Fate世界でだらけて過ごす   作:見習い蟹

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本編大して進んでないのにやってしまった。後悔はない。反省はしている。




番外編:再会

 

今日も今日とていい天気……

最高のだらけ日和である…………だが……

 

 

 

 

 

 

風 邪 を 引 い て し ま っ た

 

 

 

 

いい加減にしたまえ……いつまで設定を無視すれば気がs「看病プレイがしたいと言ったのは先輩ですよ?」……ごめんなさい。

 

「メアリーさんが先輩の身体を全力で弱体化させて、数万種類の毒や呪いの類いを体内に直接注入して、ようやく普通の風邪に出来たんですから……まったく、我儘にも程があります。少しは反省して下さい」

 

うん……我ながらこれは酷いと思った。後でメアリーに謝る。

ところでアノンさん……背中に…そのぅ…胸がですね…

 

「当ててんのよ……こう言えばいいの?」ナデナデ

 

頼むからリザさんの姿でそういう事するのは辞めて!

そんなに俺をおちょくるのが楽しいの!?

 

「 「はい(うん) 」 」

 

ですよねー

 

「……何バカやってんの。ほら、看病ごっこは終わり。さっさと準備して桜達に会いに行くわよ」

 

あ、そうだった。この間の旅行の土産を桜ちゃんとおじさんに渡してなかったっけ。

 

「忘れてると思ったわ。さあ、思い出したならさっさと着替えなさい。朝食出来てるから」

 

ん、分かった

 

 

 

 

 

 

 

~出発時刻~

 

 

 

 

 

なんか昔学校であった遠足みたいだ。少しワクワクする。

 

「先輩、楽しみなのは分かりますが何故アノンさんに肩車されてるんですか?」

 

……だってまだアホ毛触ってなかったんだもん。

だから敢えてアノンにハイドリヒ卿になってもらったんだ。肩車はついでだけどね。

 

「マスターは高所恐怖症の筈だけど……大丈夫なのか?」

 

いやいや、流石に肩車で一々怖がるなんて事なんk「えい」あ、ちょ!?やめて!揺らさないで!!落ちる!落ちるうぅぅぅぅぅ!!!

 

「ハイハイ。空間繋いだから、早く入っちゃいなさい」

 

よし、じゃあ出発!

 

そうして俺達は、メアリーの開いたゲートに入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~間桐家~

 

「おじさーん!起きてー!!朝だよー!」

 

「んぅ……桜ちゃん………あと5分寝かせて」

 

まったく、最近のおじさんは寝坊が多いです。いくら休みだからって、余りだらしないと……えい!

 

「痛っ!さ、桜ちゃん!?か、髪を引っ張らないで!」

 

「おじさんが起きないから悪いんだよ?ほら、一緒にご飯食べよ?」

 

「あ、ああ……そうだね。じゃあいつも通り、一緒に作ろうか」

 

「うん!」

 

ここの家に来てから、雁夜おじさんと暮らしてもう一年が経つ……まるであの家に居た頃が嘘のようだ。今こうやって過ごしているのは夢なのではないだろうか……そう思うこともあった。

 

だけど……夢じゃない………こうやって過ごしているのは………夢なんかじゃない。

 

私は今……とても幸せだ。

 

 

 

ピンポーン

 

 

 

「ん?誰だろう?誰か来るなんて聞いてないんだけどなぁ」

 

「おじさん、私が出る!」

 

「ああ、気をつけてね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はーい!今出ますね!」

 

ガチャ

 

「あら、久しぶりねぇ桜。少し背が伸びたんじゃない?」

 

「へー、ここが今の二人の家ですか。いい雰囲気ですね」

 

「…………初めまして」

 

久しぶり~桜ちゃん。元気にしてた?

 

「…………ゃん」

 

ん?

 

「透お兄ちゃぁぁぁぁん!!」

 

ガバッ!

 

うぉ!?と、飛びかかるとわ思わなかったな。

その様子だと元気そうだね。良かった良かった。

 

「うん!メアリーお姉ちゃんもマシュお姉ちゃんも久しぶりだね!」

 

「桜ちゃん、一体どうs………まさか……透か?それにメアリーさん達まで……来てくれるなんて思わなかったよ。一年ぶりだな」

 

一年?そっちでは一年も経ったのか。

こっちとそっちでは時間の流れが違うのか?

 

「どうやらそうみたいね」

 

「まあここで話すのもなんだ、家に上がってくれ。余り持て成しも出来ないが……」

 

いえいえ、こちらが急に押し掛けたんで。お気になさらず。

 

久しぶりに俺達は、雁夜おじさんと桜ちゃんに再会した。

二人にはちゃんとアノンを紹介して、二人が今までどう過ごしていたか、俺達の方はどうなっているんだとか、お互いの現状を話した。

 

「そうか……そっちはそっちで上手くやっているんだな。わざわざお土産まで貰っちゃって。悪いな」

 

「気にしなくていいのよ?私も様子は気になってたから、いずれ行く予定だったし」

 

そうそう

 

「先輩は完全に忘れてたじゃないですか」

 

「うんうん」

 

「…………お兄ちゃん?桜のこと忘れてたの?」

 

な、なんか桜の背後から少し黒いオーラが……あ、おじさんが少し震えてる。この歳から黒桜の素質があったのか……まぁ冗談だけど。

 

「私を忘れるなんて……お仕置きだね…………お兄ちゃん?」

 

は、ハハハハハハハ!さ、桜ちゃんも冗談を言えるようになったんだね!

 

「桜……ちょっとこっちに来なさい。これを……」

 

「え?これ何?メアリーお姉ちゃん…」

 

「これはね?…………というふうに使うの」

 

……さっきから二人で何話してんの?ガールズトーク?

 

すると、いつの間にか桜の手元には小さいバズーカのような物が置いてあった。桜は躊躇なく自身に向けてそのバズーカの引き金を引く。

 

 

 

ボフン!!!!!

 

 

 

うわ!?さ、桜ちゃん!大丈夫!!

 

「な、なんだ!一体何が……」

 

 

煙が晴れていく…………そこにはstay night時の桜が立っていた。

 

 

「わぁ♪凄いです!本当におおきくなってます!!」

 

…………え?何で桜ちゃんが大きくなってんの?

まさか、メアリーの仕業か!

 

「あら、透も察しが早いわね」

 

当たり前だ!こんなこと出来るのメアリーしかいないだろ!!

 

「大丈夫大丈夫、効果は二時間で切れるから」

 

そうか、なら安心だn「透お兄ちゃん?」……ん?

 

「えい♪」

 

ギュウゥゥ

 

「ふふ、身長が同じになりましたね♪」

 

あばばばばばばばば!や、柔らかい感触が!何かいい匂いが!ち、力が抜けるぅ。

 

「何だか弟が出来たみたいです♪ほーら、よしよしの刑ですからねぇ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後滅茶苦茶ハグハグされた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もう帰るのか?もう少しゆっくりしてもいいんじゃ……それに桜ちゃんだって」

 

「いいえ、二人の邪魔をしちゃいけないし、それにほら……」

 

メアリーが指した場所には、マシュにおんぶされて眠りこけている透がいた。

 

「こいつは相変わらず自由だな」

 

「でしょう?だけど、この子にも良い所はあるから……」

 

「あぁ……分かってる。だから桜ちゃんも懐いているからな」

 

「そう言ってくれると有難いです」

 

「……バイバイ…桜」

 

「うん……また…皆で来てくれる?」

 

「 「 「もちろん(です)」 」 」

 

「今度は、皆でピクニックに行こうね!」

 

「ふふ、楽しみにしておくわ。それじゃあ、二人ともお元気で」

 

「うん、バイバーイ!!」

 

「また来てくれ、何時でも歓迎するからな!」

 

 

 

 

 

 

 

こうして、少し短い再会は終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~帰宅後~

 

……つい寝過ごしてしまった。折角桜ちゃんに会えたのに。

 

「また何時でも会えるでしょ?」

 

うん……そ…う…………だ…………ね……zzz…

 

「この子最近寝てばかりねぇ。生活習慣が乱れるわよ?はぁ、少し甘やかし過ぎかしら……」

 

んぅ……メ……ア…リ……

 

「?……なぁに?」

 

……あ……りが…………と…………う……

 

「……どういたしまして。ほら、またお腹出して寝てる。風邪ひくわよ?……いや、それは無いわね。ま、いっか。おやすみなさい。透」

 

やっぱり、甘やかし過ぎね………私……

 

 

 

 

 




うーんこの安定の雑さである。

あ、邪ンヌサンタリリィが出たみたいですね。
リリィ可愛いよリリィ

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