ちょっと使いすぎてしまったかも知れないです...
攻略艦隊も苦戦していた
陣形を組んで戦っていたのだが、中破した駆逐艦を撃沈した時、護衛艦隊のように乱れて戦い始めた
吹雪は、陣形を維持しようとするのは危険と判断し、
重巡洋艦を吹雪と私
重雷装巡洋艦を白雪
駆逐艦を暁が対応することとなった
紙一重で、砲弾を回避する
吹雪の猛特訓に比べれば、リ級eliteの砲撃もぬるいように感じる
『響ちゃん!
やっぱり、砲撃は効かないから魚雷を撃つため肉薄する
付いてきて!』
「了解...」
幾つもの砲撃の水柱の間を縫うように接近する
辺りが水柱ばかりで、水柱の森に迷いこんだように感じる
そろそろ、雷撃位置に達するとき、急に吹雪が転舵する
そして、吹雪の予定進路だった場所に水柱が上がった
その時、吹雪からは見えないリ級が副砲を吹雪に向ける
「吹雪...!?」
『その手は、通用しないんだから!』
吹雪は、また転舵しリ級が放った砲弾が作った水柱を突っ切りリ級に接近する
リ級が副砲を放つ
それは、吹雪に当たらず...吹雪と私の
『え...!?あ...!!』
「あ...しまった...!?」
リ級の砲撃で海面が複雑に渦巻く
それで、吹雪と私は激突し、二人一緒に倒れ込む
そこにリ級が砲撃を放つ
「...っ!?
響!吹雪!」
あの二人がやられるなんて!?
駆逐艦に止めを差し
二人の共へ急ぐ
『む、睦月もそちらに向かいます!』
吹雪が響を援護しながら、後退してくる
『響ちゃんが庇ってくれたので、私の損害は軽微だったのですが...』
吹雪は艤装からちょっと煙が吹き出しているものの砲などは、無事みたい
対して、響は真っ黒な煙がもくもくと出ていて、砲も魚雷発射管も破損している
「全く、無茶するんじゃないわよ!
プンスカ」
『ごめん...
ちょっと、ドジ踏んじゃった...』
「睦月、響の曳航を頼める?」
『は、はい!』
『なっ!
まだ...まだ、戦える!
盾になって、みんなを守れる...!!』
「何言ってるの!?
それで、響が
『別にそれでも構わない...みんなを守れるなら...』
「ふざけないで!!」
パンッ!
私は、思わず響を頬を叩く
「そんなことをして、残された
とにかく、睦月連れてって」
『わ、分かりました』
『でも...私の想いはどうなるの...!
私は、みんなを守りたいんだ...!!
もう、二度と同じ後悔をしたくはないんだ...!!』
「......」
『何言ってよ...
お姉ちゃん!!』
「とにかく、駄目なものは駄目よ!」
響をキッと睨み吹雪に付いていった
慢心でした...
敵が水偵を使って艦攻隊を攻撃してくるなんて
水偵の数も少なくて、旗艦だけだったこともあり重巡洋艦一隻は撃沈出来たものの...
もし、二隻残っていたら、艦隊は壊滅してたかもしれません
現在使える艦載機は、
爆戦10機
艦爆8機
艦攻は、偵察から帰ってきた機体6機と帰って来て整備の間に合う7機合わせて13機
全力攻撃しかないですね
中途半端な攻撃は、被害だけ大きくする可能性がありますから
暫く発艦準備をし、翔鶴は弓矢を放ち始めた
最後まで読んでくださりありがとうございます
10話まで、UA100越えました(9話だけ越えてなかったりしますが気にしてはだめです)
とても嬉しいです!