幻想郷の怖い話   作:ごぼう大臣

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六周目・レミリア・スカーレットEND-『御阿礼の子の復讐』 中編ノ一

 ―『稗田阿余の手記』

 

 ついさっき、ボロボロになった部屋の畳の下から見つけたものだ。パラパラとめくるとどうも日記らしく、ページ毎に日付が書かれている。

 終盤で真っ白なページが現れ、パッタリと記述はやんだ。途中で飽きたか、はたまた何か事情があったのか。

 

 少しだけ嫌な予感がしたが、最初に戻って読み込んでみた。以下は阿余の書いた手記の文章の抜粋である。

 

 

 

 

 三月 七日

 

 今日から、療養の部屋に移る事になった。元から体は弱かったけど、最近は特に調子を崩しがち。

 退屈だから日記をつける事にした。普段書いてるお堅い文書には飽き飽きだ。隠しながら好きなことを書こう。

 

 三月 十日

 

 どうにも体調が戻らない。仕方ないから寝そべってゴロゴロしてばかり。幸いというか、食欲はまだある。元気になったらちょっと運動しよう。

 

 

 三月 二十五日

 

 朝昼晩のリズムが崩れてきた。食事を出されても中途半端に食べて残してしまう。

 女中さんが気をきかせておにぎりを作ってくれた。中身は滅多に幻想郷で手に入らない海産物。張り切って三つも一気に食べたら呆れられた。このおにぎりがシャケだから畜生。

 

 四月 七日

 

 暖かくなってきたせいか、やたらと飲み物が欲しくなる。それは良いけど、布団にいつまでもいるせいで寝汗をよくかくようになった。

 お風呂に入ると、自分が酷くやせっぽちに見えた。体を洗って肩まで浸かると気持ちよくて、つい寝てしまった。今も、正直ねむぃ

 

 四月 二十一日

 

 珍しく紫さまが現れ、式というものを見せてくれた。小さな狐の女の子で、藍って名前。

 何かお手伝いがしたいと言ってくれたけど、獣の毛が駄目だったみたいで咳が出てしまった。何度も謝っていた姿は、正直可愛かった。ゴメンね。

 それはそれとして、咳が長引く。今夜眠れるといいんだけど。

 

 五月 三日

 

 布団を夏用に変えた。分厚いと重くて、体が痛くなる。

 ご飯を吐いてしまった。食欲が湧かない。

 

 五月 二十一日

 

 紫さまと幽々子さまが大事な話があると言ってきた。私の死・・・・・・いや、転生の時期が近いのだという。

 正直驚きは少ない。以前手続きは済ましていた。お二人は泣いていたが、不思議と涙は出なかった。

 

 六月 八日

 

 食事がお粥位しか出なくなった。体が受け付けてくれないし、作る側も食べなきゃ嬉しくないだろう。美味しいと思う事が少なくなってきた。

 

 六月 十九日

 

 気紛れで外に出てみると、太陽が眩しくて倒れてしまった。気がつくと布団の上。歩いてすぐの距離なのに、別世界にでも行ってきた気分。

 これが最後の外の景色かもしれない。

 

 六月 二十五日

 

 眠るのが怖い。また次の朝に目覚める事が出来るだろうか。周りは口に出さないけど、いつ死んでもおかしくないと思っている。

 藍ちゃん、元気かな。頑張っているかな。

 

 六月 三十日

 

 夢に五番目が出てきてうなされた。死ね。来るな、消えろ。

 

 七月 一日

 

 酷いことを書いてしまった。とにかく思ったことを書いて残したいと焦る。

 

 もっと面白おかしく書きたかったけど。

 

 

 ・・・・・・しばらく、『いやだ』『助けて』という言葉がポツポツ書かれている。

 

 

 七月 十一日

 

 (ページの半分ほど何かが長々と書きなぐられているが、上から塗りつぶされ解読不可能)

 

 今までお世話になりました。あいしておりま す。

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 阿余の弱っていく様を綴った日記。読まなきゃ良かったと、暗澹たる気持ちになる。

 死が近づくというのはやはり恐ろしいものなんだろうか。私はいまいち想像が出来なかった。まだ健康体だからか、不都合だからと恐怖の記憶は受け継がなかったのか。

 しかし、次の代に転生できるとはいえ、少なくとも阿余は平静ではいられなかった。転生したら阿余ではなく、阿悟となってしまうのだから、だろう。阿余としてのこの記録も途切れた。

 ・・・・・・一応持っていこう。何かの役に立つかもしれない。

 

 日記を閉じて顔をあげると、壁の穴からは相変わらず夜空の中で月が光り、見下ろしている。

 そうだ、私が暗い気持ちに浸っている間にも、時間は刻々と過ぎている。解毒薬を探さなきゃいけない。

 頬を叩き、腰を上げ、壁の穴から外に出る。少し中庭も探してみよう。

 

 

 

 

「やっぱり駄目か・・・・・・」

 

 植え込みの中を探りながらため息をつく。枝葉をかき分け、根元を掘り返したりしたが、収穫なし。手は泥だらけだ。結構白い手は自慢だったんだけどなあ。

 中庭をあちこちうろつき回り、屋敷を取り囲む塀を乗り越えようともしてみたが、流石に塀から外は出られなかった。

 塀のてっぺんから身を乗り出した瞬間、目の前に閃光が走って弾き飛ばされた。御札を使おうともしてみたが、同じように光に呑まれ、粉々にされる。万が一にも逃げられないよう強い結界を作ったらしい。

 

 そうなれば仕方ない、と思い直し、植え込みの陰から動いた。

 

 その瞬間。

 

 頬を微かに熱風が撫でる。反射的に飛び退くと、光の玉のようなものが植え込みの上を掠め、地面に落ちる。植え込みの葉が丸い形に抉られて焦げ、地面には拳大の穴が空き、プスプスと煙を噴いていた。

 

「・・・・・・え!?」

 

 二度見してから焦って辺りを見渡すと、屋敷の二階の屋根に誰かが立っているのが見えた。周りには小さな人形がいくつもフワフワと浮いている。

 

「あれは・・・・・・」

 

 人影の指先から、周りの人形に向けてキラリと糸のようなものが光る。見下ろす明るい色の瞳には見覚えがあった。

 それに気を取られていると、前から何かが迫る気配がした。慌てて視線を戻すと、いつの間にか何人もの人間のような者達がワラワラと近づいて来ていた。

 皆一様に背筋を異様に伸ばし、腕を前に突きだして、額にはおかしな札を張り付けている。

 あれは知っている。キョンシーだ、ということは・・・・・・

 見え隠れする一番奥を睨むと、縁側に立った女性が妖艶な笑みを浮かべていた。

 

 アリスと青娥、いや阿爾と阿夢だ。今度は二人がかりか。

 

 阿爾が人形達を操り花火のように光弾を放つ。必死で体を翻すと、その場所にまた攻撃がくる。

 右へ左へ必死になって避けていると、目の前を黒い影が覆った。避けると同時にキョンシーが掴みかかってくる。前のめりになってめくれた御札の陰には青白く牙を向いた死体の顔があった。

 恐怖にかられて死物狂いに目に映るモノを掻い潜る。目の前を何度も眩しく熱いものがよぎり、血の通っていない化け物が群がる。

 こちらは操り主の二人に近づけもしない。唯一の武器の御札は投げつけて当てる自信もない。どうにか逃れようと息を切らしながら考えていると、急にキョンシーが一体跳ね、覆い被さろうとしてきた。それに向けて振り返ろうとした矢先に、今度はボトリと地面に何かが落ちた音が届く。

 気が散らされる中で眼球だけを目一杯音の方に向け、何が落ちたかを探る。

 

 小さな人形が倒れていた。わざわざ武器を投げ捨てた? 何故? と一瞬混乱してから答えが浮かび、迫ってきたキョンシーを掴み、盾にする。直後、キョンシー越しに強い風圧と衝撃が伝わってきた。

 

 オレンジ色の炎が破裂する。体が吹っ飛ばされ、キョンシーに押し倒されるようにして地面に背中を打ち付けた。

 ぎょっとしてはね除けたが、爆発のせいかキョンシーは呆気なく転がった。開けた視界には千切れた手足や燻る火、鼻にむせ返るような煙が届く。アリスさんの作る人形型爆弾だ。一瞬遅ければ死んでいた。

 

 ハッとして屋敷の方を見ると、阿爾は既に懐から新しい人形を取り出し、阿夢は仙界と思われる空間の裂け目から新しいキョンシーを引っ張り出している。幾らでも武器に代わりはいるか。

 このままではジリ貧もいい所だ。どうにかして打開策を考えようと頭の中の知識と今までの動きを思い出す。

 

 まず、二人とも近接戦闘、特に青娥さんは戦い自体が得意ではなかった筈だ。アリスさんは人形を多数使役して距離を保つし、青娥さんはお付きのキョンシーと一緒に異変を起こしていた。

 となれば近づけば勝機はあるか、しかしキョンシーが何体も進路を阻むし、人形の弾幕を潜り抜けるのも容易ではない。

 問題になるのはそれぞれの攻撃の特性だ。

 人形遣いは攻撃の瞬間、必ず指が動く。

 そしてキョンシー共は、動きが鈍い。現れてから今まで、私の動きを阻む壁の役割しか果たせていない。

 

 頭の中で情報を整理し、勝算を立てる。その頃にはまたキョンシーが集まって来ていた。

 

 私も素早く動き出した。まず、最初にキョンシーを避けつつ植え込みの土を一掴み持ち出す。

 幸い爆発の破片のお陰でキョンシーの動きはますますぎこちなくなっていた。すかさず転がっている千切れた腕を残った手で拾いあげる。そして後はひたすら死体を押し退けながら前へ前へと駆け出した。

 

 キョンシーを全部追い抜き二人の前に躍り出ると、阿爾がすぐさま人形で迎撃しようとしてくる。キョンシーがいない分狙いやすいと思うだろう。しかし、その瞬間を狙って拾った腕を力一杯投げつけた。

 腕は放物線を描き、阿爾に向けて真っ直ぐ飛んでいく。顔の前まできたそれを、阿爾は思わず両手で掴んだ。

 手が塞がった事で人形達の動きが停止する。それを目だけで確認しながら私は前方、縁側の阿夢に向けて全力疾走していた。

 阿夢の顔に驚きの色が浮かぶ。そりゃそうだろう。後ろからはキョンシーが大勢追いかける音がひっきりなしに聞こえてくる。一見先頭に立って引き連れてくるように見えただろう。でも構ってはいられない。体はとうに悲鳴をあげている。

 気を取り直した阿夢が応戦しようと構えを取る。しかし私は一瞬早く掴んでいた土を投げつけた。

 

「ぎゃっ!」

 

 阿夢は叫び声をあげて顔を押さえ苦しみ出す。ここだ、と足を踏み締め、一足飛びに阿夢の懐に飛び込む。ドスン、と重い音がして二人で畳に倒れこんだ。

 

 下で阿夢がジタバタともがくのを必死で抑え込みながら、顔に御札を叩きつける。瞬間、背後でバタバタとキョンシーの倒れる音がした。

 

 ほっ、と体から力が抜ける。振り返るとから庭から縁側まで死屍累々の如く死体が横たわっている。阿爾は降りて来ない。様子を窺っているのだろう。

 

 さて、今度は阿爾への対応策を考えねば、と頭を切り替え立ち上がる。すると足下でくぐもった唸り声が聞こえた。

 

「んーっ! んーっ!」

 

「ん?」

 

 振り向くと、元の姿に戻った阿夢が御札の下でモゴモゴと口を動かしながら涙を浮かべている。どうやら慌てて貼ったせいで口を塞いでしまったらしい。

 流石に苦しそうなので、どこに貼っても同じと貼り直そうとする。が、そこである考えが浮かんだ。

 変身が解けた姿は顔つきも体も私そっくりだ。体当たりの時の、あの二つの柔らかい膨らみは跡形もない。

 加えて喋れない状態にしておけば・・・・・・

 

 残った靴下で阿夢を縛り上げ、横たえておく。そして私は、部屋に入った時に見つかりにくいように、部屋の隅に死体に紛れて伏せた。

 

 やがて痺れを切らした阿爾が、屋根を伝ってゴトゴトと降りてきた。

 

「むーっ! フーッ!」

 

「阿夢!?」

 

 口を塞がれもがく阿夢を目にして、阿爾はすぐさま駆け寄った。好都合だ。私はすぐさま起き上がり、阿爾に向けて声を張り上げる。

 

「待って! その子は阿求! 騙されないで!!」

 

「え、えぇっ?」

 

「んんーっ!」

 

 阿爾が慌ててキョロキョロと視線を泳がせる。元々見分けがつきにくい上、状況が状況だ。冷静に考えておかしくても簡単に判断はつくまい。ましてや阿夢は喋れないときた。

 オロオロとする阿爾が一瞬背中を向けた。その隙に御札を張り付ける。

 

「あぅっ!」

 

 阿爾が飛び上がって阿夢に倒れこんだ。ぶつかって痛そうな音が響き、うぅーとうめき声をあげる。急いで倒れている死体から帯を剥ぎ取ると、それで阿爾を縛ってしまった。

 

「だ、騙したわね阿求!」

 

「動くと痛いですよ」

 

「イタタタタタ!」

 

 念のためきつめに結び、阿夢の横に転がす。すると二人は揃って私を睨み付けてきた。同じような顔が二人並んでいると、なんだか姉妹のようにも見えてきた。自分と同じ顔でもある訳だが、一人に睨まれるより罪悪感のようなものが湧いてくる。

 自分としてもボロボロの状態だったので、さっさと二人を置いて部屋を後にした。廊下に出ると、扉越しに何やら阿爾がしゃべる声が聞こえてくる。

 

「ごめん、阿夢・・・・・・大丈夫?」

 

 気遣うような声色。阿夢の心配をしているのか。自身も動けないというのに、この期に及んで。

 

「私のせい・・・・・・だよね。頑張ったんだけど・・・バカやっちゃって・・・・・・」

 

 訥々と謝罪の言葉を述べる阿爾。阿夢は答えようもない。それでも阿爾は続ける。

 

「怒ってる・・・・・・よね。全部私のせいだよ。もっと頑張ってたら・・・・・・阿夢は、キチンとやってたのに、私ったら、どうしようもなくて、肝心な所で。ああ、本当にごめんなさい」

 

 阿爾の謝罪は、阿夢が返事を出来ないにせよどこか一方的に聞こえた。自分を責めるような言葉を歯切れ悪く重ね、謝る気持ちより恐れのようなものが伝わってくる。

 まるで嫌われまいと無理しているような・・・・・・

 

 阿爾が何を考えているのか気にはなったが、解毒薬の方を優先した。蝋燭を無くしてしまったので、マッチが頼りだ。

 

 

 ・・・・・・そういえば、友人関係で悩んだりなど私はしたことがあっただろうか。せいぜい小鈴くらいかな。

 

 

 

 

 またしばらく屋敷中を歩き回る。特に変わったものは見つからず、時間だけが過ぎていく。最低限の警戒だけしながら、比較的大きな部屋の襖を開ける。

 

 そこは明かりがつけっぱなしだが、誰もいなかった。真ん中には大黒柱らしき太い柱があり、下の畳には縄がほどけて落ちている。

 

 なんだ、最初に出発した部屋じゃないか。グルグル歩き回る内に戻って来たらしい。

 

「何よ、もう・・・・・・」

 

 思わずぼやいて、その場にうずくまってしまった。今までの苦労は何だったんだ。結局屋敷には無かったということか?

 しばらく落胆して動けなかった。しかし懐中時計の音が耳に入り、頭痛を堪えて腰を上げる。

 ぐずぐずしている暇はない。屋敷の中に無かったとしても他から薬を探さなくては死んでしまう。それに、最初の部屋は調べずに飛び出してしまった。もしかしたらこの部屋こそ盲点かもしれない。

 

 気持ちを奮い立たせてタンスや掛け軸の裏、壺の中まで覗き込む。しかしそれらしきものはない。

 

「つっ・・・・・・!」

 

 ふとした拍子に傷が痛み、ふらついた。探すだけでも身体中が悲鳴をあげる。一瞬力が抜け、襖に後ろから倒れ込んでしまった。

 

「うわっ・・・・・・」

 

 咄嗟にどこかに掴まろうとして、襖の表面をビリビリ破いてしまった。無惨なボロボロの扉が、廊下に音を立てて倒れ伏す。

 

「あぁ全く・・・・・・」

 

 慌てて誰かに気づかれていないか廊下を見渡す。代わり映えはせず、ほっと胸を撫で下ろす。敵の事もそうだが、なにぶん家のものを台無しにするというのはバツが悪い。

 裏側が丸見えになった扉を見て、こんな時に何をやっているんだと我ながら苦笑いする。襖のバタンと倒れる音がずいぶん大げさだったな、と思いながら、足下の扉に目を移した。

 

 すると。

 

「・・・・・・・・・?」

 

 扉の紙が剥がれた下に、紙の本のようなものが隠れている。和紙で作った雑記帳のようなもので、使われた形跡がある。

 

「何かしら・・・これ・・・・・・」

 

 こんな場所に隠しておくなんて、何が書いてあるんだろう。めくって見ると、人の名前と一、二行の文章がセットでいくつも書かれている。

 稗田阿一、稗田阿爾・・・・・・。名前はあの連中のものだ。それ以外には、それぞれこんな事が書かれていた。

 

 

 稗田阿一・・・

妖怪に怯えず暮らしたかった。

 

 稗田阿爾・・・

気安い友達が欲しかった。

 

 稗田阿未・・・

好いた人と共に生きたかった。

 

 稗田阿余・・・

もっと健康に生きて死にたかった。

 

 稗田阿悟・・・

大胆に生きてみたかった。

 

 稗田阿夢・・・

死を克服したかった。

 

 稗田阿七・・・

立派に稼げる人になりたかった。

 

 稗田阿弥・・・

私の事を覚えている人に、また会いたい。

 

 

 ・・・・・・後悔、心残り、いわばそんなものが綴られている。未練、ともいえるそれらは、私の記憶からは消えていた。御阿礼の子の宿命が為に、消された。

 

 もしかしたら、皆の願いや苦悩を忘れて、生まれ変わりとして生きた事が恨みを生んだのかもしれない。

 

 最後のページにはこう書かれていた。

 

 ~" 我らは御阿礼の子にして御阿礼の子にあらず。一人の人間として死ぬ事を望んだ、輪廻転生の輪から外れた魂の残滓なり。

 

 ささやかな記憶に救済を。忘れ行く者に制裁を "~

 

 その文章が妙に、胸に突き刺さった。

 

 

 残る時間は、二時間十五分。

 残る刺客は、あと四人。

 


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