これの物語を作るか、という話題がありまして「艦娘の戦いが終わった遥か後の時代に一人の少女が偶然見つけた艤装を使って、突然現れた深海棲艦と戦う話」と言うのが一つ上がり、それが妙に頭から離れず、とりあえず文にしてみました。

本当はどこにも投稿する気はなかったんですが、その友人に「上げれば?書いたのにもったいない」と言われて、投稿することにしました。結構、楽しかったです。

さて、気になっていた方もおられたかもしれませんが、主人公とその親友の名前の由来です。かなり、適当ですので「へえ」程度に収めていただくといいのですが…
彗:吹雪からとろう→ユキは安直なので「吹」を使おう→音読みで「スイ」にしよう→文字を適当に当てて「彗」。なんとなく名前っぽいしいいか
楽:叢雲からとろう→どっちの文字も音も使いづらい→「むらくも」の「らく」を使おう→文字を適当にあてて「楽」。某ハーレム漫画にもいたし名前っぽいからいいか。

以上です。モブのみなさんに関しては、その時の思いつきです。適当ですみません。
と言うのも、元々SS用でしたので「少女」「友」という感じに付けてました。それを名前にした方が地の文がいくらか自然だったので、適当に名前を付けた次第です。

勢いだけで書いたのに勢いがなく、中身が絶妙に薄い仕上がりとなっていたと思います。ついでに艦これタグ詐欺も発生した上に、コンセプトである「艦娘が過去の存在となった」という点があまりないように現れてないような気もして、筆者本人としての評価はかなり低いです。ですが、とにかく最後まで書くことが大事だと言われましたので、最後までやってみようと思い、二章「始まりの五人」も用意しております。
また時間があったら、投稿させていただこうとおもいます。

最後になりますが、目を通していただきありがとうございました。



あっ、ちなみにゲームの方での初期艦兼嫁は叢雲です。

ありがとうございました。





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