正直、負けの図があまり思い浮かばないやつの上位ですね。
魔術が異常な汎用性、界王神従事による『復活パワー』、地力がブルー並み。
勝てるのはヒットとか各宇宙の中でもトップかと思います。
「風にでもなったか……」
目の前から消えたウサギ星人、ディスポ。
彼の動きを目で追うのは無駄なことだ。
その視線を動かした死角から攻撃をしてくるだろう。
「……!!」
背中からか。
ならば地面に伏せる。
「むっ!!」
そのまま通りすぎていく。
速い事は速い。
しかしあの動きから弱点を見つけた。
だが教えてやる気はない。
「随分と速いな、音を置き去りに光さえも置き去りか?」
伏せた状態から立ち上がってディスポを見る。
問いに応えずに笑みを浮かべる。
ならば……
「次はこっちだ」
こちらも斜め前へ向かって姿を消す。
追い抜かれているか後ろに回っている。
場外負けのルールがある以上、こちらも自制している。
「フッ!!」
急ブレーキをかける。
すると目の前に現れる。
やはり追い抜かれていたか。
「どこに行く気だ?」
こちらの問いに答えないのにこたえる義理は無し。
そう、視線を向けてまたもや姿を消す。
今度は左側へだ。
「無駄だ!!」
そう言って追い越すディスポ。
ある程度に行けば急ブレーキをかける。
「そら!!」
それに合わせるように蹴りを放つ。
腕を上げて受け止める。
「ふん!!」
三度目の消失。
初めの場所へ斜め下に向かう。
流石に痺れを切らしたか。
だがこれは作戦。
ワシの強さを見せてくれる。
一人称も老人になってしまってため息が出るわ。
「そこだ!!」
腹部を殴られる。
その一撃に蹲る。
その姿を見下ろすが大して効いてはいない。
作戦でしかないのだ。
「逃げ回るだけの雑魚が、『プライド・トルーパーズ』の切り込み隊長である俺に叶うと思ったか!!」
思っているさ。
小童の鈍感さには溜息しか出ない。
直線的な動きしかできない方が雑魚だ。
「場外に落ちるがいい!!」
足を振り上げた時。
ワシは指を鳴らす。
『3回』動いたのだ。
そして、その動きは何か?
『逆三角形』の結界を作ったのだ。
「ぐわぁああああ!!」
ディスポが深紅色の三角錐の柱に呑まれる。
気弾の一種だがどうだろうか。
「ぐっ!!」
超速で抜け出すがもはや終わりだ。
何故ならば……
「今の間に領域を増やしておいた」
向かい側に三角形を作っておいた。
そして再度呑み込む。
「うあああああああっ!!」
またもや超速で逃れようとする。
しかしもうすべてが手遅れ。
「逃れる場所はもうとうにないのだ」
四方全てを三角形で埋め尽くした。
自分が立つ所以外は全てが領域。
「なんだと……」
体から煙をあげるディスポ。
しかし、目はまだこちらを睨み付ける。
ならば、心を圧し折ってやろう。
「ハアッ!!」
目の前から消える。
だがそれに応じてこちらも動く。
「なっ!?」
ディスポが驚きの声を上げる。
無理もないだろう。
何故ならば……
「捉えたぞ」
そう言って後ろから抱え込む。
ボディスラムの要領だ。
ダメージからもがいてもほどけない。
体勢は整った。
喰らうがいい。
飛び上がってディスポの頭を足の間に挟み込む。
両膝を曲げて落下していく。
「『墓石式脳天杭打ち』!!」
またの名を『ツームストン・パイルドライバー』という。
着地と同時に固い武舞台の上に頭を打ちつけさせる。
凄まじい音を立てていた。
「グヘラッ!!」
ディスポが血を吐く。
白目をむいて戦える状態ではない。
「まずは年長者への礼儀からやり直せ」
そういってディスポを場外に投げる。
そのままゆっくりと落ちていき勝利を収めた。
そして、一回戦の全ての戦いが終わる。
第4宇宙のガノス。
第6宇宙のキャベ。
第9宇宙のベルガモ。
彼奴らが勝利を収めた。
ガノスは第3宇宙のポラレータに対して電流を流し込み、自壊させての勝利。
普通に戦っても勝てただろうな。
身のこなしといいいあのやり方。
変身型の宇宙人とみていい。
キャベは第10宇宙のナパパと対戦。
ナパパは場外狙いのつもりが、速度を活かして懐に入り込まれる。
そしてそのままキャベが自らの体を引いて自分と相手の体をぶつけ、その衝撃で浮いたナパパの体を超サイヤ人で持ち上げて投げる。
見事な勝ち方で勝利をした。
ベルガモは第2宇宙のジーミズとの対戦。
瞬間移動を巧みに使い、攻撃を加えるジーミズ。
序盤から優勢かと思われていた。
しかしベルガモの力を知り、驚きを隠せなかった。
ダメージを負うたび、攻撃を受けるたびに巨大化していく。
そして、上へ瞬間移動したジーミズを叩き落とし、場外まで飛ばした。
その一撃でのジーミズの命に別状はなかった。
相手の能力をいかに封じるか。
それを考えていた。
「それでは第7宇宙代表:サラガドゥラと第9宇宙代表:ベルガモ、前へ」
大神官様に呼ばれる。
体が標準のサイズに戻っている。
一試合ごとにリセットしないとだめなのか。
「第5試合……始め!!」
その言葉と同時にベルガモの頭を掴む。
まず、狙いは瞬間の決着。
「飛んでいけ!!」
場外どころか第9宇宙の奴らが座っている場所へ投げ込む。
しかし、そうはいかない。
気弾を口から放って武舞台に戻る。
まあ、それでも……
「『フィアー・パンデミック』!!」
カラスの羽根の気弾が体に纏わりついていく。
消滅はさせないが落下が緩やかになっていく。
徐々に力が抜けているのだろう。
「ぐっ……」
ベルガモが着地をしようとした瞬間。
その箇所へと気弾を放つ。
奴がダメージで巨大化するのならば答えは簡単。
速攻で大きくなる前に倒す事。
そして場外負けがあるのならば……
「足元を崩せばいい」
足場を大きな気弾で吹き飛ばす。
奴にも余波はいっているだろう。
「ぐぉおお!!」
なんとか着地をする。
しかし奴は無防備なまま、ワシの一撃を喰らうのだ。
バック転をしているのだ。
気弾を足場にして高さを稼いだ。
本来ならば仰向けになった相手の腹部に見舞うものだが……
「喰らえ!!」
月面に弧を描くように鮮やかに。
ベルガモの背中に攻撃が当たる。
背中から骨の砕ける音が聞こえる。
「ぐはぁ!!」
ダメージを転化する前に重要な肉体部分における損傷。
それは治す事が出来なかったのだろう。
白目をむいてピクピクとしていた。
決まり手は『ムーンサルト・プレス』。
ブロック代表の決定戦に駒を進めた。
そして、ワシの相手が決まる。
第6宇宙のキャベだ。
しかし探りあいというのがよくわかった。
ガノスは変身していない。
そしてキャベもまだ壁を越えられる。
「前哨戦とはいえ少々やりすぎたか?」
まだまだ頭脳プレーのおかげでそれほどの攻撃を喰らっていない。
もしくは相手に油断があり、それを利用しての勝利。
殴りあったり苦戦の状況がない。
仮にディスポが方向転換が出来ていたなら、こっちに対して油断していなければ結界なんて使えなかった。
直線的な動きという欠点と傲慢さがあったから勝てた。
ベルガモが試合前にリセットされない、もしくは自傷行為で事前準備をしていたら苦戦していた。
流石は宇宙の選りすぐりの戦士だ。
少しでも油断があったり、楽しもうとしたら足元をすくわれるだろう。
「それでは第6宇宙代表:キャベと第7宇宙代表:サラガドゥラ、前へ」
ワシも相手も見合う。
超サイヤ人になっていないようだが……
まあ、いずれにせよ勝って探るのみ。
前哨戦とはいえど勝っておけば警戒する。
されてはまずいだろうが、どうせ原因を知られて恨まれているのだし今更だが。
「代表決定戦、始め!!」
その言葉と同時に超サイヤ人となって攻撃を仕掛けてくる。
ラッシュも何もかも今までの相手とは違う。
今までの相手には油断があった。
しかし、彼は誠実な戦士。
相手が全力であればそれに相対し、相手が余力を残すのならば自分も残す。
だが、あえて言うのならば……
「常に全力で挑んでもらいたい」
相手に合わせてしまうとそこで成長速度を緩めてしまう。
相手をいたぶりたくない気持ちは優しさだろう。
だがある種の失礼に当たる。
ラッシュの腕をとって投げる。
それを難なく着地をする。
「はっ!!」
それに合わせてこちらも動く。
ラッシュを返していく。
軽やかに避けてはいる。
だがまだまだ荒い。
伸びしろはあるが……
「フッ!!」
息を吐き出し攻撃を避ける。
だがその避け方は次の軌道を読んではいない。
「拙いー!!」
ハイキックをこめかみに叩き込む。
よろめいている。
腹部へ連続の蹴りを放つ。
「ぐっ……」
反応をしている。
だがフェイントかどうかを見分けていない。
これはフェイントだ。
本命は顎へのアッパー。
「遅いー!!」
ピクリと防御する方向を変えるも当たる。
空中に舞い上がる。
それを跳躍で追い越し、殴って武舞台へうつ伏せになるように打ちつける。
「ぐっ……」
相手が立ち上がろうとするが次の瞬間のしかかる。
息を吐き出すが、ここで攻撃の手を緩めはしない。
とどめとなる技を放つ。
「終りだ、『駱駝固め』!!」
またの名をキャメルクラッチ。
ミシミシと音を立てていく。
背骨が軋む音。
「ぐああああ……」
抵抗をしても跳ね上げられない。
超サイヤ人になっても無意味だ。
確かに実力のすべてを尽くせているのかと聞かれれば疑問符はつく。
だが、技術も力も全力なのは嘘偽りがない。
言いたくはないが相手がこちらを測ろうとしたり、油断しているから肉薄しないのだ。
そういった純度を濁らせていて勝利への貪欲さが見えない。
本番ではないからか?
馬鹿げている。
何時も如何なる時も勝利に喰らいつけ。
それが俺のかつての宿主の思想。
それに共感を覚えるが故に……
「勝利に邁進しておるのだ!!」
絞めあげるのをさらに強くする。
このままいけば死ぬだろう。
背骨が折れてしまう。
「解けないのならば試合を放棄しろ、死ぬぞ」
もしくは痛みのショックによって意識を失う。
キャベはそれでも跳ね上げて己の手で打開しようとする。
だが……
「ならば……死ぬしかないな、キャベ!!」
そう言って一気に力を強めようとする。
しかし、その瞬間、大神官様に止められる。
「殺すのはいけませんよ、キャベさんの負けです」
白目をむいて気絶している。
いかんいかん、熱くなっていたか。
しかし、地力の問題すらあるんじゃないのかね。
そして8宇宙の代表がワシに決まる。
上位4宇宙の代表は第5宇宙のデンド。
身のこなしも素晴らしいというほかない。
「これは気概も十分……楽しみだ」
全力でやっていたがもやもやとしたものが残る。
それを晴らしてくれるだろう。
相手もこちらの視線に気が付いたか、指を動かして今すぐやろうと誘ってくる。
「良いぞ、その心意気は滾る……」
両者、武舞台に立って睨みあう。
怒りではなく喜び。
どれほどかを互いに目で測る。
「それでは『全覧試合』決勝戦……始め!!」
その言葉を聞いて互いにロックアップの体勢になる。
ギリギリと音を立てていく。
力の大きさが判明していく。
判定は下った。
「ぬぐぐぐ……」
ワシが押されてしまった。
それが意味するのは一つ。
デンドの方が強い。
ズイズイと押し込まれたわけではない。
互角ぐらいから僅かに寄っているような差だ。
「中々の手練れですね、だが負けない!!」
そう言ってロックアップを切られ、蹴りを放たれる。
膝をつけさせるほど、押し込めないならばというわけだ。
「ぐっ!!」
掌で受け止めて後ろに飛ぶ。
そしてそのまま勢いを利用して延髄切りを見舞う。
「むん!!」
前に突っ込んで威力が低い場所で受ける。
懐に飛び込まれないように気弾を放って距離をとった。
自分としては笑みをこぼさずにはいられない。
「そう来なくては……やっと歯ごたえのある奴が来てくれた」
あの一撃が今までの奴ならば喰らっている。
場合によっては試合が決まっていただろう。
目の輝きも戦いに向ける熱量も段違い。
こういう相手を待っていたのだ。
前哨戦とか関係なく戦える戦士を。
「こっちも最後の相手があなたで良かった」
そう言って消える。
後ろをとるための動きではない。
ただ、単純に速い。
「ハアッ!」
懐に忍び込んで攻撃を仕掛けてくる。
それを受け止めて腕を掴む。
「フッ!!」
腕を引っ張り、その勢いで頭突き。
額から血が出ている。
こちらもタラリと垂れているのがわかる。
腕を離して腹部に重々しい前蹴りを入れてやった。
「あっ……」
相手が膝をつく。
足の震えからして結構なダメージだろう。
だが次の瞬間……
「あれっ?」
こちらの視界も傾く。
次の瞬間、倒れ込んでいた。
足に蟻が這い上ってくる感覚。
それも十や百ではない。
千や万の単位の蟻だ。
前蹴りを入れた瞬間だったのだろう。
まるで狙撃手のように、ワシの顎を打ち抜いた。
芸術的な一撃は痛み分けを呼んだ。
「今の攻撃は効いた……」
そう言ってデンドが見下ろす。
若い奴は礼儀が未熟よな。
仕方ない。
「錆びついていなければいいが……」
地面に手を突き、飛び上がって再度向き合う。
相手の方が向かってくる。
足がもつれている今が好機と受け取ったか。
「『スコーピオン・パイル』!!」
地面からサソリの尻尾の杭が出てくる。
それを跳躍で避ける。
だがそれで避けきれないほどの連続攻撃。
「『サジタリウス・アロー』!!」
百発百中ともいえる矢の嵐。
腕を交差してデンドは耐えきる。
でもまだ終わらない。
「『ライブラ・ロック』!!」
天秤に乗せられたデンド。
ワシが乗り、均等でない強さに罰が入る。
それは重力場を作りからだの動きを鈍らせること。
なんとか重力から逃れようと動く。
しかし、それさえも打ち砕くように次の攻撃をする。
「『ジェミニ・ゲヘナ』!!」
二人へ分身したワシの一撃を喰らう。
アッパーで空を舞いあがらせて上空にいるワシに渡す。
「『バルゴ・プロミネンス』!!」
ワシは捕まえたまま、錐揉み回転をしながら炎を纏って武舞台へ叩きつける。
別れている状態は解除している。
今回に限っては、動揺を誘うための見せ技でしかないのでな。
「『カプリコーン・スタンプ』!!」
肉弾技の一つ。
目にも止まらないストンピングだ。
背中を向けて耐えきろうとする。
「『ビスケス・ファントム』!!」
頭を掴み、催眠術。
この技は相手への衝撃を呼び覚ます。
呼び覚ますものはさっきの『バルゴ・プロミネンス』の熱。
肉体を焼かれる恐怖。
それは背中で受ける事をやめさせるには十分だった。
「『レオ・ストローク』!!」
左脇腹から右肩まで気で強化した爪で引き裂きにいく。
それを何とかデンドが避ける。
熱さを克服しているが積み重ねられたダメージは大きい。
魔術をこうも使う相手なんて経験数が段違いだろうからな。
「こんな相手だったとは……」
息も荒くデンドが言ってくる。
こっちも錆びついていた技を出させられたんだ。
それにほとんどすべての技を使っている。
それでそのダメージ。
時代の流れを感じずにはいられない。
「『フレグランス・キャノン』!!」
気弾で反撃。
ならば見せてやるか、防御の技を。
手を前に出して気を込める。
「『アリエス・ケープ』!!」
ふわりと風のバリアで受け止める。
すると目の前から消えた。
「終りだ!!」
抱え上げられてその場を回っていく。
そして上空へ投げられる。
ワシを追い越して足の裏に足を乗せて加速させていく。
「『花瓶落とし』!!」
武舞台に頭から叩きつけられる。
しかしここでデンドの手は緩まない。
「『四肢剣山』!!」
大きな針状の気弾を足と腕に刺さる。
縫いつけられている。
抜こうとするが、それより速くデンドが落下をする。
「『フラワー・コンプリート』!!」
足に棘型の気弾を纏っている。
背中に刺さりに来るだろう。
間に合いそうにもないが……
「さっきの技をもう忘れたのか、『ジェミニ・ゲヘナ』!!」
もう一人の自分がデンドを蹴り飛ばす。
背中に突き刺さる一撃は軌道を変えて、大きく脇腹を抉られる。
勝敗を決める一撃ではあったがどうにか致命傷は逃れた。
しかし、勝負の終わりは近い。
両手足の針を力ずくで抜いたから血が溢れている。
「終りだ、サラガドゥラ」
そう言って花を刈るようなハサミ型の気を腕に纏う。
奇遇だな。
ワシの技もそれと同じだ。
「『彩鋏一閃』!!」
「『キャンサー・シザー』!!」
そしてワシもデンドも駆けていき、攻撃を放ちで両者背を向けあう状態となる。
切り裂いた実感はある。
どちらが深く相手にダメージを与えたのか。
それが決着の明暗だ。
「がは…」
ワシは十字型に切り裂かれている。
振り向いて向き合おうとする。
「ぐふっ……」
デンドも振り向いて睨みあう形となる。
デンドは大きくバッテンに切り裂かれている。
そしてワシもデンドもゆっくりと倒れ込んでいく。
「両者ノックアウト……テンカウント以内に立ち上がれなかった場合は引き分けですね、同時優勝です」
大神官様が全王様に説明をしている。
そしてカウントが入り始める。
血が流れていようと立てばいい。
まだ終われない。
「年の功をなめるなぁ!!」
力を振り絞り立ち上がる。
それによって前哨戦において優勝を決めた。
紙一重の勝利であった。
仮に勝因を上げるのであれば戦闘経験や積み上げた魔術などといった技巧、精神面の差。
十字型に切り裂くのはデンドのわずかな失策。
抉られた脇腹を切り裂かれていたらこっちが負けていた。
非情さがないのか、焦りなどで揺らいでしまうほどの若輩者か。
いずれにせよ、自分だから勝てたかもしれない。
一癖も二癖もある奴らが居る本戦。
真っすぐな孫悟空たちは大丈夫かと薄れていく視界の中、思っていた。
油断しないブルー悟空+戦闘系魔術の多彩さ=強い。
明確な強さはブルー悟空並ですが+αの要素が強すぎるという事で一つ。
指摘などありましたらお願いいたします。