ファンデッキでも良いじゃないか。   作:skkコーポレーション

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チラシの裏投稿でUA500超えって…凄いの?なんか全く分からないのですけど通常投稿で1000と少しって言うのが多いからそれなり何でしょうねぇ……そろそろ書き溜め分が無くなるので大分間が空くと思います。


4.マコトのデッキその2

 

「なぁ……」

 

「…確かに、そうね。本当だわ…」

 

「だろ?実際俺自身の事なんだから間違ってる筈ないじゃん」

 

「なぁ……」

 

「でもあの時は貴方が6って言ってたじゃない?」

 

「うん、そうだった…なんかデュエルディスクにもう一つスロットが有ったんだよ。流石に予想外すぎてそん時は気付かなかった。」

 

「なぁ……聞いてるか?」

 

「それにしてもデッキが7個って多すぎない?なんか使い方とかごっちゃになって大変な気がするんだけど…」

 

「そうでもないぞ?実際使ってるときとかフィーリングでやってる所の方が大きいし、どの召喚方法も手札消費激しいのが分かってれば何とでもなる。融合使ってみる?」

 

「なぁ……聞いてるか?そろそろ回想とか召喚法の変更とか話すのやめないか?」

 

「でも融合自体持ってないし……」

 

「ちょうど幻奏の融合モンスターなら一式持ってるからそれで代用したら?」

 

「何でそんなもの持ってるの……貴方のデッキはさっきのU.A.でしょうに…」

 

「なぁ……流石にこれは酷くないか?なぁ権現坂、どう思う?」

 

「さっき7個あるって言っただろ?その中でこの辺で使ってる人がいるテーマは使わないって決めたから、その分君に回せるんだよ。」

 

「テーマ被ったら使わないって…割と考えてるのね。沢渡とデュエルするって言った時は何も考えてないのかと思ったけど。」

 

「止めてくれよ、照れるだろ?」

 

「褒めてないわよ…」

 

「二人とも、そろそろ会話を止めたらどうだ?余りにも遊矢が気の毒だ。」

 

「…ほら、反応しないだろ?こいつら何でこんなにデュエル女子トークみたいになってんだよ。片方男だぞ?しかも12日前に会ったばっかりだぞ?」

 

「チクショー!こうなったら力ずくで奪い取ってやる!みんな!やっちまえ!」

 

「」

「」

「」

 

「なっ!?お前らその顔どうなってんだよ!めり込んでるぞ!?くそッ!そのカードをよこせーぇぐぇ!?!」

 

字面で何となく分かると思うけど最後のだけ説明。

沢渡がやっちまえ!って言いながら取り巻きの方見る→取り巻きのめり込んだ顔みてビックリ→使い物にならないと思って

単騎突撃→何処からともなく飛んできたペロペロキャンディの棒が到達する前に真が某麻婆神父バリのスライド跳躍で接近して掌底打ちを使って沢渡を迎撃←今ココ!

 

「全く…負けたんだから素直に退散すればいいのに…」

 

「ほんと、最後までカッコわるいなぁ。」

 

「っ!?何者だ!」

 

真の呟きとそれに応えるようなショタの声、そしてそれに反応する権現坂。

 

「あなたがこれ投げたの?」

 

「うん、気を失わせようとしたんだけど、あの人に先を越されちゃった。」

 

「オマエ ナマエ イエ。」

 

「そうだね、僕は紫雲院素良。…それと、何でカタコト?」

 

「ナントナク、キニスルナ。」

 

「う、うん…あっ、そうだ、それでね、今回は、君の弟子になりたいなーって思ってね。」

 

そう言って俺の方を向いて笑いかけてくる素良…って俺!?

 

「え?俺?」

 

「うん!さっきの君のデュエル、すっごく面白かった!それに僕がこっちに来てから見た人で一番面白そうだったし!」

 

「んー?でも師匠って言われるほど強くもないぞ?デッキもコロコロ変わるし、恐らく君の使うデッキと相性のいいモノもない。君にメリットは……面白いってのがあるけどそれだけだぞ?」

 

「いーじゃんいーじゃん。別に師匠は減るものじゃないでしょ?」

 

すげーじゃん、て続けたくなったのは俺だけ?

 

「良いんじゃないか?別に仲間が増えて困る事はないだろ?」

 

「……じゃあこうしよう。俺とお前でデュエルをする。その結果俺が勝ったら遊矢が代わりに師匠になる。君が勝ったら要望通り俺が師匠になろう。…それで良いか?」

 

「ちょい待てや」

 

「いーね!どっちも面白そうだし、どっちに転んでも僕に損はない!そうしよう!」

 

「……俺の意見は?人権は?選択権は?」

 

「諦めろ、遊矢。男には避けられない苦難も降りかかるものだ。」

 

「……この四人はほっといて良いの?…あっちょっと!待ちなさいよ!」

 

あ、忘れてた。『Level up!』ん?何だこれ?デュエルディスクの機能アンロック?

『Unloak item』

・デュエルアンカー

・ポータブルリアルソリッドシステム

……まぁ、貰えるものは貰っておこうか。どんどんデュエルすればアンロックされるのか。面白い機能だな。

 

………………

……………

…………

………

……

 

そんな訳で遊勝塾、デュエルスペース。

 

「あー、修造さん!出来れば素良君の雰囲気に合わせたフィールドにしてあげてくれないか?」

 

「そうか!わかった!よーし、行くぞ!アクションフィールド、オーン!フィールド魔法『』!」

 

「わぁ!ありがとししょー!」

 

「まだ師匠じゃないぞ?まぁいい!始めようか!このデュエルを!」

 

俺はデュエルディスクにセットされていたデッキを内蔵された保存スペースに入っていたそのデッキと入れ替えながら呼びかける。

 

「そうだね!じゃあ、行くよ!」

 

素良のデッキは同時破壊を多く使用する【ファーニマル】。ならば破壊に強いアドバンテージがある少し廃れたこのデッキで挑ませてもらう。悪いな素良、このフィールドには似合わんが、鉄屑の意地を見せてやるよ!




今回はデュエルまでの導入とマコトのデュエルディスクの機能の紹介(?)でした。次回、まぁ最後の一言で分かるんでしょうし……そういう事です。あとがきですが、また誤字や脱字、そして各シーンの矛盾に関しての指摘の方、お願いします。

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