軌跡〜ひとりからみんなへ〜   作:チモシー

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第二話『であい』(後編)

 

 

 

 

 

 

 

ガラガラッ!

 

 

「………」

 

彼は教室の扉を開けると早足に自分の席へつき、そして荷物を置く。今日は少し早めについたせいか、まだ他の生徒は数えるほどしかいない。由紀達もまだだ。

 

 

 

 

 

 

悠里「…あら、今朝は早いのね?」

 

彼よりも五分ほど遅れて教室に入ってきた悠里。彼女は荷物を自分の席に置くやいなや彼の方に歩み寄り、優しく声をかけてくれた。

 

 

 

「りーさん…。おはようございます」

 

悠里「おはよう、元気がないみたいだけど…具合でも悪いの?」

 

「…いえ?元気ですよ。…一応は」

 

悠里「そう、ならよかった♪」

 

元気だと告げた直後、彼女は安心したようにニッコリと微笑む。その笑顔は見ているだけで癒されるような笑顔で、彼は思わずその顔をまじまじと見つめた。

 

 

 

悠里「…な、なに?私の顔…何か付いてるかしら?」

 

「いっ、いえっ!?なんでもないです!!」

 

悠里「…そう?なんかじ~っと見てたから、汚れでも付いちゃってるのかと思っちゃった」

 

「全然…すごく綺麗な顔ですよ」

 

悠里「えっ?」

 

「あっ……」

 

やらかした…。顔見ながら話してたから、つい心の声が漏れてしまった。しかし、どうなのだろう?悠里は本当に綺麗な顔をしているのだから、それを綺麗だと言った事をわざわざ恥じる必要は無いのではないだろうか?彼はそんな事を思い、彼女の顔を見つめ続けた。

 

 

 

 

悠里「き、綺麗っていうのは…汚れが無いからって事よね?あはは…もしかしたら顔立ちを褒めてくれてるのかと思って、ちょっと勘違いしそうになっちゃった…」

 

「………」

 

恥じるな…。綺麗なものを綺麗だと言って何が悪い…。彼は頭の中で自分に言い聞かせ、ハッキリと…彼女に確実に聞こえるであろう声を出した。

 

 

 

「ええ、そうですよ。僕はりーさんの顔立ちを褒めたんです。だってすごく綺麗じゃないですか?」

 

悠里「…なっ!?」

 

えっ?当たり前でしょ?なんかおかしな事言ってる?…そう言わんばかりの表情で、さらっと当然のように彼女へ向けて言い放つ。

 

 

悠里「…あり…がとう」

 

すると、彼女の顔が少しずつ赤く染まっていく。気がつけば、数人の生徒が二人の光景を盗み見ていた…。

 

 

 

 

女子生徒「なにあれ…若狭さんてあの人と仲良いの?」

 

男子生徒「まぁ、若狭は面倒見が良いからな…」

 

女子生徒「わたし、女の人が相手なら誰にでも『綺麗だ』とか言う男の人嫌いなんだけど…」

 

 

 

(…なに?いやいや、誰にでも言っている訳じゃなく、相手がりーさんだから言ったんだ。あんたに言う事は一生ないだろう)

 

彼は離れた所でこっそりと呟いている可もなく不可もない顔立ちのその女子生徒に対し、そんな事を思う。

 

 

 

 

悠里「そういえば、昨日は一緒に帰ってくれてありがとね。私達、邪魔だったりしなかったかしら?」

 

「いえ、全然邪魔なんかじゃありませんよ。帰り道があんなに楽しく感じたのは初めてです」

 

悠里「ふふっ♪そう言ってもらえると嬉しいわ。昨日あなたと別れた後、少しだけ気にしてたの。『女の子に囲まれながら歩くのは恥ずかしいんじゃないか』ってね」

 

確かに…少しだけ恥ずかしい気持ちはあった。男1、女3の比率で歩くのは少なからず他の生徒達の注目を集めてしまうし、変な噂をたてられるかも…。

 

 

 

 

「りーさん達は、僕と一緒でも問題はありませんか?」

 

悠里「問題?ないわよ、そんなの」

 

「ほら…もしかしたら僕と一緒にいるせいで、あることないこと言われるかも知れませんよ?」

 

悠里「それって、あなたと付き合ったりしてるんじゃ…とかって事?」

 

「…はい」

 

 

悠里「ただ学校で話したり、帰り道を一緒に歩いてるだけでそんな事言われたりしないでしょう。みんな高校生よ?小、中学生じゃないんだから…そんな馬鹿げた事を言ったりは――」

 

ガラララッ!

 

 

 

由紀「あっ!おはよ~♪ねぇ聞いて聞いて!さっきわたしね、君と付き合ってるのかって聞かれたよ!!」

 

勢いよく教室に入った由紀は彼を見るなり歩み寄ってきて、ヘラヘラしながら楽しそうに笑う。

 

 

 

悠里「………」

 

「……で、りーさん。さっきの言葉の続きは?」

 

 

 

悠里「馬鹿げた事を言ったりは……しないと思ってたわ。さっきまではね…」

 

一緒に帰っただけなのに、付き合ってるのかと勘違いしている人間がいる…。悠里はその事実に冷や汗を流し、苦笑いを浮かべた。

 

 

 

 

 

「りーさんが思っていたより、この学校の生徒は子供のようですね」

 

悠里「…そうね」

 

「さて、問題はそこじゃなく…由紀ちゃんがそれに対してなんと答えたかですが…」

 

由紀「ん~?ふつーにお友達だよって答えたけど…ダメだった?」

 

いや、悪くはない。それで十分なのだが…少しだけ悔しいような思いを感じた彼は少々欲張りなのだろう。

 

 

 

 

「…いえ、それでいいと思います。すいませんね、僕なんかと一緒にいたせいで迷惑かけちゃって…」

 

由紀「ん~ん、ぜんぜん気にしてないし、迷惑なんかじゃないよ?それより…今日も一緒に帰れるかな?」

 

 

 

 

 

由紀「もしよければね、今日もう一人お友達を紹介したいんだ♪」

 

「…もう一人?」

 

由紀「うん!二年の()なんだけどね、凄くいい娘なの!だから君ともお友達になれると思うんだけど…」

 

悠里「それって、美紀さんのこと?」

 

由紀「そ!みーくんのこと」

 

「…女の子ですか?」

 

由紀「女の子だよ♪」

 

女の子……まぁ、いいか。男子だろうが女子だろうが、仲良くしてくれる人とは仲良くしておきたいし、とりあえず会ってみよう。彼は由紀の顔を見つめ、その首を縦に振った。

 

 

 

「じゃ、その人とも会ってみようかな。また帰りに?」

 

由紀「うん!そうだね。昨日は時間が合わなかったけど、普段はみーくんもわたしたちと一緒に帰るんだ。たぶん今日は一緒に帰れると思うから、その時に紹介するね♡」

 

「はい、どうもです…」

 

 

そんな約束を交わしてから由紀と悠里は自分の席につき、迫る授業の準備を始めた。それから数分後に胡桃が教室に入ってきて、慌てた様子で席につく…。まだ遅刻という程の遅れでもないのだから、そこまで慌てる必要もないのだが。

 

 

「………」

 

胡桃「………」ジッ…

 

などと思って見つめていたらちょうど目が合ったので、彼は彼女に向けてパタパタと手を振ってみる。由紀のように近くの席なら、座ったまま直接声をかけるのだけど…。

 

 

 

胡桃「……」パタパタ…

 

驚くことに、彼女はその手を振り返してくれた。表情こそ真顔だったが、振り返してくれたなら十分だ。彼はそれが嬉しくて、少しだけニヤリと微笑む。

 

 

 

 

彼は胡桃が手を振り返してくれた事に満足し、穏やかな気持ちのまま授業を受けることが出来た。つい先日まではほぼ誰とも接する事なく授業までの時間を過ごしていたのに、今は共にお喋りする相手も、手を振れば振り返してくれる相手もいる…。こんなに嬉しいことはない。

 

彼はその後…全ての休み時間を彼女達と会話などをして過ごし、更には昼食すらも共に済ませた。時おりその他の男子生徒達の妬むような目線を感じるのは、彼女達が密かに人気だという事を表しているのだろう…。彼はそんな目線に対しての強い優越感に浸りながら、今日一日、満足のいく学校生活を送った。

 

由紀に胡桃と悠里を紹介してもらったおかげで、彼の学校での時間は随分と楽しく、幸せなものへと変化した…。

 

 

 

そしてはやくも放課後…

 

彼は由紀達と共に校門に立ちつくし、ある一人の生徒を待ち構える。

由紀がその生徒とここで会う約束をしているようなので、そろそろ来るはずだが…

 

 

 

 

由紀「…おっ!きたきた!ほら、あの()だよ」

 

「えっと…、あの娘ですか…」

 

彼は由紀の指さす方向を見つめた。そこにいたのは少し短めの髪をした、ボーイッシュ雰囲気の漂う一人の女子生徒…彼女が例の『みーくん』らしい。

 

 

 

美紀「すいません、少しだけ遅れました」

 

由紀「ううん、まだ全然待ってなかったからいいよ~♪」

 

こちらに歩み寄ってきた『みーくん』は由紀達に軽く頭を下げ、遅れた事を謝った。そこまで待たされた訳ではないから、気にしなくてもいいのだが。どうやら彼女はしっかりした娘のようだ。

 

 

 

美紀「それで、この人が先輩の言ってた転校生の…」

 

由紀「そ!転校してきてばかりでまだあまり友達がいないから、みーくんも仲良くしてあげてね!」

 

悠里「由紀ちゃん…」

 

胡桃「友達がいないって、ハッキリ言ったらかわいそうだろ…」

 

由紀「あっ!ご、ごめんね?」

 

「いえ…平気ですが…」

 

 

美紀「えっと、友達…いないんですか?」

 

慌てて謝る由紀に気にしてない事を伝えると、『みーくん』が横から問いかけてきた。あまり初対面の人に聞ける質問ではないと思うが…まぁ彼女に悪気はないのだろうと思ったので、彼はそれに対し真面目に答えた。

 

 

 

 

「ここにいる由紀ちゃん、りーさん、そして胡桃ちゃんが僕の友達です」

 

美紀「…他には?」

 

「…いませんよ?」

 

美紀「…まぁ、友達なんて自然に増えてきますから、気にしなくても大丈夫ですよ」

 

 

美紀「…あっ、私二年の『直樹美紀』っていいます。先輩、これからよろしくです」

 

彼女はそう言って丁寧に頭を下げると、こちらを見上げて軽く微笑んだ。

なんというか…彼女はすごく良くできた後輩なのではないだろうか?彼女の言動一つ一つから、そんな雰囲気がびしびしと伝わってくる。

 

 

 

「よ、よろしくです。美紀さん」

 

美紀「…美紀でいいですよ」

 

「いや、呼び捨てするのはなんかおこがましいっていうか…」

 

 

胡桃「後輩相手に、なに言ってんだよ…」

 

「だ、だって…彼女すごく優等生感が…」

 

 

悠里「ふふっ、まぁ言いたい事は分かるわ。美紀さん、丁寧だものね」

 

由紀「ほらほら、照れてないで、みーくんって呼んであげて?」

 

美紀「私をそう呼ぶのは、由紀先輩だけですよ」

 

由紀「今日からもう一人増えるよ!ほらっ、呼んでみて!」

 

彼の肩を背後からパシパシと叩きながら、由紀が催促する。

 

 

 

 

「みーくんって呼ぶのはちょっと…、とりあえずは美紀さんって呼びます」

 

由紀「えぇ~、それだとなんか距離感ない?」

 

美紀「だからと言って、男性である先輩にみーくんって呼ばれるのは逆に距離感が近すぎる気がしますけどね…」

 

「ですよね。僕もそう思います…」

 

 

 

由紀「二人ともつまんないなぁ…。ま、とりあえず__くんにみーくんを紹介できたわけだし、仕方ないから今日のところはこれで良しとしよっか!」

 

胡桃「なんでちょっとエラそうなんだ…こいつは」

 

悠里「さて、とりあえずは歩きながら話しましょうか?校門の前にいつまでもいるわけにはいかないもの」

 

美紀「…ですね」

 

悠里の一声をきっかけに彼女達はゆっくりと歩き出し、それぞれの家への帰路につく。だが全員、家がわりと同じような位置にあるようで、歩き出してもすぐに別れるような事はなかった。

 

 

 

 

 

胡桃「そういや、明日から休みだな。みんなはどっか出掛けたりすんの?」

 

由紀「私は…その…りーさんと一緒に勉強会を…」

 

胡桃の問いに対して、暗い表情を見せながら答える由紀…。そんな表情をするのは勉強自体が嫌いだからなのか、それとも悠里が厳しいのか…。彼女らと交流して日の浅い彼には分からなかった。

 

 

 

胡桃「そ、そっか…」

 

悠里「由紀ちゃん、最近ちょっと勉強不足だから…。今日もめぐねえに注意され――」

 

由紀「りっ、りーさん!?それは内緒だよ!?」

 

胡桃「内緒もなにも、同じクラスなんだから筒抜けだけどな」

 

 

 

由紀「みーくんにバレるのがヤなの!!」

 

 

美紀「別に、由紀先輩が先生に注意されたくらいじゃなんとも思わないから安心してください。いつもの事ですもん…」

 

ああ、思い出した。たしかに今日、由紀ちゃんは先生に呼び出されてたっけ…。

 

 

 

由紀「い…いつものこと…。それはそれで…先輩としてはずかしいよ…」

 

悠里「だからこそ、ちゃんと勉強して胸を張れるような先輩になりましょ♪」

 

由紀「…く、胡桃ちゃんも…あまり成績良くないよね…?」

 

ゆ、由紀ちゃん…胡桃ちゃんを巻き添えにしようとしてるのか…。意外と…容赦ない人だな…。

 

 

悠里「あら、そうだったかしら?」

 

胡桃「ギクッ…」

 

 

悠里「じゃあ、胡桃も一緒にどう?みっちり教えてあげるわよ♡」

 

そう言って、ニッコリと微笑む悠里…。胡桃はその笑顔から目を逸らしタラタラと冷や汗を流していた。

 

 

胡桃「あ、あたしはその…もう予定あるから…」

 

悠里「へぇ、なにするの?」

 

胡桃「そ、その~…家族と買い物にでも…」

 

悠里「…そう。なら仕方ないわね」

 

胡桃「う…うん…。わるいな…」

 

彼は心理学だのなんだのは全く勉強してないし、詳しいわけでもない。だが、それでも今、胡桃が嘘をついた事だけは分かった。何故なら、先ほどから目がキョロキョロしっぱなしだから…。

 

 

 

由紀「うぅ……キミはっ!?キミも一緒に勉強会を――」

 

「おっと、ゆきちゃんとりーさんはそっちの道でしょう?」

 

タイミングよく、由紀と悠里の家へ続く分岐点に差し掛かる。

 

 

 

 

胡桃「じゃあ、また学校でな」

 

美紀「りーさん、ゆき先輩、さようなら」

 

由紀「…うん、またね~…」

 

「さよなら~」

 

悠里「さよなら、また学校でね。…ほら、行くわよ。ゆきちゃん」

 

由紀「う、うん…」

 

 

悠里に手を引かれ、とぼとぼ歩く由紀。彼女はたぶん、今から勉強会が憂鬱なのだろう。寂しげな背中がそれを物語っていた。胡桃と美紀…そして彼はそんな彼女を笑顔で見送ると、再び歩き出して三人で会話を交わす。

 

 

 

美紀「胡桃先輩も成績悪いんですか?」

 

胡桃「由紀ほどじゃないっ!だから大丈夫!!…だと思う」

 

美紀「じゃあ…あなたは?」

 

「…学年トップですよ」

 

胡桃「見え透いた嘘をつくなよ…」

 

彼はちょっとした冗談のつもりで言ったのだが、あまりウケは良くなかった。それどころか、美紀の呆れたような顔を見て今の発言を即座に後悔した。

 

 

 

美紀「それで…実際は?」

 

「可もなく、不可もないレベルですね…」

 

美紀「へぇ…そうですか」

 

 

「美紀さんはかなり頭良さそうですよね。学年トップですか?」

 

美紀「まさか…、そこまでではないです。私もそれなりってとこですよ」

 

胡桃「お前のその"頭良い=学年トップ"みたいな考えはなんなの?」

 

「いや、美紀さんならもしかしてって思って…」

 

 

胡桃「そういや、美紀は明日、暇だったりする?」

 

美紀「明日ですか?明日は…友達と近所に出かける約束を」

 

胡桃「ふぅん…そっか」

 

美紀「先輩は家族と買い物でしたっけ、楽しんできてくださいね」

 

胡桃「お、おう…」

 

「………」

 

 

美紀「では、私はこっちなので、失礼します」

 

胡桃「ああ、じゃあな」

 

「さよならです。また今度…」

 

美紀「ええ、また今度」

 

分かれ道に差し掛かったところで、美紀はこちらに手を振りながら離れていく。結局、彼と最後まで帰路が被っているのは胡桃だった。ならちょうどいいと思い、彼はあることを彼女に尋ねた。

 

 

 

「胡桃ちゃん、明日家族と買い物にいくっての嘘でしょ?」

 

胡桃「げっ…、なんでわかった…」

 

「目がものすごくキョロキョロしてたから」

 

胡桃「ま、マジ?…りーさんにバレてないかな…」

 

 

「…で、実際のご予定は?」

 

胡桃「特になし。だから美紀の予定によっては一緒に遊ぼうかと思ったけど、先約があるみたいだからな…」

 

 

 

「じゃあ、僕と一緒に遊び行く?」

 

冗談半分、本気半分で尋ねてみた。でもまぁ、会って間もない男子と二人きりで出掛けたりは…

 

 

胡桃「…うん、いいぜ?何時ごろに待ち合わせする?」

 

そう思っていたのだが、わりとあっさりと了承されてしまった。

 

 

 

 

「え?えっと…じゃあ…」

 

予想外の事態ではあったが、どうせ明日は暇だし、これはこれで面白そうだ。彼は待ち合わせ場所と時刻を適当に考えて、それを彼女に伝える。

 

 

 

 

胡桃「…おっけ。じゃあ明日な?遅れんなよ」

 

「うん…了解」

 

胡桃「んじゃ、あたしこっちだから…バイバイ」

 

「バイバイ…」

 

 

 

別れる彼女に向け手を振り、見送る。

彼は少ししてからそれを止めると自分の家へと歩みを進め、彼女と出かける明日の事を考えてみる。

 

ほんの数時間でも二人きりで過ごせば、彼女の事をより深く知れるかもしれないし、親睦を深めるチャンスにもなる。思っていたよりも、楽しい休日になりそうだ…。そんな事を思い、彼はにっこりと微笑んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 




そんなわけで次回は胡桃ちゃんとのデート?編です。
本作では様々な娘たちと色んなイベントを展開する予定ですので、期待してもらえたら嬉しいです(*^^*)

出来るだけドキドキするものを書いていきたいですね…。

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