食戟のソーマ×俺ガイル   作:リィム

16 / 18

クロスオーバー苦手な方はブラウザーバックを推奨しています。

ラスト!これで書溜めてるやつは全て投稿しました。さぁ!考えるぞ!頑張るぞい!一週間に1本あげられたらいいな…pixivの方で別の作品も書いているので……ではでは

おあがりよ!


なお…(拗ね

 

遠月リゾートに来てから三日が経ち、合宿が始まろうとしている。初日にドナート先輩が言った事は本当で、残り二日は仕事が一切なかった。ちなみにこの3日間の中で一番怖かったのは、初日捕まった時乾先輩が俺に恋人がいるかいないかで暴れたことだ。ちなみにめっちゃ酔っていました。四宮先輩とドナート先輩の二人がかりで止めてたな……。ちなみにその時水原先輩は「もしハチがいきおくれたら私が養ってあげる」っと言ってきた。丁重にお断りさせていただきました。これ以上水原先輩に迷惑かけるわけにはいかないしな……。

 

んまぁ、なんやかんやあったけど充実した三日間であった。カマクラも満足そうに踏ん反り返っていたな。いやむしろ見上げていたな。

 

そして今、俺とカマクラはロビーにいる。

 

カマクラ「フンスっ(撫でて)」

 

八幡「はいはい」なでなで

 

俺達は今生徒を待っている。一応運営側として今はいるのでこのホテルの制服を着ている。こっぱずかしい感じであるが大丈夫だ、もう慣れた。どこでって?アリスの授賞式で……。

 

そんなことを考えていると後ろからすげぇ威圧を感じた。振り返ってみると見知った坊主頭の人がいた。

 

??「どうだね坊ちゃん」

 

八幡「……坊ちゃんはやめてくださいよ堂島先輩」

 

堂島 銀

 

遠月茶寮料理學園第69期卒業生。

遠月学園が運営する「遠月リゾート」の総料理長兼取締役会役員を務める人。学園在籍時は十傑評議会の第一席、つまり主席の座にあり、卒業試験を歴代最高得点で突破した遠月学園の最高傑作ともいえる人物……つまり怪物だ。卒業後は全国の高級料理店からのオファー800件余りを蹴って今の立場を選んだ。

 

堂島「そうだな、君はそんな歳ではなかったな。それにしても時が経つのは早いもんだな、ついこの前まで総帥の後ろをずっと付いて歩いていた君が懐かしいよ」

 

八幡「やめてください恥ずかしいです」

 

堂島「それにしてもこの遠月リゾートの制服が似合ってるな!どうだね?卒業後はここに働くのは?」

 

八幡「…………いえ、俺にはやりたいことがあるので…」

 

堂島「うむ……そうか。それは残念だ……。まぁ卒業しても少しは手伝いに来てくれ」

 

八幡「……うす」

 

堂島「それでは私も準備にとりかかろう!それでは」

 

俺は少し複雑な顔で返事をしてしまったのだが笑顔で返してくれた。多分ああいう人だからこそ、ここの人達は付いてきてるのだと思う。

 

俺はそんなことを考えながらロビーで待機をしていた。

 

 

 

 

 

1時間ほど待機をしていると、大量の大型バスがホテルの前を横切り駐車場の方に向かっていくのが見えた。十中八九、遠月の生徒達を乗せたバスであろう。俺以外のスタッフ達も気づき、玄関前に並び始めた。俺も一応並んでおいた。

 

スタ「八幡様は並ばなくていいですよ」ニコ

 

八幡「え?ど、どうしてですか?」

 

スタ「比企谷様には別の任があるのでそちらの対応をしてもらいます」

 

八幡「任……ですか?」

 

スタ「比企谷様には指名が入っています」

 

八幡「…………はい?」

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

アリス「ってことでよろしくね八幡くん♪」

 

リョウ「なんだその服」

 

八幡「そういうことかぁ……」

 

スタッフに案内された場所に白塗りのリムジンがあり、俺はそれ見た途端嫌な予感がしていた。そして中から出てきたのは俺がよく知っている二人であった。

 

スタ「それでは私は一般生徒の方へ行くのでこれを」

 

渡されたのはこの二人が止まるであろう部屋のキーとカートだ。

 

スタ「それでは」ぺこ

 

スタッフの人は凄いスピードで戻っていったがどうでもいい。なんで俺がこの二人の応対をしなきゃならんのだ。

 

アリス「それにしてもーやっぱり八幡くんは遠月リゾートの制服が似合ってるわ!」

 

リョウ「えぇーそうですかお嬢、俺からしたらなんか服に着られてる感じがするんですけど」

 

アリス「んまっ!リョウくんったら、私に口答えするの!?」

 

リョウ「はい」

 

アリス「むぅ、まぁいいわ!それじゃあ八幡くん案内してちょうだい」

 

アリスのやつ面倒くさくなってリョウのこと諦めたな。はぁ……、とっとと案内して俺も遠月学園の制服に着替えるか。

 

八幡「へいへいそれじゃあ案内する」

 

アリス「は!?」

 

八幡「えぇ……」

 

アリス「今私と八幡くんの関係わかってるの?」

 

八幡「俺とお前の関係?……っ!まさか!」

 

アリス「そう!私はお客様なの!そして八幡くんは一時的とはいえ今は遠月リゾートのスタッフなの!お客様にスタッフがその態度ってどうなのかしら〜ねぇーリョウくーん」

 

リョウ「ダメだと思いますね」

 

こういう時に限って協力しやがって……。っち、アリスのにやけズラ腹立たないのが腹立つ。可愛いって便利すぎるだろ。

 

アリス「ほらほら〜2対1よー」ニヤニヤ

 

八幡「くそ……わかったよやればいいんだろ……」

 

アリス「最初っから素直にそう言えばいいのよ!」

 

くそぅ……こうなりゃやけだ。昔先輩が読んでいた小説に書いてあったやつでいく。

 

八幡「おかえりなさいませお嬢様」ぺこ

 

アリス「〜♪くるしゅうない」

 

リョウ「…………」●REC

 

なんか嫌な物が見えた気がするが気にしない。つうか気にできるほど俺の心情は余裕を残していなかった。恥ずかしさの余り何も考えられなかった。

 

この後俺は、アリスに弄られるのを我慢しながら部屋に案内した。そして今日の日程を説明したあと、俺はアリスの部屋から出た。リョウの部屋は案内しなくていいだろうと判断してキーだけ渡しといた。

 

そして俺は出たあとアリスの部屋の前で拳を握った。

 

八幡「遠月の制服に戻ったら絶対仕返ししてやる……」

 

俺はそう誓いながら自室に戻った……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アリス「ふふ♪満足満足。リョウくんちゃんと撮れてた?」

 

リョウ「バッチリですお嬢」

 

アリス「これをえりなに見せたら……悔しがるに違いないわ!あと秘書子ちゃんも♪」

 

リョウ「そうっすね」

 

アリス「それじゃあリョウくんは部屋に戻って自分の準備をしてきてね!」

 

リョウ「お嬢は?」

 

アリス「ちょーっとやることがあってね」

 

リョウ「わかりました……それでは」

 

 

 

 

 

 

 

 

アリス「ふふ♪夜が楽しみね」

 

その手にはいつ渡されたかわからないマスターキーが握られていた。

 

 

 

 

 

 

 

一方

 

 

 

 

 

 

 

 

田所「かまくら……ちゃん?」

 

かまくら「なお……」拗ね

 

八幡に置いていかれてすっかりいじけていたカマクラは田所に回収されていたとさ……。

 

田所「かまくらちゃん大丈夫?」

 

かまくら「んんー」拗ね

 

 

 

 

 

 

 

続く





誤字脱字等ありましたらコメントお願いします。

さぁ次話はどんな感じにしましょう………まぁ適当にグダグダしながらやるんで待っててくださいね

それではしばしのお別れ

お粗末!!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。