東方無関録   作:諍 歌油

2 / 18
どうも私です。

前回いきなり主人公死んだけど続きです。

どうぞ



だから僕は神社にお参りする

  朝日?が眩しくて目を開けると僕は見知らぬ森にいた。

 

 辺りを見回しても建物なんかはありません見渡す限り木です。木、木、木、

 

 そもそも僕は首を吊って死んだ筈なのになんでいきてるんだろう?

 

 これじゃぁ死んだ意味が無いじゃないか、せっかくあの苦しみから開放されたと思ったのに。

 

 まぁどうでもいいか。僕が死んでいようと生きていようと苦しもうと楽しもうと、きっとそれに意味なんてないよね…………じゃあ死んだ意味もないのか。

 

『まさか死んだ筈の僕が目を覚ますと森の中に居るなんてね。こりゃぁどっかで見た異世界にまよいこんだってゆう小説とかぶってるな』

 

「お前大丈夫か?一人で喋ったりして、何処かで頭でもうったか?」

 

『ん?』

 

 声がしたので僕が後ろを振り返ると魔女のコスプレをした金髪の歳は、僕より下そうな美少女がいた。

 

 全くこんな何処かも分からない森の中で魔女のコスプレをするなんて、しかも髪を金髪に染めて、

 

 金髪にすると学校の関心意欲態度が0だって学校で習わなかったのか?(本当かどうか知らんけど)

 

 親からもらった体を何だとおもっているんだい?まるで頭がイカれたかマジで自分のことを魔女だと思っているヤバイやつにしか見えないぜ

 

 しかも美少女ときたもんだ………ん、美少女?

 

 ポロポロポロポロポロポロ

 

「うわ!急に泣き出してどうしたんだぜおまえ、本当に頭でも打ったのか?」

 

 不味いこのままじゃ本当に頭を打って可笑しくなった人だと思われてしまう

 

『ごめんごめん、知らない可愛い女の子に話かけられるなんて初めてで嬉しくてついね』

 

「え!可愛い!!ソ、そんなことナイゼ」

 

 なんか焦り過ぎて途中からカタコトになってるけどスルーしとこう。

 

 見てないふりをする僕はきっと紳士だろう。ジェントルマンだ。

 

『ところでここが何処かわかる?』

 

「え!あぁ此処は魔法の森だぜ」

 

 魔法の森?聞いた事ないところだな。

 

 もしかしてこの森は彼女の頭の中では、そう言う名なのだろうか?だとしたら知らないのも当然だろう

 

『あーうん、君の頭の中の事情は、分かったよ。だから本当の此処の名前を教えてくれないかい?』

 

「は?何をいってるんだぜ?」

 

『イヤだから此処の本当の名前を……』

 

「だから魔法の森っていってるだろう?」

 

「………は?」

 

 あ、括弧外れた

 

「お前もしかして外の人間か?」

 

 外の人間?

 

『その言い方だと僕は、まるで異世界かなにかにきた見たいになるんだけど。』

 

「まぁ多分そんな感じだと思うぞ」

 

 わーを。

 

 拝啓、妹よ僕は、首を吊って死んだら異世界に来たようです。まぁいっか

 

『そりゃぁ凄いや!で僕は、どうしたらいいのかな?』

 

「うーん、とりあえず博麗神社に行くか」

 

『博麗神社?』

 

「そう、そこの巫女がお前を外の世界に戻してくれる筈だぜ」

 

 テンプレ的に言えば多分結界かなんかがあるのを外の世界に通せるのだきっと相当偉いひとなのだろう…けど

 

『僕は、前の世界には帰らないよ』

 

「え!本当か!」

 

『うん』

 

 前の世界に居てもまたあの苦しみを味わうだけだからね。新しいこの世界の事を思うと少しワクワクして思わずにやついてしまいそうだ。

 

「お前…言っちゃ悪いが、いつもヘラヘラしててちょっと気持ち悪いぞ…」

 

 おっと!ニヤニヤが本当に顔に出てしまったようだ。

 

『いきなり酷いな、蟻だってミジンコだってアメンボだってフンコロガシだって僕だってみんなみんな生きてるんだぜ……差別するなよ』

 

「あ…うん…ゴメンだぜ」

 

『まぁ言われ慣れたから良いけどね』

 

「いいのかよ!」

 

 そんな事は前の世界でさんざん言われているから今更言われてもどうでもいいのだ。

 

 でも困ったなやることがないや…………とりあえずその博識神社?に行くか。

 

『まぁそんな事どうでもいいから僕をその博識神社?に案内しておくれよ』

 

「博麗神社な」

 

『あぁそこ、そこに案内して』

 

「まぁいいけど、ほらこれに乗れ」

 

 そう言うと彼女はほうきに乗ってその端っこに乗れと言ってくる。

 

 相当頭がやられてしまったのかもしれない。

 

「ほらなにしてんだ?早く乗れよ」

 

 いやここは異世界なんだもしかしたら本当に魔法の力かなんかで飛べるのかもしれない。

 

 僕は意を決してほうきをまたいだ。

 

 するとどうだろう、ほうきが少しだけ浮いてるではないか。

 

『凄いや!ほんとに飛べるんだね!』

 

 彼女は、魔女の宅急便かなにかだろうか?

 

「よーしじゃあ行くぜ!!」

 

 おお!どんどん高くなっていく!

 

 すると僕達は地面に対して平行に動きはじめた。

 

「ほら、あそこに小さく見えるのが博麗神社だぜ」

 

『へーあのボロそうなのが?』

 

「……それ霊夢の前で言うなよ」

 

 そんな事言ったって本当にそう見えたんだから仕方ないじゃないか。僕には自由な感性もみとめられないのかい?……まぁそんな事どうでもいいか。

 

「そういえばまだ私の名前を教えてなかったな」

 

『そういえばそうだね、でもそんな事どうでもよくない?もう二度と合わないだろうし』

 

「まぁそう言うなよ。私の名前は霧雨魔理沙だZE!お前の名前は?」

 

 なんか最後が少し違うきがするがいいだろう。

 女の子に名前を聞かれたら名乗るのがまぁ男のたしなみってやつだよね。

 

鳴無死野叫太(ナナシノキョウタ)よろしくね』

 

「なんか偽名見たいな名前だな」

 

『まぁよく言われるよ』

 

 本当は、そんな名前じゃない。こんなヤンキーの挨拶みたいな名前だったらきっと生きていけない。

 なんで偽名なのたかって?わかんないやまぁそんな事どうでもいいじゃない。どうしても知りたかったら今日中に理由考えてメールするからいってね。

 

 僕は本の少しだけ、期待を胸に博麗神社をめざすのだった。

 ………………………………………………………………………………………………………………………………………

 

 

 

 




どうでしたでしょうか?

まりちゃん登場です。 次回は霊夢にあいます

次回もよろしく


感想や誤字報告できたらお願いします。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。