あと少しあと少しで「聲の形」だ!ハンカチ持って、ポップコーン買ってコーラ買ってチュリトス買って……んんー!楽しみすぎる!!!!
ってことでこの興奮を抑えるためにお上がらさせてもらいます。
どぞ
俺は今、幸平と田所と一緒に研究会募集のチラシを見ている。俺は一応入ってるのだがそれは自分の意思じゃないと言われたので渋々一緒に見ることにした。
田所「私は郷土料理研究会に入ってんだー」
八幡「へぇー郷土料理とかなんか似合うな」
田所「えへへありがとう!あ、創真くん入りたい研究会あった?」
創真「あーちゃんこ鍋研究会とか」
田所「そこね凄い名門の研究会だよ!」
創真「名門……か。……パスだな」
八幡「急にどうしたんだ」
創真「いやぁここにいる奴らって大体威張ってんじゃん?ろくに客の前に立ったことねぇのに……だからそんな奴らとはやりたくねぇな」
八幡「まぁ……そんな奴らは多いな」
創真「そういえば八幡は実力とか権力とかあるのになんか普通なんだな」
八幡「まぁ……周りの環境が異常だったから嫌でも普通になるだろ」
アリスとかリョウとか普通じゃねぇし…えりなに関してはもぅ貴族っぷりがすごいな
創真「へぇーそうなんだ……おっ、丼研あるんだ」
八幡「丼研か……あそこ確か……」
創真「ふむふむ……よし!田所、比企谷行くぞ!!!!」
田所「私も!!?!」
八幡「…………」
今丼研ってやばい状況じゃないんじゃ……アリスに聞いた通り……あ、昨日電話してねぇ。直接謝んねぇと拗ねるからな……はぁ帰りに行くか……。
創真「比企谷いくぞ!!」
八幡「うぃー」
そして丼研についたら……、
小西「あぁ……」真っ白
燃え尽きたぜ……真っ白に………いやいやいや部員辞めていったってここまで白くなんねぇだろ…何か別の理由……多分えりなだなぁ……
小西「あ、悪いが丼研は潰される運命なんだ……。だから帰ってくれ……1人にしてくれ」しくしく
創真「えぇ〜〜……ど、どうして?」
小西「き、聞いてくれるのか?」
創真「いいっすよ!」
このあと今の丼研の状況を説明させられた…この人はこの丼研の主将らしく丼研の存続をかけた食戟を挑まれたらしい……その挑んできたやつとは………あの高飛車お嬢様ごとえりなの部下らしい…多分えりなが丼物なんて低俗な料理研究会潰しておしまいなさい!とか言ったんだろうなぁ………そして部員はもうこの人しかいないらしい。えりなの影響だな……そして俺と創真は口を揃えてこう言った
八幡&創真「「この人、人望ねぇ……」」
創真「んで……対戦相手はどんなやつなんですか?」
小西「それは……」
ガラガラガラッ
小西先輩が対戦相手を言おうとしたら勢いおく扉が開けられた。そして作業服をきた人達がぞろぞろ入ってきた。
小西「っ!」
小西先輩はその作業員に何も言わず見ていた。おいおい止めろよ……。
作業員「やはり改装するより完全に崩して建て直す方が早いかと……」
??「そ?じゃあそれで」
そしてその作業員達を従えていた奴が口を出し始めた…誰だあいつえりなの下にあんなやついたか?
小西「な、何のつもりだよ……水戸ぉ!」
おっやっと……やっと小西先輩口を開いた。遅過ぎますよ……そして水戸という女が話し始めた。
水戸「何って……早めの下見にきたんだよ、結果はもう見えてるからさー」
そしてその黒ギャルは小西先輩に壁ドンして俺らに聞こえない声で色々と言っていた。……小西先輩ビビりすぎですよ。そして話が終わったらしく離れていく。
水戸「けっ、根性無ぇ男だな。そんなんだから部員に逃げられんだよっ」
小西「けっ……肉魅がっ」
ザッ
八幡「なっ…」
俺は見てしまった……料理人がしてはいけないことの1つを犯した現場を。小西先輩は少し長めのリーゼントをしている。そしてこの屑はそれをあろうことか小西先輩に切り掛かりバッサリと切ってしまったのだ。そう……料理人が料理人の命とも呼べる包丁で人の一部を切ったのだ……俺はそのことにスゲェ腹が立っている。
スタスタ
水戸「あんたがどんな品を作ろうとあたしの超高級肉にはかてねぇんだよ!」
こいつは品ではなく食材で語るタイプの人間か……ますます気に食わねぇ……。
八幡「おい……」
そして俺は屑にドスの効いた声で呼んだ。
水戸「あっ?なんだあんたは?すっこんで……」
ドン!
俺は先ほどこいつが小西先輩にしていたことをした……壁ドンだ。
水戸「なっ!あんた何すんだ……」
八幡「黙れ……お前は料理人でしちゃならないことをした……」ギロ
水戸「………」ビクビク
八幡「お前は人に包丁で切りかかった。これはしちゃならねぇことだよなぁ……なんでしたんだ」ギロ
水戸「だ、だって……こいつが私のこと肉魅って……」びく
八幡「でも限度があるよなぁ。髪だから許されるって?ちげぇよ!テメェの行為は料理人として重罪だ」ギロ
水戸「……あ、あんたには関係ねぇだろ!!あと、私に手出したらどうなるかわかってんだろうね?私のバックには……」
八幡「えりなでもついてるのか?生憎俺はえりなには屈しない」
水戸「はぁ!えりな様を呼び捨てにした挙句えりな様に屈しないって?あんたこの学園総帥の孫を舐めてるんじゃねぇよ!」ギロ
八幡「あぁ?」ギロ
バチバチバチバチ
創真「あのさー」
八幡&水戸「「あぁ?」」殺気
創真「えっとー肉魅ちゃんだっけ?」ヘラヘラ
水戸「肉魅って言ったらぶっ殺すぞ?」ギロ
創真「そいつ知らねぇの?この学園でも有名なはずだぞ」
水戸「しらねぇよ。こんな幸薄そうなやつ」ギロ
八幡「喧嘩売ってんのか?」ギロ
水戸「そうだよ!やってやろうか?」ギロ
創真「まぁまぁ……。それよりそいつ……比企谷八幡って言うんだけど知らねぇ?」
水戸「……なっ!?こいつが比企谷……八幡!?ないないこいつが比企谷な訳……本当?」汗
創真「あぁ本当だとも」
水戸「…………ええええええええ!!!」
八幡「うるせぇぞ」ギロ
水戸「…………っち、今日のところは引く……だが食戟の時覚えてろよ?」ギロ
小西「ひっ……」しおしお
水戸「本当情けねぇやつだな……じゃあな」
ガシッ
八幡「まだ色々と言い足りてねぇぞ……まだ残れ」ギロ
水戸「な、なんだよ……」汗
八幡「正座」
水戸「はぁ!?」
八幡「正座って言ってんだけど聞こえねぇのか?」ギロ
水戸「い、いえ……」
このあと俺はこの屑に料理人としての気構えを叩き込んだ。別に料理の価値観とかは人それぞれだから触れていない。……だが料理人としてのマナーを俺は話した。
八幡「わかったか?」ギロ
水戸「はい……」半泣き
田所「あはは……比企谷くん怖いね」
創真「これは寮に戻ったらからかえますな」ヘラヘラ
外野が何が言ってるかどうでもいい……やることができた。
八幡「わかったならいい…じゃあ俺えりなのとこ行くわ」
水戸「な、なんで……ですか」ビクビク
八幡「自分の部下ならしっかりと躾をしとけってえりなを怒りに行く、何か不満か?」ギロ
水戸「い、いえ……」
八幡「じゃあな、小西先輩には謝っとくんだぞ?」ギロ
水戸「はい……」
ガラガラガシャン
そしてこのあとはえりなを探し校内中を探し回った……が、いない………俺は仕方なく新戸に連絡して明日会うように取り付けた…
ちなみに俺が去ったあと幸平達とあの屑が一悶着あったらしく食戟相手が小西先輩から幸平に変わったらしい。まぁ幸平が買った喧嘩だから俺は何にもしねぇ。
そして俺は今……、
アリス「大体八幡くんは約束って物の意味をしっかり理解してないと思います……」プン
説教を受けていた。
新戸に連絡したあと、アリスが最先端料理研究会の部室にいると思ったので向かったのだが、着いた途端アリスに頭を叩かれ正座させられ今に至る。……正直慣れた。アリスは俺に怒るときはいつもこうだ。
アリス「聞いてますか!ほんと八幡くんは話を聞きませんね!」ぷんすか
まぁ、こいつと長い付き合いだし何も感じない。いや、次からは守ろうと気構えることはできる。……が、こいつ怒っても怖くないな、うん。まぁ長々と同じことを話されるのは面倒だな……よし。
そしてアリスの説明書に1つ増えた。1日一回電話をしないと三時間の説教が待っている……と。
リョウ「(良かったなお嬢)」ほんわか
続く
誤字脱字があったりここはこうした方がいいんじゃない?とかここは違うだろ〜っていうのがありましたらどんどんコメントしてください。ここで直したpixivでも反映させるので…ではでは
あ、おあがらせてもらいましたぁ〜美味しかったです!