帝side
まて、一旦落ち着いて現状の整理をしよう!
まず俺が起きた。んで前を見ると顔色が悪くて眼鏡をかけて顎が異常にしゃくれててボール体型の変態がいた。うん。・・・どう見ても普通じゃねぇェェェ!!!!
千年伯爵「おはようございマス❤︎我輩は千年伯爵、以後お見知りおきヲ❤︎」
帝「お、おはよう・・・ございま・・・す・・・?」
千年伯爵「こらこらあんたぁ自分も名乗らなくてはいーけなーくテ?」
何だこいつ!めんどくさ!
帝「・・・エミル・キャスタニエ。」
千年伯爵「覚えましたヨォ❤︎実はエミル君、今から我輩についてきなサイ❤︎」
帝「いや、何でだよ・・・」
千年伯爵「まま、いいからいいカラ❤︎」
帝「でぇぇい!近づくな変態が!」
千年伯爵「おっと、コワイコワイ❤︎」
俺はクラウン・クラウンを発動させて千年伯爵とか言う変態を切り刻もうとした。
にしても、千年伯爵だと?どっかで聞いたことが・・・あ!
帝「オイあんた、ノアの一族の奴だろ。」
千年伯爵「ご名答❤︎流石は14番目のノアですネ❤︎」
っ!14番目のノア!?そんなやついないはずだ!何故・・・
千年伯爵「おっと、時間ですネ❤︎ではまた会いましょう、2人目の14番目君❤︎」
帝「オイ待てっ!」
クッソ!何なんだ一体!しかも2人目って!もう1人いんのか!
優香「帝〜ご飯よ〜」
帝「う、うん!今行く!」
帝side out
三人称視点
皇 一誠ことイッセーは、深い夜の闇の中、1人自転車を漕いでいる。契約者の元へ急ぐ為だ。実はここ最近で契約を取れる段階に来たのであった。
ピンポーン
一誠「ちわーっす、グレモリー眷属のものですがー。・・・あれ?返事がない・・・?」
流石に怪しく思ったのか、一誠は家の中に入っていく。
一誠「誰も居ないのかなぁ?失礼しまーす。」
ガチャッ
一誠「っっ!!何だ・・・これ・・・」
そこには逆さ十字になった死体があった。
?「『悪い人はお仕置きよ』って、聖なるお方の言葉をかりて・・・みましたぁ!」
ソファーに座っていた白の少年が答えた。
フリード「んんっ、こーれわこれわ、悪魔君ではあーりませんかぁ。俺っちはフリード・セルゼン、とある悪魔祓いの団体に所属している少年神父でござんっす。まぁ、悪魔みたいにクソじゃないってのは、確かですぁ。」
白髪の少年ーーフリードは自己紹介する。
一誠「こ、これはお前がやったのか!」
フリード「悪魔なんかに頼るのは人として終わった証拠、エンドですよエンッド!だぁから殺してあげたんですぅ!クソ悪魔に魅入られたクソみたいな奴を退治するのっがぁ、俺様のお仕事なんデース。」
フリードは懐から銃と柄だけの剣を取り出して、柄だけの剣から、光の剣を出す。
フリード「今からお前にこの刃をぶったてて、このイカす銃でお前のどタマに必殺必中フォーリンラブ!しちゃいまっす!」
そう言ってフリードは一誠に襲いかかる。
ヒュン!
一誠「うお!あっぶnフリード「バキュン!」ぐあっ!」
一誠は光の剣の攻撃から逃げるが、銃によって足を撃ち抜かれる。
一誠「あぐっっぐぁっ!」
フリード「エクソシスト特性祓魔弾、お味はいかがっすかぁ?」
一誠「クッソォ、こんのヤロォ!」
ガチャン
【boost】
一誠は神器を発動させる。
フリード「ウッヒョウ!まさに悪魔。その方が雰囲気が出ますなぁ〜」
一誠「ウオォォォッ!」
フリード「あらよっと」
フリードは一誠のパンチをかわし、背中を斬りつける。
ズシャッ
一誠「ぐぁぁぁぁ!」
フリード「おやおや、見掛け倒しざんすかぁ?そういうのが一番、ムカつくんっすよ!」
?「キャァァァァァッッ!!」
フリードが光の剣を振り上げると、少女の声が聞こえた。
フリード「おんやぁ?助手のアーシアちゃん、結界は張り終わったのかなん?」
アーシア「こ、これは・・・!?」
フリード「そうだったそうだった、君はビギナーでしたな。これが俺らの仕事、悪魔に魅入られたダメ人間をこうして始末するんっす。」
フリードは悪びれもなく説明する。
アーシア「そ、そんな・・・フリード神父、こんなこと、主が御許しになりません。・・・はっ!」
アーシアは視界に一誠が入り、驚いた。自分に優しくしてくれた恩人だからだ。
アーシア「イ、イッセー・・・さん?」
一誠「ア、アーシア・・・」
フリード「なぁになに?君たちお知り合い?シスターと悪魔のイケナイ恋とか?」
アーシア「っ!イッセーさん、どうして・・・イッセーさんが悪魔だなんて・・・」
一誠「ごめんアーシア・・・でも騙してた訳じゃないんだ!信じてくれ!」
アーシア「そんな・・・」
フリード「残念だけどアーシアちゃん、悪魔と人間は結ばれましぇーん。ましてや、僕たちは堕天使様のご加護無しじゃ生きていけない半端者ですからなぁー。・・・さって、さっさとお仕事完了させちゃいますかねぇー。」
ジャキッ
一誠「くっ・・・」
フリード「覚悟はオケー?なくても行きます!」
?「ちょい待ちぃ!」
ガキン!
フリード「いやんもう、ヒーローは遅れてやってくるってか?」
そこにはフリードの剣をロングソードで受け止める帝の姿があった。
一誠「み、帝兄!」
帝「ようイッセー、待たせたな。」
三人称視点 out
帝side
危ねぇ危ねぇ、嫌な予感が的中した。朱乃さんたちに頼んで飛んできて正解だった。
帝「ところでそこの兄ちゃん。」
フリード「ん?何の用かな?クソ悪魔君。」
帝「あんたにはパイでもっくれてやる!」
ベチャッ
フリード「うわお!なんですかぁ!このふざけたやり方はぁ!しかも美味いから余計に腹立つ!」
帝「部長、イッセーの保護完了しました。」
リアス「ご苦労様。ありがとう、エミル。危うく私の眷属を失うところだったわ。」
一誠「部長、待って下さい、アーシアがまだ・・・」
朱乃「部長、堕天使の反応が複数。」
リアス「ごめんなさい、イッセー。この魔方陣は私の眷属じゃないと転移出来ないの。朱乃、転移魔方陣の準備を。」
朱乃「はい、部長。」
一誠「でも部長!」
帝「イッセー!でももヘッタクレも今は無いんだよ!分かったらとっとと朱乃さんのとこに行け!」
俺はそう言うとイッセーは黙った。
後ろからが赤い光が輝いた。転移魔方陣の準備ができたみたいだ。
フリード「させますかぃ!」
帝「うるせぇ!」
ベチャッ
フリード「あひんっ!」
俺が投げたパイが飛びかかってくる白髪の兄ちゃんの顔に当たって、白髪の兄ちゃんは変な声をあげて床に落ちた。
アーシア「イッセーさん・・・いつか、また会いましょう。」
一誠「ア、アーシア・・・アーシアァァァァァ!」
イッセーは手を伸ばしたが、届くことなく、俺たちと共に消えた。・・・すまねぇ、イッセー・・・
To be continued
どうも!カルパンです!
帝君のパイ投げのときのパイはアップルパ(ry ってのはどうでもいいとして、実は部室でみんなにアップルパイを振舞っていました。多分投げたパイはその余りでしょうね(^◇^;)