斬魂刀×創世器   作:空想自己満足

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不慮の事故によって地球ではない地球へと来てしまったシュトリル達。彼らはそこで八番隊隊長京楽と副隊長伊勢に会う。
しかし、謎の死神と戦闘によって傷ついてしまった2人を保護するために自分たちが乗ってきた宇宙船へと行き、治療を行っていた。一方的一護達はりりんと行動をともにしていた。


5話

数日前からこの街はちょっとした噂がある。夜な夜な一人で出歩くと黒い大型の蜘蛛か赤い筋が体に入っている大型の蜘蛛に出会えると。

 

いい感じの半月が空高く浮かんでいる今日この頃、一護達はそれとは別の事件の調査に出ていた。そして今、目の前に噂の蜘蛛らしき生物がいる。

 

???『ねぇ...一護?』

 

一護『な、なんだよりりん。』

 

明るい青いパーカーを被ったひよこの人形ことりりんと死神代行こと黒崎一護は話している。しかし二人とも冷や汗ダラダラで話し声もどこかかぼそく、りりんは一護の頭の上で寝そべっているようだが二人とも動けないでいた。

 

りりん『言い事ゆっくり、ゆ~くり下がるのよ。忍び足でね、シ・ノ・ビ・ア・シ~。』

 

イチゴはゴクリとどこかぎこちなく頷き、口の中の唾をゴクンと飲み込み、りりんに言われたとおりゆっくりと下がっていた。因みに今一護達の目の前にいるのはダーク・ラグネと言うダーカーの一種である、全長7、8メーター高さは5メーターはあるのではないかと思われるそろ巨大。と言うか蜘蛛と言うよりも蟻に近い生き物の形に見えるがでかい、とにかくデカい。また、この街の噂になっている蜘蛛はダガンの事であり、このダーク・ラグネの事ではない。

 

ゆっくりと一護達はその場を立ち去ろうとしていた。この時一護達はダーク・ラグネのちょうど左後ろ足の後ろにいたこともあってこのまま行けば何事もなく、ゆっくりと右前足、左前足と歩いていたダーク・ラグネにも気付かれる事も無く無事に帰還出来ていたが。

 

ピキッ

 

と、一護が木の枝を踏んでしまい、それが折れてしまった音が響いてしまう。そしてピクッとダーク・ラグネの動きが止まる。

 

りりん『ちょっと!何かやってるのよ~。』

 

りりんは声を抑えながらも一護の頭の上でジタバタ暴れる。そして頭をスササと移動して一護の肩に来て服を掴みそこでもまた暴れる。そしてついついりりんに目線がいってしまう。

 

一護『おい、暴れるな。落ちつけ。ま、まだバレたとは限らないだろ...おい、りりん?』

 

すると突然りりんが暴れるのをやめる。顔は道と平行に、つい正面を不本意に見てしまった。逆に一護はりりんを見ていて前を見ていない。

 

プルプルと震えだし、その顔は青くなっているりりん。声を出すがその声も震える。

 

りりん『あ...あ、いいいっい、一護』

 

一護『どうした。』

 

すると少し暖かく湿った風と共に『シャー』と割と小さな声でだがはっきりと聞こえるその声は、どこか怒っているよだ。

そして一護はまるでロボットのようにカクカクと首を回し目の前の怪物ことダーク・ラグネと面と向き合う。目と目が合う瞬間好~きだとryみたいな歌が流れて実際に見つめ合っている巨大な昆虫みたいなのと黒服喪服のオレンジ高校生。ダーク・ラグネは首を頭をグワーとあげる。

 

ダークラグネ『グァジャシャ~!!!』

 

まるでつきに向かって吠える狼のごとく背中を仰け反らし天高く吠えた。その距離わずか10センチ有るか無いか、その光景を見た一護達は。

 

りりんand一護『あ.あ...あぁぁぁぁぁぁっ!!!』

 

死神代行と人形の叫び声がよるに響く。そして走る、りりんを乗せた一護は猛ダッシュで走る。ただしひたすら真っ直ぐ。

 

りりん『い゙や゙~~~~!』

 

涙を流しながら振り落とされないよう必死に一護に捕まるりりん。風になびかれその涙は走る一護には付かず、その後方に落ちる。

 

一護『ハーッハーッハーッ。可笑しいだろ、あれって...あれ?...ん、あ~~!!!』

 

ふと後ろを見た、ダーク・ラグネがいない、足を止める、気配を感じ上を見る、ダーク・ラグネ発見なお飛んで着地地点(現在の一護がいる場所)、とまあこんな感じの始末である。

一護と目と目が合ったあの場所から飛んでジャンプしてダーク・ラグネは一護たちを踏もうとしつつ着地する。

しかし持ち前の身体能力でそれを回避しつつ、自分の斬魂刀手をかけてそのどでかい日本刀を目の前の敵に向け臨戦態勢をとる。ダーク・ラグネによる家などの破壊は見られず器用に家の路地や道を上手いこと使って、どこにもぶつかることなくダークラグネは一護をみる。

 

怪物と死神代行が向き合う。するとりりんが

 

りりん『一護、あんた目的忘れてないわよね?』

 

一護『ああ。でも目の前のデカ物をやっつけてからだ。離れてな、りりん』

 

りりんがひょこんと一護から離れる。すると一護が霊圧を高める。青白い光の柱がゆらゆらと揺れ、次第に大きく激しくなっていく。それを見たダーク・ラグネは再びあの雄叫びを上げる。

 

先に動いたのはダーク・ラグネであった。体全体を降り、黒いフリスビーのような厚さがないが鋭く危険な円一護に迫る。二度ブンブンと降り一回目に2つ、二回目に3つのあの円を飛ばす。とは言え一回目の時は一護のすぐ脇を通る物で退路を塞ぐ物であり、二回目の時に確実に当てて仕留めようと打ったものだ。

 

対して一護は一回目のダーク・ラグネの攻撃はあたらないためなのか何もしなかった。が、その一回目の攻撃が後方に行ったとたん飛び出す。正確には一度だけ地面をけって、その勢いに身をまかせたまま刀を構え突っ込むと言う物である。ダーク・ラグネが放った二回目は一護に確かに当たるが身に纏った霊圧のおかげか、その円はお皿が砕ける見たいに割れて散り散りになってしまう。それを見たダーク・ラグネは一護に向かって咆える。

 

一護『はっ!!』

 

一護は大きく振りかぶり刀を振る。青白く輝く大きな斬撃がダーク・ラグネを襲う。しかしダーク・ラグネはそれにあたる前に大きくジャンプをしてその斬撃を飛び越えると同時に一護から距離をとろうとする。

 

りりん『飛、飛んだ!?あんな図体して一護の攻撃にも反応してるし、ってあれ?一護は。』

 

ふと素に戻るりりん。そしてダーク・ラグネは自分よりも高い位置にいる一護に気付く。ダーク・ラグネは驚いたのか目を大きく見開く、そして。

 

一護『こっちが本命だ。月牙っ!天衝!!』

 

先程とは比較にならない大きく強い斬撃がダーク・ラグネの体を包み込み。空に大きな煙でできた雲もどきが一つ生まれた。そして、吹き飛ぶのはダーク・ラグネ2、3回回転しながら落ちていきダーク・ラグネが着地地点にしようとしていた路地よりも後方にある大きな川に着水するが、動かず6本の足は丸で大の字見たく大きく開いて上から見ると*のような形にも見えなくはない格好でいる。

 

りりん『一護~?やっつけたの?』

 

河川敷に突っ立ている一護の後ろからりりんが話しかけてくる。

 

一護『多分な。嘘なら現世から消えるはずだけど、胸に穴が空いてない事や霊圧が感じられないしこいつは嘘じゃない。』

 

りりん『ふーん。...!一護、来たわよ。』

 

それを聞いて一護は『本当か!どこに』と驚いた顔をしつつキョロキョロと見回す。

 

りりん『うーーーん?この感じからするに...上?』

 

一護『上?』

 

りりんが空を見上げ、一護も空を見る、その目はどこか強い意志を持っているように見える。

 

一護『夜一さん...。』

 

 

 

 

 

 

話は戻る。3日前、コンにあの赤いお饅頭みたいなのができてしまったあの昼の後の放課後すぎ、夕日も沈みそうな午後四時すぎ、季節は冬の始まりを告げるように風が肌寒い。

場所は浦原商店の部屋の中。丸いちゃぶ台にすみには戸棚のような物があり昭和臭い畳や電話、カレンダー、とどこか古く懐かしい部屋。その部屋のちゃぶ台にポンといるコン。 ここには一護、浦原、阿散井、茶渡、石田、ルキア、それと人形であるコン、りりん、蔵人、のばがいる。

 

浦原『うーん...。恋次さん』

 

阿散井『何ですか浦原さん?』

 

浦原『コレなんだか分かりますか?』

 

浦原自身も知らないのか、六番隊副隊長阿散井恋次に尋ねる。阿散井うなりながら考えて話す。

 

阿散井『あの蜘蛛もどきが付けていたものに似ているような...似てないよう、な?』

 

りりん『何よそのあいまいな答えは、しっかりしなさい居候!』

 

その不抜けた答えにりりんが阿散井のことを馬鹿にしつつ話す。すると蔵人も。

 

蔵人『いやはや、さすが恋次さん。ぶれないですね。悪い意味でも、イヤハハハハ。あっのばはどう思います?』

 

ウサギのような耳を動かしてのばのことを指しながら話をふる。因みにこの振ってるほうも降られてるほうも人形である。

 

のば『いや、俺は実物すら見るのもこれが初めてだ。』

 

タキシードを着た亀のような人形であるのばは答える。隣に来たりりんがどこか誇らしげにのばに話しかける。

 

りりん『恋次については?』

 

のば『...問題ない。うん、問題ない。』

 

阿散井『お前らな...(怒)』

 

少しの空白の後、のばは答える。きっと何かを察してしまったのだろう。そしてキリキリと阿散井の手から音が出る。その手はプルプルと震えているが手はまだあげてない。

 

茶渡『なんで、二回も言ったんだ』

 

石田『それよりも今はそのタンコブ、どうにかすべきじゃないのかい。』

 

茶渡が不思議そうな顔をして突っ込む、どこか不安そうな顔をしていると思われる。顔に余り変化が無いためだろう。そんな阿散井の話はどうでもいいからと言わんばかりに話を戻す。少しいらついているのか。少し声に張りがある。

 

ルキア『コン。本当にいつできたのかわからないのか。』

 

一護『昼休みよ、近くに出て来た嘘を倒しに行った時は何ともなかっただが。』

 

コン『おい一護!何でテメェが答えているんだ!!ねーさんは俺に聞いてきたんだぞ。まったく。』

 

りりん『じゃあ、倒した後にそのタンコブは出来たの?』

 

一護『ああ、多分な。』

 

蔵人『それじゃあそれはその嘘が産み付けた卵みたいな物じゃないんですか。死ぬ前に攻めて一撃、みたいな?』

 

浦原『それは無いと思いますよ。』

 

ルキア『これから嘘の感じがしないからだ。』

 

阿散井『まあ、確かに嘘の感じじゃないな。強いて言うなら石田がバウントになったときの真逆...か?』

 

一撃『石田の真逆?霊圧がか?』

 

石田『キミは本当に死神代行に戻ったのか疑わしいよ。』

 

りりん『霊圧の質よ、質。死神とクインシー、それに霊圧にも個性みたいのがあるから誰がどの霊圧の持ち主かが分かるんじゃない。ていうかあんたらバウントの霊圧探れないでしょうに』

 

そんなこんなで話しつつ、誰かが突っ込んだりしながらガラガラと。

 

ジン太『帰ったぞ、居候お茶くれ。』

 

ウルル『ただいま。』

 

鉄裁『帰りましたぞ、っておやこれはこれは。』

 

阿散井『自分でやれ、自分で。』

 

浦原『お帰りなさいッス。でっどうでしたか。』

 

そんなやり取りが行われたのち、浦原が鋭く真面目の目つきで話す。帰って来たジン太とウルルは目をそらしうつむき、鉄裁だけはブンブンと首を振った。

 

浦原『...そーっすか。』

 

深く帽子をかぶる浦原、そしてそのやり取りを見て不思議に思う一護達数人。すると阿散井が口を開く。

 

阿散井『話したらどうっス、浦原さん。』

 

一護『何か問題でも起きたのか?浦原さん。』

 

浦原『......。』

 

浦原のうなり声のような声がなった後。茶渡がふとつぶやく。

 

茶渡『そう言えば夜一さんは?』

 

ジン太『そ、そんなことより居候お茶。』

 

ジン太は何かを察したのか。阿散井こと居候に飲み物を要求する、きっと話題をそらそうとしているのであろう。ジン太の顔はどこか引きずっている。無理やりの笑顔という感じだ。

 

浦原『もういいですよジン太。二人は上にでも行ってなさい。鉄裁さん、あれを持ってきてくれませんか?』

 

鉄裁『...わかりました、店長。』

 

ルキア『夜一殿の身に何かあったのか口を?』

 

一護『浦原さん!!』

 

ルキアは阿散井にと一護は浦原に話を聞こうとする。一護は机を叩いく、コンやお菓子やお茶が揺れる。ルキアに少し注意される。茶渡や石田も真剣に聞こうとしてるのか、どこか不安そうな感じもしつつ真面目な姿勢だ。

 

浦原『落ち着いてください。そんなに詰め寄られても困りますよ、一護さん。』

 

鉄裁『お持ちしました。』

 

すると鉄裁がスマホのような物を持ってくる、全部三つだ。大きな画面に片手で握って操作できそうな感じのタッチパネル式のリモコンにも見えなくはない。上の差込口の所はなくそこに1センチ満たない薄く赤透明の丸いものが刺さっている。しかし一つだけその丸いものが無い。

 

石田『浦原さん、これはいったい...。』

 

浦原『GPS機能付き携帯電話と言えばいいすっかね。携帯電話としての機能はもちろんのこと、これで登録した相手の霊圧を元にどこにいるのかが1発で分かる優れもののはずだったんすけどね。あ、この丸いは発信機の機能もあるっす。』

 

りりん『因みにその発信機が欠けているのは夜一さんのよ。』

 

一護『へぇー...。お、これがスイッチか。』

 

一護は興味津々にそれを取ると裏を見たり回して側面を見たりする。と、その側面に小さなボタンを見つけ推そうとする。

 

浦原『あ~~!!!!駄目ですよ一護さん。』

 

とそのスマホもどきを浦原は取り上げる。画面が暗いのを確認して『ふ~』と息を吐いた。

 

一護『す、すまねぇ浦原さん。な、なんか悪いとこしたみたいで。』

 

一護は不思議に謝るが、やはり好奇心があるのかチラチラとスマホもどきを見る。

 

浦原『話を進めますよ。実はここ数日ある噂が死神の間に流れてるのを知ってますか?』

 

茶渡『ある噂?夜な夜な大きな蜘蛛が出るって言う奴ですか。』

 

茶渡が首を傾げつつ答えた。しかし石田がそれを否定する。

 

石田『いや、それはないだろう。というか僕はそれに関しては実際に見ている。一護にルキアさんもだ。』

 

ルキア『ああ、確かにあの時茶渡はいなかったからな。と言うか一護、話してなかったのか?』

 

一護はルキアと目を合わせようとしない。

 

ルキアの攻撃!拳で殴る。

効果抜群だ!

 

浦原『先程石田さんが言ったとおり、それとは別の噂ですよ。』

 

茶渡『そ、そうか。すまない』

 

浦原『いえいえ。で、死神の間に流れてる噂ですが。何でもバウントが現れたとか。もちろん私もこの子たちを使って調べてみたんですが、何とも微妙な結果でした。』

 

りりんたちに目を向けつつ話す浦原。その続きをりりんたちが話す。一護は頭を抱え、ちゃんと聞いているかどうか妖しいが。

 

りりん『確かに浦原さんにわからない何かの霊圧が感知出来たにはできたんだけも...。』

 

蔵人『それがバウントかと言われると大変、いや非常に微妙なんですよ。ホントですよ。』

 

のば『なんと言えばいいか、例えるなら渋柿と普通の柿の食べ比べみたいな感じだ。』

 

ルキア『見た目では、いやこの場合は霊圧的に区別しづらいと言うことか?』

 

りりん『うーん。そう言うわけじゃ、いやそう言う事か?』

 

浦原『まあ、そいつらを仮にバウントもどきとしましょう。この重要性はそのバウントもどきが何なのかと言うことでは無く。そいつらに夜一さんがさらわれた可能性が非常に高いということです。』

 

その一言に阿散井や浦原一家を除き皆驚き、顔が固まる。一護が冷や汗をかきながら『嘘だろ』と一言につぶやいたりしていた。そして阿散井が話を付け足す。

 

阿散井『それだけじゃねえ。八番隊二番隊に多数の行方不明が出でいる。その中には二番隊隊長の砕蜂隊長と八番隊隊長京楽隊長と副隊長の伊勢副隊長も含まれ、八番隊にいたっては隊員の4割が何処かへ消えちまった。』

 

ルキア『な!?馬鹿な!!隊長格二人が行方不明!?それだけでも有り得ないと言うのに隊員の4割が行方不明だと、何かの誤報ではないのか。』

 

一護、茶渡、石田の3人は言葉を失っている。阿散井はルキアを見つめる、その目はとてもうそを付いているように見えず事の大きさを物語っている。石田が我に返ったのか、眼鏡を指でクイッと動かし話す。

 

石田『それが事実だとしたら夜一さんを含めた3人の隊長クラスが僕たちが学校へ行っている間にやられたという事だぞ。しかも敵が何者なのか、どういった目的なのか、戦力すら不明、そんな奴らに勝てるのか』

 

阿散井『残っていた隊員の話だと4人組の銃使いや鬼道の使い手にやられたとか。白い大きな馬や腕が多数ある化け物、銀色の魚みたいな化け物にやられたとか。訳の分からん答が多すぎる。』

 

茶渡『ん?化け物を操る敵ってまさか』

 

阿散井『ああ、俺も最初はバウントの生き残りがこの事件の原因だと思ってここに来たからな。だけど聞くところによるとどうもそんな単純な話じゃないらしい、現世にここ最近現れる蜘蛛とかよく分からん生物もすべてバウントが従えるものかと思っていたがこいつらがバウントとじゃねえとか言ってるし、こっちだっててんてこ舞いだ。』

 

浦原『しかもこれ、まだ作ってから間もない代物なんですが...。進入、より分かりやすく言うならハッキングされたんですよ。だからコレの電源を付けないで欲しいっすよね。私がちまちまと勉強して練り上げ作り出したと言うのにまさか売り込む前に誰かにハッキングされたんですよ。しかもあの小さな発信機で、危うく瀞霊廷内のデータベースまでたどり着こうとしていましたからね。まあなんとかなったから良かったんですが、相当な技術力も持っていると考えて良いっすね。』

 

コン『おい、オレ様の話じゃなかったのかよ。話それまくりじゃねーか。』

 

しんみりとチクチクするような雰囲気の中、コンが自分のことからどんどんそれていく話題にたいきれず怒鳴りだした。するとコンをふとみた浦原が突然笑いだし一護へと話しかける。

 

浦原『コンさんそれはいくらなんでもないっすよ。...ふーっ、一護さん。コンのこれをどうにかしましょう。』

 

するとあら不思議、コンの頭に、正確には耳から1輪の少し黄ばんだ白い大きな花が咲いていた。

するとどうだろうか、先程の空気が嘘のように吹き飛ぶ。皆が笑顔になった、一人を除き。皆が何かのスキッリした表情になった、一人を除き。

 

浦原『一護さん。これをどうにかしますので、ちょっと頼まれてくれませんか。』

 

笑いすぎたのか浦原の目には少し涙が貯まっていた。笑いすぎてむせたときにでも貯まったものだろう。一護はいい笑顔で『いいぜ!』と答える。すると石田が『僕も手伝うよ。』と答える。続いて茶渡『俺にも手伝わせてくれ。』と言う。

 

ルキア『貴様が死神として再び活躍できるまで護衛せねばなるまい、そのついでとして手をかしてやろう。な、何だその目は。』

 

ルキアは死神として再び活躍できるまで一護のお目付役兼護衛をしている。そしてそのルキアの目を見る一護。

 

一護『いや、みんなありがとな。』

 

浦原『承諾してくれた、てことでいいっすね。一護さん。まあ、頼む内容は後日ですが、今の一護さんに無理はさせませんよ。とりあえず今日は解散って事で。』

 

一護『昔から夜一にも世話になってるかな。...ん?』

 

彼と彼が接触する日も遠くは無いだろう。しかし窓の遠く向こうから除く黒い彼、彼に目を付けられてしまった事をこの時一護は知らなかった。

 

コン『何で皆笑ってるのか俺には理解出来ないんだけど...』

 

りりん『鏡を見てくれば分かるんじゃない。』

 

蔵人『ですね。ここは教えないであげましょう。ねーのば。』

 

のば『そんなに心配するなコン。時期分かるはずだ、問題ない。』

 

 

 

 

 

 

 

そんな事を話したなと思い出す死神代行黒崎一護。彼は仲間を救うために刀を振る。恩返しのつもりなのかも知れないが自分が成長した姿を見せたかったのかも知れない。

ダーク・ラグネも再び動き出す。しかし一護に敵意が無いのを確認すると上からくる何かに威嚇するようにグルルルとうなり声を上げる。空の上から近づく何か、一護はいまだ見えない脅威に神経をとがらせていた。

 

ルキア『大丈夫か一護。』

 

後方上空からフラッと現れるルキア。スタッと着地をして一護に声をかけている。

 

りりん『ルキアも来たのね。向こうは大丈夫なの?』

 

ルキア『誘導作成か...。11番隊から班目副隊長と綾瀬川3席。5番隊からは協力者はえられなかったら。たが、10番隊副隊長隊長が来てくれるように取りはからってくれたとか。』

 

一護『冬獅朗がか?それに乱菊さんまで、何で。』

 

ルキア『茶渡が井上にこの前のこと連絡したら泊めていた二人にも聞かれたらしい。と言うことか一護、なぜあのでかい蜘蛛...いや蟻か、いやそうじゃなくてそんなのと戦っておったのだ。あれでは気付かれるであろう。走って巻いてしまえば良いものを。』

 

一護『いやなんかさ、男の目をしてたから、その...つい。それに戦って欲しそうな目をしてたから...か?』

 

りりん『でもそのちょっとした騒ぎのおかげかも知らないけど、来るわよ。』

 

すると対岸の橋の下、一護達から離れてだいたい100メートル。そこから青白い光と共に一人の男性が現れたのが見えた。その瞬間ダーク・ラグネはそそくさと赤く黒く丸いワープゲートのようなものを通ってどこかえと行ってしまう。その時一護はそのダーク・ラグネと目があったような気がした。

 

 

 




わーい、就活疲れたど((( ・Θ・)

内定もらえてないども、何で一次で落ちるんど。二次に1個いったけども(・Θ・)

え?こっち見るなって。ははは。

まあ、貴重なブレイクタイムを使って書いてるとは言えコレほど遅れてしまうとは。申し訳ない。

1時間だけ書こうかな?→でも眠たいな...→30分だけ書くか→スピーーー(-.-)y-゜゜゜

てなってしまってこうなった、反省はしてない。
(だって面接で良い印象貰えたもの。
ネットで執筆してます。→おお、それは凄い→でも趣味の範囲ですよ?→いやいや、発想力あってのことでしょうに→ありがとうございます。→ははは、なるほどなるほど)

相手の心を掴むってなんか気持ちがええように思う。(・ω・)
ちゃんと掴めてるかは知らんが。
後皆おかしい、自分の長所は真面目な所です欠点は自分の失敗を中々認めようとしない所です。コレ長所潰してね?
長所はコンピュータ関連に関しては誰にも負けないと思う所です短所はタイピングが遅い所です。お前ほんとにコンピュータ強いのか?
長所はやるときゃやれる所です。短所はブレーキがきかないところです。ほんとにやれるのか?
長所は根が強い所です。短所は人の話を何度も聞き返してしまう所です。これは自分のなんだが長所の説明が上手く出来ない根が真っ直ぐて訳では無いけどある程度の筋と言うかプライドと言うか信念が見たいのがあるからなんて言えばええか分からん。コレが理系の辛いところ。

簡略化してるけど...皆皆なりに頑張っているんだよね。目が必死だもの、熱すぎでついて行けないし焦りすぎ。俺もだが、ハハハ...はぁーっ。(T_T)


まあ、ここ最近の就活情勢は近年と比べて良いみたいだけど最初で最後にしたいから意味ないと思うのよねこう言う社会的傾向見ても(-ω-;)
途中退社とか絶対したくない。

麻雀で内定もらえるなんて会社もあるし、日本てアメリカ的な大胆さが出て来たように思う。やるときゃ腹くくらんかい若僧が(●>皿<●)って訪問先の社長に喝入れられたよ。分かりやすく言葉変えたけど、うん。あれって肝くくれってことだと俺は理解した( ・_・)

あと盛り土とかどこかの学校の設立問題とか個人的にそこを先にやってどうするのって思う。(`・д・´)盛り土ならそこに移転しようとしていた人にさっさと慰謝料払えや、設立問題ならあんなにワーワー盛り上げないでも良いでしょうに。個人的に金の支払いを先延ばし、あわよくばないことにしたいように見える。このバーロ-共め(`Д´)

あと野球ね、日本代表は凄いと思うよ。まだ結果見てない人いるかもだからネタバレしないようにここでおわるけどm(_ _)m

最後に次回予告、初の本格的なバトルシーンをかきたいとおもいます。


皆オラにセンスと内定を分けてくれ(切実)

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