いつものバスの行き先は...?   作:風月 雪桜

60 / 98
E2で資源が一万程溶けました...
あの護衛艦にダメージが通らない現象何なのでしょうか...(涙)


決戦!南西諸島防衛線!2

マルナナマルマルになった

 

「よし、金剛、翔鶴頼んだぞ

 

吹雪もしっかり...な!」

 

「了解デース!」

「精一杯頑張ります!」

「はい!もっともっと頑張ります!!」

 

計18人の艦娘が埠頭から出航する

駆逐艦娘達が堤防を走って追いかけたりしている

 

おい、あんまりいきおいよく走ったら...ザバァーン

...浮き輪何処にあったっけ...

 

ちょっとしたアクシデントがあったりしたが無事翔鶴達は出撃した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日は、よろしくお願いしますね

瑞鳳、暁ちゃん、響ちゃん、雷ちゃん、電ちゃん」

 

『こちらこそ、よろしくお願いいたします!』

『よろしくお願いするわ』

Очень (オーチン)приятно(プリヤートナ)(よろしく)』

『よろしくね!』

『な、なのです』

 

この作戦でこことも最後...せめて戦果を...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そろそろ、南西諸島防衛線ね

索敵機を出しましょう

まず私が6機出します

その後、瑞鳳が6機出してください

二段索敵をします

 

その間、第六駆は対潜警戒を厳としてください」

 

『『『『『了解(なのです)』』』』』

 

97艦攻が発艦していく

 

この子達も相当鍛練してきた

きっと、転属する前に間に合うはず

 

暫くすると敵艦隊発見の報せが届く

『重巡洋艦一軽巡洋艦一駆逐艦三』

 

思ったより、戦力が少ない...

偵察艦隊でしょうか?

 

「攻撃隊を発艦します!」

 

『分かりました!』

 

『「攻撃隊、発艦始めっ!」』

 

烈風21機、彗星21機、97艦攻27機を発艦する

瑞鳳は、彗星12機、天山12機を発艦する

 

翔鶴隊彗星は敵の弾幕をヒラリと回避しながら爆弾を投下し軽巡洋艦と駆逐艦一隻を撃破

瑞鳳隊も負けじと駆逐艦二隻を撃沈し、翔鶴隊97艦攻が重巡洋艦を雷撃し撃沈した

 

『私の出番無しじゃない!』

 

「暁ちゃん達はもう少し後に活躍して貰いますから...

それまで、待っててください」

 

苦笑いしながら、そう宥める

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

金剛と翔鶴から戦闘の報告があがる

両者損害零で敵艦隊を撃滅した

 

「司令官、画面を凝視しても結果は変わらないよね?

だから、この山積みの書類を片付けてよ」

今日の秘書艦の時雨がそう言う

 

まず、艦娘の艤装を民間人の多く居る中展開することを許可したことの始末書、今作戦の作戦要項や艦隊の編成を纏めたもの等々...それに普段処理する書類もプラスされる

 

ちなみに今処理しているのは、この鎮守府にある烈風、紫電改二、彩雲、瑞雲の性能や他の鎮守府に対しての技術提供の要請だ

 

確かにこの装備があれば、深海棲艦との戦いは楽になるだろう

艦娘の生還率も上がるかもしれない

 

だが...

 

「...今度は僕を見つめて...どうしたの?」

ちょっと、心配そうに時雨が訊ねる

 

「いや、何でもないんだ...」

 

吹雪の話と時雨の初めて会った時の状態を考えるとまだ、ブラック鎮守府はあるはず

もしかしたら、今ある鎮守府のほとんどがそうかもしれない

もし、そんな鎮守府にこんな高性能な機体が手に入る可能性があると分かれば何をするか分からない

資源を獲得するために、四六時中艦娘が働かされることになるかもしれない

俺の推測だから、そんなことにはならないかもしれない、けど俺の決定のせいで艦娘達が苦しめられるなら直接手を下していなくても、同罪な気がした

 

とりあえず性能だけは書いて、技術提供の部分は何も書かなかった

 

「ちなみにさ、時雨」

 

「何、司令官」

 

「なんで、誰かいる時は提督って呼ぶのに今は司令官なの?」

 

「別にいいじゃないか...」

 

「逆なら、分かるんだけど...

提督と混ざっちゃうし

提督に話し掛ける時はどうするんだよ」

 

「話しかけないから大丈夫だよ」

 

「んー

まだ、人間を信じられないのかもしれないけど...

出来れば、話をした方がいいよ?」

 

「分かったよ、司令官」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「みんなちゃんと付いてきてますか?」

 

『こちら白雪、ちゃんと着いてきてます』

『ん...初雪は大丈夫...』

『深雪様は、大丈夫だぜ!』

『睦月も大丈夫!』

『大丈夫っぽい!』

 

そろそろ敵艦隊に遭遇するかも...

でも、大丈夫!

 

 

 

昨日の司令官の話を思い出す

 

「実はな、吹雪には新しい装備を使って攻略に参加して貰うつもりだったんだ

だけど、その装備の性能がどれ程か分からなくて編成を決められなかったんだ

 

ちょっと、付いてきてくれないか?」

 

そう言って、司令官は立ち上がる

私も司令官に付いていく

その間にある程度泣き止んだ、なんかスッキリしたような気がする

 

司令官は、工廠のドアを開け妖精さんを呼ぶ

 

「いまーす!」

「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン」

「お菓子!」

 

司令官は、一人一人にお菓子を渡す

 

暫くすると妖精さん達が装備を持ってきた

円柱に棒が突き出たような...なんの装備でしょう?

 

「これは、94式高射装置だよ」

 

「これが、高射装置ですか...!?

実物は、初めて見ました!」

 

94式高射装置妖精さんがキリッと敬礼する

私も返礼すると高射装置を手に取る

 

資料室のと同じ...あれ?資料室に載っていたのは、91式だったような...

 

「それは、手首に付けるのです!」

工廠妖精さんがどや顔で説明する

 

言われた通り手首に付ける

 

「吹雪、それで対空戦闘をしてみてくれ

鳳翔と龍驤に訓練相手は、頼んどいたから」

 

「ありがとうございます、司令官!

早速、訓練したいので、司令官見ていてください」

 

「ああ、分かった」

 

訓練してみた所、飛躍的に対空戦闘が上手くなっていた

砲撃補助までしてくれるので万能だ

 

「司令官!

これ凄いです!」

 

「これなら、あの編成でも大丈夫そうだな!

白雪達に作戦に参加するように伝えてくるか」

 

 

 

 

暫く進んでいると夕立ちゃんから無線がきた

『三時の方向になんかいるっぽい!』

 

確かに三時の方向になにかいる...

 

見張り妖精さんに確認すると単艦の艦娘らしいと報告してきた

 

ドロップの艦娘?と訊くと損傷を受けてるから違うかも?と返事がきた

 

「艦娘らしいので、近づきましょう

一応、司令官に報告をします」

 

航行速度を落としながら、単艦の艦娘に近づいた




最後まで読んでくださりありがとうございます

ちなみに、E2のゲージは後一回撃沈すれば攻略出来る位まで削りました
やっぱり、練度の高い重巡洋艦投入した方が良かったのでしょうか...と今頃後悔してます

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。