大好きだった姉が行方不明になってから六年間、少女には探す手段も無く、それゆえ吹っ切ることもできず中途半端に気持ちを蝕まれながら過ごしていた。
ところがある日、街角で懐かしい姿を目撃する。
それは希望か、さらなる苦悶の幕開けか。
舞い降りた幽幻水晶 が少女の心を惑わせる。
年月の積層に閉ざされた思いはどこへ向かうのか。
止まったままの少女の時が、いま再び動き出す。
ところがある日、街角で懐かしい姿を目撃する。
それは希望か、さらなる苦悶の幕開けか。
舞い降りた
年月の積層に閉ざされた思いはどこへ向かうのか。
止まったままの少女の時が、いま再び動き出す。
第1話 暗転 | |
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第2話 幻惑 | |
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