俺と天然水。   作:ハク真

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OVA見ちゃいました…。
創作意欲がわきました…。

こっちが先に書き終わっちゃいました!(困惑)

それでは本編どーぞっ!



俺と帰り道。

 

 

「暗くなってきましたしそろそろ帰りましょうか。」

 

 お、なんだもうそんな時間か。いやいや、なんだかんだ楽しんで時間経つのを忘れてたとかそんなんじゃないんだからね!?違うったら違うよ?

 

「おう、そうだな。」

 

 あの後、すっかり元気を取り戻した一色にカラオケ、そしてひとりで入るのには躊躇いが起こるようなお洒落なカフェに連れられたが、さすがに休日出勤の俺を酷使しすぎじゃないですかね?

 案の定、あいつの買った荷物は俺が持つことになるわ、カラオケでは全然しらない曲のデュエットを強要するわ、極めつけは俺がプリキュアを歌ったときのあの目線…。いかん、思い出したら涙がでちまうぜ☆

 

「せんぱいったら、今日のデートはダメダメでしたね。」

 

「おいおい、あんだけ俺を酷使しといてそれはないんじゃないですか?」

 

「だってせんぱい、カラオケに着いた途端に「じゃあ俺は適当に時間潰すから後で合流な。」とか言い出しますしー。さすがにあれはないですよーっ。」

 

 まぁ、それは否定できんな。

 

「まぁ、それは否定できんが。」

 

 あ、声に出てた☆

 

「自覚はあるんですね…。まぁでも!なんだかんだ色々付き合ってくれましたし、けっこう楽しかったので1回目はギリギリ及第点あげますっ!」

 

「そうですか、ありがとよ。ただ1回目って…。これ、次もあんのかよ。葉山相手にやれよ。」

 

「なんで不満げなんですかっ!今回のじゃまだまだ葉山先輩相手には出来ませんよ。なので…

 

 次もよろしくお願いしますね…?」

 

 そう耳元で囁く一色。

 

「っ!!いや、あ、わかったよ。」

 

 やめて!?いきなり耳元なんて、びっくりして声にならん声が出ちまったじゃねえか。そういうとこがあざとかわいいって言われんだよ。…かわいいんじゃねえか。ったく心臓に悪い…。

 

「ふふっ。じゃあせんぱい、また学校で!」

 

「おう。気を付けて帰れよ。」

 

 そういうと敬礼し、ぱたぱたと足早に帰っていく一色。それを見送り、姿が見えなくなったのを確認すると俺も帰り道へと足を進める。あ、あいつに言いそびれちまった、前、こういうことはちゃんと言わないとって小町に怒られちまったからな。ま、あとで連絡しとくか。

 

 

 一一一一

 

「たでーまー。」

 

「あっ、お兄ちゃんおかえりー。ねえねえ、どだった?いろはさんとのデートは?」

 

「あ?別にふつーだよ。心配すんな、俺はいつだって小町一筋だぞ。」

 

 ふっ、決まったな。小町の言葉を借りるなら、今の八幡的にポイントかなり高いんじゃないか?これは小町も涙なしではいられないはず…

 

「うえー。ごみいちゃん…さすがにそこまでいくと気持ち悪いよ?」

 

「ひでぇ…。ちょっと着替えてくるわー。」

 

「はいはーい。」

 

 そういって部屋にいくと、ささっと家着に着替えてと。あ、忘れねえ内に一色にメールしとくか。

 

 カチカチ、ポチポチ、ピッ。

 

 うし、これでよしと。さーて風呂でも入ってくるか。今日は疲れたし、さっさと寝るとしよう。

 …ん?なんだあの袋。…ってあいつの買い物した荷物持って帰ってきちまった。はぁ、しょうがない。明日にでも学校で渡せばいいか。

 

 

 一一一一

 

【比企谷八幡】

 

ちゃんと帰れたか?

今日はなんだ、俺も思ってたより楽しめたわ。

それだけだ、じゃあな。

 

 

 

 





いかがでしたか?
いやー、みなさんOVA見ましたか?

ほんとすばらしかったですね!
見てない方もぜひぜひご覧ください!

以上、現場からハク真がお送りしましたっ!w

ではではっ。

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