失踪だけはしないように精進いたしますので、見捨てずにお付き合いください。
衛宮邸 居間
佐伯:
それではそろそろ再開しましょうか。
いつもどおり宇佐先生からですか?
セイバー:
ワンパターンですがそれがよいでしょうか。
アーチャー:
確率でいえば社が先でも変わらんし、たまには社から動くか。
まずは相性だな・・・固定値で見れば、替寺のスーパーショットが一番威力が高いな。ガン相性について調べるか・・・。
佐伯:
わかりました。誰の所に行きますか?
アーチャー:
ふむ・・・
ライダー:
どちらにしてもKW一致は難しいのでは?
アーチャー:
そうだな・・・GM、「消えた恋人」の捜索というのはKWにならないだろうか?
佐伯:
なるほど大司教のKW「絶対の献身(献身)」ですか・・・彼が求める献身とは違いますし、10%補正でしょうか。
アーチャー:
承知した。
==========
メシア教会 執務室
SE:コンコン
プッチ(GM):
「入りたまえ」
教会職員(GM):
「失礼します。お客様をお連れしました」
重三(アーチャー):
「失礼します」
プッチ(GM):
「めずらしいな。君がちゃんとした手続きに沿ってここに来るとは」
重三(アーチャー):
「今回ばかりは門前払いされちゃ困るんで」
プッチ(GM):
「・・・何かあったのかね」
重三(アーチャー):
「行方不明の恋人を探してる話はしましたよね」
プッチ(GM):
「見つかったのか」
重三(アーチャー):
無言で首を振ってから応えるぞ。
「まだ。ただ、それらしい人影の目撃情報が出てきました」
プッチ(GM):
「・・・場所は」
重三(アーチャー):
「天の鎖学園のそば。情報では中に入っていったと」
プッチ(GM):
「・・・不法侵入は立派な犯罪だぞ」
重三(アーチャー):
「あ、いや、それは・・・」
プッチ(GM):
「とはいえ、事情を知っている以上、無理に止めるのも気が引けるか」
重三(アーチャー):
「・・・」
プッチ(GM):
「それで?」
重三(アーチャー):
「え?」
プッチ(GM):
「何か聞きたいことがあったのではないのかね」
重三(アーチャー):
「え、でも」
プッチ(GM):
「忠告はした。
若者が大人の忠告を聞き入れるかどうかはまた別の話だろう」
重三(アーチャー):
「・・・」
プッチ(GM):
「それで?」
重三(アーチャー):
「あ、はい。
その人影は明らかに人間とは思えない影と一緒だっらしいッス。
・・・シャドウって噂、聞いたことありますか?」
プッチ(GM):
「たまにそんな話が舞い込んでくることはあるな。悪魔祓いの依頼という形で相談されることもある」
重三(アーチャー):
「目撃された人物はシャドウと思われる影につれられて学園に入っていったらしくて、聞いた話では ギガス て名付けられたシャドウらしいんすけど、普通の武器でも対抗できますかね? 銃とか・・・」
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重三:(命運:7→6)
56+20+10=86% 29 成功!
経験点:110獲得。
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プッチ(GM):
「・・・何度か
しかし、銃撃が効かなかったという報告は無かったはずだが・・・」
重三(アーチャー):
「そうだったんすね。ありがとうございます」
プッチ(GM):
「・・・くれぐれも気をつけて、な」
そういって、アイテムを手渡してくれます。
重三(アーチャー):
「ありがとうございます」
といったところでシーンを切ってくれ。
宝玉×1 獲得。
ガブリエル・プッチとのコミュ 1点上昇。
==========
アーチャー:
セイバーに続いてこちらのコミュニティが・・・
佐伯:(苦笑)
彼にも思うところがあるのかもしれませんね。
氷室:
てっきりもっと強く制止されると思ったのだがアッサリしていたな。
佐伯:
ゲーム的には、ここで思いとどまられても困るというのがありますが、NPC的にも大司教としていろいろ思惑があるので。
アーチャー:
学園と教会の間に何か確執が?
佐伯:
それは秘密です。
とにかく、ガン相性は通常ダメージという事がわかりました。
いつものパターンだと次は行動パターンの調査ですかね。
セイバー:
そうですね。こちらを有人が引き受けましょう。
鬼道は引き続き避けるとして・・・ニュクスやロキは何も知らないようでしたし・・・やはり
佐伯:
了解しました。どんな風にコンタクトを取りましょう?
セイバー:
前回同様電話でもしましょうか。そも、兄の住まいが同じ市内なのかも判りませんし。
蒔寺:
そういえばそうだったっすね。
佐伯:
まぁ、決める必要が出てくるまでは不定でよいでしょう。シュレディンガーの兄夫婦ということで。
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十六夜市内 市街地
宇佐(セイバー):
では、
SE(蒔寺):とぉるるるるるる とぉるるるるるる
『はい? 有人さん?』
宇佐(セイバー):
「とつぜんすいません
実は、天の鎖学園で神隠しと思えるような事案がありまして、噂では ギガス と呼ばれる、時には人の命を奪うこともあるというシャドウが現れるというのです。
知人の学生が不安がっており、安心させるためにもどういったことに気を付けるべきか調べているのですが・・・」
教えていただく行動パターンは3と9にしましょうか。
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宇佐:
56+20(KW「死者(死)」)=76% 53 成功!
経験点:110獲得
----------
ソフィア(GM):
『・・・そうねぇ、
人間の脚で巨人の歩幅から逃げられるかは判らないけれど・・・』
宇佐(セイバー):
「なるほど・・・。突然変な事を聞いて申し訳ありませんでした。
また、近いうちに顔を出しますので」
ソフィア(GM):
『えぇ。主人ともども楽しみにしているわ。
あ、そうそう。ギガスは自身にも敵にも、真剣勝負を挑む性質があるらしいわ。絡め手は効きづらいかもしれないわね』
宇佐(セイバー):
「・・・なぜそのような話を? まるで私がシャドウに挑もうとしているようではありませんか」
ソフィア(GM):
『いえ、なんとなく。私の思い過ごしならそれで良いわ。
それじゃぁ、また』
宇佐(セイバー):
「はい。しつれいします」
鋼鉄のギガス
行動パターン3:■素手攻撃
9:■真空投げ(万能相性攻撃)
BOSS追加スキル:■デカジャ(敵のステータス強化無効化)、■デクンダ(自身のステータス弱化無効化)
ヘカーテとのコミュ 5点上昇。
==========
セイバー:
前衛は何か対策をしたほうがよいでしょうか。
氷室:
そうしたいのはやまやまですが、魔晶手甲以外の装備はアクセサリくらいしか装備できないので・・・
美綴:
GM、真空投げって万能相性だけど攻撃自体は物理で良いんだよな?
佐伯:
いいえ。格闘攻撃ですが防御点は魔法防御点が適用されます。
アーチャー:
これは短期決戦の覚悟でいかねばメガーヌ(前列組で唯一魔法防御点が20未満)が落ちかねんな。
蒔寺:
しかも、向こうはいてつくはどう持ちかよ。やっかいだな。
どうするよ?
美綴:
正直、今買えるアイテムじゃ大した対策は取れないんだよな。
アーチャー:
※現在GP:11
替寺:
まぁ、序盤に手に入ってしまうとゲームがヌるくなっちゃいますからね。
そもそも非売品アイテムですが。
ライダー:
サーは悪魔合体による強化を視野に入れるべきでしょうか。単純に上位悪魔になるのももちろんですが、物理耐性の悪魔に成れれば安心感が違うのですが・・・
氷室:
それならば、メガーヌもですね。少しでも防御点を上げておかないと。
三枝:
あとは石かなぁ。
セイバー:
石、ですか?
三枝:
はい。前に雷に弱い悪魔対策で マハジオの石 を大量に買い込んだじゃないですか。
弟が前に言ってたんですけど、こういうゲームの物理系が強い敵は魔法が効きやすいって。魔法の代わりになるアイテムを集めておくのもいいのかなぁって。
アーチャー:
なるほど。道理ではあるな。具体的な物理と魔法の防御点の差を調べることができんから、確証はないが。
氷室:
そうなると、もう少し行動パターンを調べておきたいですね。
魔法なら何でも効くが特定の属性1つだけは平気。というのもパターンです。
美綴:
んじゃ、綴は行動パターン調査か。
3と9調べて、3が
蒔寺:
いんじゃねぇ? 素手に3つも枠割いてる時点でスキルは少なそうだし。
美綴:
さて、誰の所に行くか・・・。悪魔の情報だしケルベロスの所かな。
==========
十六夜市内 市街地 廃ビル
GM(佐伯):
いつものフロアで
綾織(美綴):
「お休み中ごめんなさい。パスカルさん」
パスカル(GM):
「・・・ドウシタ」
綾織(美綴):
「シャドウ と呼ばれる怪異をご存知ですか?」
パスカル(GM):
「若イ・・・幼イ悪魔ダ」
綾織(美綴):
「その中の、ギガスと呼ばれる者について何かご存じないでしょうか?
そのシャドウが人攫いをしている疑いがあります。どうにか止めて町に平穏を取り戻したいのです・・・」
----------
綾織:命運7→6
55+20+10(KW「東京(守護)」)=85% 39 成功!
経験点:110獲得。
----------
パスカル(GM):
「腕力 強イ。暴レル 手 付ケラレナイ。
捕マル 危ナイ」
綾織(美綴):
「それは・・・怖いですね」
パスカル(GM):
「体 頑丈。攻撃 気ニシナイ 反撃スル」
綾織(美綴):
「・・・私は近づかないほうがよさそうですね」
パスカル(GM):
「ツヅリ カスル 危ナイ」
綾織(美綴):
「そのようですね・・・」
鋼鉄のギガス
行動パターン5:■暴れまくり(前列に剣相性攻撃)
7:■真空投げ
番号未振り行動:■反撃(回避の代わりに攻撃してきた相手に攻撃する)
=========
美綴:
え? 7も真空投げ?
セイバー:
ということは、少なくとも7,8,9の3パターンが同じスキルということですか。
アーチャー:
1~3が素手。4、不明。5、暴れまくり。6、不明。7~9真空投げ。
ライダー:
4と6も暴れまくりなのではないですか?
氷室:
それぞれのスキル使用に偏りが出ないようにしようと思うとそのはずですが、4~6に強力なスキルを集めて使用確率を落としているという可能性も・・・。
佐伯:
ふっふっふっ・・・。
蒔寺:
そっちもだけどよ、反撃も面倒だぞ。回避されねぇのは良いが、向こうの攻撃回数が増えるって事だろ?
三枝:
そうなんだよね。雪は初手から■切り落とし(相手は回避・反撃不可)しないと危ないね。
氷室:
メガーヌとサーは反撃を喰らわないですむ。そこの対策は雪の切り落としで十分だろう。
美綴:
? なんで喰らわないのよ。
ライダー:(ルルブ確認中)
・・・あぁ、反撃は相手の攻撃が剣相性でなくてはいけないのですね。サーには電撃や衝撃の魔法がありますし、
氷室:
魔晶手甲の■属性攻撃ならば反撃を受ける心配はないという事だ。
セイバー:
逆に言うと、そのあたりの相性が効くのか知りたくなりますね。
ライダー:
そうですね。ではサーは電撃相性について調べましょう。最悪、氷結が効かなかったとしても使わずに残っているマハジオの石があるのでメガーヌも封殺される心配はないでしょう。
氷室:
そうですね。よろしくお願いします。
ライダー:
では
佐伯:
了解です。
=========
十六夜市内 路地裏
GM(佐伯):
薄暗い路地裏で、彼(?)はいつものように物音に怯えながら暮らしています。近づいてくる足音がサーさんだと気付くと警戒を解いてくれるでしょう。
「オマエ ドウシタ」
サー(ライダー):
「んとね。シャドウにさらわれたヒトを救けに行くの。
カミナリでやっつけちゃえるよね?」
----------
サー
36+10(KW:解放)=46% 00 ファンブル!
情報収集ファンブル・チャート(ファンブルなので2回適用)
83.
03.激しく罵倒され、
----------
グラナーダ(GM):
「アオォォン!
ニンゲン オレタチ クルシメル!! タスケ イラナイ!!」
叫ぶと後ろ足で砂をかけるとどこかへ走り去ってしまいました。
サー(ライダー):
「んぷっ。
ちょ、ま、」
砂かけで閉ざされた視界が戻るころには周囲には誰も居ないことでしょう。
「・・・ははは・・・」
途方にくれ、困ったように乾いた苦笑がこぼれます。
==========
ライダー:
申し訳ありません。まさかこのような結果になるとは・・・。
氷室:
大丈夫です。もともと判らないままの部分です。
蒔寺:
そういえば、会話でファンブルは初めてか?
佐伯:
たぶん、そうですね。
グラナーダとのコミュはギリギリ、コミュ・レベルが下がらなかったのでリバース(神威の使用などができなくなる)状態には成らずに済みましたが、喧嘩別れのような状態ですので簡易シーンでも良いのでもう1度お話を彼(?)としない限り、今回彼(?)の神威は使用不可とします。
あしからず。
ライダー:
了解です。これは、やむをえないでしょう。
三枝:
う~んこれはどうしようかなぁ・・・私も相性調査した方が良いのかな?
美綴:
つってもねぇ。雪の判定値じゃ期待はできないでしょ。
セイバー:
アイテムの充実の方が良さそうですね。
三枝:
宝玉がお店で売ってればなぁ・・・。
仕方ないから加藤一佐に補給依頼だね。
============
十六夜市内 市街地 雪の
加藤(GM):
『シャドウ・・・思念体、か』
雪(三枝):
「はい。深夜に現れる怪異の類だそうです。実体が無いにもかかわらず物理的な手段で攻撃してくるらしいのです。
現時点では噂レベルでしかありませんが、火の無い所に、と申します。確認しておく必要はあるかと。
そして実際に被害者がいるのであれば・・・」
----------
雪
24+20(KW:悪魔(戦い))=44% 14 成功!
経験点:110獲得。 レベルアップ!
----------
加藤(GM):
『一理ある。だが君には別の任務がある事も忘れないでほしい。決して無理はするな』
雪(三枝):
「承知しております。
そのために装備を消費する事にはなりますが・・・」
加藤(GM):
『必要経費と考えよう。もっとも、君から弾薬使用の報告書をもらった事は無いがな』
雪(三枝):
「・・・射撃はどうも苦手でして。実戦で使えるように精進いたします」
加藤(GM):
『いや、責めているわけではないのだ。気にするな。
ちょうど、補給物資を送ったところだ。活用してくれたまえ』
雪(三枝):
「はっ! ありがとうございます!」
加藤(GM):
『それでは通信を終了する』
加藤とのコミュ、8点上昇。
宝玉×1 獲得。
==========
アーチャー:
さすがの安定感だな。
蒔寺:
おい、カネ。ゆきっちとのレベル差がついに2になっちまったぞ。
氷室:(あの顔で)
由紀香、恐ろしいコっ!
などとふざけている場合でもないか。
・・・今回は間に合わんが今後の手甲の強化準備に充てるか。
美綴:
なにするの?
氷室:
佐伯:
悪魔合体ですか。ファハンはレベル14ですから、もうメガーヌさんの契約レベル上限に達しているので強化は難しいですよ?
氷室:
あぁ、実質次回以降の準備というところだな。それで確認なのだがGM。マグネタイトを売却したいのだがヴィクトル船長は買い取ってくれるだろうか?
佐伯:
え? まぁ、悪魔合体の研究をしている彼としては悪魔の実体化に必要なマグネタイトが要らないなんて事は無いでしょうから、問題ないと裁定します。
氷室:
では問題なさそうだな。まずは所持しているマグネタイトを全て売却するぞ。
佐伯:
全てですか? えぇと、1につき10マッカですから480マッカですね。
※メガーヌ所持金:57→537。所持MAG:48→0
氷室:
ふむ。大した額にならんな。
やむをえん。怪異「臆病のマーヤ」のカードを400マッカで購入。これを持っている怪異「狂愛のクピド」と合体させる。
セイバー:
わざわざカードを買うのですか?
氷室:
手持ちが魔晶手甲に入っているファハン以外は全てダーク悪魔なので合体に使おうとするとランダム要素が介入してきて思うように強化できません。なのでいったん同族合体で別の種族に変えておく必要が
セイバー:
あ、いえ。そうではなく。マーヤのカードなら有人が持っているのですが
氷室:
・・・あ
し、しかし、常に1体の悪魔しか利用できないメガーヌならともかく、宇佐先生たちは状況に応じて複数の悪魔を使い分けられたほうが、
セイバー:
さすがに敵も味方もレベルが二桁に乗ってきた状況でレベル4の悪魔は・・・
氷室:
・・・
セイバー:(苦笑)
どうぞ、気にせず使ってください。
氷室:(赤面)
ありがとうございます。
佐伯:
悪魔系クラスが複数居るパーティあるあるですね。自分のデータばかり気にしていて他のメンバーの状況把握が疎かになるのは。
気を取り直して、先生のマーヤとメガーヌさんのクピドを合体でよろしいですか?
氷室:
あ、あぁ。頼む。それと1度の手番でできる合体は1回きりだろうか。
佐伯:
いえ。何度でも良いですよ。ただし、あまり時間がかかるようでしたら制限させていただきますが。
氷室:
よし、では所持金があまるおかげでワーカーホリックも同族合体を行えそうだな。
佐伯:
では、合体を行いますね。
怪異×怪異なので完成するのは、妖樹「オードリー」になりますね。マーヤとクピドからそれぞれ1個ずつ継承するスキルを選んでください。
蒔寺:
とぅーす!
アーチャー:
いや、種族が妖樹なら名前の由来はリトルショ
蒔寺:
ぎにゃー! 何も聞こえなーい!
アーチャー:
あ、あぁ。解っていてはボケていたのかすまない。
氷室:
ふむ、できたぞ。更に、屍鬼「ゾンビ」のカードを購入(300マッカ)。ワーカーホリックと合体させるぞ。
佐伯:
こちらは地霊「スダマ」ですね。
氷室:
ふむ。カード代金は取られるものの、合体自体が無料というのが良心的なの何なのか・・・
あ、出来上がった悪魔はこんな感じになっているぞ。
==========
妖樹 オードリー レベル:12
スキル
■素手攻撃、■噛みつき、■スクカジャ、■スクンダ、■マカカジャ、■ポズムディ、■ブフ(臆病のマーヤから継承)、■ザン(狂愛のクピドから継承)
----------
地霊 スダマ レベル:11
スキル
■素手攻撃、■武器攻撃(■格闘武器により追加)、■マハザン、■マカジャマ、■デカジャ、■ラクカジャ、■ポズムディ、■鉄建パンチ(ワーカーホリックより継承)、■一分の活泉(ワーカーホリック)、■格闘武器(ゾンビ)
==========
氷室:
魔晶変化用でさえなければスダマはよき前衛型なのだが・・・
ライダー:
? どういうことですか?
佐伯:
魔晶変化武器に悪魔を封入して得られる■属性攻撃は、その悪魔の「攻撃スキル」を1つ選択し、そのスキルの相性で内容が確定するんですが・・・
氷室:
ゾンビもワーカーホリックも屍鬼ゆえ、剣相性のスキルばかりでして・・・
蒔寺:
あぁ、属性攻撃の選択肢が少ないのか。
氷室:
うむ。ゆえに常駐スキルで仲魔として役立ちそうな継承になった。
逆にオードリーは継承元両方から魔法系相性のスキルを継承したことで選択肢を増やした。むしろオードリー自身が剣相性ばかりだったのでこうせざるをえなかったという所か。
三枝:
そっか、クピドから2つ継承できていれば■心眼の矢(精神相性)も継承できたんだね。
佐伯:
なお属性攻撃は魔晶合体時にスキルを指定して以後変更はできませんので選択肢が多くてもできる攻撃は1種類なところにお気をつけください。
氷室:
あぁ、心得ている。実際に合体を行う際に、その時点でのサーさんや宇佐先生の仲魔の状態を見て相性を選択するつもりだ。
さて、長くなってしまったがこれでメガーヌの手番は終了だ。
蒔寺:
うっし、アタシだな。まぁ、オリヴィエんとこに行くか。ワンチャンレベルアップもあるしな。
==========
十六夜市内 ジッグラト・タワー
替寺(蒔寺):
「邪魔するぞ」
オリヴィエ(GM):
「邪魔するなら帰ってください」
替寺(蒔寺):
「あいよー・・・
じゃ、ねーよ!」
オリヴィエ(GM):
「うるさいですわね。今日はなんなんですか?」
替寺(蒔寺):
「シネン? てのが人様に危害を加えるなんて事あると思うか?」
オリヴィエ(GM):
「思考。神経系の電気信号が人に影響を与えるほどの電流と電圧を持ってたら、地上の生命体はとうの昔に脳が焼き切れて絶滅してるでしょう。
念なんてモノにいたってはマユツバ・・・とも言い切れないのかしらね、このご時勢。
何かあって?」
替寺(蒔寺):
「あぁ。なんでも、人攫いをしてるシネンタイ? とやらが随分な力自慢らしくてな。どうしたもんかと思ってな」
オリヴィエ(GM):
「人に危害って、物理的ですの? ますます思念体のやる事ではなさそうですけれど」
替寺(蒔寺):
「詳しいことは知らねぇよ。確かなのは初めて聞く手合いだって事だ。そっちの方がお前の欲しいデータとやらとしても有難いんじゃねぇのか?」
----------
替寺
24+20(KW:先端技術(知識))=44% 01 クリティカル!!
経験点:110獲得。 レベルアップ!
■スーパーショットII が■スーパーショットIII に成長!
----------
オリヴィエ(GM):
「ふぅ。確かに実体どころか存在すらも実証されていないエネルギー物質が観測できるのなら悪くはありませんわね」
替寺(蒔寺):
「だろ?」
オリヴィエ(GM):
「えぇ、だから必ずデータを持ち帰ってくださいましね?」
替寺(蒔寺):
「あぁ。俺だって、そんなよくわからんモンが原因で死にたくはないからな」
オリヴィエ・ザクソンとのコミュ、9上昇(2d)。
宝玉×1 獲得。
==========
蒔寺:
っしゃー!! レベルアーップ!!!
佐伯:
まさかの1クリですよ。
氷室:
これでレベル9は私だけか・・・早く10に上がって追加スキルなりスキル成長なりで強化を図らねば・・・。
三枝:
マキちゃんはそのスキル成長でスーパーショットを強化したんだね。
蒔寺:
おう。これでクリティカル条件が緩和されたからな、いつもの命運絆マシマシアタックが更に凶悪に成るぜ。
あ、さえきっち。装備の変更って今しても大丈夫か?
佐伯:
えぇ、大丈夫ですけど、どうするんですか?
蒔寺:
いや、気付いたら手持ちにファイア・ガード(火炎耐性付胴部装備)があったからよ。今の日輪の鎧より物理防御点高いんだ。
いつ手に入れたのか記憶がないんだが、シートに書いてた。
佐伯:
ええぇ・・・。まぁ、良いですけど。
さて、これで2サイクル目が終わったわけですが、どうしますか? アーチャーさん。
アーチャー:
ふぅむ。時間をかけるとよくないという話もあったしな、これ以上は怖い気がするのだが、みなはどう思う?
ライダー:
そうですね。今までも明確に期限が区切られていたときは2~3サイクルが多かった印象ですしね。
氷室:
あとはハズレ覚悟で情報収集をするか、アイテムを集めるかぐらいしか選択肢も無いわけですし。
アーチャー:
うむ。では天の鎖学園に侵入するとしよう。
===========
十六夜市内 メガーヌ邸
重三(アーチャー):
「みなさん、俺のためにいろいろ調べてもらってありがとうございます」
メガーヌ(氷室):
「急にどうしたの。改まって」
重三(アーチャー):
「今回のことは完全に俺の個人的な事なのに、手伝ってもらって申し訳ないっす。
報酬も用意できないのに・・・」
雪(三枝):
「そんな事、気にしなくて良いですよ。困ったときはお互い様、ですよ。
・・・まぁ、替寺さんはどうか知りませんが」
重三(アーチャー):
「アニキ・・・」
替寺(蒔寺):
「・・・はっ。んな事気にしてやがったのか? ここにいる連中は、俺にとっちゃ金づるだ。なんだかんだで稼げる話を持ってくるからな。そのパイプをこっちから切る理由がどこにあんだよ。
重三(アーチャー):
「アニキィ」
替寺(蒔寺):
「あぁっ! うぜぇっ! ひっついてくんな!」
宇佐(セイバー):
「それで、これからどうしますか? 重三くん」
重三(アーチャー):
「・・・情報は十分だと思うっす。シャドウが居る? 場所へ行く方法もサーのおかげで判明した」
サー(ライダー):
「がんばったー」
重三(アーチャー):
「あぁ。ありがとう。
準備はこれくらいで良いと思うっす。今晩、天の鎖学園に行くっす」
一同:(無言でうなずく)
==========
アーチャー:(頬を上気させつつ)
少々煮え過ぎたかな。
氷室:
いやいや。メンバーの関係が深まる良いロールプレイでしたよ。
佐伯:
そうですね。仲間との絆シーンとして認めましょう。皆さん1d10をどうぞ。
----------
各メンバーの 仲間とのコミュ
メガーヌ:9点上昇
替寺 :5点上昇
雪 :3点上昇
綾織 :3点上昇
宇佐 :6点上昇
重三 :4点上昇
サー :1点上昇
----------
美綴:
替寺がデレたと思ったらそれ以上にメガーヌが仲間思いだった件。
ライダー:
ここは高い目が欲しいところでしたのに・・・。
佐伯:
今まで、人間とは価値観が違ったり、感情移入できていないロールプレイがありましたし、有る意味順当かもしれませんね。
蒔寺:
あぁ、「恋人ってそんなにだいじなのー?」て感じか。
ライダー:
そこまで感性がずれているつもりもなかったのですが。
佐伯:
こればかりはダイス次第ですからね。
それでは、少し休憩をはさんで、異界探索と行きましょうか。
2ヶ月もかかってしまうとは思いませんでした。申し訳ないです。
替寺のファイアガードをいつ手に入れたのか正直覚えていません(汗)
少なくとも悪魔のアイテムドロップ品の中に無かったのは確認したのですが・・・
どこかで購入してましたでしょうか?(リプレイ読み返しが終わってません)
さて、ガンが通常通り効く以外の防御相性が不明のままですが、彼らは無事にさらわれた人物を救出することができるのでしょうか?
そして、そこに重三の恋人、レンの姿はあるのか?!
次回からは(プチ)ダンジョンアタックになる予定です。
編集に時間がかかると思います。どうか気長にお待ちいただけますよう、よろしくお願いいたします。