食戟のソーマ×俺ガイル   作:リィム

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真面目に遅れてすいません。

今回はいつもより駄回です。
もう開き直ってこういうの多くしていこうかな……


俺とは……

 

生徒達の所で暴走していた先輩方は全員舞台に戻り、やっと概要説明の続きが聞ける状態になった。ただ、世界でもトップクラスの実力を持つシェフ達の登場により、少し周りが煩くなっている。

 

俺はというと、先程の水原先輩に目がいく。舞台に戻ってからずっと手のひらををみている。そして少しうっとりと…、周りの生徒達も、水原先輩の表情に気づき……これ以上やめとこう。

 

緊張感が無くなっていたこの会場はある人物により、緊張感ありありな空間へと早変わりをする。

 

その人物の名は…

 

 

 

 

堂島「ようこそ我が遠月リゾートへ」

 

堂島銀。遠月の怪物だ……

 

先程まで俺を坊ちゃんと呼びからかってきた堂島先輩の姿ではなく、遠月リゾート総料理長兼取締役会役員としての堂島先輩としてそこに立っていた。

 

丸井「か、感動モノだ…」うるうる

 

男の涙なんて誰得?って思うのは俺だけではないはず…

 

だが俺があの人達とよく会っていたから耐性がついているだけで、本当だったら丸井のような反応が適切だと思う…

 

丸井「ひぐっ……えぐっ……」

 

泣きすぎじゃね?

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

堂島「今日集まった卒業生たちは全員が自分の城を持つオーナー・シェフだ。合宿の6日間、君らのことを自分の店の従業員と同様に扱わせてもらう…意味わかるかな?俺達が満足する仕事ができないヤツは……退学ってことだ」

 

その顔は悪戯めいていながら、その言葉は重く周りの連中のほとんどが恐怖していた…

 

堂島「講師の裁量で、一発退場もありうることは見ての通りだ。君らの武運を祈っている!それでは………移動開始!!」

 

堂島先輩の一言により生徒達は急ぎ別の所へ向かう…

 

そんな中

 

創真「あ、夜は丸井の部屋でトランプ大会な!」

 

幸平は平常運転であった…

 

ちなみに俺は…

 

八幡「うぐっ……」酔

 

出口付近にいたため生徒達にのまれ酔っていたのだった……

 

そして俺は同じクラスであったリョウに連れられ目的地へと行った……

 

 

 

 

 

数々の講義が終わり、俺達遠月生徒達は今現在、ロビーに集められている。ちなみに講義中の俺はカットだ。決して水原先輩が、『八のようになれないやつは皆んなクビ』とかそういったことは断じてないよ?ない!ないないないないない!ない!……信じてよ…

 

そして今!

 

『ムキッ!!』

 

ガタイのいいお兄さん達に料理をしています…、今日最後の課題、1人50食分【牛肉ステーキ御膳】を作るというものだ…。講義で生き残れた生徒達×50食…。普通こんな尋常な量、食い切れたもんじゃない……ないはずなのに……

 

ガチ「うまい!おかわり!」

 

ムチ「もっとだもっと!!」

 

俺達遠月生が作った御膳をペロリと平らげていく…その速さ異常……

 

ちなみに俺はというと………

 

モブ「うぅ……通らなかった…」

 

八幡「ん、……ステーキんとこ20秒ほど焼き過ぎだ。それ以外は上手くできてる。」

 

モブ「ひ、比企谷さんに………」涙

 

八幡「男が泣くんじゃねぇ…とっととやれ」

 

モブ「はい!!」

 

自分の調理スピードを調整しながら、関守先輩が追い返した奴らのサポートをしている。こういうのはダメな事だが…、性格上見逃せない……

 

アリス「むぅ…」

 

アリスがやりきったらしく、片付けをしている。そしてこっちをめっちゃ睨んでいる…

 

リョウ「………あめぇな…」

 

リョウも終わったらしく…俺を冷めた目で見ている…

 

八幡「ん?あ、おまえちょっと待って、お前その味噌濃くねぇか?」

 

モブ「そ、そうですか?八幡さんがそういうなら直します!」

 

だが、俺はやめない。俺は助けられた…、助けられた分ここで役に立つ。いや、遠月では俺のようなことは迷惑でしかないと思う…だが、俺は……

 

関守「比企谷……」

 

八幡「げっ…」

 

関守「今お前はどれぐらい作ったんだ?」

 

八幡「さ、35食…」

 

関守「んん……あと30分以内だ」

 

八幡「へ?」

 

関守「罰だ、ここでは全員敵だと思っていろ。あと…これは四宮達に報告しておく」

 

八幡「わお…」

 

昔を思い出す、あの人達は俺の事を甘やかしてくるが…、危ないことや悪いことをしていると………本気で怒られた…アイアンクローやだな…

 

何より怖いのは………

 

『八?』ゆらり

 

あの人と

 

『はーちーくーん』ゆらり

 

あの人だ……

 

 

 

 

 

もうやだ怖い………

 

そのあと俺は涙目で調理をしたとさ……

 

 

 

 

 

俺は30分で15食を作ると、ロビーでグデる…、昨日まで一緒に作業をしていたスタッフ達が俺を見て苦笑いをしている。すいませんすぐどくので…

 

そう思い目を瞑る…あ、このまま寝てても…

 

田所「あ、あの!」

 

八幡「ん?田所?なんだ?」

 

 

 

 

 

田所「比企谷…くん……あの…ね、部屋に……来て…ほしいな」照れ

 

 

 

 

 

んん??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く

 

 





読んでいただきありがとうございます。

一つ聞きたいんですけど…このシリーズにガチ料理シーンって必要でしょうか?必要な声が多かったら……頑張ります(T ^ T)

次回はいつにかるんだろうか…

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