光と影に咲き誇る英雄譚   作:トラソティス

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やばぁい…もう何ヶ月も投稿してない…
これ読者いるのかな…自粛も関係なく仕事とやらゲームとやらで忙しくて手をつける暇すらなかった…
いえ、言い訳にしかならないんですけど、実は前々から投稿する意欲はあったんですよ、勿論今も。しかしですね、ちょビビッと作ってた話が消えてしまって…しかも感覚が空いてたせいか自動保存してたのも消去されてたのでそのせいでメンタルやられました。

というわけで皆さん、覚えてる方もいるか分かりませんが超絶お久しぶりです。

ヒロアカとカグラ…最新話になってから話が凄いことになってるので今までずっとこの先のストーリーも練ってました。
単行本の方もいるので知ってると思いますが、超常解放戦線が出来てから此方の作品もそれまで進むのに色々と考えなきゃなってことになったのでそれが漸く落ち着き、早く終わらせなければという思いで執筆してます。

よくよく考えれば作者もミルコ大好きでずっと前から描きたかったみたいなのありましたし、私と同じ状況なのかもしれません。だからこそ、やる気云々の問題で引きずっても意味がないので、なるべく投稿は頻発…とまではいきませんが、増やしていくつもりです。二言はありません。ではどうぞ!!



191話「見えない希望」

 

 

 

「最高に気分が悪い…」

 

異形に変貌し、人としての姿を消した治崎は苛立つように呟き言葉を吐き捨てる。

 

「だが──さっきよりかは幾分マシになったな」

 

4本の漆黒色の腕にワイバーンを連想させる両翼は、悪魔の羽の様に広がり、ペストマスクは上下に裂けて鳥の嘴の形になっている。

 

「そんな……こんな事が…」

 

雪泉は絶句する。

竜燐と音本を個性の分解と修復によって自身へと取り組むという異端にして異次元的な光景に、声が震える。

それは彼女のみならず、この場にいる全員が息を飲む事だろう。

 

「てめぇ…!仲間じゃ……ねぇ、のかよ!」

 

切島の怒りを沸騰とさせる声は、聞けば誰もが心中お察しすることだ。元々正義感が人一倍強い彼にとっては、曲がったものや歪んだものは許せない性質だ。

だからこそ、部下を捨て駒扱いするのは勿論、仲間を平気で殺す治崎に頭に血が上る。

 

「あァ、仲間さ。俺にとってかけがえのない…な。だからこそ、お互い助け合うんだろう?」

 

それをさもどうでも良いかのように簡単に片付けてしまう治崎。ヤクザと言った裏社会や闇を抱えた組織にとって、命のやり取りは些細なもの。何よりも極道にとっては尚更だろう。

命を捧げる誠実さ忠誠…誠意があって当たり前の業界に暮らす住人。そう言った意味でもお互いが理解などし合えるはずが無い。

 

「それにな、俺はこれでも結構抑えてるんだぞ?潔癖の癖が強くてなァ…触られると頭に血が上ってつい…な。冷静じゃ居られなくなるのがガキの頃からの悪い癖だが……」

 

ゴキゴキと肩を鳴らしながら、異形と化した治崎はエリの方角を見つめる。

 

「…よく見れば、イレイザーや先程の側近が居ませんね…今の攻撃で分断されたのでしょうか…」

 

個性抹消さえあれば、変貌した後の治崎相手でも全員で掛かれば勝機はあった…然し、それは治崎の個性によって跡形もなく希望は分解された。

状況としては最悪。

怪我を負ったミリオに保護対象者のエリ、イレイザーが居ない上に戦えるのは5人だけ。他対一にしてこの圧倒的な不利の差が広がるのは、やはり治崎の絶え間ない技術と鍛え抜かれた強さ、そして絶対的なる個性。

死柄木のように五指に触れ、ヒビを割らし粉々にする個性とは違ってただ触れただけで一瞬で分解し、自身を回復させる修復能力は、明らかにハイスペックすぎる。下手な敵は愚かプロでさえ大苦戦する相手だろう。

 

「個性を消すモノに興味があってね…クロノにVIPルームへと案内してやったよ!!」

 

エリに続き、見ただけで個性を消すことが出来るイレイザーヘッドに大変興味が湧いたのだろう。

個性を消せるという事実があるのなら誰でも良いし重宝される。殺さず生かしておく必要があると判断した治崎はクロノに生け捕りを命じた。

 

 

「何より…悲しい人生だったなぁルミリオン──お前が…壊理や俺に関わらなければ──『個性を失う』なんて可哀想な事にならずに済んだのに、心地良い夢が見れただろうになァ……無個性」

 

 

『…!!』

 

治崎の放った言葉が、この場にいる全員の頭に重く鈍器のように叩きつけられる。

 

「ミリオ…先輩?」

 

信じられなかった。

異能破壊弾は聞いた話だと一時的に能力を制限するものだと聞いた。

秘伝忍法や個性を封じ込める、両方の能力に通用するというのは、ヒーローと忍の混合社会ではとても珍しく、見ない例だ。

然しそれが…永遠に失うというのは、聞かされてない上に衝撃すぎる事実だ。

それを、通形ミリオに打ち込んだとなれば…それが真実ならば──ルミリオンは正真正銘、無個性だ。

 

「…………」

 

そんな緑谷は、嘗ての自分と重ねる。

 

 

『無個性でも…貴方みたいなヒーローになれますか!?』

 

 

中学時代、憧れだった平和の象徴オールマイトに出会った懐かしいあの日が…

あの時、ヒーローになんかなれないと嘆いてた過去の自分が、ミリオと重なる。

 

 

「個性を失っても尚…粘り続けるその根性…惚れ惚れするよ。だが悲しいなぁ…その結果がまさか──仲間を巻き込み全員死ぬなんてなァ」

 

 

完成品として床に転がり落ちてた弾を拾い、懐にしまった途端──足で地を蹴り4本のうち2本の腕が床に触れる。

その瞬間、地殻変動が起きるかのように地面が一瞬にして棘条へと変わる。

 

「皆さん!!」

 

雪泉は意図を察したのか、すぐ様扇子を地面に叩きつけると、氷が発生し治崎の分解と修復を生かした技を相殺する。

サーナイトアイはエリを抱き抱え、ミリオをフォローしながら回避していく。

治崎廻はエリ目掛けて突進している。

治崎にとって他の者など適当に始末すれば良いし、第一優先がエリなのだ。

だがそれは同時に…エリを守ってるサーやミリオに危害が及ぶという事も、証明されていることになる。

 

「治崎…!邪魔はさせません!!」

 

麗王は光輝くレーザーブレードを構え、障害物を斬り捨てながら治崎の腕にブレードを食い込ませようと一撃放つ。

 

「ッ!小娘が……俺の邪魔をするな!!」

 

然し、そのレーザーブレードは弾き返されてしまう。

仰け反った彼女は、一瞬の驚きと疑惑に思考をした埋まれながら、治崎の腕を見る。

 

「まさか…!竜燐の…個性を!」

 

部下の腕で個性を発動するだけでなく、部下の個性をも扱う事が可能なのだ。オール・フォー・ワンに似た性質か、取り込み個性を使うに関しては、奪うという共通点が極似しているだろう。

 

「察しが良いな…これでお前らはもう、俺に触れられないぞ!お前らの汚らわしい手で、俺に触れることすら叶わない!!」

 

勝ち誇るかのように嘲り笑いながら、腕を振るうと同時に鋭くなった鱗を投げ飛ばす。数枚煌めく金色の鱗が麗王の身体を貫こうと襲いかかる。

 

(流石に何度も同じ手を食らうほど、未熟ではありませんよ…!!)

 

身体の軸を中心に回転しながら回避をする。

麗王や切島は竜燐の強さを知っている。個性活性化のトリガーを仕組まれてた頃なら尚更だ。

だから、既に粗方動きは読める事が出来る。

 

「チッ……!!コイツ忍か? ルミリオン程では無いが、悪くないな…流れを読むかのように……成る程、お前が竜燐を…」

 

治崎は一瞬で理解した。

恐らくこの金髪の女性が竜燐を瀕死に追い込ませたのだろうと。答えてないはずなのに一瞬にして竜燐の個性だと分かるや否や、簡単に攻略されてしまった。

 

「なら、こんな使い方はどうだ?」

 

「おおぉぉぉ!!!麗王先輩、俺も手伝います!!」

 

「これ…は──烈怒頼押斗!近付いてはダメです!貴方とは相性が悪すぎる!!」

 

嫌な予感を察知した彼女は、増援に来る切島に制止の声を投げる。

 

「仲間を見捨てる奴なんて漢じゃねぇ!!今救け…」

 

「話を聞きなさい!治崎は──」

 

「そんなに死にたいなら望み通りにしてやろう」

 

すると、1度大量に削げ落ちた鱗を分解し、そして修復。さすればそれは、槍にして鋭利な塊と成り果てた刃物…黄金の剣の完成だ。

 

「こんな事も出来るのさ、これは…竜燐にはなかっただろう?」

 

「全てを斬り捨てる剣…まさに、万物を斬ることが出来る……切れ味が落ちなければ良いですね…っ」

 

「砥石なんざ要らないさ、俺が何度でも研ぎ澄ましてやるんだからな」

 

もう一丁と言わんばかりに、更にそれを3本生成し4本の腕で4本の剣を手に持つ。まるで昆虫…とまではいかないが、4本の腕を巧みに使い、剣を振るうそれは完全に人間離れした光景だ。

流石の麗王も一筋縄では行かないだろう。決して治崎は剣を得意とせず、どちらかと言えば不慣れ、更に付け加えれば素人。

にも関わらず治崎が圧倒するのは、個性の創意工夫にして厄介な能力とそのハイスペックな技術。

それが麗王を追い込ませる原因だろう。

 

「麗王センパイ──!!」

 

(流石にこの数は厳しすぎる…!防御をしてもブレードが斬り落とされるだけ、避けるだけで精一杯…!!)

 

防御しても無意味となり、避けても治崎の鍛錬された戦闘技術は忍とも対等に渡り合う。

乱破に傷を負うことなく圧勝したのも頷ける。

 

「クソ…これじゃあ、あの時見てぇに何も出来ねぇまま……助けれねえまま……!!」

 

「何方にせよ終わりだ──お前らは邪魔だから…先に消しとくか」

 

過去の重み…過去のトラウマが脳裏に過ぎりながらも、切島は必死に心を耐え忍びながら、拳を握る。

分かっている──今の自分じゃ先輩を助けるどころか単なる足手まとい…そしてこのまま突っ込めば死ぬということ。

死ぬのは怖い──それは生物の理論上、感情を持った者は仕方ない事だろう。だが、紅頼押斗は言ってたではないか…誰かが死ぬほうがよっぽど怖いのだと。

 

「俺…は……!」

 

凶刃が麗王の体と、切島の首を狙い、振るわれる。

反撃をしても無駄、防御も無駄、逃げること許されず。

絶体絶命とは正にこの事──

 

「秘伝忍法──『黒氷』!!」

 

凛とした声が、轟くと同時に氷山の一角を表す大きな氷が治崎目掛けて迫り来る。

 

「氷…!」

 

声主と共に見て直ぐにこれが雪泉の攻撃だと言うことに気が付いた。振るおうとした剣は、黒氷を捌くように細切れにする。

 

「鬱陶しいな…邪魔が次々と……」

 

「皆さん此処は引いてください!!下手に回るよりも先に、エリちゃんを守ることが先決でしょう?ルミリオンさんが手負いの今、介助して2人を安全に避難させるのも、務めです!ですから、此処は私たちに任せて!」

 

雪泉の適切な判断と台詞に、2人は我に返る。特に切島は手負いの先程の焦りに過去の事も含めて完全に冷静さを欠いていた。そんな熱を冷ます雪泉は流石というべきか。

それと同時に標的は雪泉へと変わることにもなる。

 

「お前は…やっぱりあの時の……」

 

「ええ、お久しぶりですね……貴方が極道どころか…こんな因縁めいた繋がりになるとは、思ってもいませんでした」

 

それは……お互い真逆な存在だからこそ…対極な存在だからこそかもしれない。

 

大義を貫き、善だけの理想を作ろうとした者。

個性を壊し、対局な理想を成し遂げようとする者。

 

──黒影(祖父)に育てられた雪泉

──組長(親父)に拾われた治崎

 

ある種として善悪の対となる存在としても、放っておくは愚か、無視するなんて事はないだろう。お互いが、黙っているような関係では無いのだ。

 

「初めて遭った時から只者ではないと薄々感づいていたが、俺の勘が当たったか。然しこうして俺の障壁になる事までは、予想外だったよ!!」

 

「それはこちらの台詞…!!これ程に強大な悪だったとは……もっと早く、貴方のこと知っておくべきでした!!!」

 

地面に叩きつけた際に生じた凍てつく氷柱を、煌めく竜の剣が綺麗に、それこそ水面を切るかの如く容易く脆く、切り捨てられる。

それを雪泉は地面を滑るかのように治崎の振るわれる竜の剣を紙一重で避けていく。

少しでも触れれば傷を付けられ、直撃すれば致命は免れない。

 

ならば、腕そのものを使えなくすれば良い──

 

 

(向こうは指先一つ触れるだけで簡単に分解し、そして修復で自身のダメージを回復させる個性…それに加えて幹部の能力まで…ならば、腕を使えなくすれば…!)

 

オーバーホールの個性は厄介だ。だがそれさえ完璧に封じれば無力化したも同然。

ならば、腕そのものを凍らせ行動の制限をかける。

それを可能に出来るのは雪泉ただ一人だろう。次に備えて考え、予測する攻撃も、ルミリオンやサー・ナイトアイだけじゃない。

 

彼女もインターンで学んだ、はるか先を見据える行動。

 

 

「『雪泉!お前は次はどのような攻撃手段を繰り出す!?』」

 

「貴方の脅威な腕を封じるべく、凍漬けにし行動に制限をかけて畳みます!!──えッ…?」

 

 

だがそれは、己の口から簡単に打破されてしまう。

 

「なるほど…そうか、雪泉とやら…お前もルミリオンと同じ脅威となる存在……早々に消しておくべきか」

 

雪泉は信じられないという険しい顔で、自分の手で口を押さえ込む。自分の意思ではなく強制的に喋らせる…その個性はただ一つ──音本真の個性だ。

 

4本腕の中の一つの腕…掌に口が付いており、それが音本の個性の役割として活動している。

思ったこと、真実を吐かせる個性にこの様な使い方があったとは…個性様々だと痛感させられる。

 

相手の作戦や行動さえも、音本の個性を使えば丸裸も同然…考えが読めないのなら向こうから吐かせれば良い…何たる事だ。

 

 

──これでは策略では治崎には通じない。

 

「良い考えだ!確かに俺の個性は手で触れた物の対象を分解し修復すれば済む話…それを封じる力を持つお前──だが、音本の真実吐きの前ではそれも単なる愚策」

 

それこそ敵の前で策を語るバカと同じ。

雪泉の氷を警戒しつつ、翼を広げてこの空間を浮遊する。

 

「いや、そんなもの関係ない──」

 

グシャリ!と、不意な方向から弾丸らしきものが腕に投げられ骨が折れる音が鮮明に耳を打つ。

 

「サー…!!」

 

「こいつは幹部の個性を使える他にも地形変形も厄介だ!私と雪泉で距離を詰めつつ手数を封じよう!!

烈怒頼押斗と麗王はルミリオンとエリちゃんの安全を!!」

 

正体はサー・ナイトアイ。

5キロの押印を装備しながらしなやかに敵に素早く的確に投げるその腕力と洞察力、観察眼はプロヒーローとして賞賛に値する。

 

「させるかよ」

 

だがそんなもの、一度受けた致命傷のダメージを分解し修復すれば何ら問題ない。

考えは悪くない…だがそれが治崎にとって何ら影響が及んでいないのも事実。

 

「他人の個性を壊し浸ってる人間が、個性を消されることを恐れると言い…随分と傲慢なんだな」

 

「人間は傲慢さ──だが、お前たちよりかは幾分マシだと思うが?」

 

「永遠という銃弾は実は完成されていて…それを隠すためにコソコソと逃げていたわけか…そして、それをルミリオンに使用したと…

 

よっぽどルミリオンが怖かったか!?!」

 

「どけ、邪魔だ」

 

ほぼ至近距離に近づき、それを臆せず物怖じしないサー・ナイトアイは、ルミリオンの件もありかなり憤怒な様子。それを物ともせずさも雑音のように不愉快な顔立ちをする治崎は、雪泉の氷と竜燐の鱗を腕に纏う。

今度は中々壊れないように。

 

「お前なぁ…これ結構痛いんだぞ?」

 

分解をする…という事は一度バラすということ…ダメージは回復しても尋常じゃない痛みが体を、脳へと伝達して襲う。

治崎は4本の腕を巧みに使い、サーを分解しようと切羽詰まる。それを全て紙一重で躱し捌くサーも、中々な神業だ。

 

「動きが…コイツ……」

 

直ぐに違和感に気付いたのは、ルミリオンとの戦闘を通してだ。あの男は相手をよく見て動きを予測しつつ次なる一手で猛攻を果たす強者だった。

ならその技術を託したのは?独学ではなく教えを説いた者がいるならば?

 

それは全て糸を引くように直感で理解した。

 

 

「お前が師か…良い弟子を持ったなお前」

 

 

それは自身を窮地へ陥れた者への敬称か、素直に賞賛の言葉を送る。

 

──ミリオ。

お前は私の教えを、私を信じてくれて…本当に強くなった!!そんなお前を誇りに思う。

だからどうか、今はお前とお前の大切な、守りたいモノの無事を…!!

 

様々な状況で経験を蓄積したミリオは、戦闘、救助、困難苦難…それらとも全て完璧と言えるほどに強く逞しくなった。

 

 

「サー!!危なッ──」

 

雪泉の危険を伝える声。

予測をしつつと言っても流石に腕4本相手では捌くのに限度がある。幾ら躱しては動きを予測し行動に移したとしても、それが追いつくかどうかは別にある。

 

「助けます!!」

 

その腕を踵落としで何とか腕をサーに触れないようにデクが増援で治崎の攻撃を逸らす。

 

「チッ…一対三か…だが何来ようと…無意味、無理、無謀!!」

 

翼を広げて竜の鱗を飛ばし、雪泉はそれを扇子の風と氷を駆使して、緑谷とサーの安全として身を守る。

 

「いいえ、治崎──私たちのチームプレイと連携ならまだ勝機はあります!」

 

「今度は絶対に…エリちゃんを、皆んなを助けるんだ!!」

 

ワン・フォー・オール20%──

 

「諦めろ、イレイザーがいない今…ジリ貧になるだけ…そして全員死ぬだけ…俺の言った通りになるだけだ」

 

「だからそんなことには…絶対させない!!勝って、助ける──もう二度と、手を離さないんだ!!」

 

 

絶対悪には絶対正義。

その心だけは、どんなに打ちのめされても絶対に…捻じ曲げない。

 

 





思ったよりもストーリーの構成難しいし久しぶりの執筆なので語彙力というか文章力落ちてるかもしれませんがご了承を…

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