龍に愛された少女   作:腐った饅頭

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23話

まぁその後は昼休みも終わりに近いという事でお開きになり、勝手ながらバイサーさんの件はこちらに任せると朱乃さんが言ってくれました。

 

後で知った事実でしたがなんと私朱乃さんと前に何回かにあったことがあるそうです。

 

何か昔、総督が連れてきたーだのと聞きました。幼い頃って全然覚えてないんですよねー。ほら皆様も経験ありません?小さい頃どんなことしてったけー?といった感じで。

 

あとまさかオルタが起きて気になる事がある!って言って身体の支配権を取られるとは思いませんでした。

 

その時は確か。

 

〜回想〜

 

『Hey!そこの金髪くん!』

 

『えっと僕の事ですか?』

 

『そうだぜ木場くん!君からは何か私達と同じ同姓のニオイがするっ!ということでその胸揉ませろぉー!』

 

『えっ?ちょっ!まっ!』

 

『もみもみーっとこの感触は包帯?しかしこの弾力。貴様女だな!』

やめんかゴルァ!そいやぁ!

 

『エボスッ!?まさか、精神体に腹パンとは、流石私ガクッ。』

 

『ふぅやれやれです。オルタには困ったものです。しかしまさかとは思っていましたが木場さんが女性でしたなんて』

 

『ア、ハ、ハハハ何かごめんね?』

 

〜回想終了〜

 

えぇ、ホントオルタには困ったものですよ。いきなり胸揉みに行くんですもん。

 

まぁあの後ちゃんと謝りましたけど。

さてどうしましょうか?ある程度予定も終わりましたし、なにかする事とかありましたっけ?

 

特にありませんからねぇー?

 

あっそうだイッセーの女性恐怖症をどうにかしないとレウスさんの嫁さんの駒を渡す人が不便ですからねー?

 

とりあえず私は大丈夫って言ってくれましたしどうにかして私以外の女性とコミュニケーションが取れるようになるくらいまでしなければ(使命感)

 

あと原因であるあの痴女見つけたら軽くコロコロして総督の前に提出だ!

 

あっ!チャイムなったぁ!?ヤバイです!教室からここまでかなり離れてるぅー?!急がなければ!

 

 

 

 

 

 

〜少女帰宅〜

 

「ただいまデース」

 

ふぅ今日も疲れました。領主(笑)さんが発狂して突っ込んで来たりホント疲れましたタマちゃんで癒されな「ミリスの姉貴ぃぃぃい!」いアベシっ!

 

頭から腹に突っ込みそのままマウントをとって方を掴んでくる幼女。

 

「姉貴姉貴おかえり姉貴!さあさあさあさあご飯を作っておくれ!!」

 

マウントとって最初に言う言葉か!こんにゃろういい加減にしろよコラー!

 

「うぉ!この様子は姉貴が切れてる!逃げなきゃ!キャー」

 

あんにゃろうやりたい放題やりおって逃げましたね。あの暴食娘!

いいでしょうそんな態度をとるなら私とて考えがあります。

 

「あんな事する子にはご飯抜きですよ!」

 

「誠に申し訳ありません。だからご飯抜きは勘弁してください。ミリスお姉様」

 

現金ですねこの子。こっちに戻ったと同時に土下座をするとは。そこまで大事ですかご飯は!

 

「いいでしょう。次やったらホントにご飯抜きですからね!ジョーちゃん」

 

「ヘーい」

 

「返事は?」

 

「ハイであります!」

 

「よろしい。では食事にしましょうか?」

 

「イヤッホウ!ご飯だァー!あっそういえば龍神様来てるよ。無限の方。かなりお腹空いてるみたいだったよ?」

 

何故それを最初に言わなかったんですか!

 

急がなければ急がなければ私のお菓子が食べられるぅぅぅぅ!

 

あぁもう今日は不幸だぁぁぁーうわぁぁーん!




補足ジョーちゃんとは
ぶっちゃけるとイビルジョーの事である。
結論大食らい。ついでに生後半年である。
何故か人型になれるようになった。
外見は小さくなったでち公に女性バンギスXシリーズである。でちでち言わないでち

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