ハイスクールD×D 光と闇のラタトスク   作:カルパン

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プロローグ2

転生してから約7年たった。

この7年で何が起きたか簡潔に説明しよう。

まず、俺は皇家の、皇 帝(すめらぎ みかど)として生まれた。父は皇 誠、大手ゲーム企業の開発部門部長として働いている。母は皇 優花、手に職をつけてはいないが、家の中では家事を自分から進んで行うしっかり者だ。余談だが、俺には外国籍もあるらしく、父さん曰く、その方が都合上いい時がある。と母さんと話していた。なんでも、エミル・キャスタニエだとか・・・

4歳・・・一誠と会った。どうやら一誠は父方の従兄弟らしい。美優と言う母方の従兄妹にも会った。帝お兄ちゃんか・・・悪くないな。

5歳・・・一誠と美優が俺の新しい兄弟になった。聞けば、2人の両親は、交通事故に遭ったようで、2人はショックのあまりふさぎこんでしまった。1年かけて、ようやく心を開いてくれた時は、俺は嬉し涙を激流のように流した。そして今では、美優は春川から皇に苗字を変え、一誠も兵藤から皇に苗字変えた。

そんなことがあったわけで、今は、俺たち3人兄妹と父さんと母さんの5人で住んでいる。そう、今は・・・な。

 

 

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ある日、俺は2匹の猫を見つけた。2匹とも、体が傷だらけで、そのうちの黒い猫は俺を威嚇し、後ろにいる白い猫は倒れている。俺が近づくと、黒猫は俺を引っ掻こうとするが、俺はそれを避けて、黒猫の頭を撫でながら言った。

「大丈夫。俺は君たちを攻撃する気はないし傷付ける気もない。ただそこの白猫を助けたいだけだ。だから、通してくれないか?」と。

すると黒猫はその場を離れてくれた。正直、物分りが良くてたすかった。 そして俺は白猫を抱えると、黒猫に

「お前もついてこい!」と言った。すると黒猫は俺の腕に飛び乗ってきた。こいつもしかして・・・

帝side out

 

黒猫side

この子は一体何者なのにゃ?いきなり現れたと思ったら、白音を助けたいなんて言い出して。この子はバカなのかにゃ?そんなことを考えていると、ある1つの何の変哲もない家に着いたにゃ。この子の家なのかにゃ?何れにせよこの子には警戒しないといけないにゃ。

黒猫side out

 

帝side

俺は玄関のドアを荒々しく開けながら、けたたましい声で叫んだ。

「母さん!救急箱!救急箱取って!」

「どうしたの?帝?ってその猫!」

「うん、そうなんだ!だから早く救急箱取ってきて!」

「わかったわ。少し待ってなさい。」

母さんのおかげで、なんとか猫の命は救うことができた。

多分目を覚ますのは明日らしい。さぁ、明日はどうするかな。

 

To be continued




どうも!カルパンです!
いやー指が止まらないったらありゃしない!おかげでサクサク進みますわ!
あ、そうそう、帝君ね家族構成ですが、今のところは、
長男 帝 長女 美優 次男 一誠 となっています。
実はみんな超お兄ちゃんっ子です!
そんなわけで、また次回にお会いしましょー。

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