(旧)マギカクロニクル   作:サキナデッタ

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※今回は特別編。例の彼女が2か月ぶりに登場です。
※サブタイの通り、前後編に別れています。



Intermission2
軌跡の追憶Ⅱ ~ 登場人物紹介&章解説(前編)


 

 

 

『お久しぶりね、案内人よ。

 第2章もなんとか終了したから、今回もキャラ紹介&細かな裏話をしていくわ。

 今回はこの二人を呼んで進行していくわよ』

 

「こんにちは、巴マミよ」

 

「やっほ~今回の章で、目まぐるしい活躍をしたさやかちゃんで~す」

 

『そういうわけで、先日5年忌を迎えたマミと戦闘数が多かった割りに、勝率があまり芳しくないさやかと共に進行していくわ』

 

「芳しくないとか言うな!!」

 

「それより前の作者コメから気になってたけど、5年忌って一体何よ?!」

 

『何ってそれは、お菓子の魔女によってマミられたのが2012年1月21日だからよ』

 

「なんでそんなこと覚えてるの?!」

 

『わざわざ作者が調べたからよ』

 

「私だけっておかしくない? アニメでは美樹さんも死んじゃってたじゃない!!」

 

『美樹さやかが死んだ日なんて覚えておく必要なんてないじゃない』

 

「なんてこと言うんだよ?!!」

 

『……とまぁ、そんな雑談なんてどうでもいいから、さっさと始めるわよ』

 

「「お前(あなた)が振ってきたんだろ!!」」

 

『前回も言ったけど、この話では本編とは何の関係もないから正直読む必要は全くないわ。

 人によってはこういう作者の思っていることをキャラに喋らせるっていうスタイルが嫌いな人もいるらしいので、そのような方は気分を害してしまうかもしれないから、読まずに次の話を待っていてくだされば幸いです。

 作者としてもなるべく早めに次の話を書けるようにするので……』

 

「随分と長々と喋ったわね」

 

『別の二次創作でも、こういったコーナーで不快に感じた読者さんがいたからね。その為の保険的なやつよ』

 

「ふーん…取り敢えず早く始めちゃわない? いい加減この茶番に飽きている人もいるかもだし……」

 

「美樹さんの言う通りね。そろそろ始めましょうか」

 

『それでは、キャラ紹介よ』

 

 

 

☆鹿目まどか

 

 

 物語の主人公。

 ほむらとの仲がより親密になり、誰かの役に立てる存在になれた為、自分に自信が持てるようになった。いわゆる強まど(契約したまどか)と同じ感じになっている。

 それだけではなく、第1章と比べて精神的にも大きく成長して、その甲斐もあって心身ともに追い詰められていたマミを救い出すことにも成功。

 終盤では、悪魔ほむらから暁美ほむらの『全て』の記憶を見せてもらったので、時間遡行の事情諸々をほとんど知っている状態にある。(まどマギの二次創作では、結構メジャーだと思いますが)

 ほむらの過去も知ったことから、元々高かった彼女への好感度が今では振り切れそうになっているとか……

 

 

☆暁美ほむら

 

 

 もう一人の主人公。本編の進行は主に彼女視点。

 まどか、さやか、マミへの信頼を勝ち取って、これまでの時間軸以上に仲間意識はかなり高い。

 第2章に入ってから、何度も過去のトラウマを刺激されて危険な状況になっているが、どうにかしてやり過ごしている。

 織莉子達の襲撃により、深刻なダメージを負っていまい戦える状態ではなくなるが、突如現れた平行世界のほむらによって強大な力を得ることに。

 ただしその力の呪いのせいで『絶望』に心を蝕まれてしまうことに……が、それでもまどかをこれ以上悲しませないためにも呪いと戦う決意をする。

 

 

☆美樹さやか

 

 

 第17話でキュゥべえと契約して、魔法少女となる。だが、その前にソウルジェムが魔法少女の本体であるという事情を知って契約したため、ぶっちゃけオクタちゃんフラグは、ほとんど折れてる。

 序盤を除けば、第2章の戦闘のほとんどに参加しているが、戦績はあまり良くない。しかし戦局を大きく覆すための鍵ともなっているので、一概にも役に立っていないというわけではない。寧ろ、さやか無しだったら全滅エンド待ったなしですよ。

 

 

☆巴マミ

 

 

 お菓子の魔女戦から戦いへの恐怖に苛まれて、追い詰められて一時期危険な状態に陥るが、まどかの力で復活。

 ほむら戦では、裏からのサポートでさやか達を助ける。

 閑話でもあったが、能力や力的にはトップクラスの性能を誇っていると確信しているので、イマイチ扱いがぞんざいなのはツラめ。第3章での活躍を期待。

 ソウルジェムの秘密を織莉子から明かされて、キュゥべえに何かしらの感情を持ってはいるが、まだそれは不明。

 

 

★キュゥべえ

 

 

 織莉子戦が第2章の要であったため出番は少なめ、ほむらの魔女化を狙って彼女の心を揺さぶろうとしたものの裏目に出てしまう。

 魔なる者へと変わってしまったほむらを見て、大きく揺さぶられている。

 果たして次章では、どのようなことをしてくるのか……

 

 

★美国織莉子

 

 

 魔法少女おりこ☆マギカの主人公であり、ラスボス的な存在。

 この作品では、まどかではなくて、ほむらのことを危険視していて様々な策を講じて彼女の抹殺を狙う。

 相棒のキリカ以外にもう一人、仲間を引き連れているが、詳しくは不明。

 目的のためならば手段を選ばないくらいの冷酷な心を持ち合わせていて、本作品でもある意味ラスボスみないなポジション。

 

 

★呉キリカ

 

 

 織莉子と共に行動する魔法少女。

 基本的には彼女以外の人には全く興味を示さず、平気で手をかけたりもする。

 作中で何度かキレているシーンがあったが、別にキレ症というわけではなくて、ほむら抹殺の為に策を講じて疲弊している織莉子のことを思っての行動なので、誤解してはいけない。

 

 

☆悪魔ほむら★

 

 

 窮地に追い込まれたほむらの前に現れた平行世界の暁美ほむら。つまり叛逆の物語終了後のほむら。

 何の目的で現れて、何のためにきっかけをほむらに与えたのかも不明。

 傍観者の立場を全うしていて、彼女自身は基本的に何も干渉しない。

 ほむらに円環の理を奪ったときの記憶を見せようとしていたが、その真意はいかに……?

 

 

 

『こんなところかしら。まあ、メインの四人は当然として、かなり人数が多くなったわね』

 

「でも次の章は、これより更に増えるんだよね?」

 

『ええ、あと三人は増やす予定よ』

 

「なるほど、じゃあ後は裏話くらいだな~」

 

『そうね。それでは第13話から話していくわよ』

 

 

 

エピソード7(13~14話)

 

 

「鹿目さんと暁美さんがメインのお話ね」

 

『これは、激しさを増す第2章に入る前に作者がやっておきたかったエピソードよ。

 感想の返信した文の誤字を直そうとしたときに、作者が間違って消してしまったものなのだけど、読者さんの中にこの話を『凪』と表現してくれたのがかなり個人的に好きだったらしいわ。

 他にも、あまりにも平和な話過ぎて第15話以降の展開が怖いってコメントしてくれた読者さんもいたわ』

 

「見事に予想が当たっちゃったわね」

 

「そもそもまどマギ自体が、けっこう暗い展開が続いていたからね。疑っちゃうのも無理ないですよね」

 

『暗い展開になったのは、主にあなたの責任だけど』

 

「うぐっ……で、でもソウルジェムの秘密を隠していたキュゥべえのせいでもあるでしょ?!」

 

『当時観てた作者としては、なんでそんなに悲しむんだろ? むしろQBの言う通り便利じゃん。って思ってたらしいけどね』

 

「じゃあsakiさんは、キュゥべえの肩を持っていたのかしら?」

 

『まさか、むしろ弱点晒したまま何も言わないことについて色々と言っていたわ』

 

「ほむらは、盾の裏にあるからいいとしても他のみんなは、剥き出しだったもんね」

 

『そのせいで2名ほど死人が出たわね』チラッ

 

「な、なんで私の方を見るのかしら……」

 

『当時2番目に好きだった杏子を撃ち殺したあなたの罪は重い、って言ってたわよ』

 

「うっ……」

 

『話を戻しましょう。エピソード7では色々な伏線も一緒に含まれてたわよね』

 

「えっと…リボンと指輪……かな?」

 

「左手の親指に指輪をする意味、結局暁美さんは調べたのかしら?」

 

『いいえ、たぶんやっていないわ』

 

「ちなみにマミさんは知ってるんですか?」

 

「えっ?! そ、それは……///」

 

『気になったら調べてみて頂戴。作者が知ったきっかけは、某指輪の魔法使いが活躍する番組を観て、何気なく調べたら偶然見つけたらしいわ』

 

 

エピソード8(15~16話)

 

 

『何処かの誰かさんが多大な迷惑をかけた回だった気がするわね』

 

「…………」

 

『そして人物紹介でも話したけど、さやかの魔女化がほとんど起こらなさそうなエピソードでもあったわ』

 

「でも、ほとんどでしょ? なんか次の章で、そんなこと無かったかのようにサラッと魔女化しそうなんだけど……」

 

『お望みだったら叶えてあげられるかもよ?』

 

「丁重にお断りします」

 

 

エピソード9(17~18話)

 

 

「さやかちゃん初戦闘の回だったね」

 

『手柄はまどかに持っていかれたけどね』

 

「あの時の鹿目さん、とても怖かったわ……」

 

「あれっ? そのときマミさんって操られていませんでしたっけ?」

 

「…………」

 

「何か言ってくださいよ!!」

 

『サブタイトルで、「B(勇気)を取り戻せ」ってあったくせに結局あなた復帰しなかったわよね』

 

「そ、それは無かったことに出来ないかしら……?」

 

「後は、おりマギメンバーも初登場だったね」

 

『前に書いたけど、作者的に出すのにすっごく悩んだらしいわ』

 

「なんかそんなこと言ってたね」

 

『あとコメントで、かずみちゃんは出ますか? と質問してくださった方がいたけど、かずマギメンバーは出さないわ。

 キャラを出しすぎると、かなりストーリー的に動かしずらくなって、それぞれの見せ場が無くなってしまうから』

 

「私の見せ場ってあったかしら……?」

 

『第11話のアレがあったでしょ』

 

「AAも使ったもんね」

 

「ほ、他にはないの……?」

 

『今のところはないわ』

 

「この小説、24話もあるのに…私の見せ場は、死ぬしかないじゃない!!」

 

「き、きっと次の章ではマミさんの活躍の場もありますよ……」

 

 

 

 

 

『さて、今回は一旦ここで切らせてもらうわ』

 

「次は残りの3つのエピソードの解説だけなの?」

 

『いいえ、これからの展開と第3章の予告も一緒にしていくわ』

 

「こんな茶番っぽいお話だったけど、皆さん次回もよろしくね」

 

 

 

☆ to be continued…… ★

 





※補足説明

「死ぬ(トコロ)しかないじゃない!!」

※思ったより長くなったので、次回に続きます。明日には投稿出来るかな?

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