(´°ω°)チーン
んぅーあれ何で俺寝てるんだ?
確か今日は夕麻ちゃんとデートに行って、帰ろうとした時に公園によろうって言われて、なんだろうって疑問に思いながらもついて行って、夕麻ちゃんがこっち向いて楽しかったって言ってくれたから俺も嬉しくてそれで頼み事があるのって言われて、なんだろうって思ったらいきなり黒いボンテージ姿になって死んでくれないって言われるのと同時に光ってる何かで刺されて、ッ!?
そうだ俺は確か脇腹を刺されたはず!?
無い?傷が無い?
っていうことは夢だった?夢なのか?夢だとしたら何つー程リアルな夢なんだよ。本当に死んだかと思ったな。
そういえば長々と考えていたけどここ何処なんだ?
あら起きたようですね?
「目覚めはどうですか兵藤さん? 」
「えっあっえぇ!?ミリス様!?何でいるんですか?!」
「いや何驚いてるんですかココ私の家ですよ?居て当然じゃないですか」
「あっそれもそうかじゃなくて!だったらなんで俺がいるんですか!?」
「それについては今、話しましょう。貴方の身に起こっていることを全てお話しましょう」
「えっ?何でそんな真剣になってるんだよミリス様?嘘だろ。えっあれは夢だろ?あれは夢だったんだろ?夢だって言ってくれよミリス様。」
「あれは・・・・・・事実です」
「あ、あ、嘘だ、絶対嘘だ。認めねぇ絶対認めねぇ。いくらミリス様でも認めねぇぞ。だったら何で俺は生きてるんだッ!?」
「落ち着きましょう兵藤さん。まず何で生きてるのかと言うと私がこの駒で生き返らせたからです」
「駒で生き返った?」
「えぇそう駒です。この駒、厳密に言うと違う駒ですがこれと同じ種類の駒を入れさせてもらいました」
「そんなので怪我が治ったって言うのか?」
「まぁ正確に言うと違うのですが、この駒の名前は
「簡単に言うと兵藤さん。貴方は龍と人のハーフになりました」
「えっ?龍ってあのゲームとかに出でくる羽の生えたトカゲのアレ?」
「まぁ外見は殆ど合ってますね。では実際に見てもらいましょうか。龍ってヤツを。その目で」
「えっ?えっ?えっ??何言ってるんだミリス様?龍なんて居ないだろ?」
「あらそれは酷い。龍を否定するという事は私の人生を否定しているようなもんですよ?では呼びましょうか我が父を」
「えっいや待って状況についていけない。だから待って!?」
「今こそいでよ。嘗ては暴君と呼ばれた龍よ!」
「暴君ミリオス!!」
私を中心に光が周囲を照らす。
その光が終わった時、私の後ろには全長十五mは超える巨大な黒い龍が居た。
「という事で呼ばれて来たぞ?我が愛娘よ。って、ん?」
「」
「ミリスよ。小僧気絶しておるぞ?」
あ〜やっぱりお父様は迫力があり過ぎましたかねー?
まだクシャルさんとかグラビーさんの方が良かったかなぁ?
細かい補足
龍の駒については悪魔に変えるという部分を弄って龍に変えるという事にし兵士や戦車等の役割を駒の中にいる龍として扱うとなっております。