いつものバスの行き先は...?   作:風月 雪桜

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イベント海域が容赦なく私の心を折りに来るのですが...(涙)


決戦!南西諸島防衛線!4

赤城さんと深雪ちゃんと初雪ちゃんから別れた後、主力艦隊の援護をするために東に向かっていた

 

『吹雪ちゃん!

11時の方向敵機です!』

白雪ちゃんから無線が入り、11時の方向を見る

距離があるが、見間違いようのない異形の艦載機が飛んでいる、確かに敵機だ

単機だから、偵察機と推測できる

 

向こうもこちらに気が付いたようで、徐々に接近してくる

 

「輪形陣を組んでください

偵察機を追い払います!

対空戦闘よーい!!」

私達は、輪形陣を組み対空戦闘を始める

ただ、輪形陣は本来五隻以上で組む物なので、上から見ると白雪ちゃん、睦月ちゃん、夕立ちゃんで三角形を作って私が真ん中にいる感じになっているだろう

 

敵機の周りに疎らに爆発が生じる

 

いつもなら、これで追い払らえるのだが...

 

...敵機が接近してきてます...

私達の位置を報告するような電波を捉えたから情報は向こうに知られたはずです

接近する理由が...

 

十分接近した敵機は、急降下を始める

 

急降下!?

もしかして!

 

「ぜ、全艦回避運動!」

 

『『『了解!』』』

 

その瞬間敵機から爆弾が投下される

その先には夕立ちゃんが...

 

「夕立ちゃん!」

 

『ぽい~!?』

夕立ちゃんの姿が生じた水柱によって見なくなった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

瑞鳳隊97艦攻二番機が二つの輪形陣を発見する

手前の輪形陣は、空母二、重巡洋艦一、軽巡洋艦一、駆逐艦二

 

それを瑞鳳に報告し、97艦攻は降下して速度を稼ぐ

追随する戦闘機を振り切ろうとしながら、奥の輪形陣を偵察しようと強行突破する

 

『新たな機動部隊発見

空母...』

ここで、戦闘機が遂に97艦攻を捉え火の塊となって97艦攻は海に散った

 

ちょうどその時、深海棲艦の偵察機も翔鶴達を捉えていて97艦攻と同じ運命を辿った

 

その時、発生した煙は戦いの始まりを知らせる狼煙のようだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔鶴と瑞鳳は、次々と攻撃機を発艦させる

 

烈風20機、彗星31機、天山9機、97艦攻26機の計86機

 

翔鶴には、敵がヲ級三隻でも勝算があった

決して慢心ではないが、烈風の性能は桁違いで練度も高い

倍の戦闘機と対等に渡り合える自信があった

また、攻撃機の練度も限界まで上がっている

 

編隊を組んだ艦載機が、東の空に消える

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

艦娘の艦載機は、一直線に敵機動部隊に向かって進んでいく

 

中間地点で上を警戒していた烈風が何かを発見する

 

『敵編隊を発見!

数230機程!』

 

『こちらからは手を出さないでください!

翔鶴さんに報告して、無視しますよー』

 

だが、敵は無視せず20機程がこちらへ向かってくる

 

『仕方ないですね

一番機から十五番機で迎撃しますから付いてきてください!』

 

15機の烈風が迎撃するため上昇する

敵機と烈風は、機銃は放ちすれ違う

烈風は1機も墜ちず、敵機が10機程墜落し慌てて敵機は上昇して逃げる

 

その様子を見て15機の烈風も編隊に戻る

 

『鎧袖一触だ!

やってやったぜ』

 

『そういうが十番機、敵の機銃弾当たってただろ

零戦だったら、撃墜されていたかもしれないんだから気を付けろよ』

 

『わ、分かってるよ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翔鶴は烈風の報告を聞いて、敵機動部隊の空母の数を推測していた

 

ヲ級の艦載機量は、80~90機程とされている

ヌ級は、40~50機

 

直掩機や偵察機を考えると、ヲ級三隻で直掩機が20機程と考えるのが妥当だろう

 

敵の第一次攻撃隊さえ凌げれば勝てる

 

「そろそろ、敵の第一次攻撃隊が到着します

敵の艦載機は多いですが、これを凌げれば勝機があります

頑張りましょう!」

 

『『『『『はい!』』』』』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「仰角最大!!

Burning Love!!」

 

戦艦二隻の一斉射が20機程度の敵編隊を襲う

 

編隊がバラバラになっている為か、数機しか墜ちない

 

「Shit!!

中々上手くいかないネ!」

 

『まあ、対空戦闘は難しいからね

 

でも、これくらい落とせれば十分じゃない?』

 

「駄目デース!

テートクのハートを掴むには対空戦闘でも活躍するのデース!!」

 

『金剛さん、相変わらず燃えてるわね、不知火!』

 

『そうですね

所で陽炎、ちゃんと照準合わせていますか?』

敵編隊に照準を合わせながら私を面白そうに見ている陽炎と念入りに照準が合っているか確認する不知火

 

そんな様子を苦笑いで見ながら対空砲を準備をする古鷹と祥鳳

 

みんなrelaxしているようで、何よりネー

 

「さっさと敵機を落として、enemyをdestroyしまショウ!

 

Follow me!

皆さん付いてきてくださいネー!!」




最後まで読んでくださりありがとうございます

E3海域の潜水艦の開幕雷撃で反航戦なのに初月が大破したり、榛名がボス一つ手前の航空戦で大破したり...
カットインが三連不発だったり...

もしかしたら、不幸属性が付いているのかもしれないです...(涙)

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