カムクラ君の慌ただしい日常   作:クロノチビトラ

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最近本当に更新遅れて申し訳ありません(´;ω;`)




それはカムクラ君と乙女の特訓の日常・前編

「鍛えて欲しい・・・ですか」

 

現在カムクラの前には超高校級のアイドル・舞園さやか《マイゾノ サヤカ》と超高校級の探偵・霧切響子《キリギリ キョウコ》そして超高校級の軍人・戦刃むくろ《イクサバ ムクロ》が相談に来ている

 

「はい!カムクラ先輩に是非とも料理とか教えて欲しいんです!」

 

「別に構いませんが何故僕に?料理なら花村輝々の方が良いような気がしますが」

 

「その・・・・何か身の危険を感じて教えてもらう前に私がすぐ殴りそう・・・」

 

「あぁ・・・・それは仕方ないですね」

 

花村が戦刃によってぶっ飛ばされる光景が容易に想像出来るカムクラ

 

「それに貴方に教えて欲しいのは料理だけではないのよ」

 

「と言いますと?」

 

「男性が貰って嬉しい物ややってもらって嬉しい物・・・ここまで言えば分かってもらえるかしら?」

 

「・・・・なるほどそう言う事ですか」

 

「苗木君の為なんだね」

 

一緒にゲームをしていた七海も察しがすぐついたようで会話に参加する

 

「えぇ引き受けてもらえるかしら?」

 

「分かりました協力させてもらいます」

 

「わぁ!ありがとうございます!カムクラ先輩♪」

 

「よろしくお願いします・・・」

 

三人が頭を下げる

 

「ねぇカムクラ君私も付いて行っていい?」

 

「えぇよろしくお願いします」

 

そして5人は家庭科室に移動する

 

 

 

 

 

「苗木誠の事ですきっと愛情の籠った料理なら喜んでくれるでしょう」

 

カムクラはそれが苗木へのプレゼントになるだろうと言う趣旨を三人に伝える

 

「だからまずどのくらい料理を作れるのか確認させて下さい」

 

三人が各々料理を作り始める

 

そして三人の料理が完成する

 

「・・・・・」

 

そう料理・・・・だと思う物体が完成しているのだ

 

「すいませんこれは何ですか?」

 

「・・・・・玉子焼きよ」

 

「あの・・・玉子焼きです・・・」

 

「た・・・・玉子焼き・・・」

 

何故か三人共玉子焼きを作りそして何故かダークマターが出来上がっていた

 

「これは何て言うか玉子焼きというより可哀想な玉子だね・・・・・・」

 

七海が顔をひきつらせながら言う

 

「仕方ないじゃない私は探偵業が忙しくて料理何て作った事無かったのよ!」

 

「私も料理はてんで駄目で・・・今までも料理関係の仕事はNGにしてたんです・・・」

 

「戦場じゃ料理の技術はあんまり必要なかったから・・・・私自身カンパンとかレーションを好んで食べてたし」

 

その言葉を聞きカムクラは珍しく頭を抱える

 

「さてどうしたものですかね・・・・」

 

「ねぇどうしてそんなに料理が上手くなりたいの?」

 

七海が三人に聞く

 

「・・・・・実は」

 

 

 

 

 

それはカムクラのお家に苗木兄妹がお呼ばれした翌日のお昼

 

苗木の手元にはバランスの取れた綺麗な弁当があった

 

「おっ!苗木!その弁当旨そうだな~どうしたんだ?」

 

そう苗木に話しかけるのは超高校級の野球選手・桑田怜恩《クワタ レオン》

 

「これ?実はカムクラ先輩に作ってもらったんだ」

 

そうあの後苗木兄妹達はカムクラの家に泊まっていき朝ご飯とそして弁当までご馳走になっていた

 

「あぁ~カムクラ先輩か~なら納得だわあの人何でもそつなくこなすしすげぇよな!・・・・にしても」

 

桑田が苗木の弁当を見る

 

「なぁ苗木一口貰っていいか?」

 

「うんいいよ」

 

桑田が苗木の弁当から玉子焼きを貰う

 

「うお!!うめぇ!!こんな玉子焼き食った事ねぇ!」

 

「僕もそう思うよそれに何て言うか心が暖まるんだよね」

 

「やっぱり料理作れる人はカッコいいよな!・・・まぁ花村先輩はあぁだけど」

 

「僕も料理が苦手だからね・・・・あ~あこういう弁当が毎日食べれたらなぁ」

 

苗木はそう言いながら弁当を食べていた

 

 

 

 

 

 

 

「なるほどそういう事ですか」

 

「確かにカムクラ君の料理美味しいもんね~何て言うか花村君とは別の美味しさがあるんだよねお母さんの味って言うのかな」

 

実際カムクラにしてみれば普通に作っているのだが家族の為に作っている料理なので自然とそういった感じに作れている

 

「さて・・・・とりあえずこの玉子焼きでは苗木誠には出せないでしょう、今回三人が料理を作りたいと言う気持ちになったのは僕も一枚噛んでいるみたいですしとことん付き合います」

 

「「「よろしくお願いします」」」

 

こうして料理作りの特訓が始まった

 

続く




今回三話構成になるかも知れない・・・・

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