ハイスクールD×D 光と闇のラタトスク   作:カルパン

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最近サブタイの方向性とかネタが尽きて来た。by作者

帝side

 

帝「うっ、臭ぇ……。」

 

そう言いながら、ベッドから出る俺。何故か横には裸のリアスと美優。そして下半身に何も纏わぬ俺。

 

これってもしかしなくても……。

 

帝「ハァ……。」

 

ため息を吐きながらファブ○ーズで部屋の中をファブる。

 

ーー精霊さんと龍のお二人さん集合ぉ!

 

ラタ【ケツから】

 

ドライグ【屁が出る】

 

ゼノン【3秒前!】

 

ラタ【3!】

 

ドライグ【2!】

 

ゼノン【1!】

 

ーー出ねぇから!ってかドライグとゼノンそんなキャラだったか!?

 

ドライグ【相棒、俺達龍だって】

 

ゼノン【偶にははっちゃけたいのだよ。】

 

ーーあ、そうなの?ってそうじゃなくて相談がある。最近右腕が妙に骨に響く感じで痛むんだが、何か知らないか?

 

ドライグ【いや、特に俺は知らんぞ?】

 

ゼノン【右に同じくだ。」

 

ラタ【……いや、これといって該当するものは無い……な。(確かエミルの右腕にはイノセンスがあったはず。もしかすればイノセンスとあの反応が共鳴して同調しつつある……?いや、ないな。あれは既にクソ神共に全部奪われたはずだ。)】

 

ーーそうか、何も無いか。すまんな。

 

一通りファブったら、リアスと美優に再び布団を掛け直し、白い無地のTシャツとジャージ下に着替え、タオルも取り出し、リビングへと降りて行った。

 

エミヤ「おはよう、マスター。昨夜はお楽しみだったようだな。」

 

帝「おはよう。寝てる間にヤられてお楽しみもクソもあるかよ。」

 

違和感無くエプロンを着込み、朝食を作る我らがオカン(エミヤ)

 

エミヤ「マスター、せめてオカンのようなオトンにしてくれないか?」

 

帝「心の中を勝手に読むなよ。じゃ、少し走り込んで来る。」

 

そう言って俺は家を出た。目指すは城下町の外。城下町の外に沿って10周。これを毎日だ。やはり、俺は体力が些か今の神器を扱いきるには足りないらしいので、こうやって自分で体力をつけないといけない。

 

帝「……よし、行くか。」

 

顔をパンパンと叩いて未だに残る眠気を追い出し、気合いを入れ直して地を蹴った。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

帝「ハァ……ハァ……ただいまー……。」

 

首から下げたタオルを濡らして、俺は家へと戻ってきた。

 

ジャンヌ「お帰りなさ……きゃあ!///」

 

帝「ん?何かおかしいところでもあんのか?」

 

ジャンヌ「い、いえ……その……服が張り付いていて……濡れて透けていると言いますか……///」

 

帝「ああ、ごめんごめん。すぐ着替えるよ。」

 

赤面するジャンヌにそう言って部屋へ戻ろうとすると……

 

美優「お兄ちゃん、おかえり。」

 

リアス「お帰りなさい、エミル。」

 

ランニング中に起きたであろう2人が俺に抱きついてきた。

 

帝「あの……動きにくいんだけど……って匂い嗅ぐな……、うっ……おぅふ……やめろよ、くすぐったいだろ……。」

 

リアス「エミルの匂い……エミルの汗の匂い……♡」

 

美優「お兄ちゃん……お兄ちゃぁん……♡」

 

……どんどん甘ったるい声になってらっしゃるんですけど……。エミヤ助けて……。

 

エミヤに救いの目線を送ったが、エミヤはただニヤニヤと笑い、諦めろマスター、と言わんばかりに目線をこちらに配らせていた。

 

この薄情者め!

 

帝「……リアス、美優。今から真剣なお話。俺が寝てる間に君達……ヤったでしよ。」

 

リアスと美優を目の前で正座させる。

 

リアス「はぅ……。」

 

美優「ごめんなさい……。」

 

帝「せめてヤるなら一声くらいかけてくれてもいいんじゃないか?俺だって心の準備とか必要だし、そういう快楽とかに興味がないわけではない。そもそもそういう行為は、互いの同意の上でヤった方がいいと思うんよ。そうじゃないと、独りよがりなものになってただ虚しいだけじゃないのか?」

 

リアス「おっしゃる通りです……。」

 

美優「ごめんなさい……。」

 

反省の色は十分に見られるし、少しは許してあげようかな?半年以上会えなかった分、俺だってそれなりに溜まってたと思うし。

 

帝「ハァ……もういいよ。リアスと美優だって溜まってただろうしな。……ま、言ってくれればたっぷりと可愛がってやるから……な?」

 

リアス・美優「「〜〜〜〜〜〜っっっっ!!!!♡」」

 

最後は2人の耳元で囁くように言うと、2人がこちらに期待するような少し蕩けた目線を向けた。

 

帝「ははは……流石にここじゃダメだよ。」

 

そう言いながら、2人の頭を優しく撫でる。

 

ゼフィ【うっわ!流石天性の女ったらし!】

 

ーーはっはっはっはっは……テメェは後でタライ地獄だ。

 

ゼフィ【いやぁぁぁぁぁぁ!!!!タライはもう見たくないよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!この鬼!鬼畜!悪魔!ゲス野郎!】

 

ーーんん?何だって?俺にはエンドレスタライ地獄にして欲しいって聞こえたんだけどなー。

 

ゼフィ【ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイふわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!】

 

ーーあやっべ、ゼフィの精神崩壊させちゃったよ。

 

ルアン【笑いながら言う辺りミカドは相変わらずいい性格してるよね!!!!」

 

ーーちょっいきなり言うなよ。照れんじゃねぇか///

 

ルアン【褒めてない!】

 

シエル【あれ、ゼフィとミカドってどっちが年上なんだったっけ?】

 

ーーゼフィ。

 

シエル【…………………………】

 

まぁ、言いたいことはわからんでもない。ゼフィのあの態度に年上らしさを全然感じないというかなんというか……。

 

白音「そんなことよりご飯食べたいです。」

 

うん、やっぱ普通はそうだよね……。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

木場「はぁっ!」

 

ゼノヴィア「やぁっ!」

 

帝「どうした!まだまだ甘いぞ!」

 

広がる草原に響く剣戟の音。俺は久しぶりに祐斗とゼノヴィアの実力を見てやっていた。

 

木場「……なら、これはどうかな!」

 

祐斗はそう叫ぶと、両手に巨大な剣を創り出して俺に斬りかかってきた。

 

帝「ぬぁっぶね!?」

 

横薙ぎの一撃目を体を反らして躱し、二撃目は手に持ったリベレーターとシャドウアイオリオンをクロスさせて受け止めた。

 

帝「驚いたな。まさかそんな剣創って振るってもあんまりスピードが変わらないとは……。そこそこ成長したんじゃないか?」

 

木場「帝君はやっぱりちょっと驚くだけだったか……。」

 

祐斗は悔しそうに顔を少し歪める。

 

ゼノヴィア「私のことも忘れないで貰おうか!」

 

帝「チッ!っらよっと!」

 

祐斗の剣の刃を無理矢理折り、今度はゼノヴィアが振り下ろしてくるデュランダルを受け止めた。

 

帝「相変わらずの脳筋だな。誰にでもできる技術でもいいから習ってみたらどうだ?」

 

ゼノヴィア「わかりきってはいるけど、やっぱり君に言われると自信を無くしそうだっ!」

 

帝「そうだな……例えば、この引っ込んでる部分に引っ掛けて後ろに弾き飛ばすとかかな!」

 

デュランダルを受け止めたまま、ゼノヴィアとの距離を詰め、デュランダルの引っこみ部分に剣を引っ掛けて後ろに弾き飛ばした。

 

ゼノヴィア「何っ!?……エミルに敵わないとは思っていたけど、いざそうなると少し落ち込んでしまうね。」

 

帝「まぁそこはゼノヴィアの努力次第だな。」

 

木場「じゃぁ帝君、僕と正々堂々一騎打ちといこうじゃないか。」

 

祐斗の申し出を受諾し、ゼノヴィアを少し離れたところへと離れさせる。

 

帝「……神淵剣!」

 

木場「そう来ると思っていたよ!行け!聖魔剣!」

 

帝「はぁっ!?」

 

俺が神淵剣を地面から射出すると、祐斗もそれに従って地面から聖魔剣を射出した。

 

帝「嘘ぉん……技完璧に盗まれてるし……。」

 

木場「君の技、しっかりと盗ませて貰ったよ。とは言ってもまだまだ頑丈さが足りないけどね。」

 

帝「……面白い……。いいだろう、ここまで成長を見せてくれたんだ。一発、ご褒美でもくれてやるよ。それともう一言……死ぬなよ。……零滅刃・神威……!」

 

木場「それが……禁手第二段階……!」

 

祐斗は最大限に警戒を示した。

 

帝「……静寂に響き、月陽の因果をも反転させる。其は千刃の極意なり。今、十三の内の一つの刃が、汝に牙を剥く……!千刃秘奥儀、第壱ノ刃……〈月光陽闇〉!」

 

居合の構えを取り、迸る白炎と黒雷と、体や自然からの生体エネルギーを神威へと集め、一気に斬撃として解き放つ。

 

木場「っ!?拙いっ!?」

 

祐斗は本能的になのか、聖魔剣で厚い壁を創り出す。しかし、聖魔剣は紙のようにスパスパと折れる。

 

帝「おーい、祐斗ー生きてるかー?生きてんならそこから早く離れろよー。」

 

木場「えーっと……帝君、腕、どうしたの……?」

 

俺が言った通りにその場から離脱した祐斗は俺の元に駆け寄ってきた。

 

帝「見てわからんか?だれてんだよ。」

 

木場「いや、そうじゃなくてだね……。」

 

帝「冗談。実はあの技使ったら俺の腕が強烈な筋肉痛起こす。マジ痛い。死ぬ。」

 

木場「じゃあ帝君は剣を握れないってことだからーー。」

 

帝「甘いわこの小童が!」

 

木場「うわっ!?危ないよ帝君!」

 

俺はまるで弱音を吐く弟子を叱る師匠の如き迫力で木場の顎を蹴り上げた。

 

帝「いいか祐斗!真の戦士たる者、例え手足をもがれようとも敵に立ち向かう物だ!今から俺はお前の師匠としてお前の甘く腐りきった性根を叩き直してくれるわ!!」

 

木場「い、いやちょっと待って帝君!そもそも僕は騎士であってそういう騎士道精神に反したことはーー!」

 

帝「Guilty(ギルティ)……慈悲は無い……!!」

 

木場「ちょっ待って!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

 

その光景は言葉に出来ない程悲惨だったと後にゼノヴィアは語る。

 

To be continued.


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