東方~儚き命の理解者~   作:shin-Ex-

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第75話!

読者の皆さん!お待たせいたしまたしました!1ヶ月ぶりの投稿でっす!

「ただまだ今回の章の話は纏まっていないんだがな・・・・」

「しかも進行形でスランプだし~」

・・・・・誰か助けてください!(泣)

「・・・・まあともかく本編にいくか」

はい。それでは本編どうぞ。


萃夢想~鬼は何に醉うのか~
第75話


もっと・・・・・

 

もっともっともっと・・・・・

 

もっと集まれ・・・・

 

もっと集まって・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私を酔わせて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side ミコト

 

「それでは!俺の幻想郷入りを祝しまして・・・・」

 

「違うだろ」

 

ゴンッ!

 

「痛っ!?」

 

盃をもって乾杯の音頭を取ろうとした竜希の頭に拳骨を落とした。

 

「ちょっとミコちゃん!?何してくれてんのさ!」

 

「うるさい。これはお前の幻想郷入りを祝うための宴会じゃない。春の到来を祝うための宴会だ」

 

「え~・・・そんな細かいこと気にしなくてもいいじゃん」

 

「細かくない。というかお前の幻想入りを祝うとか・・・・はあ」

 

「なんでそこでため息!?」

 

本当に・・・・こいつの相手をするのは疲れる。

 

((((あ、あのミコトが・・・・漫才している))))

 

なんか皆から視線が気になるし・・・・・悪ふざけはここまでにするか。

 

「竜希」

 

「わかってますって!それでは幻想郷の春の到来を祝しまして・・・・・」

 

「「「「乾杯!!」」」」

 

竜希の音頭で宴会は始まった。

 

「全く・・・・これだから竜希は」

 

「本当にミコトも大変だな・・・・ほい、ツマミ」

 

「ありがとう魔理沙」

 

俺は魔理沙が差し出してくれたツマミを受け取った。

 

「でもまあ・・・・少なくとも竜希の方が乾杯の音頭は上手いな」

 

「悪かったな。どうせ俺はノリが悪いですよ」

 

「ハハハ!まあそう拗ねるなって!」

 

「・・・・拗ねてねえよ」

 

魔理沙にからかわれて俺は思わずそっぽを向いた。

 

「魔理沙、あんた何ミコトに絡んでるのよ?」

 

「おお霊夢。そういや姿が見えなかったが何してたんだ?」

 

「紫に捕まってたのよ」

 

「紫に?どうかしたのか?」

 

「くだらない話よ。ミコトが気にすることじゃないわ」

 

「そうか・・・ほら、霊夢」

 

霊夢の持つグラスが空になっていたので俺は近くにあった酒を注いだ。

 

「ありがとう」

 

「それにしても・・・・竜希って積極的ね」

 

魔理沙は竜希の方を見ていう。

 

竜希は今美鈴と何か話をしている。

 

「まああいつは人あたりいいしフレンドリーだからな。向こうの世界にいた時も友人は多かった」

 

「ミコトもその一人っていうことね」

 

「・・・・甚だ不本意だがな」

 

あいつのせいで色々と苦労したこともあるし。

 

主にあだ名のこととかあだ名のこととかあだ名のこととか・・・・・

 

・・・・なんかムカついてきたな。

 

「ミ、ミコト?どうしたんだ?」

 

「何がだ?」

 

「何だか・・・・黒いわよ?」

 

おっと、いかんいかん・・・つい。

 

「すまん、竜希に対する怒りが急にこみ上げてきてな。あとでシバくか」

 

(ミコト・・・・・あんた本当に竜希の親友なの?)

 

(竜希・・・・軽く同情するぜ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side 竜希

 

ビクッ!

 

「うおっ!?」

 

美鈴ちゃんと話をしていると急に悍ましい寒気を感じた。

 

「どうしたんですか竜希さん?」

 

「なんか急に寒気がして・・・・ハッ!まさかミコちゃんが俺の事をシバこうとしてるんじゃ」

 

「い、いくらなんでもそれは・・・・」

 

「いいや十分にありえる・・・事実今までにミコちゃんにシバかれた49回全てに虫の知らせがあったからね~」

 

「どんだけシバかれてるんですか!?というか数えてるですか!?」

 

ミコちゃん・・・・今回はなにに怒ってるんだ?最近怒らせるような事した覚えはないし・・・・またあだ名のことかな?

 

「ちょっといいかしら?」

 

「んにゃ?」

 

俺がミコちゃんが何に起こっているのかを考え込んでいると水色の髪に紅い瞳・・・・そして大きいコウモリのような翼をもつ少女が話しかけてきた。近くには咲夜ちゃんと金髪で紅い瞳をした女の子、それと紫色の髪の子もいる。

 

「えっと・・・・咲夜ちゃん。この子たちは?」

 

「はじめまして。私はレミリア・スカーレット。紅魔館の主よ」

 

「私はフランドール・スカーレット!お姉ちゃんの妹だよ!」

 

「妹様・・・・それではわかりにくいですよ」

 

「あ、そっか」

 

「私はパチュリー・ノーレッジ。紅魔館の図書館の管理人よ」

 

紅魔館・・・・・・・ああ、あの真っ紅な屋敷の!そんでミコちゃんが執事をしている・・・

 

執事を・・・・

 

「うっ・・・・」

 

俺は執事ミコちゃんの事を思い出してクラっとした。あれは思い出すのも悍ましい・・・・

 

「?どうしたの?」

 

「な、なんでもないよ~。気にしないで。ところで俺になんかようかな?」

 

「ええ、咲夜から聞いたわ。あなたミコトの親友らしいわね」

 

「そだよ~。俺はミコちゃんの唯一無二の親友だよ~」

 

「聞いたとおり随分と軽薄ね。よくミコトは親友やってられるわね」

 

「それどう言う意味レミリアちゃん!?」

 

「ちゃんづけはやめなさい。不快だわ」

 

「お断りします♪」

 

「・・・・いい性格してるわね」

 

うわっ、レミリアちゃんすっげえ呆れ顔で俺のこと見てるよ・・・・

 

「ねえねえ!竜希はお兄様のこと色々知ってるのよね?」

 

「お兄様?」

 

「ミコトのことよ。妹様はミコトの事をお兄様と呼んで慕っているの」

 

「なるほどね。まあ確かに俺はミコちゃんのこと色々と知ってるよ。なにせ親友だもん!」

 

「それじゃあ今度お兄様のこと色々とお話して!お兄様あんまり自分のことは話してくれないから」

 

「あ~・・・・ミコちゃん確かにそういうこと話すタイプじゃないもんね。オッケー。色々と教えてあげるよ。ミコちゃんのあんなことこんなことをね」

 

「やった~!!」

 

ははは。すっごい嬉しそう。そんなにミコちゃんのこと知れて嬉しいってことは・・・・ミコちゃん子のこともフラグ立ててるんだね~。

 

「・・・竜希、その時は私にも話しなさい」

 

レミリアちゃんが言ってきた。なるほどレミリアちゃんもか・・・・ミコちゃんどんだけフラグ立ててるんだよ。

 

「了解!あ、その時は咲夜ちゃんも聞く?」

 

俺はから買うつもりで咲夜ちゃんに聞いたら・・・・

 

「ぜひお願いするわ」

 

すんげえ食いついてきた。やっぱり咲夜ちゃんもミコちゃんにぞっこんっていうことか。

 

まあいいけど。それよりも・・・・・レミリアちゃんやフランドールちゃんのような小さい子にも慕われているなんて・・・・なんかミコちゃんが犯罪者のように思えてきた。

 

「混符『黒と白の驟雨』!」

 

「って、うおっ!?いきなり何すんのミコちゃん!?」

 

突然ミコちゃんが遠くから俺に攻撃してきた。

 

俺はそれを間一髪で躱す。

 

「いや、今お前にすごく失礼なことを思われた気がしてな」

 

「どんだけ勘がいいんだよ!?」

 

「・・・・その言葉は肯定と取るぞ?」

 

「あ・・・・」

 

これ・・・・もしかしてヤバイ?

 

「竜希・・・・酔い醒ましの運動に付き合ってもらうぞ?」

 

「ちょっと待って!酔い醒ましってミコちゃん酔ってないでしょ!?」

 

「細かいことを気にするな」

 

「いや気にするから!」

 

「うだうだ言うな。行くぞ。混符『アンビバレンス・スプラッシュ』!!」

 

「あっぶね!本当に打ってきた!」

 

「いいぞミコト~!もっとやれ~!」

 

「頑張ってミコト!」

 

「魔理沙ちゃん霊夢ちゃん!お願いだから焚きつけないで!!」

 

「混符『黒と白の螺旋』!!」

 

「マジで勘弁して~!!」

 

こうして、俺はなぜかミコちゃんの弾幕を避けまくることになった。

 

 

 

 

これって俺のせいなのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side ???

 

「ハハハ!皆楽しそうだな~!やっぱり宴会はこうでなくちゃな!」

 

私は酒を飲みながら宴会の様子を眺めていた。

 

「もっともっと楽しくしなくちゃな~・・・・まだまだ酔い足りないし~」

 

そうだ。まだまだこんなのもじゃあ酔い足りない。

 

もっと・・・・もっとだ・・・

 

もっと集まれ・・・

 

まだまだ集まれ・・・・

 

集まって集まって集まって・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もっと・・・・・もっと私を酔わせて」

 

私は・・・・もっともっと酔いしれたいんだ。

 

もっともっと・・・・

 

 




あとがき座談会のコーナー!IN東方!

今回のゲストは霊夢さんです!

「よろしく。でもなんで私なのよ?」

「まあ出番はあったが特別多いわけじゃあなかったからな」

「そこのところどうなの~?」

まあ特にピックアップされたキャラがいなかったので・・・・ならメインヒロインの霊夢さんを呼ぼうということになったんです。

「ふうん。まあ別にいいけど。それよりも前回の投稿からだいぶ時間が経ってようやく復活したわけだけど・・・・本編短いわね」

「まだこの章の構想が大まかにしか思いついていないらしいからな」

「本当にどうしようもないね~」

・・・・マジですまないと思っています。

「本当にお前はな・・・・しかもまた連載増やして首を絞めてるし」

「その上新しい小説の主人公はパラレルワールドのミコちゃん・・・・マジで何を考えてるの」

「どうせ大したこと考えてないに決まってるわ」

・・・・・霊夢さんの仰るとおりです。

「全く・・・・こんなんでこの章今後どうなっていくんだ?」

・・・・結構まずいかも。まあある程度は思いついているんですが・・・・それまでの繋ぎが・・・・というかキャラの絡みが・・・・

「・・・・はあ、仕方がないね~。ここは裏技といきますか」

裏技とな?

「そ。しばらくは宴会続くんでしょ?」

は、はい・・・・

「だから、俺とミコちゃんが誰と絡んで欲しいのかを読者に決めてもらえばいいんだよ」

「また読者だよりか」

「この小説って結構読者に助けられてるわよね」

「しょうがないでしょ。でないとやってけないんだから」

・・・・反論できない。でもその中から公平に選ぶのは難しいのでは?

「じゃあ先着順で」

「それこそ公平さが損なわれるな」

「まあでも仕方がないんじゃない?全員の意見を聞くとか無理なんだし」

ですね・・・・仕方がありません。活動報告欄にミコトさんと竜希さんが誰と絡んで欲しいのかを募集します。そして先着順で一つずつ採用していきます。

「いくつ採用するかはわからないがな・・・・」

ちなみにこれはあくまで活動報告に載せてくださったもののみを採用します。申し訳ありませんが感想に書かれたものは全て無効になりますのであしからず。

「活動報告にかけない人は本当にごめんなさい」

「それじゃあお知らせもしたしここで締めますか~」

はい。それでは・・・・



「「「「次回もまたきてくれ(きなさい)(きてね~)(きてください)!!」」」」








「ちなみに応募が一切来なかったらどうするつもりだ主?」

・・・・その時考えます。

「・・・・そうか」

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