※今更ですけど、マギアレコードのPV見ました。絶対にインストールすると決めています。
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そしてまどかの心情を大幅に変えました。何か見てたら違和感がヤバかったので……
第26話 全てはLゆえに ~ わたしが望むもの
綺麗でカッコいい人。わたしのほむらちゃんに対する印象はそこから始まった。
初めて出逢った時、つい見とれてしまったけど、その反面ちょっぴり怖そうだとも思った。
だけどもどこか他人のような気がしなくて、一緒にお話しをしてみるとわたしが思っていた印象と全然違った。
とても優しくて親しみを感じて、わたしはその子に少しずつ惹かれていった。
学校に転校してきて、毎日を送っているとわたしにだけ他のみんなとは違う接し方でいることに気付いた。
そのことを知ったとき何だか特別な人と見てもらえてると思って嬉しかった。
けど、それと共に不安にも感じた。
どうしてわたしにだけ何だろう、なんでそこまで気にかけてくれるんだろうと。
その理由を聞いたとき思わず泣いてしまい、わたしの中で特別な想いが芽生えた。
ほむらちゃんだけの特別な関係、わたしはそれを
前にママから教えてもらったのとは少し内容は違うかもしれないけども、わたしにとってほむらちゃんはそのくらい大切な人になっていた。
他の誰にも感じなかったこの想い。嬉しくて、苦しくて、少し切ない…わたしのこの気持ちは何なんだろうか。その理由を寝たふりをしながらずっと考えていた。
けれども答えはいつまで経っても出てこなかった。
☆
ほむらちゃんに急に抱きつかれてわたしの頭の中はパニックになる。
「ふぇっ?!」///
「何があってもあなただけは守って見せるから……」
耳元でそっと呟かれた瞬間、わたしの顔が燃えるように熱くなる。
しかもその抱きしめる強さは今までのよりもずっと強く、ほむらちゃんの温もりを直に感じられた。
体と体が密着していることを意識してしまうせいで心臓がドクンドクンと高鳴る。
もしかしたら聞かれているかもしれない、そう思うと余計に恥ずかしくなって離れようとする。
だけども、その思いとは裏腹にわたしの体は腕に力を込めていた。
「うん……///」
抱き合っていた時間はほんの数秒程度だったのかもしれない。
でもわたしには永遠のように感じられた。
それなのにほむらちゃんの体がわたしから離れようとしたとき、とても寂しかった。
もっと近くにいたい、そう思ったけども恥ずかしくて口に出すことが出来ない。
「ごめんね、いきなり抱き締めてしまって…ビックリしたでしょう?」
そう言って、ほむらちゃんはわたしから離れてソファーに腰掛ける。
「あっ……」
「まどか?」
「な、何でもないよっ! そ、それよりもこれからどうすればいいのか話し合わない?!」
大きな声を出したのを不思議に思ったのか、ほむらちゃんがビックリした様子でこっちに顔を向けてくる。
わたしは慌てて別の話題を口に出して、どうにか誤魔化そうとする。
「これから?」
「そっ、そう! ほむらちゃんが過去でしてきたことは大体知っているから、一緒に今度について考えようって思って!!」
「……確かにあなたの言う通りね。今までずっと一人で考えていたから、誰かと相談するなんて思ってもいなかったわ」
「もう一人で悩む必要はないんだよ、これからはわたしも一緒に頑張るから!」
う、上手く誤魔化せたかな? とは言っても、これからのことなんて全然考えていなかった。
ほむらちゃんがわたしの為に一生懸命になって頑張ってくれたことばかりが思い浮かんで……
また顔が熱くなってくる。これじゃさっきと一緒だよぉ……
「そうね、あなたが力になってくれるなんて心強いわ」
わたしの頭の中がぐちゃぐちゃになっているのなんか知らずにほむらちゃんが笑う。
元はといえば、ほむらちゃんのせいなんだからね!
じっと見つめていたけど、ほむらちゃんはそれに気付かずに話を進める。
「でも大体ってどのくらい知っているの?」
「どのくらいって言われても…全部なんかとてもじゃないけど話せないよ……」
「そうよね…でもその中であなたに対して何か酷いことをした記憶とかはあったかしら……?」
「酷いこと?」
別の世界のほむらちゃんから見せてもらった過去を思い返す。
記憶の中には、わたしがほむらちゃんのことを責めていた場面もあったけど、どれもわたしや他のみんなのことを思いやって言ってくれているものばかりだった。
「そんなものは一つもなかったよ。どれもほむらちゃんなりの優しさだなってわたしは感じたよ」
「…………」
それを聞いてほむらちゃんは黙って下を向く。もしかして気を遣ってるって思われているのかな?
「これはわたしの本心だよ。マミさんが魔女に殺されちゃった後のことも、さやかちゃんがおかしくなっちゃった時や魔女になった後のことも…わたしは酷いことされたなんてこれっぽちも思ってないよ」
「……本当?」
「うん!!」
目を逸らさずに真っすぐ目を見て言う。
それでもそう簡単には信じられないよね……
このことを話に出そうか、迷っていたけども思い切って口に出してみる。
「わたしの…魔女になりたくないってお願いを聞いてくれたことも、とっても感謝してるんだよ?」
「!!」
ほむらちゃんの目が大きく開かれて、体がビクンと揺れる。
酷いことってもしかしてこのことだったのかな…? でも確かにそんなことしちゃったら誰だって怖いって思っちゃうよね……
「頼まれたことにしても私は何度もこの手であなたを殺したのよ…?
あなたはそんな私と一緒にいて怖くないの…?
それにあまり記憶に残ってなかっただけで、あなたの思いを踏みにじって裏切ったかもしれないのよ…?」
その声は所々震えていた。
わたしはその怯える姿を見て、自分自身を恨めしく思ってしまう。
「ごめんね…ほむらちゃんだって辛かったはずなのに、それを全部押し付けるようなことしちゃって……」
「あなたが責任を感じる必要はないわ。これは私が背負うべき罪だから」
「それは無理だよ」
その言葉にほむらちゃんはキョトンとする。
「言ったよね、あなたの罪はわたしも一緒に背負うって。
これはわたし達、二人の責任なんだよ。だから一人で全部抱え込まないで」
「何度目かしらね…あなたにそう言われるのは」
「わたしも数えるのを忘れちゃった。
でも平気だよ。これからずっとほむらちゃんのことを見ていれば、いつでも相談にのれるから」
「隠し事はしたくないのだけども…癖になっているのかもしれないかもね」
「それでも気にしないよ」
「ありがとう、まどか」
やっぱりほむらちゃんは笑っているのが一番だね。
心の中でそう思いながら、わたしもふと思ったことを聞いてみる。
「ねぇ、わたしの方からも聞いていいかな?」
「何かしら?」
「キュゥベえはまだ隠しているけども魔女の正体は魔法少女になんだよね?」
「えぇ…魔法少女が絶望したその瞬間、ソウルジェムはグリーフシードへと変化して魔女になる。
その光景を私は何度もこの目で見てきたわ」
「このことはさやかちゃん達には話さないの? ソウルジェムの秘密を話したときみたいに……」
わたしがそう言うと、ほむらちゃんはまた俯く。そして苦しそうな顔をしながら話した。
「あなたはまだ知らないかもしれないけど巴さんにはまだソウルジェムの秘密は話してないの。
それに…出来れば魔女の正体については誰にも知られてほしくない……」
「あ……」
そこまで話して、わたしはほむらちゃんが何を言いたいのかようやく理解できた。
過去の惨劇。思い出したくない出来事のことを……
『ソウルジェムが魔女を生むのなら…みんな死ぬしかないじゃない!!』
さやかちゃんが魔女になって…倒された後、真実を受け止めきれなかったマミさんはその場にいたわたし達全員を自分を道連れに殺そうとした。
その時、ほむらちゃんはリボンで身動きを取れなくさせられていて…それを見たわたしは…マミさんを……
「ごめん…変なこと言っちゃって、無神経だったよね……」
「いいのよ、あれはあなたの責任じゃないわ。
巴さんも悪意があって、あんなことをしたわけではないことも分かってる。けど、やっぱり……」
怖い。あのマミさんでさえ、ああなっちゃうんだもん。そう簡単には伝えられないよね。でも……
「わたしも同じ気持ちだよ。でもね、いつかは知らなくちゃことだと思うからちゃんと話しておくべきだと思うな」
「……そうね。何の事件も起きていない今の内に話しておけば、最悪の事態は避けられる…かもしれない」
「いざとなったら協力してマミさんを止めればいいもんね」
「だとしたら、また先にさやかに話さなくちゃいけないのね……」
「大丈夫だよ。今のさやかちゃんならきっと分かってくれるよ!」
「それだといいけど……」
あまり納得していなさそうだけど、取り敢えず魔女についてはこれで心配ないと思う。
安心しているとほむらちゃんが恐る恐るわたしにこんなことを尋ねてきた
「その…もう分かり切っていることだけど聞いてもいいかしら?」
「どうしたの?」
「あなたはもうキュゥベえと契約して魔法少女にはならないのよね?
いきなりこんなこと聞いちゃってごめんなさい。でもどうしても気になっちゃって……」
申し訳なさそうに聞いてくるほむらちゃん。
でも、そう聞く理由も何となく分かっている。
魔法少女にならなかったわたしは何かある度に契約をしようとした。
そして何度もほむらちゃんを悲しませていた。
だからわたしは安心させるために笑って答える。
「大丈夫! 契約なんかしなくてもわたしに出来ることはたくさんあるし、それにもう願いもとっくに叶ってるもん!」
「そう…それを聞いて安心したわ……」
良かった、前みたいに思い悩まなくて。
これからもこうやって相談に乗ってくれたら、ほむらちゃんもきっと楽になってくれるね。
後は…やっぱりあの人達のことかな?
「でも他にもまだ問題は残ってるよね」
「……美国織莉子と呉キリカ」
「ほむらちゃんはあの人達と前に会ったことがあるんだよね?」
「一度だけ。私にとってはあれきりだと信じたかったけども…まさかこの時間軸でも出てくるなんて……
しかも前とは違って彼女らの動機も変わっている」
「前はどんなのだったの?」
「…………」
ほむらちゃんは言いずらそうな顔をする。
過去を知ったからといってもわたしが見たのは、ほんの少しの時間だけ。全部が全部を把握できたわけじゃない。
でも聞いたのは失敗だったかも、きっとその記憶もほむらちゃんにとっては辛いことだったと思うし……
「魔法少女の強さはその人の持つ素質によって決まる。それは魔女も同じ」
「?」
「あなたは前にキュゥベえにとてつもない素質を持っているって言われたわよね」
「そうだけど…まさか……」
「その通り、あなたは最強の魔法少女になれるのと同時に最悪の魔女になる可能性を秘めているの」
「じゃあ前の織莉子さん達の目的って……」
「美国織莉子は魔女化したあなたが世界を滅ぼすという予知を見た。それを実現させないために彼女達は…あなたを契約前に殺すことを目指した」
「そんな……」
自分が織莉子さん達に殺される姿を思わず浮かべてしまう。怖くなって少し震えていると、ほむらちゃんが優しく手を握ってくれた。
「大丈夫よ、それは以前の時間軸での話。今回の彼女達の標的は…私よ」
「ありがとう…でも、ほむらちゃんもわたしと同じ目に遭うのはヤダよ」
「心配しなくても私には戦える力があるし、心強い仲間だっている。二度と彼女らの好きになんかさせない」
励ましてくれるのは嬉しいけども、魔法少女同士で戦うのもそれはそれで嫌に感じる。
厳しい提案かもしれない…それでもわたしはほむらちゃんに聞いてみた。
「戦わずに話し合いとかで何とかならないかな?
ほら、前のマミさんのときみたいに頑張ればきっと……」
「そればっかりは不可能ね。前の時間軸ではあなたを魔法少女にしないように気を付ければ、説得は可能だったかもしれない。
でも一度、暴走した姿を見られてしまったから、もう何を言っても聞き入れようとはしないでしょうね。確実に暴走しないなんていう確証なんてどこにもないのだから」
「で、でも…やっぱり戦うのはおかしいよ!」
「あなたの気持ちは十分に分かる。でも覚えておいて、話し合いだけでは必ずしも問題が解決するわけじゃないってことを」
「うん……」
織莉子さん達はきっと前の時間軸と同じように世界を守るためにあんなことをしているんだろう。
そう考えたとき、ほむらちゃんに聞きたいことができた。
「そうだ、もう一つだけいいかな?」
「なに?」
「前の時間軸では織莉子さん達は、わたしが魔女にならないために動いていたんだよね?」
「そうよ」
「ほむらちゃんは…怖くなかったの?」
「えっ?」
「だってわたし、世界を滅ぼすほどの怪物になっちゃうんだよ?
普通だったら織莉子さん達みたいなこと考えちゃうんじゃないかって思って……」
「…………」
わたしの言ったことについて考え込むほむらちゃん。
その立場が自分だったらどうなっていたのか、もしかしたらわたしも織莉子さん達と同じことを考えてしまうかもしれない……
なんて思っていると、ほむらちゃんは予想外の答えを言ってきた。
「考えたこともなかったわ」
「えっ?」
「確かに美国織莉子の言うことにも一理あると思うわ。けど私はそんな答えなんて絶対に認めなかったでしょうね」
「ど、どうして…?」
「彼女達の行為は、まどかを救うことを諦めるのと同じことなのよ? そんなこと私がするはずがない」
「…………」
最低だ、わたし……
ほむらちゃんは必死になって努力していたのに、わたしは簡単に諦めちゃうなんて……
どうしてほむらちゃんと同じ答えが出てこなかったんだろ……
「それはあなたも同じでしょ、まどか」
「えっ?」
自分が嫌になって泣きそうになっていると不意にほむらちゃんはそんなことを言ってきた。
違うよ、わたしは…そんないい子じゃないよ。
「危険を顧みずに暴走した私を助けにきてくれたじゃない。よく覚えていないけどもあなたが必死になってくれていたのはハッキリと分かったのよ」
「……グスッ」
「ど、どうしたの急に?」
「ううん、ちょっと嬉しくて……」
やっぱりほむらちゃんはわたしのことを自分よりもずっと分かっている。
ほむらちゃんに対してだけどうしてわたしが不思議な気持ちになるのか、それが今ので分かったような気がする。
さやかちゃんや仁美ちゃんはかけがえのない親友に変わりはない、だけどもほむらちゃんとの関係はそれよりも一回り上にあるんだ。
そっか…これが
胸につっかえていた悩みが無くなったお蔭か、幾分か気持ちが楽になった。そうなっていると、ほむらちゃんがわたしにあることを聞いてきた。
「ところでまどか」
「なぁに?」
「さっき願いはもう叶ってるって言ってたよね? あなたの願いってどんなものなの?」
「えへへ♪ それはね…さやかちゃんやマミさん、仁美ちゃんにパパとママ…みんなといつまでも笑っていられること。
そして、ほむらちゃんとこうして一緒に居られること…それがわたしの願いだよ!!」
共に支え合ってきたからこそ、今のわたしの願いは実現している。だから、この願いはずっと守り続けられる気がする。
「ありがとう、私もとても嬉しいわ」
「えへへ…何だか恥ずかしいね」
「私もあなたと同じ気持ちよ、まどか」
「うん!」
わたしとほむらちゃんの二人がいれば……
★
「よしっ、こんなところでいいかしら」
「はぁ~疲れた~」
特訓が終わって、大きく息を吐く。
やってみて分かってけどマミさんの指導はかなりのスパルタだった。これならほむらに頼めば…いや、何でもない。
何だかアイツに頼むとこれよりもドキツイことをやらされそうだ…予感じゃなくて、確信……
「最初はちょっと不安だったけど、そんなことはなかったわね」
「ふっふっふっ…あたしの成長速度を甘く見てもらっちゃあ困りますよ?」
「こら、調子に乗らないの」
「はぁ~い」
マミさんに褒められて得意になっていると案の定、注意されてしまった。
でもこれで少しはみんなの足を引っ張らずに済むかも……
少しだけ嬉しい気分になっているとマミさんが何かに気付く素振りを見せた。
「全く…あら、この反応は……」
「どうしましたマミさん?」
「使い魔の気配…ここからかなり近い……」
「えっ、本当ですか?!」
使い魔…魔女とは違ってグリーフシードは落とさないけども、人を襲うことに変わりないって前にマミさんは言っていた。
なら絶対に放っておくわけにはいかないよね!!
「行くわよ、美樹さん!」
「はい!!」
元気よく返事をして、あたしはマミさんの後を追いかけた。丁度良いや、特訓の成果を見せてやるッ!!
「そう言えば、ほむらちゃん」
「何かしら?」
「ほむらちゃんの記憶の中にわたしの知らない魔法少女の子がいたんだけども」
「あぁ…佐倉杏子のことね」
「その子は仲間にならないの?」
「勿論、仲間に引き入れるつもりよ。でも…あの子、まだ見滝原に来ていないらしいのよ」
「どうして?」
「分からない…いつもならもっと早い内に現れるはずなのに……」
「何かあったのかな? もしかして魔女に……」
「それはないわ。彼女は魔法少女の中でも指折りの実力者、そこらの魔女や魔法少女なんかあっという間に返り討ちよ」
「じゃあ何で…?」
「もし彼女が現れなかったら、こちらから協力を頼む必要があるわね」
「そうだね……」
「美樹さん、そっちに行ったわよ!!」
「了解! せやっ!!」
剣を召喚して、逃げる使い魔へと思いっきり投げつける。
それは凄まじい勢いで飛んで行って使い魔へと命中……
ガキンッ!!
「「?!!」」
しなかった……
あたしとマミさんは何が起こったのか分からなかった。
そうしている内に使い魔はどんどん遠のいていく。
それに気づいたあたしは走って後を追いかけようとした。するとそこへ……
「ちょっとちょっと、何やってんのさ」
「えっ?!」
「この声、この魔力…まさか!」
マミさんがその声の主に驚いている。
すると突然あたしの周りが少しだけ暗くなった。
気になって上を見上げると……
「わっ!!」
「よっと」
「やっぱり……」
あたしと同じ歳くらいの赤髪の少女、そして小学生くらいの緑髪の小さな女の子が上から降ってきた。
慌てて後ろに飛びこうとしたけども、うっかり足を滑らせて転んでしまう。
そんなあたしは対照的に二人の少女は綺麗に地面に着地する。
いきなりの登場に呆気に取られていたけどもすぐに我にかえって声をかける。
「アンタ達、いきなり何さ! 危ないでしょ!!」
「あん? 何だお前?」
「…………」
赤髪の奴はあからさまな敵意を向けながら話してくる。
それに対して眉をひそめていると、後ろの方からマミさんが……
「佐倉さん。どうしてここに…?」
「えっ、知り合いですか?」
「佐倉杏子。隣町の風見野に住む魔法少女よ」
マミさんの言葉にその杏子って奴は手をヒラヒラと振って見せた。
「よう、久しぶりだな。マミ」
☆ to be continued…… ★
※まどかのほむらへの想いは「親愛」という言葉が一番だと改めて思い、変更しました。
※この話を読んでくださった読者様方、今回の急な変更、本当に申し訳ありませんでした。
※次話は明日にでも、投稿できるように頑張ります。今回のようなミスを繰り返さないことを気を付けながら……