ぎりぎり1月中の投稿ができました。
たいっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっへん! お待たせしました。
それもこれも、年末年始の忙しさによるものです。
けっして、
PQ2買う前にP5しとかないと、と思ったら予想以上に面白かったり、
P5ラスダンまで来たし(来ただけ)、もうネタバレ大丈夫でしょうと思ってPQ2始めたら、これまたドはまりしたから
とかではありません。ほんとうです、すいませんでした。
m(_ _)m
前置きが長くなりましたが、アプローチフェイズ1サイクル目です。
衛宮邸 居間
佐伯:
それではアプローチを開始します。今回の期限は
重三さんが突入を宣言した時。
です。
アーチャー:
なに?
佐伯:
今回は、戸坂さんが関係しているかもしれない案件なので、重三さんが充分な情報が揃ったと判断するか、我慢できなくなった時がアプローチの終了タイミングです。
蒔寺:
なるほど。じゃぁ、重三さんを縛り上げておけば何サイクルでもアイテム確保を
佐伯:
当然、長引くと良くない事が起こります。その期限がいつかはナイショです。
美綴:
だよなぁ。とにかくいつもどおり情報収集して、準備の過不足はアーチャーさんが判断するということで。
アーチャー:
承知した。
セイバー:
ではいつもどおり
アーチャー:
社としては人影を調べたい。すまんが学校を頼む。
セイバー:
それもそうですね、了解しました。
天の鎖学園高校でしたか、そこについて調べます。
佐伯:(ギクッ)
三枝:
え、でもそれマズくないですか?
セイバー:
? というと?
三枝:
自分が作った学校の変な噂について訊かれるのって良い気分じゃないですよね。
佐伯:(キラーン)
(三枝さんナイス!)
そうでうねぇ。まぁ、NGワード1つ分。-20%の補正がかかるとしましょうか。
セイバー:
なるほど、それもそうですね。そうすると会話判定値が36%ですか・・・使えそうなキーワードが・・・シナリオキーワードの天の鎖学園くらいですか・・・う~ん・・・学園をキーワードとする場合、何%くらい上昇しますか?
佐伯:
そうですねぇ。いちおうギルガメッシュ・プロジェクトの一環で造った学校ですしプラス10ですかね。
あと、本人の望まない話題だと判定に成功してもコミュポイントが低下する場合があるのでご注意ください。
※低下に関してはハウスルールです。
セイバー:
ぬ。それはよくありませんね。有人は鬼道に恩がありますから。ポイントが下がるほど不快な思いをさせるのなら避けるべきでしょう。
具体的に何をしてもらったのか知りませんが。
さて、そうすると・・・噂話なら橘嬢でしょうか。キーワードになりそうなものが無いので命運を乗せておきましょうか。
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須摩留工科大学 構内
GM(佐伯):
では、場所は大学構内としましょうか。講義の合間の時間という事で。
宇佐(セイバー):
「橘さん」
構内を歩いている彼女に声をかけましょう。
橘(GM):
「? せんせい。どうされました?」
宇佐(セイバー):
「最近、天の鎖学園について噂が流れているようなのですが、あの学園について何か知りませんか?」
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宇佐:(命運:8→7)
56+20=76% 52 成功!
経験点:110獲得。
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橘(GM):
「あの学園は噂が耐えませんからね。
ギルガメッシュ・プロジェクトという、東京の企業が主導で行っている同名の都市開発計画で造られた中高一貫の学園なのはご存知ですよね。生徒は日本中から集まってきるんですけど、噂ではスカウトマンが日本中に居てわざわざスカウトして来てるんじゃないかって言われてますよ。
あとは、学校ですからね
宇佐(セイバー):
「いつの時代もそこは変わりませんね」
橘(GM):
「ふふっ。そのようですね。
せんせい?」
宇佐(セイバー):
「はい?」
橘(GM):
「建造物への進入は立派な違法行為ですよ?」
ニヤニヤした顔で宇佐先生を見つめます。
宇佐(セイバー):
「えっ? いや、その」
橘(GM):
「冗談ですよ。次の講義があるので私はこれで失礼します」
宇佐(セイバー):
「あ、あぁ。お時間とらせました」
GM(佐伯):
立ち去ろうとする千晶様はすれ違いざまに先生に何か握らせると耳元で囁きます。
橘(GM):
「何か面白いものに遭ったらお話、聞かせてくださいね」
宇佐(セイバー):
「?!」
橘(GM):
「ふふっ」
今度こそ立ち去って行きます。
KW:深夜の怪談、KW:異界への扉 獲得。
宝玉×1 獲得。
橘 千晶とのコミュ 1点上昇。
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セイバー:
コミュニティが・・・
三枝:
判定には成功したのに・・・
佐伯:
う~ん、学校の怪談なんて千晶様にとっては日常過ぎたんでしょうか。
アーチャー:
では、社は宣言どおり人影をあたる。噂について詳しく聞くためにもう一度、稲城女史に話を聞きに行く。
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須摩留工科大学 構内
重三(アーチャー):
「先生」
廊下で稲城准教授に声をかける。
稲城(GM):
「重三さん。
何か判りましたか?」
重三(アーチャー):
「いえ、残念ながら。それで先生からもう少し噂について聞けないかと思って・・・何でも良いんで何か思い出せないっすか?
その人影について他に何かありませんでした?」
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重三命運:8→7
会話判定:76% 60 成功!
経験点110点獲得。
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稲城(GM):
「そうですねぇ・・・戸坂さんとは関係ないとは思うんですけど」
重三(アーチャー):
「なんですか?! 何かあるんですか?!」
准教授に詰め寄る。
稲城(GM):
「っ! え、えぇと、確か噂の中心はその女性の人影じゃなくて、女性と一緒に居たもう1つの影ほうらしいんです」
重三(アーチャー):
「もう1つ?」
稲城(GM):
「えぇ。なんでも、3m近い大きな影だったそうで
重三(アーチャー):
「・・・巨人、すか?」
稲城(GM):
「そう言う人も居るみたいですね。
妖霧の濃い深夜に、現れる怪異の噂もあって、怪異が人さらいをしているなんて話も・・・中には命を奪うなんてものも」
重三(アーチャー):
「!」
話の途中だが走り出しそうになる。
稲城(GM):
「ちょ、ま、噂! あくまでも噂ですから!」
慌てて呼び止めます。
「はやる気持ちはわかります。でも焦って大切なものを見落としたりしたら大変です。どうか落ち着いて」
重三(アーチャー):
「・・・すいません」
稲城(GM):
「いいえ。仕方ないことだと思います。
・・・気休めにしかなりませんがこれ、よかったら」
重三(アーチャー):
「ありがとうございます」
KW:異形、KW:怪異 獲得。
宝玉×1 獲得。
稲城 珠枝とのコミュ 5点上昇。
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美綴:
じゃぁ、いつもどおり綴が・・・異界への扉と怪異てこれ、それぞれ深夜の怪談と異形の上位KWっぽいよね?
ライダー:
言葉の意味としてはそのように見えますね。
佐伯:
あぁ、判定成功してるのに無駄足になるのも申し訳ないのでバラしますが、美綴さんの指摘どおり、怪談で扉、異形で怪異のKWが開く予定でしたが、判定成功で1段上の情報まで同時にオープンしたので、こういう状況に。
氷室:
では、美綴嬢には扉か怪異を調べてもらうのがよいか。
美綴:
だね。・・・重三さんに恋人探しの話振られてるし、怪異の方かな。
良いですか? アーチャーさん。
アーチャー:
あぁ。頼む。社独りで調べたいところだが限界があるからな。
美綴:
解りました。
さて、誰に訊くのがいいか・・・。
三枝:
綴ちゃんのコネに、妖霧に詳しい人居なかったっけ?
美綴:
日下部園長か。佐伯、妖霧ってKWとして使えるか?
佐伯:
う~ん、実は園長のKWに妖霧が無いんですよねぇ。
美綴:
うぇ?!
佐伯:
でも、妖霧発生日を言い当てられるほどの研究家ですし。5パーなら。
美綴:
むむむ。無いよりは良いが・・・。
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ゾディアック・パーク
綾織(美綴):
「館長」
日下部(GM):
「ん? おぉ、綾織のお譲ちゃん」
いつものように展示品を磨いていた館長が振り返ります。
綾織(美綴):
「うちの学校で今変な噂が流れてて、
真夜中、妖霧の夜に怪異が現れて人を攫うとか、なんとか・・・
何かご存知ありませんか?」
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綾織(命運1点使用。残り8→7)
55+5(妖霧)+20=80% → 10 成功!
経験点110点獲得。
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日下部(GM):
「おぉ、それはわしの耳にも入っとるぞ。
話を聞くに、ギガスなどと呼ばれる怪異の類じゃろうなぁ。ギルガメッシュ・プロジェクト推進しはじめた辺りから、噂が広まったシャドウという通称で呼ばれる怪談群の1つにそういう巨人もどきの話がある」
綾織(美綴):
「しゃどう・・・」
日下部(GM):
「姿かたちはバラバラだがの。共通して人の魂や精神と呼ばれるものを抜き取るなどといわれておる」
綾織(美綴):
「そん、な・・・」
これは急いで重三さんに伝えないとね。
日下部(GM):
「まぁ、待て待て。本当にそんなものが居るなら不用意に関わるもんじゃない。せめてコレをもっていけ」
綾織(美綴):
「あ、ありがとうございます」
BOSS情報 怪異「鋼鉄のギガス」調査可能に。
宝玉×1 獲得。
日下部 一石とのコミュ 25点上昇(2回振り足し)。
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佐伯:
えーこれで
氷室:
グラサイだ!
美綴:
違うわよ! 振ったわたしが一番驚いてるよ!
佐伯:
まぁ、そいう時もありますよね。
この調査で、
氷室:
そうすると技術か?! 出したい目を下にして1回転半させる事で好きな出目を出すという・・・
美綴:
そんなことできるんなら、毎回クリティカルにしてるわよ!
佐伯:
い、い、で、す、か ?
2人:
はい。
佐伯:
コホン。
綾織さんの調査の結果、今回のボスである「鋼鉄のギガス」のデータを調査できるようになりました。
ライダー:
さて、サーはどうしましょうか。
アーチャー:
おそらくだが、扉を調べないと突入できないのではないか?
三枝:
そうなんですか?
アーチャー:
目撃された人影がどこに連れ去られたのか判らないと追跡のしようもないと思うのだが。
ライダー:
なるほど。怪談の内容どおり異世界へ突入する入口があるだろうということですね。
アーチャー:
あぁ。
ライダー:
その辺りの噂話なら聖ですかね。オカルト雑誌のライターなら学校の怪談も押さえていそうですし。
佐伯:
そうですね。シナリオキーワードをそのままオカルト(知識)に読み替えてもいいでしょう。
ライダー:
ふむ。それでも56%ですね。命運を使うべきでしょうか・・・。
セイバー:
ですが、サーはどちらかというと戦闘要員ですしもったいない気もしますね。
アーチャー:
難しい所だな。社としては早く突入したいが、BOSSに関する情報収集もすることを考えると次のサイクルまでかかるのはほぼ確実。・・・素で振ってくれてかまわんよ。
ライダー:
わかりました。
==========
十六夜市 雑誌『
GM(佐伯):
(う~ん、いつも同じ演出も退屈かな・・・)
では、サーさんがいつも聖と会う出版社前で彼を探していると、珍しいことに彼から声をかけてきます。
氷室:
事案。
GM(佐伯):(苦笑)
そう見える事は否めませんが違います。
聖(GM):
「お、ちょうど良い所に居たな」
サー(ライダー):
「ヒジリ?」
聖(GM):
「お前に話が有ったんだよ」
そういうと、近くのいつもの喫茶店に脚を向けます。
サー(ライダー):
こちらも用事があるわけですしついていきますよ。
「どしたのー?」
喫茶店
聖(GM):
「実はな、」
と席について一通り注文をしてから聖が話を始めます。
「前からおまえにネタ元になってもらってたわけだが、ヤバいヤマが見え隠れしてるぞ」
サー(ライダー):
「? ハイキング?」
聖(GM):
「その山じゃねぇ」
ハァと1つ大きなため息をつくと噛み砕いて説明してくれます。
みなさんが今まで関わった事件には直接的間接的の差はあれど何かしらの形でメシア教会が関係していることに聖はネタメモを整理しているときに気づいたようです。
彼のようなオカルト記事やゴシップ記事を書く人間にとっては新興宗教団体というのは持ち上げるのも叩くのも容易なので、様々な噂が飛び交っているわけですが、メシア教会には良い噂が極端に少ない印象を彼は持っているようです。強いてあげるとすれば、たびたび慈善活動を行っているアンジェラ司祭くらいなものですね。
サー(ライダー):
「悪いヒト?」
聖(GM):
「・・・わからん。だが
サー(ライダー):
「ふ~ん・・・? わかったー」
聖(GM):
「ほんとに解ってんのかね・・・
で? お前も俺に用事があったんじゃないのか?」
サー(ライダー):
「あ、うん。あのね。階段の扉を探してるの」
聖(GM):
「・・・は?」
サー(ライダー):
「学校でヒトをさらう巨人? の扉ー」
聖(GM):
「ひょっとして、学校の怪談って言いたいのか?」
サー(ライダー):
「そう、それー」
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サー 会話判定
36+20(KW)=56% 12 成功!
経験点 110点獲得
----------
聖(GM):
「巨人と学校の怪談・・・天の鎖学園の話か?」
サー(ライダー):
「そういってるでしょー」
聖(GM)
「言ってねぇよ・・・。
で、扉? だったか。なら異界への扉だよな。よくある召喚系怪異譚だな。決まった場所、時間に定められた手順を踏めばここじゃない場所に行けるって奴だ」
サー(ライダー):
「どうすればいいの?」
聖(GM):
「あー、なんだったかな・・・たしか、
『深夜0時に理科準備室の前で「ブロンド。オーブ。セシオン」て唱える』
だったかな。扉を開けるとぜんぜん違う場所につながるんだとか」
サー(ライダー):
「どういう意味ー?」
聖(GM):
「さぁな。噂が出回り始めたころはこういうのにも意味がついて回るもんだが、とうに意味のない呪文になってる。
こんなこと調べて異界にでもいくのか?」
サー(ライダー):
「恋人がさらわれてるのー」
聖(GM):
「居るのか?! お前に?!」
サー(ライダー):
「ともだちのー」
聖(GM):
「だよな・・・はは、は。まぁ、怪談がマジならいい記事になるし、さすがにメシアどももからまんだろう。また話聴かせてくれ。
ほらよ」
サー(ライダー):
「ありがとー」
天の鎖学園から「異界」に向かうことができるようになった。
宝玉×1 獲得。
聖 丈二とのコミュ 2点上昇。
==========
氷室:
あの質問でよく情報が出たな・・・
佐伯:
判定に成功してしまえば、なんでもありですからね。
とにかく、これでアーチャーさんのご指摘どおり異世界への突入手段が確保できました。
三枝:
意味の解らない呪文がいかにも学校の怪談、て感じだよね。ポマードみたい。
美綴:
だな。
それで、ボスのデータは次のサイクルにまわしたいところですけど、アーチャーさんどうします?
アーチャー:
ふむ・・・どうしたものか。戦闘組にも情報収集をしてもらってこのサイクルで情報が出れば突入するか。
危険なスキルなどが判明したり、判定に失敗したなら次のサイクルも情報収集を行おう。
氷室:
解りました。
三枝:
あんまり期待はしないでくださいね。
氷室:
では、由紀香からお願いできるかね。
三枝:
いいけど、なんで?
氷室:
戦闘組の中ではライダーさん同様に成功率が高い印象があるのでな。
セイバー:
そういえば3人の中で唯一レベルが10に到達していましたね。
三枝:
会話判定の経験点のおかげではありますけど、偶然だと思いますよ?
ライダー:
その偶然を積み重ねている証拠ではありませんか。
三枝:(赤面)
そ、そうでしょうか。
それじゃぁ・・・自衛隊の上司に学校の怪談なんて話を振るわけにはいかないし、ロキさんのところかな。
あ、借金の利子・・・
一同:
(もう何も言うまい)
雪のロキからの借金:28,410→28,694
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歓楽街 バー マダム
SE:からんから~ん
マダム・ニュクス(GM):
「いらっしゃい。あら、ミキ(雪の源氏名)さん」
雪(三枝):
「どうも。
あのぉ、ロキさんはいらっしゃいますか?」
マダム(GM):
「えぇ、彼なら・・・」
といったところで奥のコレクションルームの扉が開き、ロキさんが出てきます。
雪(三枝):
「あ、どうも」
ロキ(三枝):
「おや。いらっしゃい」
雪(三枝):
「実はご相談がありまして・・・あ、これ今回の返済分です」
と・・・えぇと、4マッカ払っておくね。
所持金:50→46
借金額:28,694→28,690
ロキ(GM):
「君も律儀だな。
それで、相談とは?」
雪(三枝):
「はい、ギガスと呼ばれるモノをご存知でしょうか?」
ロキ(GM):
「ギガス、」
マダム(氷室):
「ギリシアの方の巨人族ね」
名前からして、ママはギリシア神話に詳しそうだ。
雪(三枝):
「あ、そうじゃなくて、この町でそういう噂話というか、都市伝説のようなものが流行ってるみたいなんですけど・・・」
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会話判定
24% 94 失敗・・・
----------
ロキ(GM):
「ふむ、私としたことがそんな面白そうな話を聞き逃していたとは・・・ママは何か聞いたことはあるかい?」
マダム(氷室)
「残念ながら。ごめんなさいね、ミキさん」
雪(三枝):
「いえ、大丈夫です。お気遣いどうも」
ロキとのコミュ 1点上昇。
==========
三枝:
ごめ~ん。失敗しちゃったよぉ。
氷室:
気にすることはない。もとより駄目でモトモトだ。
では次は私が行くとするか。
・・・ルイ・サイファーか
佐伯:
たしかにそうですねぇ。鳥居さんのところなら「捜査当時、怪談や民間伝承に語られる超常現象が原因だとする証言があった事案」の記録ぐらいは出てきそうですが。
美綴:
横溝正史かな?
氷室:
人間の関わる話となると・・・ルイか?
どうせ向こうから接触してくるのだろうが・・・
佐伯:
わかりました。
==========
天の鎖学園高校
メガーヌ(氷室):
「(・・・外からはただの進学校ね・・・)」
周囲や出入りしている生徒に聞き込みなどをしている。
GM(佐伯):
では高校と隣の建物が作る小さな路地で声をかけられます。
「面白いところで会うものだな」
メガーヌ(氷室):
「・・・はぁ、それは貴方の方ではなくて? こんなところで何を?」
とぼやきながら声のほうに振る向こう。
GM(佐伯):
とうぜんそこには綺麗なスーツに身を包んだルイ・サイファーの姿があります。場所を考えると綺麗過ぎて場違いな印象を受けることでしょう。
彼は微笑を絶やさず口を開きます。
「この学園が気になるのかね?」
視線を塀越しに学園へと向けながら問います。
メガーヌ(氷室):
「・・・学園そのものではないのだけれどね、この辺りにギガスと呼ばれる怪異が出没するというので討伐依頼があったのよ」
テキトーに嘘を交えながら状況を語ろう。
「何か、痕跡があれば対策も取れるのですけれどね」
と言いながら、フレーバーで■インプラントを使用し、新調した目の前の男に埋め込まれた魔晶手甲を顕現させ冷気を放ちながらルイを睨み付ける。
言外に、氷結相性について知っていたら教えろ、という態度だな。
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会話判定
24% 50 失敗・・・
----------
ルイ(GM):
「ふふふ。それだけの意気があればどのような相手が現れても切り抜けられるだろう」
メガーヌ(氷室):
「・・・どうでもいい時に妙なことを吹き込んでくるくせに、こちらが情報を欲する時にはダンマリなのね。
失礼します」
ルイ(GM):
「あぁ、呼び止めてすまなかった。
・・・さて、どちらの神が主張を通すのかな」
ルイ・サイファーとのコミュ 1点上昇。
==========
佐伯:
と、彼が意味深な事をつぶやいた所でシーン終了です。
アーチャー:
“どちらの”か・・・いよいよ神話大戦に巻き込まれ始めたか?
佐伯:
ふふふ。さぁ、どうでしょうかねぇ。
氷室:
しかし、肝心の情報は得られず、か。
セイバー:
戦闘組は仕方ありません。カネが先ほど言っていたように駄目で元々です。残りはカエデですね。
? カエデ?
ライダー:(キョロキョロ)
おや?
氷室:(部屋の隅を指差しつつ)
あそこです。
マキマジロ:(ガタガタガタガタ)
「ふざけんなよ、じゃくてんこうげきやめろよ、がっこうのかいだんとかもろじゃねぇか、もうやだおうちかえるぅっ」
三枝:(蒔寺の肩をポン)
「まきちゃん」
蒔寺:
「ぎゃああああああああああああああああ!!!!
く、来るなぁ! あくりょうたいさん! じゃきたいさん! ガオラオ!」
美綴:
「うるせぇ」
SE:ドスッ、ドサッ
----------しばらくお待ちください----------
佐伯:
落ち着きましたか?
蒔寺:
あ、あぁ。つうかよ! ホラーはやめろって言ってんだろぉ!
氷室:
大げさな。それほど怖がる要素無かっただろうに。
蒔寺:
ぐぬぬ・・・。
佐伯:
あ、あの、いわゆるホラーや怪談みたいな驚かせたりする要素は無いですから。
蒔寺:
・・・ホントかぁ?
佐伯:
はい。大丈夫です。怖い要素は無いつもりですし、今後も描写には気をつけるので進めてもらえませんか?
蒔寺:
解ったよ。やりゃぁ良いんだろ。
で、何調べればいいの?
セイバー:
え?
アーチャー:
まさか、ほとんど最初から聞いていなかったのかね?
蒔寺:
だ、だって、初手学校の怪談だったじゃないっすか!
ライダー:
本当に苦手なのですね。
----------状況説明中----------
蒔寺:
う~ん、オカルト話だからなぁ、オリヴィエはなんか違うよな。そうすっとゆり子か?
相変わらずキーワードねぇけど・・・なんて訊ねればいいんだ?
佐伯:(苦笑)
どうしましょうかね?
じゃぁ、ゆり子のほうから接触してくる形にしましょうか。
===========
聖龍組事務所
GM(佐伯):
では、みんなからの情報を元に事務所で
替寺(蒔寺):
着信相手の名前を確認するぞ。
GM(佐伯):
ゆり子ですね。
替寺(蒔寺):
「うげっ」
と、いやな顔をしながらも通話ボタンを押す。
「もしもし?」
ゆり子(GM):
『どうも、わたしよ』
替寺(蒔寺):
「詐欺ならほかあたれ」
ゆり子(GM):
『つれないわねぇ。
・・・怪異 ギガスだっけ?』
後半の口調は急に調子が下がり、怪しげな雰囲気になります。
替寺(蒔寺):
「・・・知ってンなら手ぇ貸せ。改造スタンガンでも当たりぁ怯ませられんだろ」
サーの電撃相性が効くか訊いてみるぞ。
----------
会話判定
24% 27 失敗・・・
----------
ゆり子(GM):
『さぁ? あいにくとそういう若い
電話口で チュッ とエアキスをする音の後、電話が切られます。
ゆり子・ローゼンバーグとのコミュ 1点上昇。
==========
蒔寺:
ま、無理か。
氷室:
惜しかったのだがな。しょうがあるまい。アーチャーさん、どうします?
アーチャー:
さすがにノーヒントは怖いな。次のサイクルも情報収集に当てよう。
佐伯:
わかりました。もう1サイクルですね。じゃぁ少し休憩を挟みましょうか。
改めて、お待たせして申し訳ありませんでした。
アプローチ1サイクル目をお届けいたしました。
ロールプレイがんばってみたのですが、いかがでしたでしょうか?
もう少し、物語っぽい描写にしたほうが良いんですかね?
描写といえば、替寺とゆり子の電話のシーンで思わず「通話をタップ」て書きそうになりました(笑)。いちおうSNは2004年ころ(かも)って事になってるんですよね。HA時代だとしても2005年(かも)なのでスマホはまだそこまで普及してませんね。・・・してませんよね?(←ずーっとガラケ派だったのでよくわからない)
次回は2サイクル目です。出目が暴れなければ何も起きずに終わると思いますがどうなることでしょうか。
それではしばらくお待ちください。