ある暗殺者の記憶   作:卓ちゃん

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こっちも更新しました。


説明の時間

僕は目の前の光景に目を疑った。

そこには、僕と同じ顔をした人がいるからだ。

『はじめまして、マスター。僕はアサシン。よろしく頼むよ。』

『よろしくお願いします……アサシン…さん。』

『呼び捨てでいいよ。』

どうやら、気さくな人のようだ。

『さて、どうやら何が起こっているのかわからないマスターの為にこの聖杯戦争についてマスターが持っている紙を読んで理解しようか。』

僕はアサシンに聖杯戦争の説明をされた。

聖杯戦争とは、七組の魔術師とサーヴァントによる戦争。

その七組には、役職が決まってきて、〈セイバー〉〈アーチャー〉〈ランサー〉〈ライダー〉〈キャスター〉〈アサシン〉〈バーサーカー〉となる。

セイバー、アーチャー、ランサーは三騎士、その他は四騎士と言われ、セイバーが最優のサーヴァントとされる。

サーヴァントには役職の他、本来の名前《真名》があり、真名がバレると、そのサーヴァントの弱点が分かってしまう。

例えば、竜殺しで有名なジークフリートとなると背中が弱点となる。

そして七組で戦い、残った一組が聖杯を手にする。

聖杯はなんでも願いを叶える願望器らしく、マスター、サーヴァント両方の願いを叶えてくれる。

ちなみに戦争は夜の間だけとルールがあるのだとか。

そして、マスターはサーヴァントに対する絶対命令権限である令呪がある。これは三画しかないが、色々な事に使える。

僕の令呪は先の尖ったラテン十字みたいなデザインをしている。

これは聖杯戦争の参加者の資格らしいが魔術師に聖杯戦争前に配られる物だと言う。僕は召喚するときに出てきたけど。

 

あらかた、聖杯戦争についての説明をしてもらった。

次は、魔術や僕のアサシンの説明を聞いた。

魔術とは、魔力を用いて人為的に神秘・奇跡を再現する術の事。魔術師はその魔術を使って根源に至るのが目標らしいが僕はそんな目標は要らない。それよりも殺せんせーを暗殺するのが目標だ。

その次、魔術回路は魔術を扱う擬似神経であり、僕はその魔術回路が閉じているらしく、アサシンがそのやり方を知っているから、と言って魔術回路が開く方法をやってくれた。正直に言うと凄く痛かった。

その結果、アサシンから魔術の属性などを教えてくれた。

僕の魔術回路の本数は45本とかなり多いらしいが、移植された物が殆どだから、実際使える本数は10本だけ。

属性は僕の本来の属性は、風・地らしく、移植された属性は火・水と、なっている。

それと起源についての話を聞いた。僕は魔術刻印の話を聞いて見たかったけど、正直どうでもいいとアサシンの話だとそう言っていた。

起源とはあらゆる存在が持つあらかじめ定められた物事の本質であり、僕の起源は【暗殺】と変な偶然もある物だなと僕は思っていた。

これらを使って僕は魔術を使う。

 

最後に僕はアサシンの説明をしてもらった。

アサシンにも真名はあるが、教えて貰えず「名取 カオル」と偽名を教えてもらった。

そして宝具を教えてくれた。アサシンが持っている宝具は、

ナイフ形の宝具 血塗られた短剣(ブラット・ナイフ)

自分にしか効果が無い宝具 完璧なる死の技術(パーフェクト・デススキル)

自分も使いたくは無い宝具が一つ

これら合わせて三つが、アサシンの宝具だ。

他にはアサシンには聖杯にかける願いがあるらしく、過去に戻ってある出来事をやり直すのが願いだと。

なら、その願いを叶える為、僕は聖杯戦争に勝たないといけない。

 

僕は殺せんせーを暗殺しないといけないし、聖杯戦争を勝たないといけないから、これからどうなるかな?

 

続く……




読んでくれてありがとうございます。
他のサーヴァントはどうしましょうかね?
Fateシリーズには出てない偉人でもいいですが、ラノベのキャラでもいいですし……
サーヴァント案を少し募集します。
僕でも考えていますが、読者の方の意見がいい時が大体なので……
ステータスや宝具名など詳しい事は書いてくれたらありがたいですが、このキャラがいい!と言う人はキャラ名でもいいです。その時はステータスや宝具はこちらが考えます。
作者的には詳しく書いてくれると楽です。
感想欄までお願いします。誰でもかけますので。

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