当たらねぇ・゜・(ノД`)・゜・
あ、そういえばメアリー。あの後ロリ凛はどうなったの?
「今は母親と一緒に冬木を離れているわね。安心していいわよ」
ふむ、ならいいや。それと最近さぁ………………
メアリー腹筋割れてね?
いやね?よく背中流してもらってるじゃん?その時にね?チラッと後ろを見るわけですよ。そしたらなんと、見事な胸の下に立派に割れた腹筋があったではないですか。お前は大神桜かミカサかよとかは流石に口から出なかった。
「鍛えたらこうなったのよ。仕方ないじゃない」
鍛えたならショウガナイネ。
まぁいいや、それよりもやりたい事があるから手伝ってくれる?
「先輩、何を始めるんですか?また何かのイタズラじゃないでしょうね」そう言って手で素振りをし始めた。
ち、違うからね!?…………ゴホン
単刀直入に言おう。間桐臓硯を完全に殺す手伝いをして欲しいんだ。
「臓硯って、あの蟲のことね?随分と急な話だけど、どうしたの?」
ぶっちゃけ八つ当たり兼おじさん延命ルートでいこうかなと。
ロリ凛を助けたのは殺されるかもしれなかったからね。まぁ俺が覚えてなかったからだけど。それにもし第五次聖杯戦争で黒桜なんかになられたら万が一とはいえマシュが取り込まれたらなんかしたら嫌だし。
「あら、私の心配はしないの?透」
いや、メアリーは取り込まれた瞬間にエクストリーム一寸法師しそうだから安心してる。
「それもそうね」
納得しちゃうんだ…………
それで問題はどうやって臓硯を殺すかなんだが……
メアリー何かある?キャスターの時みたいにどうにか出来る?(投げやり)
「出来るといえば出来るわね。透が気になっているのは間桐桜の体に巣食っている本体のことでしょ?なら大丈夫、オペオペの実の能力で摘出できるわ。あとはひみつ道具や魔法を併用すれば後遺症も残さずにさっぱりよ。臓硯は強化した六赤陽陣で封じ込めてから、他の蟲ごと滅びの力で消し飛ばすわ」
うん、安定の反則具合で安心した。
なんかあんだけ意気込んだけどもう行くの面倒臭くなったからメアリー行ってきてくれる?
なんてn「いいわよ?」…………いいの?
「ええ、そんなに時間は取らないわ。ただ今からだと昼食が作れなくなるから、マシュと外食にでも行ってきなさい。お金はあるでしょ?」
うん、大丈夫だけど……なんか心配だ。
「大丈夫よ、何かあったら連絡するから。ね?」
そう言いながら、まるで子供をあやす様に頭を撫でてくれる(いつもだけど)
分かった、そこまで言うなら任せるよ。
「じゃあ先輩、迷わないように手を繋いで行きましょう!」
٩(ˊωˋ*)و✧おー
マシュと昼食をとった後、俺達はある場所へ行った。
そう、図書館である。
何故来たかというと、読み聞かせの本が無くなってきたのだ。
いつもマシュが迫真の演技で猿蟹合戦を読んでくれるから、それをキッカケに色んな昔話を読んでもらった。
最初は良かったが、段々と本(ネタが)尽きていったのである。
ならば図書館で借りてこうぜということになった。
「先輩、何か読んで欲しいものありますか?あ、この間みたいにエッチな本を読ませようとしたらまたお仕置きですからね?」
や、やだなぁ…そんな事す、する訳ないじゃないか(震え声)
ほ、ほらこんな本はどうかな?
「恐竜図鑑ですか?これはまた変なものを選びましたねえ……」
小さい頃はよく昆虫図鑑とか見てたからさ、試しにね。
たまにこういうのもいいかなぁとか。
「まぁ先輩が読んで欲しいなら読みますが……ん?先輩、あれを見てください」
ん?急にどうしt……おお!?あの二人は!
「ほう、見ろ坊主。余のことが書物に記されておるぞ!!どれ、他にも見て回ろうでわないか!!」
「いちいち本で騒ぐなよ!お前は今聖杯戦争の真っ最中だって自覚はあるのか!?大体お前h……」
あれは間違いなく征服王イスカンダル……Tシャツ来てるけど。
そしてもう一人はウェイバー・ベルベットか。
まさか図書館でライダー陣営を見掛けるとは思わなんだ。
よし!マシュ!!色紙とかあるか!!
「?……一応年のためにメアリーさんから取り寄せバッグを預かっていますので用意はできますが……何をするつもりですか?」
ちょっと征服王にサインを貰ってくる!!!!!!