呉から鎮守府に帰ってくると妖精さん達が集まってきた
「お菓子だー」
「やったー」
「司令官早く頂戴」
探知能力高すぎだろ!と思いつつ
「仲良く分けてよ
ゴミも、ちゃんと片付けるように」
と言ってお菓子を渡す
かなり多めに買ってきたつもりだったが、思ったよりも妖精さんが多く足りるか心配になった
「はーい」
「了解です!」
「司令官大好き!」
まあ、喜んでくれて良かったよ
「ただいまー」
「あ、お帰りなさい、司令官!」
と笑顔で手を振っている吹雪、その後ろには響と陽炎が
埠頭には、疲労困憊で座り込んでいる駆逐艦達がいるが、目は回してないから大丈夫だろう...多分
「みんな疲れているけど、大丈夫?」
「大丈夫です!限界は越えてませんから!」
鬼教官か!と思ったけど、黙っとく
「司令官?」
「い、いや、何でもないよ
訓練も程々にな?」
「はい!大丈夫です
さ、みんな休憩終了だよ!
通しで砲雷撃戦やるよー」
駆逐艦のみんな頑張って生き残れと内心で思いつつ、秘書艦の翔鶴を探した
翔鶴と工廠に向かい
開発と建造を行う
開発:最低限
25mm連装機銃
12.7mm単装機銃
艦載機レシピ
零式艦上戦闘機62型(爆戦)
彗星
建造:最低限
神通
雷
不知火
北上
なんか、開発も建造も運が良かった?
いや、良すぎな気がする...
工廠妖精さんは、なんだか機嫌がいい
もしかして、お菓子が気分高揚に繋がって?
もっと開発して検証したかったが、ボーキがなくなってきていたので、諦め4人を連れて旅行をした
そして、提督と大淀は帰りが遅くなるとのことで、先に食べることにした
「頂きまーす」
『頂きます!』
「あ、飯の後に買ってきた菓子食べるから、食べ過ぎないようにな」
「わぁ!
お菓子食べたことがないので、楽しみです♪」
「アイスでしょうか?」
「アイスにしようと思ったんだが、溶けたら嫌だったからクッキーやチョコにしたよ」
「あまり、お菓子については詳しくなくて...すみません」
「いやいや、艦娘も女の子だからね
鎮守府にいるときくらい、楽しみの一つや二つあってもいいでしょ」
「私お茶淹れてきますね」
「あ、白雪ちゃん
私も手伝うよ」
「飲み物も一応、オレンジジュース買ったんだが飲むか?」
「ジュースか...Спасибо(スパスィーバ)」
「雷も手伝うわ!
もっと、私に頼っていいのよ?」
「はわわ、電も手伝うのです」
「私でよろしければ、お手伝い致します」
「私も手伝います!司令官!」
「ありがとー
じゃあ、雷と電はこれ運んで」
「分かったわ!」
「なのです!」
ああ、こんな楽しい時間がずっと続けばいいのに...
最後まで読んでくださりありがとうございます
錬成って難しいですよね
キス島がいいとか、リランカがいいとか聞きますけど通常海域では、どこがいいんでしょうか?