Postwar_Bride!   作:雨守学

10 / 12
10

「大井、まだかー?」

 

「ちょっと待って!」

 

鏡の前で何回か着替えてみた。

どれもしっくりこないと言うか、可愛くない。

 

「うぅ……もういいわ……これで……」

 

結局、いつもの服で部屋を出た。

 

 

 

提督と二人で駅へと向かう。

 

「早めに行こうと思ったんだがな」

 

「悪かったわね……」

 

提督の服装は、いつもよりちょっとだけお洒落に見えた。

……いや、私が意識し過ぎなだけか。

 

「今日、北上はいないんだな」

 

「えぇ」

 

「珍しいこともあったもんだ」

 

提督の中では、私たちはいつも三人でいるイメージなのだろう。

まあ確かに、北上さん無しで阿武隈と二人ってのは、あまりないけれど。

 

 

 

待ち合わせ場所では、既に阿武隈が待っていた。

 

「こっちです!」

 

「遅れてすまんな」

 

「いえ、私も今来たところなので」

 

そう言うと、阿武隈はニコッと笑った。

あまり意識してなかったけれど、この子の笑った顔、結構可愛いのね。

笑顔が可愛いって、凄い武器なんだろうなぁ……。

 

「じゃあ、行くか」

 

「はい!」

 

 

 

移動している間、阿武隈はずっと提督と話していた。

 

「今日の私の服装、どうですか?」

 

「可愛いな。この前買ったやつだろ」

 

「そうなんです! まだ早いかなって思ったんですけど、思い切って着てみたんです」

 

この前買ったやつ。

一緒に買いに行った時のやつって事かな。

 

「大井さんはどう思いますか?」

 

「え? えぇ、可愛いと思うわ」

 

「良かった。ちょっと不安だったんです」

 

どうして私に話を振ってくれたんだろ。

今日は私と貴女の勝負みたいなものでしょうに。

 

「それで、今日は何を買うんだ?」

 

「お父さんが誕生日なので、何か買ってあげようかなって。男の人の意見を聞きたかったんです」

 

ああ……そうか……。

 

「そうだったのか。偉いな」

 

阿武隈はいい奴なんだ。

私が黙ってるのを見過ごせなくて、話を振ってくれたんだ。

いい奴だから。

もし、私が同じような立場だったら、阿武隈に話を振れただろうか。

 

「えへへ」

 

可愛くて、いい奴で……。

そんな阿武隈を、私は利用しようとした。

そして挙句の果てには、その好きな人を奪おうとしている。

 

 

 

ショッピングモールについて、何を買おうかと言う話になった。

 

「どのお店がいいですかね?」

 

そう言うと、阿武隈はモールのパンフレットを見せた。

 

「どれどれ?」

 

提督がそれを覗きこむ形。

距離が近付く二人。

 

「お、すまん」

 

「いえ」

 

「なんかいい匂いするな」

 

「分かります? 香水つけてみたんですよ」

 

「ほう。何の匂いだろうか?」

 

「首筋に塗ってあるんで、どうぞ」

 

「どうぞってお前な」

 

「えへへ」

 

何この会話……。

…………。

私も香水つけてくればよかったかな……。

 

 

 

それから、いくつかのお店を回った。

 

「うーん……難しいですねぇ……。提督的にはどうなんですか?」

 

「そうだなぁ……」

 

阿武隈と提督は、二人同じ格好で悩むしぐさを見せた。

こう見ると、やっぱり二人がお似合いに見えてくる。

お洒落な格好で、同じように悩み、一つの事に真剣になれて……。

私なんか、それとは別の事で頭がいっぱいなのに。

 

「…………」

 

ふと、近くにあった縦鏡を見た。

そこには、私たち3人が映っていた。

けれど、まるで私だけが他人のようだった。

服装も、距離も、何もかもが。

 

「大井さん、どう思いますか?」

 

「え? そうね……」

 

まただ。

気を遣われている。

ライバルなのに。

本当であれば、邪魔だと考えるはずなのに。

 

「阿武隈、これなんかどうだ?」

 

「ちょっと地味じゃないですか?」

 

「男はこういう方が好きなんだよ」

 

「提督もそうなんですか?」

 

「まぁ、そうだな」

 

「じゃあ、これも候補にします! えへへー」

 

「何が可笑しいんだか」

 

そう言って、提督も笑った。

 

 

 

「はぁ……」

 

トイレの鏡には、疲れた顔の私が映っていた。

駄目駄目だ……。

阿武隈と提督の隙間に入る余地がない。

それどころか、気を遣われて……。

 

「大井さん」

 

「阿武隈……」

 

「大丈夫ですか? なんだかお疲れのようですけど……」

 

「えぇ、大丈夫よ……」

 

「すみません。色々歩かせちゃって……。そろそろ決めようと思いますので」

 

これじゃ、私がお荷物みたいじゃない……。

……いや、お荷物なんだわ。

こんな事なら、着いて来なければよかった。

 

「そう言えば、大井さんは提督のどういう所が好きになったんですか?」

 

「え?」

 

「一緒に暮らしたら、好きになる気持ちは分かりますけど、大井さんをその気にさせるなんて、相当だと思うんです」

 

「提督の好きな所……」

 

挙げればたくさんある。

けど、どれがって言うのは……。

 

「あ、そう言うのは言い出した人が先に言わないといけませんよね」

 

そう言うと、阿武隈は洗面台に寄りかかりながら話し始めた。

 

「私、子供の頃から、すぐ恋しちゃうような子だったんです。幼稚園の先生とか、スーパーのバイトの人とか」

 

普通の女の子と言う感じだ。

 

「我が儘だったなぁ。幼稚園の先生を独り占めしようとしたり、スーパーのバイトの人を困らせたり、色々やりました」

 

「…………」

 

「そんな事ばかりしていると、相手は振り向くどころか、離れていくんですよね。それに気が付いて、私は我が儘を言うのをやめました。もっと言えば、恋をしなくなったんです。でも、艦娘になって、提督と出会った。提督は、誰のどんな我が儘にも強くて、それを嫌がらなかった。一番驚いたのは、やっぱり大井さんに対しての態度ですかね。あんなに罵倒されてるのに、嫌な顔一つしなかった」

 

そうだ。

私がどんなに嫌おうと、提督は私と仲良くしようとした。

 

「その時思ったんです。この人なら、私の我が儘も受け入れてくれるかなって。恋をしてもいいかなって」

 

その時の阿武隈の顔は、本当に嬉しそうというか、乙女の顔をしていた。

 

「ずっと私の気持ちばかりだったけれど、最近は提督の気持ちを考えるようになったんです。あの人を幸せにしたいって」

 

「!」

 

「別に不幸じゃ無いだろうけれど、提督にはたくさんの幸せを貰ったから、今度は私の番かなって……。だから、あの人を傍で支え続けていける関係になりたいんです」

 

提督の気持ち。

私は、それを考える時、ずっと、私に対しての気持ちしか考えてこなかった。

阿武隈は違う。

自分をどう思っているとか、そういう気持ちではなく、提督の幸せを考えている。

そして、それを支えられるだけの覚悟を持っている。

提督を想う気持ち。

阿武隈は、それが一番強いと言っていた。

私は、もっと軽い意味だと思っていた。

違う。

根本的に違う。

想うというレベルが、覚悟のレベルが。

 

「なんて、ちょっと重いですかね?」

 

いや……そこまで想われる提督は幸せだろう。

私なんか、他人の人生にそこまで関わる事なんて、愚かだと思っていた。

そんな覚悟、必要ないと思っていた。

好きだと言われたい?

キスして欲しい?

なによそれ……。

今まで散々、提督に迷惑かけておいて、今度はそれ?

我が儘もここまで来ると、怒りを通り越して呆れてくる。

 

「大井さん?」

 

もし、こんな私と恋人になっても、提督は不幸になるだけだ。

自分の事ばかり考える私。

これからも、同じことを繰り返し続けるだろう。

けど、この子は違う。

提督を幸せに出来る。

 

「良いと思うわ。素敵よ」

 

「えへへ……。なんだか恥ずかしいです……」

 

そうよね……。

散々、迷惑かけて来たものね……。

恩返しもしたけれど、絶対に足りない。

それでチャラにしようだなんて、都合が良すぎる。

提督のしてくれたことに対して、それに見合った恩返しを、私は出来ないだろう。

けれど、提督の望むことを一つだけ叶えることは出来る。

たった一つ、私に出来る事が――。

 

「さ、さぁ、今度は大井さんの番で――」

 

「ごめんなさい阿武隈。ちょっと買わなきゃいけないものが出来たの」

 

「え? じゃあ、一緒に……」

 

「そっちの買い物を邪魔できないわ。提督と二人で回ってて。私は私の買い物を済ませてくるから」

 

「でも……」

 

「じゃあ、後でね」

 

そう言って、急ぎ足でトイレを出た。

提督をどうかわそうかと思ったけれど、パンフレットを見ていて、私に気が付いていなかった。

 

 

 

ショッピングモールを出て、少し離れたところにあった喫茶店へと入った。

時間を潰すには最適だ。

 

「私に出来る事」

 

提督以外の相手を見つける事。

これが、私が提督に出来る最大の恩返し。

あの人が望む結末。

これ以上、提督に迷惑をかけられない。

 

「これから、忙しくなるわね」

 

私は、提督に恋をする事をやめた。

 

 

 

夕方近くになり、阿武隈と提督から心配しているメールが来たので、ショッピングモールへと戻った。

 

「大井、どこ行ってたんだ?」

 

「ごめんなさい。ちょっと探し物してて……」

 

「何買ったんですか?」

 

「それが、求めている物が無くて……。けど、もういいわ。諦める」

 

「そうか……」

 

私、嘘が上手になったわ。

これも提督のお陰なのかな。

 

「大井さん……」

 

「阿武隈、お父さんのプレゼントは見つかった?」

 

「えぇ、ネクタイを……」

 

「良いわね。きっとお父さん、喜ぶと思うわ」

 

「はい……」

 

阿武隈は、私をじっと見た。

何か疑っているのだとすぐに分かった。

でも、そうよね。

ライバルなのに、二人っきりにさせて。

おかしいと思うわよね。

でも、疑っている方が都合がいいわ。

そっちの方が、提督をものにしようと思う気持ちが高まるだろうし。

 

「そろそろ帰るか」

 

「えぇ」

 

帰り道、阿武隈は無言だった。

 

 

 

阿武隈と分かれ、家へと向かう。

 

「探し物って何だったんだ?」

 

「秘密よ」

 

「なんだそりゃ」

 

冷たい風が二人の間に吹いた。

 

「……何かあったのか?」

 

「何が?」

 

「いや……なんか、いつもと雰囲気が違うなと思って」

 

「別に普通よ」

 

「ならいいんだが……」

 

「それより、阿武隈と買い物したあと、何かしたの?」

 

「お前を探してたんだよ。電話にも出ないし」

 

「ごめんなさいね。でも、私なんか気にしないで、遊んでればよかったのに」

 

「そういう訳には……」

 

「次からは阿武隈と遊んであげてよね。あの子、いい子なんだから」

 

良かれと思ってたけれど、むしろ邪魔しちゃったかな。

 

「次からはちゃんと遊ぶのよ?」

 

「……あぁ」

 

空にはうっすらと、オリオン座が見えていた。

 

 

 

夕食を済ませた後、部屋に戻ろうとすると、提督に呼び止められた。

 

「テレビ、見ないのか?」

 

「部屋で見るわ」

 

「こっちでも同じの見るぞ」

 

「一人で見たいの。やりたい事もあるしね」

 

「そうか……」

 

「お休みなさい」

 

「ああ……お休み……」

 

そう言って、部屋に戻った。

出来るだけ、提督とはいない方がいい。

阿武隈に悪いし、また私が「変な気」を起こしてもいけないし。

 

「「変な気」……か」

 

今思えば、どうかしてたわ。

元々、提督が嫌いだったし、迷惑ばかりかけてきたのに、自分に振り向いてもらおうだなんて。

人間として最低の事だわ。

そんな事も分からなかっただなんて……。

 

「恋って恐ろしいわね。いや、恋をするのが下手だっただけよね」

 

これから、また恋をしなければいけない。

今度は、迷惑をかけない恋をしないといけない。

 

「本当のスタートは、ここだったのかもね」

 

 

 

翌日。

朝食をとっている時、私は勇気を出して、提督にお願いをした。

 

「この前話してた、海軍若手を紹介しようかって話、あるでしょ?」

 

「ああ」

 

「お願い出来ないかしら?」

 

そう言うと、提督の手が止まった。

 

「急にどうした?」

 

「そろそろちゃんとしないとって思ってね。これでも、結構考えたんだからね」

 

「そうか……。しかし、言っておいてなんだが、意外だな」

 

「早くこの生活を終わらせなきゃと思って。クリスマスまでには何とかしたいの。機会さえ作ってくれれば、後は一人で頑張るから」

 

「ああ、分かった……。けど、お前、無理してないか?」

 

「無理しないといけないでしょ。恋はそんなに軽いものじゃないのよ」

 

「…………」

 

「もう時間だわ。行ってきます」

 

「おう……行ってらっしゃい……」

 

やっぱり変に思ったかしら?

でも、決心したんだって思ってもらわないと。

 

「クリスマスまでなんて言っちゃったけど、どうなのかしら?」

 

恋は簡単じゃないと言っておきながら、簡単に言っちゃったかな?

 

 

 

「北上さん、おはようございます」

 

「おはよう大井っち。休日、どうだった? 阿武隈VS大井っち」

 

「ああ、もういいんですよ」

 

「へ?」

 

「私、他の相手を見つけようと思うんです」

 

そう言うと、北上さんは足を止めた。

 

「北上さん?」

 

「どうしちゃったの大井っち……。何があったの?」

 

「何もありませんよ。ただ、提督に恋をしてた自分が変だって気が付いたんです」

 

「変……?」

 

「えぇ。でも、阿武隈には内緒ですよ? 私がまだ好きだって思っていれば、あの子だって火が付くでしょうし」

 

「ちょっと待ってよ……! それじゃ……提督が阿武隈にとられてもいいって事……?」

 

「はい。応援したいと思ってます」

 

北上さんは何やら複雑そうな顔をした。

 

「急な話で混乱するかと思いますが、そう決めたんです。これからは、同棲をやめる為に、他の男の人を探す事にします」

 

「どうして……?」

 

「その方が、私と提督の為になるんです」

 

そう言うと、北上さんは何かに気が付いたかのような顔をした後、うつむいた。

 

「大井っち……あのね……」

 

「何ですか?」

 

「……いや、何でもないよ」

 

それから、北上さんは黙ってしまった。

私が提督を好きだから、北上さんが振られたみたいな感じだから、複雑な気持ちなのかしら。

 

 

 

休み時間、阿武隈が私に話しかけてきた。

 

「昨日の感じだと、どっちが好かれてるかわかりませんでしたね」

 

「そうね。でも、私だと思うわ」

 

「どうしてですか?」

 

「なんとなくよ」

 

「なんとなく……」

 

こうでも言っておけばいいでしょう。

 

「でも、大井さんは昨日、ほとんど提督と話してなかったじゃないですか」

 

「アイコンタクトは取ってたわよ。私たちに言葉はいらないの」

 

凄く恥ずかしい事言ってるわ、私。

でも、良い感じに煽ってるわよね。

 

「…………」

 

怒っているのかと思って阿武隈の方を見たら、あの時と同じように私の事をじっと見ていた。

 

「大井さん……あの時から少し変です……」

 

「あの時?」

 

「私が提督を好きな理由を話した時です……」

 

そんなに変だったかしら。

嘘は上手についたつもりなのだけれど……。

 

「そうかしら?」

 

「……まあいいです。次は私が好かれてると証明します」

 

「望むところよ」

 

まあ、次は適当にかわせばいいわよね。

もしくは、それまでに相手を見つけるか、ね。

 

 

 

下校しようと北上さんの姿を探すと、既に帰ったようであった。

 

「北上さん……」

 

私のせいかな……。

そりゃそうよね……。

一度諦めた人が、諦める要因を捨てたと知ったら……。

 

「恋の被害は大きいわね……」

 

次は失敗しないように気を付けなければ……。

 

 

 

家に帰ると、提督が夕食を作っていた。

 

「おかえり」

 

「ただいま。手伝うわ」

 

「怪我はもういいのか?」

 

「えぇ」

 

部屋で着替えてから、台所へ向かった。

 

 

 

「やっぱり二人で料理した方が早くて済むし、気分も違う」

 

「そうかしら?」

 

私との行動にあまりいい気を持ってほしくないし、なるべく否定しないとね。

 

「そう言えば、海軍の件だが、次の休日にどうだ?」

 

「いいわね。ありがとう」

 

一瞬の沈黙。

 

「……本当に良かったのか?」

 

「何よ今更。提案して来たのはあんたじゃない」

 

「いや……そうだよな……。だが――」

 

そう言うと、提督は口を紡いだ。

 

「何よ?」

 

「何でもない……」

 

北上さんと言い、提督と言い、何が言いたかったのだろうか。

とにかく、この状況を脱するには、私が頑張るしかない。

 

「楽しみね」

 

「ああ……」

 

そうは言ったけれど、私の心の中には、ワクワクも恐怖も何も無かった。

自分でも驚くほど、なにも感じなかった。

過去も未来も、現在ですらも、そこには存在していないかのように思えた。

夢を見ているような、そんな感覚。

包丁がまな板を叩く音だけが、全てのような気さえした。

 

 

 

それから休日まで、何をしたのかはあまり覚えていない。

普通に暮らしたのだろうけれど、これと言って思い起こせることは無かった。

 

 

 

海軍の件が明日に迫った日、北上さんから呼び出された。

 

「話って何ですか?」

 

「時間、大丈夫?」

 

「大丈夫ですけど……」

 

「じゃあ、行こうか」

 

そう言うと、北上さんはつかつか歩き出した。

その表情は、とても真剣なもので、私はどこに行くのか聞くことすら出来なかった。

 

 

 

しばらくすると、何処に向かっているのか分かって来た。

 

「北上さん、こっちの方って……」

 

そう言った時、北上さんは足を止めた。

前を見ると、鳳翔さんと響ちゃん、そして、大和さんが立っていた。

鳳翔さんの家の前で。

 

「あの……どういう……」

 

「ごめんね大井っち……。大井っちには……私と同じ道を進んでほしくなかったから……」

 

「同じ道……?」

 

鳳翔さん達の方を見ると、誰もが皆真剣な顔をしていた。

 

「とりあえず、上がらせてもらおうか」

 

何が何だか分からず、促されるまま鳳翔さんの家へ入った。

 

――続く。


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。