食戟のソーマ×俺ガイル   作:リィム

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snow flowerさんとorioneさんには深く感謝を申し上げます。沢山の誤字脱字を訂正してくれて本当にありがとうございます!この御二方以外にも沢山の誤字脱字報告をしてくれた方々にも深く感謝をしています。読者の方々にできるだけ迷惑をかけないように頑張っていきます。

それでは

おあがりよ


夜通し騒ぐぞー

 

リムジンに連れられ俺はようやく遠月リゾートホテルに着いた。着いた途端、四宮先輩の姿が消えたのは驚いた。ドナート先輩に行方を聞いたのだが「ハチにはまだ早いデス」と言われ、教えてもらえなかった。その時ドナートさんが遠い目してたなぁ……。

 

そして現在俺は役目を全うしている。

 

八幡「次は?」

 

業者「次は野菜と卵です」

 

八幡「わかりました、それではB23冷凍室に運んでください」

 

業者「うっす」

 

俺は合宿に使われるであろう、大量の食材の保管場所の指示をしている。

 

八幡「次でラスト……」

 

業者「えーっとこれは調味料ですね」

 

八幡「それは……各部屋に担当の人がいるのでその人に箱渡してください」

 

業者「はーいっす」

 

八幡「はぁ…………疲れた……」

 

??「こらこらーだらしないですよ八くん♪」トントン

 

八幡「?」くる

 

ムギュ

 

??「あはは引っかかりましたね♪」

 

何だこのリア充テンプレ……まぁいい。今俺の頬を突いているのは、ドナート先輩の同期で俺のことを1番甘やかしてくれた人……。

 

八幡「何してんすか乾先輩」

 

乾「八くんの仕事が終わるのが遅いので見に来ました」

 

いやいやこの人仕事あるでしょうに。

 

八幡「……自分の仕事は?」

 

乾「もうとっくのとうに終わらせましたよ?」

 

八幡「こ、これが経験の差……」

 

乾「へへーん凄いでしょう、これが八くんのお姉さんです」フンス

 

八幡「はいはい、自分のこと終わったんなら部屋戻ってくださいよ」

 

乾「は、八くんが……冷たい!?!?」

 

八幡「はぁ……、俺まだ合宿の時に使われる器具の確認が残ってるんすよ……。だから、ここで変に体力使うと後が持たないんです。なので、自分の仕事が終わったんならとっとと戻ってください」

 

乾「ガガーーン……しくしく……八くんが……」

 

そう言うと乾先輩は俺に背を向け一歩一歩、私はショックを受けてますよーっと思わせる歩き方で部屋に向かった。

 

八幡「あ、そういや四宮先輩……乾先輩!」

 

乾「っ!……つーんだ!」

 

八幡「えぇ、ちょっと乾先輩!」

 

乾「八くんに心を傷つけられた私は昔の呼び方じゃないと振り向かないのです!」

 

八幡「(めんどくさっ!)はぁ……ひなねぇ」ボソ

 

乾「うーーん聞こえないぞー」

 

八幡「はぁ……ひ・な・ね・ぇ!!」

 

乾「うーん♡八くーーん♡」ギュー

 

乾先輩の大きな膨らみが……って違う違う!なんかこの人の目がマジでやばいんですけど……。あと周りのピンクのオーラ鬱陶しいんでやめてください。

 

八幡「やめっ……やめろ!」

 

乾「あ、ごめんなさい。それでどうかしたの?」

 

やべぇ……そんなにあからさまにシュンってしないで……あ、でもピンクのオーラは残るのね。

 

八幡「あの四宮先輩はどこに」

 

俺がそう言った途端、先程までピンク色のオーラを纏わせていた乾先輩の周りがドス黒くなった。そしていつものように笑っていた。

 

乾「八くん、知ってはならないことというのは世の中には沢山あるんですよ」ニコニコ

 

この時の乾先輩の目が笑ってなかった事は嘘であってほしい……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在俺は仕事を終え部屋で横になっている。

 

八幡「はぁ……疲れた……。そういや、夜も仕事あるんだっけ。アリスに今日は連絡出来ないって入れとかないとな」

 

そして俺はカバンに手を突っ込み携帯を探していた。

 

モコモコモコモコモコ

 

ん?何だこのモコモコした感触……俺鞄の中にこんなのいれたか?

 

俺は恐る恐る鞄の中を覗いてみた……そこには、

 

八幡「何やってんだよ……カマクラ」

 

カマクラ「にゃー」

 

八幡「ついて……きたんだな」

 

カマクラはやっと出れたと言わんばかりに飛び出てきて、俺の寝ていた布団に登ってこようとした。が、俺は登る前に抱き上げた。

 

八幡「はぁ……布団に毛ついたらダメだろ……」

 

カマクラ「なーお」

 

八幡「なんだその文句ありそうな声は」

 

カマクラ「ふんす」つーん

 

八幡「そういや鞄2時間くらい放置してたからずっと中にいたんだな……」

 

カマクラ「ぎゃーす」

 

八幡「ごめんなぁ気づいてやらなくて」わしゃわしゃ

 

カマクラ「な、なー……お」

 

八幡「許してくれー」わしゃわしゃ

 

カマクラ「なーお」ゴロゴロ

 

八幡「よしよし、んじゃフロントにかけるからちょっとおとなしくしててくれよ?」

 

カマクラ「なーお」トロントロン

 

そして俺はカマクラを椅子の上にゆっくりと置きフロントに電話した。

 

プルプルプルプルガチャ

 

八幡「もしもし比企谷です」

 

スタッフ『比企谷様どうなさいましたか?』

 

八幡「あのですね……、うちの寮で飼ってる猫がなんかついてきちゃったみたいなんですよ。……それで……」キョドリ

 

スタッフ『遠月ではペットの持ち込みは可となっていますので大丈夫ですよ』

 

八幡「あ、そっすか……ありがとうございます」

 

スタッフ『それでは別のスタッフに猫ちゃん用のトイレと皿をお持ちさせますね』

 

八幡「あ、ありがとうございます」

 

スタッフ『いえいえ、こちらも仕事なので……ですが次からはしっかり連絡がないと困りますのでしっかり猫ちゃんに言い聞かせといてくださいね♪』

 

八幡「あ、うす……」

 

スタッフ『ではしつれいします』

 

ガチャ……ツーツー

 

八幡「……なんか軽いなスタッフ」

 

 

 

 

 

カマクラ「にゃー」トロントロン

 

このあとスタッフさんがトイレと皿を持ってきてくれて、トイレの処分方法も細かく教えてもらえた。

 

 

 

 

***

 

 

 

 

 

夜の分の仕事をやり終えクタクタになり部屋に戻り倒れこもうとしたところ、目の前が暗転した。そう拉致られた。

 

そして目に当てられていた目隠しが外れると、目の前にある人達が立っていた。

 

四宮「手荒な真似をしてすまん……」

 

八幡「何してんすか四宮先輩……」ジト

 

四宮「そんな目で見ないでくれ……」

 

八幡「んで、何で俺は縛られてるんですか?」

 

乾「ふっふっふー私が説明しましょう!」

 

八幡「?」

 

乾「まどろっこしいのは苦手なので本題だけいいます。今回八くんを拉致したのは……」

 

八幡「ごくり」

 

これで、今まで姉ずらしてたけどお前のことうざかったから今からしめるとか言われたら俺もう遠月から去るからな?割とガチで……。

 

水原「ハチ、私達はそんなことはしない」

 

八幡「心読まないでくださいよ。それで理由は」

 

乾「久しぶりにこのメンバーで集まったんです。なので八くんを交えて今日は夜通しで騒ぎ明かしましょう!もう明日、明後日は仕事ないですし」

 

八幡「え?じゃなあなんで3日前に俺呼ばれなんすか?」

 

ドナート「それはハチとご飯食べたかったからデスよ」

 

八幡「う……うす」照れ

 

四宮「お、照れてる照れてる。これぐらいで照れるなんてまだまだガキなんだな」へへ

 

八幡「ガ、ガキ!?!……いや俺、むしろ遠月ではクールキャラなんですよ。成績もえりな抜いて一位ですし。今1年の中でも俺ってトップクラス……って、何撫でてるんですか!」

 

ドナート「イヤー久しぶりに頑張ってるハチを見ると撫でくりまわしたくなりますねぇ、日向子さん」なでなで

 

乾「はいドナートシェフ」なでなで

 

八幡「って撫でてんじゃないですか!やめてください!」

 

水原「にゃー」

 

カマクラ「なーお」

 

あれ?カマクラさん何和んでるの?ていうか水原先輩と意気投合したのね……。

 

八幡「って水原先輩助けてくださいよ!」

 

水原&カマクラ「「いや(にゃー)」」ニコニコ

 

 

 

 

 

 

 

この後俺は先輩方の玩具としていじり倒された……。

 

 

 

 

 

 

 

続く

 

 

 

 

 

 





誤字脱字等ありましたらコメントをお願いします。

前書きで頑張りますって言ったのに読者の人に普通に頼ってしまう俺ガイル………すみません。こんな自分ですけど作品は嫌わないでください(T ^ T)

お粗末様でした。

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