理力の導き   作:アウトウォーズ

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ポップの成長回です。

あの名台詞を言い放ちます…
というよりも言わせたかったのです。

どうぞよろしくお願いします。


逃亡者

ダイとアナキンが別れを告げあったその日、平和なデルムリン島に危急の事態を告げる使者が訪れた。

いや、使者というにはその者の衣服は擦り切れ、火傷を負った素肌が覗いており、無様なものである。何よりもその顔には、急を告げる者の焦りよりも強い、当事者であったことを物語る大きな恐怖と…そして後悔が浮かんでいる。

 

眼球が干上がるくらいに散々涙し目を充血させたその少年は、空から現れた。

 

彼は船の用意をしていたと思しき金髪の少年の側に着地すると、枯らした声で尋ねた。

 

「金の短髪に、剣把だけの見慣れぬ装備…間違いねぇ…。アンタ、名前は?」

 

その男は、少し顔を顰めた後に深く頷いた。

 

「アナキン・スカイウォーカーだ。さすがはアバン先生の弟子だな、そこまで動転していながら、私に名乗らせた判断は中々だ。…要件はわかっている。敵の名だけ教えてくれ。」

 

黒髪の少年は仰天した。

彼は恩師に迫る危機の救援を求めるべく、リリルーラという呪文を用いてこの人物のもとに駆けつけたのである。恩師が頼るよう告げた人物の予想以上の若さにも舌を巻いたが、それにも増して底知れぬ恐ろしさを感じさせた。

 

心の中を見透かされているようで、彼は生きた心地がしなかった。

 

「た、たしかバランとか言ってた…。祖国が竜の軍団に襲われたってんで先生は、」

 

「ヒュンケル、ではなくバランだな?わかった。後は任せておけ。それよりもおまえに大事な話がある。まずはおまえも名乗ったらどうだ。」

 

アナキンという少年は、彼の言を遮って声を被せてきた。

黒髪の少年はその目線の強さに耐え切れずに視線を外し、消え入るような声で告げる。

 

「ポップ…。魔法使いだ…」

 

「一人前を名乗るには少し早いんじゃないか?なぜ師の名を告げない。まぁ、無理もないか…お前、逃げ出してきただろ。」

 

ポップはその言葉に大きな衝撃を受け、足元から崩れ落ちそうになった。

この男は、心が読めるのか?

いや、そうとしか思えない。

 

「…援軍の要請は、殿よりも大切な生命線だ。その点は良くやったよ。どの道あのアバン先生が私を頼る事態では、誰が残ろうとも変わりばえしないだろう…」

 

だが、と告げた途端に口調が変わり、ポップはビクリと肩を震わせた。

 

「常からもう一踏ん張りしてみるだけの気概を見せていれば、それほど悔いることも無かったとは思わないか?おまえが今感じている負の感情は、日頃、自身の才を埋もれさせたことへの報いだよ。この際にしっかりと噛み締めておくんだ。」

 

ポップは冗談抜きで青くなった。

間違いなかった。

目の前の男は心が読めるだけでなく、過去すら見透かしてくる。

 

「お、おまえは一体…。」

 

「アナキンだ。アバン先生に倣って、弟子など育てている。…せっかくだ、うちのバカ弟子に会ってやってくれ。少し元気をなくしているから、いい刺激になるだろう。おまえほどの器用さは無いが、違うものを持っている奴だ。お互いに学ぶところも多いだろう。」

 

そうしてアナキンと名乗った少年は、ダイという直弟子の姿形を告げ、全てが終わった後の合流地点を尋ねてきた。

ーーアバン先生のことだから最初からおまえの逃亡まで見越して語った話がある筈だ、思い当たる場所は無いのかと。

 

ポップは、自身もまだ見ぬアバン先生の弟子がネイル村という住んでいる、ということを告げた。

 

どのくらいの実力を秘めている存在なのかと問いを重ねられたので、兄弟子であるノヴァから聞いたことを伝える。曰く、アバン先生のかつての仲間夫婦がもうけた一人娘である。高速で跳び回って魔法力を吸い取り、無尽蔵にそれを撃ちまくる。挙句には素手で城壁すら引き裂く、豪傑である。

 

「つまりは極めて凶暴なモンスターなんだな?しかも雌型の。それほどの者を娘と言い切るとは、さすがはアバン先生の元仲間といったところか…心強いな。よしポップ、できればうちのダイを連れてその集落に向かい、私かアバンが到着するまで身を潜めてくれ。」

 

アナキンはそうとだけ告げるとくれぐれも後を追って来るようなことはしないようにと念を押し、キメラの翼らしきアイテムを使って、ポップが辿ったばかりの軌道を逆向きにスッ飛んでいった。

 

「プハ…。何だったんだありゃ…」

 

ポップは自然と呼吸が浅くなっていたことに気付き、深く息を吸いこんでため息をついた。

とんでもない奴だった。

当然とばかりに心を読まれ、恥ずべき過去を探られた挙句…ポップ自身の魔力レベルすら探られた感がある。けれども、あの竜の軍団の長に立ち向かったアバン先生たちを救ってくれるのは、ああした規格外な存在こそが相応しいと言えるだろう。

 

ポップは不思議な気分だった。

 

さっきまで、自分の臆病さに嫌気がさして、それでも心の底に刻まれた恐怖感にすくみ上がり、そんな自分に苛立つ。そんな負の感情のスパイラルの只中にあったというのにも関わらず。

この島にいるとそんな嫌な自分すら受け入れてしまいそうな、そんな穏やかな心になれるのだ。そして気のせいか、ここにいると魔法力が澄み渡るような、そんな感覚さえするのである。

 

去り難い思いを覚えたポップは、つい数瞬前の自分が聞いたら怒り狂うような決断をしていた。

アナキンの言った通りに、この島でダイを探してみよう、と。

 

「しっかし、マァムってのはモンスターだったんだなあ…。思えばそう考えるのが普通だよな。てっきり、ナイスバディーを想像してたのに…残念だ。」

 

そんな呑気なことを呟きながら、彼は試しに島を一周してみることにした。

おそらくそうこうするうちにダイというアナキンの弟子の方が彼を見つけるだろう、と考えたのだ。島という閉塞的な社会では、余所者は否が応にも目立つのだから。

 

ズガン、ズガン、ズバババ!

 

しかしそんな期待をよそに、ポップはそれらしき人物を見つけてしまった。

そして眼前に展開される光景に圧倒されるのだった。

 

洋上で吹き荒れる雷の嵐に、時節断ち斬られる海面。

一筋の熱線のような、不可思議な光。

果てに彼の鼓膜を貫き、脳を振るわせたのは。

 

「アナキン・ストラーッシュ!」

 

の掛け声であった。

それは猛威を振るっていたこれまでの力の奔流そのものを断ち切る、凄まじいものだった。

 

ポップはその技を知っていた。

そして師の放つその威力も。

 

そして怒り狂った。

窮地にある師の名をその技から奪った挙句、事も無げにそれを大きく上回ってみせたその存在に対して。

その瞬間の彼の心に、恐れは無かった。

 

「バッキャロー!それはアバン先生の技だ!お前、いい度胸してるな!降りて来い!」

 

しかし所詮は匹夫の勇だったのか、ポップは自分の声の木霊を聞いて我にかえった。とんでも無いことをしでかしてしまった、とすぐさま後悔し始める。

ワナワナと身体を震わせ始めた彼だったが、どうにも相手の様子がおかしいことに気がつく。

 

「…そういやそうだったっけ。ゴメンゴメン。…って、キミ、誰?」

 

フワフワと素直に降りてくる黒髪短躯の少年を見て、ポップはそれが探していた人物だと思い至った。

 

「ポップって言うんだ。よろしくな、ダイ。」

 

こうして2人は、なんとも締まらない出会い方をしたのである。

 

 

 

 

 

 

「そっかぁ。お前の先生って凄いんだなぁ…」

 

「そうだよ、もう滅茶苦茶だよ。フォースの使い方が何だとか、チンプンカンプンなことばっか言って、わかんないって言う前に怒り出すんだもん。…考えが読めるから。あの後、一晩ぶっ続けで土石流を食らったこともあったなぁ…」

 

「うっわ…」

 

ポップはダイが語るアナキンとの修行風景に思いを馳せ、背筋を寒くした。

ーーよかった、オレの先生はアバン先生で、本当に良かった。

心の底からそんな感想を漏らすのであった。

 

「だからさ、そのアバンって人も大丈夫だよ。マスターなら、絶対何とかしてくれるって。」

 

「そうか…」

 

ポップは不思議な感覚に包まれながら、ダイの言葉を受け止めた。

不思議だ。このダイとは今日初めて会った筈なのに、まるで懐かしい友人同士が再会したかのように自分たちは打ち解け、言葉を交わしている。

 

そう、こんなことが言い出せてしまうくらいに。

 

「なあ、ダイ…。こんなことおまえに言うのも変なんだけどさ、オレ、先生達を置いて逃げて来ちゃったんだよ。」

 

「ええっ!?マスターに助けてって言いに来たんじゃないの!?」

 

「…そんなのついでだよ。オレ、本当に怖かったんだ。もう、頭ん中真っ白になっちゃってさ…先生や兄弟子のノヴァって言うやつのこと、全部忘れちまったんだよ。…本当に、どうかしてたんだ…」

 

その時のことを思い出すと、さすがに胸が痛んだ。

こうして独白を重ねることでいかに自分が卑怯なことをしていたかがよくわかり、それが尚ポップの胸を締め付ける。

 

「ひっどいなあ、ポップは。仲間置いて逃げ出しちゃうなんて。もうそんなことしちゃダメだよ?」

 

「くそ、呑気に言うなよ…。本当に怖かったんだ。すっごく悔しいし、二度と繰り返したくない。けど…もしまた同じようなことがあったら…オレ…」

 

その先は、さすがに言葉に詰まった。

威勢の良い啖呵を切ることは簡単だが、そんなことをする意味が無い。ポップはそんな自分が心底嫌になり、黙り込んだ。

 

「アッハッハ!難しく考え過ぎだって!大丈夫、ポップは二度と逃げ出さ無いよ。だって、次にそんなことしようとしたら、オレが足掴んでその場に取り押さえるから。」

 

「おまっ…人の苦悩を何だと思って…!…ああ、チックショウ!」

 

そう言うと、ポップは空に向かって拳を突き出し、そしてそのまま手を下ろした。

ーー本当にダイは不思議な存在だ。

何故か彼と話しているとウジウジしている自分が馬鹿らしくなって、さっさと前に進もうという気になる。

 

「…わかったよ。そん時はマジで頼むぞ。オレ、一回は必ず逃げ出す自信あるから。…けどそのかわり、おまえがピンチなときは替わりにオレが助けてやる。」

 

「うわ、なんだよそれ。ひっどいなあ…でも頼んだ!」

 

「うるさい、こればっかはどうしようもない!しかしおまえ、年いくつだ?少し生意気だぞ。」

 

そんなことを語る二人の間でいつしか時間は過ぎ去り、やがて夕日が西の水平線に近づいた。

 

「…結局、一日中ダラダラしちまったな。」

 

「うん。今からどこ行くにしても、絶対間に合わないね。」

 

ポップが呟き、ダイがそれに応える。

いよいよ言葉少なくなる二人であったが、不思議とその顔は満足そうである。

 

思えば二人にとって、お互いは初めてと言える同年代の友達であった。

ダイはこの島唯一の人間であった上、アナキンとは明確な師弟関係にあった。ポップにはノヴァという年の近い兄弟子がいたが、二言目には正義やら勇者やらを口にする彼は少し立派すぎて、引け目を感じてしまった。

 

「しっかし不思議な島だよな、ここ。モンスターたちはすっげえいい奴らばっかりだし…まあその象徴みたいなのがダイなんだけどさ。何か気持ちだけじゃなくて、魔法力まで澄んだものになるというか…わかんない?」

 

いま、ポップは別にダイと向き合って話しているわけではない。

浜辺に二人揃って寝っ転がって、朱色に染まり行く大空を見上げている状態である。

 

しかしそんな体たらくで言葉を交わしながらもお互いの浮かべている表情が何となくわかる、そのくらいまでに二人の親密度は増していた。

 

「オレはこの島しか知らないからかなあ。特に何も感じないよ。しっかしマスターみたいなこと言うんだね、ポップは。フォースが澄んでて素晴らしいって、しきりに言ってたよ。…ていうか、せっかくマスターのこと忘れてたのに思い出させないでよ。頭痛くなる。」

 

「やっぱいい度胸してるわ、おまえ…」

 

相槌を打ちながらも、ポップはフォースについて尋ねた。

どうせ理解できるとも思っていないが、与太話のついでに尋ねてみようと思ったのだ。

えー、と大袈裟に嫌がりながらも、さすがにアナキンの弟子たる自覚の欠片を持つダイは、つっかえつっかえ、師の教えを伝えた。

当のアナキン・スカイウォーカーがそれを聞いたら、フォース・チョークでダイの喉を潰しかねないほどに酷いものではあったが…。

幸いにも時間はたっぷりとあった。

 

「へえ…先生やオレの魔法と、ノヴァが使う闘気の根っこが一緒とはねぇ…。で、それを極めると人の考えが読めるようになるのか?」

 

「逆らしいよ。マスターは、人の感情とか気配がわかるようになってから、攻撃的なフォース…衝撃波を出したり、雷を撃てるようになったんだって。」

 

「はぁ…ダメだ、全然イメージがわかない。それにしてもお前の先生、ライデインまで使えるのな…。まあいいや、もういちいち驚くのも面倒だ。わかりそうなところから始めるかぁ…」

 

そんなことを言いながら、ポップは空に手をかざした。

 

「なに〜?ポップはマスターの言うことがわるの?じゃあさ、オレと弟子交代しようよ。」

 

「おま、フザけんなよ!誰がそんな自殺するような真似…。それにオレはアバン先生の弟子だ!」

 

「ホントに都合が良いなあ。なんだよ、ほっぽって逃げてきちゃったくせに…オレもアバン先生に教わりたい!」

 

「お前、それを言うのは反則だろ…って、自業自得か!くっそ〜〜!」

 

そう言いながら、ポップは宙に向けて魔法を放った。

掌から大量の火炎を吹き出したそれは一見すると、彼の得意とする火炎呪文に他ならない。

 

けれどカンの良い二人はすぐに気がついた。

 

「なに、今の…。ちょっと変だったよ?オレ、メラゾーマって初めて見るけどあんな感じなの?」

 

「今のはメラゾーマじゃない…ベギラマ…のつもりだった。」

 

思わず横を振り向いて目を合わせたダイとポップであるが、二人とも同じような顔をしていた。

まさしく呆っ気にとられる、というやつである。

 

「えええ?ベギラマって、こういうやつでしょ?」

 

仰天したダイは驚きをそのままに、闘気を発動させてると掌をポップと同じく天に向け…。ベギラマを放った。

魔法使いのポップから見ても、それは見事な閃熱呪文であった。

 

「はあああぁぁl!?おま、何だよその反則技みたいなの!つか、何でベギラマできんだよ!?」

 

「え?ポップできないの?ヨッシャ、勝った!…って、それよりさっきのあれ、何だったの?」

 

しばらく二人してギャーギャー騒ぎ合うのであった。

ようやく事態が掴めてきたのは、そろそろ星空にかわろうかという時間帯になってからである。

 

「つまり…おまえは素の状態じゃ魔法が使えなくて、闘気を全開にして魔法力を底上げしないと魔法を使えないわけか。いや、そりゃ何とも…無駄が多いなぁ。もう少し何とかならないもんなの?」

 

「だから、マスターと同じこと言うの本当にやめてよ。ていうか、もう本当にポップがマスターの弟子になればいいんだよ。」

 

「もうやめようぜ、それ。疲れたよ…。」

 

「…そうだね。」

 

ダイは自分が話を蒸し返したことを素直に謝ると、それでそれで?、と続きを促した。おまえ聞いてわかるのか?と言うポップの顔はしかし、満更でもない。

 

「じゃあ今度はオレの番だな。おまえのマスターが”魔法と闘気は一緒”的なことを言ってたので思いついたんだ。そういや閃熱呪文と火炎呪文って、なんか似てるな〜、って。だから、メラゾーマを撃つ感覚でダメもとのベギラマをやってみたんだ。そしたら…多分だけど、混ざった。」

 

ポップは不思議そうに己の掌を見つめながら、そう語った。

その様子を横目で見ていたダイは、少し感心した。頼りない奴に見えるけど、実は結構スゴイ奴なのかもしれない、と。

 

「ふうん…やっぱよくわかんないけど、何かマスターよりポップの方が説明がわかり易い気がする。」

 

「おまえそれ結局わかってないってことじゃん。いいか、よく見ておけよ。多分呪文のランクを落とせば成功する。それにさっきとは逆に、閃熱っぽい火炎をやってみる。オレ、火炎呪文の方が得意だし。」

 

「…よくわかんないけどがんばれポップー!」

 

けなされてるんだか励まされているんだかよくわからない声援を受け、ポップは”ギラっぽいメラ”を放ってみた。

 

その直前のことである。

ポップには不思議と、ダメで元々だ、とか後ろ向きな感情を持たなかった。

年下の弟のようなダイとの出会いが単純に嬉しく、そして彼に対してものを教えるという行為がアバン先生のようで、どこか誇らしかったのだ。

 

そんなポップの精神状態は、この島の澄んだフォースの影響を受け、極めて高い次元に位置していた。

 

するとどうだろうか。

 

閃熱呪文にしては細すぎる一筋の火炎が、宙を走ったではないか!

 

それはしかし、すぐに闇夜に吸い込まれるようにして消えていった。

所詮は最下級の呪文にすぎない、というところだろうか。

 

「…結構、地味なもんだな。」

 

「…でも、成功したね。」

 

ポップもダイも、第一声はそんな感じであった。

人間、あまりにもスゴイことを目にした時の反応は、意外と薄くなるものなのである。

 

すぐには実感が湧かなかったが、その衝撃はジワジワと二人の中で大きくなるのであった。

 

「…実は、今のって結構スゴかったりする?」

 

「…結構とかじゃなくて、実際スゴかったよ。マスターが見ても感心したと思う。」

 

しかし最後にダイが放った一言により1日をかけて植え込まれたアナキン・スカイウォーカーの鬼教師ぶりが二人の脳裏に去来し、頭をかかえるのであった。

 






何故か、ダイが女子っぽい…。
友人としてお互いの才能を認め合う描写をしたつもりが、読み返してみるとイチャイチャしているようにしか読めない…。
精進します。

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