ソードアート・オンライン マザーズ・ロザリオ ボクの生きる意味   作:むこ(連載継続頑張ります)

6 / 92

 第6話です。ユウキに少しずつ心境の変化を持たすためにやりとりさせました。創作欲が止まりません、ヤバイ。それではご観覧ください。

 2016/11/21 大幅な加筆修正を行ないました。


第6話〜相棒〜

 

 西暦2026年1月31日土曜日 午前11:30 新生アインクラッド第22層湖畔エリア キリトのホーム

 

 

 ユウキは以前ログアウトした、キリトのホームに足をついていた。一瞬ここはどこだと思ったが、昨夜のことを思い出すと、ここがどこだか理解した。

 モダンで古ぼけた内装がいい雰囲気を醸し出しているキリトのホームは、非常に落ち着ける快適な空間だった。

 

 ユウキは昨晩寝た赤いソファに腰を落ち着け、現在の時刻を確認した。左手でメニューを開き、ウィンドウに表示されている時間に視線を移す。11:31と表示されていた。

 ユウキは少し早く来すぎてしまったかなと頭をポリポリかいていた。キリトと具体的な時間の約束こそ交わしていないが、お昼ご飯を食べてからとのことだったので、まだ時間はかかるだろう。

 

「う~ん、ちょっと早く来すぎちゃったか~……」

 

 キリトがログインするまでまだ時間がかかるだろうと判断したユウキは、どうやってそれまでの時間を潰そうか考えていた。とは言っても、キリトの家の中の物を勝手にいじくるわけにもいかない。

 いくら友達でもやっていいことと悪いことがある。そこでユウキはキリトの家の中を見学してまわることにした。

 

 全体的にビンテージっぽさが感じられる内装をユウキはまじまじと見渡していた。今時の若者が住むにはちょっとおやじ臭い感じがしたが、不思議とユウキはこの空間が気に入っていた。

 懐かしい感じが、居心地よさが感じられた。部屋の中の装飾物の一つ一つを見て楽しんでいたユウキは、ふと、リビングの奥にある暖炉へと視線を移した。

 

 赤い古ぼけたレンガブロックが積み重ねられた暖炉だ。レンガの一つ一つにヒビや欠けが目立っていた。これも劣化しているというわけではなく、ビンテージっぽさを演出するためのデザインだ。その暖炉の上に置かれている写真立てにユウキは目をやった。

 

「キリトとアスナ……、それにこの子は……ユイちゃん、だっけ」

 

 ユウキは暖炉に立てかけられている写真立てを両手に持つと、それに写っているSAO時代に撮影したと思われる、キリト、アスナ、ユイの家族写真を見つめていた。旧アインクラッドで残した家族の思い出写真だった。

 写真の中の三人は左からキリト、ユイ、アスナと並び、楽しそうな笑顔を振りまいていた。ユウキはその写真をまじまじと見つめると、切ない気持ちになってしまっていた。

 

「……家族、家族か……」

 

 胸に手を当てながら、ユウキは過去に現実の世界で家族と過ごしていた時のことを思い出していた。AIDSを発症する前、神奈川県横浜市保土ヶ谷区の、月見台にある一軒家で楽しく毎日を過ごしていた時のことを……。

 

「……何でまた思い出しちゃったんだろうな……、もう前しか見ないって決めてたのに……」

 

 ユウキには心に決めていたことがあった。残り少ない自分の人生、過去を振り返って後悔するぐらいなら、これからの毎日を精一杯踏みしめて生きる。

 悲しいことも楽しいことも、そう心に固く決めていたはずだった。しかし、ここ最近になりまた不思議と過去のことを振り返るようになってしまっていた。

 

 どうしてそんなことを想うようになってしまったんだろう。死を受け入れるはずだったのに、過去は過去で大切な思い出として、心の奥底にしまっておいたはずだったのに。

 どうしてまたボクの心を抉るようなことをするの? お願いだから……ボクに "今" を生きさせてよ……。

 

「……ッ……なんで……どうしてまた……ッ!」

 

 ユウキの瞳には涙が浮かんでいた。やがてそれは眼からあふれ出し、頬を伝って床に吸い込まれるように流れ落ちていった。

 寂しくて死んでしまいそう、誰か助けて。ボクの心を温かさで満たして、空っぽになってしまったボクの心を……。

 

 そう思っていると、ユウキの背後に人の気配が感じられた。誰?と思いながらゆっくり恐る恐る振り向いてみると、そこにはユウキが今、一番会いたかったであろう、真っ黒な服装で全身を包んだ、スプリガンの少年の姿があった。

 

「こんにちはユウキ、どうした? ……大丈夫か?」

 

「……き、きりと……」

 

 手に持っていた写真立てを暖炉の上に戻すと、ユウキはキリトに向かって駆け出し、キリトの胸に顔を埋めていた。

 キリトはログインしていきなりユウキが抱き寄ってきたので何事かと思ったが、先ほどまでユウキが手に持っていたものを確認すると、ある程度察したようで、ユウキの背中と頭に手を当てて、やさしくユウキを受け入れた。

 

 ユウキは声を殺して泣いていた。心の奥底から溢れ出てくるどうしようもない高ぶった感情を抑えられず、ひたすらに泣きじゃくった。

 キリトの服がしわくちゃになってしまうぐらい、手に力を込めて握りしめた。キリトは無言でユウキの背中を左手でぽんぽんと優しく叩き、右手でユウキの頭を撫でていた。

 

 しばらく時間が経つと、ユウキは落ち着きを取り戻していた。キリトが「大丈夫か?」と優しく声を掛けるとユウキは無言で頷き、キリトから半歩距離を置いた。

 両目をゴシゴシとこすると、真顔で「大丈夫」とだけ答えた。キリトは本当に大丈夫か?と思いながらも小さくなって消えてしまいそうなユウキを見つめていた。

 

「ごめんねキリト、いきなり……こんな風になっちゃって……」

 

「いや……俺は気にしてないよ。それより本当に大丈夫か……?」

 

「……うん、もう平気だよ……」

 

「……今日はやめとくか? ダメなら出直すけど」

 

「……やだ」

 

 キリトが次の機会にしようかと切り出すと、ユウキはいやだと拒否した。折角キリトと二人きりで遊べる機会を逃したくなかった。少し落ち着けば大丈夫、体を動かせば悲しいことなんて忘れてしまうだろう、そう考えていた。

 

「キリトと一緒にいる。今日一緒に遊ぶって決めたんだもん」

 

「……そりゃ約束はしたけどさ、本当に大丈夫か?」

 

「うん、大丈夫。ねね、お外……出よ?」

 

 ユウキはキリトの手を引っ張り、玄関のドアに向かって歩を進めていった。まるでこの空間から逃げ出すように足を動かしていた。

 キリトは釈然としないまま、ユウキに手を引っ張られて家の外に出た。ドアをくぐったキリトはストレージからカギを取り出して、ホームのドアを施錠し、再びストレージに戻すとユウキの方を心配そうに見つめていた。

 

 お昼前に差し掛かるキリトのホームがある湖畔は、やや濃いめの霧がかかっていた。家を出たユウキはすぐ傍にある湖の風景を見つめていた。

 木製のデッキに建てられている柵の上に自分の顔を乗せ、じーっと湖を見つめていた。感慨深そうに物思いにふけったかのような表情を浮かべていた。しばらく無言の時間が続いたが、ユウキが先にその沈黙を破った。

 

「ねえキリト……、ボクがいると迷惑かな……」

 

「え? 何でだよ……」

 

「だってボク、キリトに迷惑ばっかりかけてる。アスナの頼みでボクがキリトを元気づけに来てるのに、実際は逆で……ボクがキリトに助けられてる……」

 

「……俺は昨日のお礼をしただけだよ」

 

「でも……」

 

「いいから気にすんな、俺がやりたくてやってんだから……」

 

 キリトの優しい声掛けに、再びユウキは黙りこくってしまった。その優しい言葉一つ一つがユウキの心に突き刺さっていた。

 本来ならばボクがキリトを支えないといけないのに、逆に支えられているボクに、こんなにキリトに優しくしてもらう資格なんてあるんだろうかと思っていた。

 

 その気持ちの表れは、やはり友達以上の目でキリトを見てしまっていることに違いなかったからだ。

 内心無意識に否定をしていたが、自覚がないだけで、ユウキはキリトに自分が想っている以上の感情を持ってしまっていることに気付いていた。だが、それが確信にまで至らないために、心のもやもやが取れないでいたのだ。

 

 キリトを好きになるということ、それがどんな悲しい結末を迎えてしまうか、嫌でも理解しているから。無意識に自分でその一線を引いてしまっていたのだ。

 ここから先は間違っても越えないようにしなくてはと。その葛藤が、ユウキ自身を自己嫌悪に浸らせてしまっていた。心の奥底では、キリトに甘えたいと思っていながらも……。

 

「なあユウキ、無理してないか?」

 

「え……?」

 

 キリトからの図星を突いた発言に、ユウキは言葉を失っていた。目を丸くして驚いていたユウキだったが、キリトにはバレていた。どうしてバレたのか分からないユウキは参ったなあといった表情を浮かべ、苦笑いを浮かべていた。

 

「あはは……参ったね、キリトに隠し事は出来ないや……」

 

「……話して……くれるか?」

 

 ユウキは黙ってうなずいた、胸に手を当て、深呼吸をして、意を決したように淡々と語り出した。

 自分が今までどう想って生きてきたか、どのような胸の想いを抱いていたか、今の自分の気持ちを全部話した。キリトへのよくわからないもやもやしたものを除いて……。

 

「……そうか」

 

「……なんかね、どうやって生きていけばいいか、もう……わからなくなっちゃって……」

 

 ユウキからの答えに、キリトは家の柵に背中を預けながら腕を組んで考え込んでいた。

 ユウキが何故今になって過去を振り返ってしまったかはキリトにもわからない。恐らくアスナにも、スリーピング・ナイツの皆にもわからないことだろう。

 だが、キリトには一つだけわかっていることがあった。表情を変え、そのことをユウキに伝えるべく、真剣なまなざしでキリトはユウキへ視線を送って語り出した。

 

「なあユウキ……俺な、ユウキはもっと自分の気持ちに正直になっていいんだと思うんだ」

 

「正直に……?」

 

「ユウキは……自分で頑張り過ぎだ。まるでSAO時代の俺自身を見ているようで、見ていて胸が苦しくなる」

 

「…………」

 

 キリトは今のユウキの頑張る姿に、ソロプレイのスタイルを貫いていた昔の自分の姿を重ねて見ていた。

 何もかも一人で抱えて解決しようとして、自分の事は後回しにしてまで、仲間や友人は最優先で力を貸す。そんな頑張りがお互い似てるなと感じていた。

 

「偉そうなことを言うつもりはないけど、俺はあの時もっと周りを頼ればよかったと後悔している。もっと仲間と、友人を頼っていれば、あんなに苦しむ必要なんかなかったんだと、今はそう思えるんだ」

 

「…………」

 

 ユウキは視線を落として、キリトの言葉に耳を傾けていた。

 

「だからユウキも、もっと周りを頼れ。いくらでも迷惑かけろ、そりゃ出来ないことだってあるかもしれないけどさ。それでも、俺たちは……仲間だろ?」

 

「なか……ま」

 

 キリトの説得が届いたのか、ようやくユウキが口を開いた。もう本当に苦しむ必要はないの? 一人で抱えることはないの? 皆にもっと我儘言っていいの?

 そんな気持ちが一気に心からあふれ出そうとしていた。もしそれが許されるのなら、もっと甘えていいのなら、ボクは……ボクは……!

 

「キリト……ボク、我儘言っていいの?」

 

「ああ……」

 

「皆を頼っていいのかな……」

 

「当たり前だろ……」

 

「キリトにも甘えていーい?」

 

「そ、それは……」

 

 ここは当然YESと答えるべき場面だったのだが、最後の問いに対してキリトは答えを濁らせた。

 苦笑いを浮かべながら汗を垂らし、人差し指で頬をぽりぽりとかき、視線を逸らしていた。その様子を見たユウキは表情を一変させ、不機嫌気味になっていた。

 

「もう……キリトのバカ。そこは甘えていいって言ってくれる場面じゃんか……」

 

「えっと……あははは、す……すまん」

 

 ここ一番で空気が読めないキリトに機嫌を悪くしたユウキだったが、不思議と先ほどまで抱え込んでいた悲しい気持ちは薄れていった。

 キリトが諭してくれたことと、自分の周りへの気持ちの改め方を知ったことにより、少しだけ肩の荷が降りていた様子だ。

 

 キリトも表情が軽くなったユウキの顔を見ると、安堵の表情を浮かべ、暗い話題をも切り替えるべく、これからどうしようという話し合いに移ろうとしていた。

 そもそも今日はどこかへ遊びに行くという約束で集まったのだ。折角の機会、楽しまなくては損だ。

 

「ありがとね、キリト」

 

 ユウキはキリトの方に体ごと向きを変えると、両手を後ろに組んで前かがみになり、上目遣いで感謝の言葉をキリトに送った。

 先ほどまで暗い表情を浮かべていたユウキの顔を見ていたキリトは、そのギャップに一瞬心を奪われた。照れている様子をユウキに観られたくなかったのか、咄嗟にユウキから視線を逸らして、ユウキから見えない角度に顔を隠すようにして、少しだけぎこちない口調でキリトもユウキに返事を返した。

 

「べ、別に……気にするな」

 

「?? ……変なキリト」

 

 キリトは顔をふるふると横に精一杯振るうと、照れている顔を見られたくないがために先に家から歩きだしていた。

 ユウキはそれに気付くと「おいてかないでよー!」と言い、すぐさまキリトの後を追いかけていった。ユウキはキリトに追いつくと、歩く速さを揃えてどこにいこうかとキリトに話題を持ち掛けた。

 

「昨日はご飯食べたから、今日はどこか冒険に出掛けたいねー!」

 

「そうだなぁ……、スヴァルトアールヴヘイムの未探索エリア…とかどうだ?」

 

「うーんそうだねー、悪くないと思うんだけどさ、ボクは新生アインクラッドの迷宮区を探索したいなーって……」

 

 新生アインクラッド迷宮区という言葉を耳にした瞬間、キリトの足が止まった。そこはたった二人で攻略できるほど生易しいところではなかったからだ。

 旧SAOをプレイしたことがあるキリトは、今回の新生アインクラッドの難易度が以前よりも跳ね上がっていることを知っている。当然、次の攻略場所にあたる29層での戦いがどれだけ大変になるかも想像がつく。

 構造はおろか、モンスターのラインナップ、強さも修正がかけられているエリアもたくさん見受けられた。

 

 普通はパーティを何組かに分けて徒党を組んでレイドを作って、対策を講じて攻略に挑むというのが普通なのだが、今の新生アインクラッドはその様子見ですらかなりの準備をしなければ厳しい環境となっていた。

 ユウキはそんな迷宮区をキリトと二人だけで挑んでみたいと言い出したのだ。

 

「あのですねユウキさん……。仮に二人で挑める難易度だとしてもだ、奥までたどり着くのに何時間かかると思います……?」

 

 キリトからの問いに目を丸くしていたユウキは目を瞑り、首を傾げ、頬に人差し指を当てて、じっくり考えていた。ユウキの頭の中には「ポクポクポク」と木魚の叩かれる音が鳴り響き、答えに辿り着くと「チーン」という音と共に、キリトに回答を示した、

 

「……1時間ぐらい?」

 

「そんなに早くいけるかっ!!」

 

 無謀とも言えるユウキの回答に、キリトは最速でツッコミを入れた。確かに二人で迷宮区突破というとんでもない挑戦が1時間で終わるはずがなく、キリトは呆れた表情を浮かべていた。

 

 しかし時間がかかるかもしれないが、敵の構成やダンジョンの構造と立ち回り次第では、被害を最小限にとどめたまま、突破も出来るかもしれない。

 事実、旧アインクラッドではキリトはアスナとペアを組んで74層の迷宮区を突破した実績があった。その時と同じ感覚でなら、もしかしたらいけなくもない。キリトはそう考えていた。

 

「……立ち回り次第では、いけるかもしれないな」

 

 キリトが自身の顎に親指と人差し指をあて、探偵のようなポーズを取りながら答えを導き出すと、ユウキは表情を明るくして笑顔になり、気分をウキウキさせてぴょんぴょんと飛び跳ねていた。

 飛び跳ねた拍子に装備しているナイトリークロークのスカートの裾の部分と、黒紫をしたロングの髪、そして頭から生えているチャームポイントのアホ毛が揺れていた。

 

「ホント!? じゃあ行こうよ! ボクたちなら絶対突破できるよ!」

 

「しかしそうなると準備とか大変だぞ、転移結晶とポーションも持てるだけ補充しないといけないし。食料とかも買い込まないと……」

 

「それなら大丈夫! 昨日のお返しにボクがお金出すよ!」

 

 ユウキはそう言いながら、地面を蹴ってステップをしてキリトの胸元へ飛びついた。キリトは突然のことで驚いたがユウキに押し倒されることなくユウキを受け止めていた。

 飛びついたユウキはキリトの胸板に顔を押し当て、徐々に顔の向きを上に向けて、上目遣いをして、キリトと視線を合わせていた。ユウキが人に頼みごとをするときの十八番であった。

 

「キリトお願い……、さっき我儘言っていいって言ったじゃん……」

 

 瞳をウルウルとさせながら上目遣いをするユウキの顔を目の前でまともに見てしまったキリトは、顔を赤面させて引きつかせていた。

 この顔はやばい、何でかわからないが俺の本能がやばいと言っている。そう直感したキリトは目を逸らし、渋々ユウキからの頼みを承諾した。

 

「わ、わかったよ全く……とりあえずボス部屋直前までな、それでいいか?」

 

「うん! ありがとキリト!」

 

 キリトにお願いを聞いてもらったユウキはご機嫌になっていた。自分が抱えてしまっていることを外に吐き出していいと言われたことで、他人に遠慮することなく接するようになっていった。

 今後はただ単に全力でぶつかっていくだけでなく、自分の事も理解してもらえるようにぶつかることが出来るであろう。それがユウキのいいところなのだから。

 

「よろしくな……相棒(・・)

 

 キリトはユウキに向かって"相棒"と声を掛けた。その言葉を聞いた瞬間ユウキは嬉しくなり、より満面の笑顔になった。嬉しさのあまりにキリトに背中から飛びつくと体重を預けて、キリトへと返事を返した。

 

「うん! よろしくね! キリト!」

 

 





 次回は新生アインクラッド第29層攻略編です。ここまでご観覧いただき、ありがとうございます。次回も是非よろしくお願いします。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。