ハイスクールD×D 光と闇のラタトスク   作:カルパン

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転生剣士のビギニングサーガ
プロローグ


主人公side

それはある日曜日の昼のことだった。

俺は信号の赤が緑になるのを少し苛立ちながら待っていた。 貧乏ゆすりをしながら待っていると、ふと、目の前を小さな影が風船を追いかけて赤の信号をそのまま渡ろうとしていたんだ。俺は危ないなぁと思いながら周りを見渡すとすぐさま信号に走っていた。そこには、かなり大型なトラックが来ていたからだ。柄にもないな、いつもなら体より先に頭が動くのに・・・。

そんなことを考えながら小さな影の主を突き飛ばした瞬間、体が宙を舞った。そう思うと、今度は肉が地面に落ちた音がした。あぁ、なんだか眠くなってきた。もう体が動かないことを確認すると、俺は意識を捨てた。

 

 

 

 

 

「なんだここ?」

まさか俺の最初の一言はこれとは・・・やめよう、なんか虚しくなってきた( ; ; )

もう一度辺りは真っ暗な以外何もない。様々な疑問を持つ中、俺の前に1人の女性が現れた。

「ようこそ、死後の世界へ」

女性は微笑みながら言った。

ナンダッテ?死後の世界ダッテ?

「えっと、俺は一体?」

現状を把握する為に、今は最適かと思われることを言った。すると女性は、

「貴方は先ほど、小さな女の子を庇ってトラックに轢かれてしまったんです。私のお父様のミスも含めてね。」

大体は理解できた。恐らくこの女性は神様なのだろう。

そう言えば、あの子はどうなったんだろうか、俺が聞こうとすると、

「大丈夫です。膝を擦りむいただけですから。」

彼女、否、神様は女の子は無事だということを知らせてくれた。

「そうですか、よかったぁ〜。」

「ふふふっ。」

え?なんかおかしいこと言ったか?

「お優しいんですね。貴方のように、他者を思いやる優しさを持った人は初めて見ました。あ、そおいえばまだ自己紹介がまだでしたね。私はラウ、全知全能の神 ゼウスの娘です。」

まさかかの有名な神ゼウスの娘さんだったとは思わなかった。取り敢えず俺も自己紹介をしよう。

「俺は出雲 晴翔と言います。晴翔かハルと呼んで下さい。」

「それでは晴翔さん、今の状況を説明しますね。」

そして俺は 、神ゼウスのミスにより死んでしまったこと、死ぬ直前に、人命を救ったと言う二重の意味をかねて、転生する権利と転生する世界を選ぶ権利、そして、転生の際に、特典を幾つか貰えると言うことを知った。そして今、

「あの、その、えと、・・・あうううううぅ///」

俺は笑顔でラウに抱きついていた。何をそんなに恥ずかしがるんだろう?まぁ取り敢えず離れるか。

「あっ・・・・・・」

切なそうな声をラウは発する。

「ラウ、俺はもう一度人生を1から始め直したい。」

「わかりました。では、転生する世界をe「ハイスクールD×Dの世界で!」あ、はっはい。」

これには、理由がある。ただ単にイッセーと友達になりたい!以上だ、異論は認めん

「では、特典についててですが、どうしますか?」

そうだなぁ、どうしようか。

-考える事1分-

「じゃあ、赤竜帝ドライグと白竜皇アルビオンの所持者は2人ずついて、赤竜帝の1人は俺で。次に、神の力を、最後は、優しさに溢れた親が欲しい。」

何せ俺がいた世界の親は飛んだ屑野郎だったからな!

「わかりました。さぁ、この門をくぐれば、貴方は新しく転生できます。貴方の新たな人生に幸あれ!」

「はははっ。大袈裟だな、全く。でも、ありがとう。」

チュッ

俺はラウの頬にキスをした。

「え、あの、その、えと、きゅぅ〜〜〜///」

?何で倒れんだよ、まぁいっか。

そして俺は門にの前に立ち止まった。

これから、俺の新しい人生が始まるんだ。さて、いくか!

そして俺は再び宙を、いや、宙に飛び込んだ。

 

 

 

 

 

To be continued




どうも!カルパンです!
始めての投稿で、色々なミスがあると思いますが、どうか、暖かい目で見てください。

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