佐伯:
そろそろ再開しましょうか。
次はどうするか決まりましたか?
氷室:
あぁ。ダンジョンに突入する事になった。資金が底を尽き、これ以上は絆シーンのロールくらいしか出来ないのでな。
セイバー:
宇佐のように
佐伯:
ではダンジョン突入という事で。
改めてルールを説明します。
まず皆さん3サイクル目での突入ですので最初の1行動分はヘラクルスたちが居ない状態のダンジョンになります。ただしザコ悪魔は出現しますので気をつけてください。
そして、皆さんの2行動目に合わせて彼らがダンジョンに突入してきます。ここからはある意味競争です。
皆さんが1行動(移動)するたびに彼らも移動します。同じ地点に到達するか、皆さんが先にグラナーダの所にたどり着くとBOSS戦開始します。
逆に彼らの方が先にグラナーダの所に到着してしまうと、皆さんが到着するまで1行動ごとに1D10のロールを行います。10の出目が出たらグラナーダは彼らに討伐・捕獲されてしまいます。
頑張ってグラナーダを護ってあげてください。
蒔寺:
ってーことは最悪メシア教の連中が最短でグラナーダ見つけて、1回目に10出しちまったら・・・
佐伯:
シナリオクリアならず。です。
三枝:
メシア教会より先に動き始めて正解だったかな。
佐伯:
では、ダンジョンへ。
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クライマックス 3サイクル目
佐伯:
ヘラクルスたちの行動管理も兼ねて時間管理をアプローチから継続しての「サイクル」で数えていきますね。アプローチと違って全員が行動できるわけじゃないので気をつけてください。
皆さんは急いでグラナーダの隠れ家の路地に飛び込みましたが、メシア教会が妨害を嫌ったためか、はたまたグラナーダが保身のために行ったのか、路地は異界化してしまっていて迷路状態です。
まず最初の場所は十字路になっています。背後は皆さんが入ってきた入口。前方と左右に道が伸びています。
ではどなたか運で判定をお願いします。■宝探し で代用してもいいですよ。
美綴:
なら
(ころころ・・・)86 成功!
美綴:
あっ、ぶな! なんとか成功したぜ何があるんだ?
佐伯:
では今度は1d6をどなたかお願いします。
セイバー:
私が振りますね?
(ころころ・・・)3
佐伯:
そうすると・・・パンチガン(対象を強制的に後列に移動させることが出来る消費アイテム)を見つける事が出来ました。
う~ん好きな人に判定させると毎回綴さんが判定して成功しちゃいそうですし、順番に判定する事にしましょうか。
あ、パンチガンは誰が持ちますか?
アーチャー:
後列からでも使えるなら、宇佐か綾織が持っておくのが良いだろう。社は銃を持っているからな、する事が無くなるという事はないだろう。
セイバー:
では失礼して。
どちらに進みますか?
ライダー:
何の手がかりもありませんしね。
氷室:
困ったときはダイス神にお伺いを立てましょう。
1,2=左、3,4=前、5,6=右 で行きます。
(ころころ・・・)5 右!
佐伯:
では右へ。
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4サイクル目
佐伯:
では右に進むと道が左に折れています。ここで運判定をお願いします。どなたがいきますか?
セイバー:
(ころころ・・・)09 クリティカル!
佐伯:
ゲフゥッ! あ、あぁどうしようかな・・・では1d6を2回どうぞ・・・
結果:6、4
佐伯:
では・・・チャクラム(投擲武器)、手榴弾(投擲武器)×2、特殊環境“D”スーツって何でこんなものが?!
三枝:
直美ちゃんが決めてるんじゃないの?!
氷室:
とくしゅかんきょうでぃーすーつ?
佐伯:
えー・・・宇宙空間などでも問題なく活動できる特殊スーツです・・・。アーチャーさん良かったですね、全身防具ですよ(棒)
アーチャー:
お、おぅ・・・。せっかくなので装備はするが・・・。
佐伯:
チャクラムと手榴弾はどうしますか?
アーチャー:
投擲も速での判定だったな。社がもら・・・
蒔寺:
んじゃぁ、マキデがもらうっす。射撃判定で剣相性攻撃できるのは助かる。手榴弾も一応持っとこう。
佐伯:
(中身ろくに確認もせずにダイスでランダムにサプリを選んでアイテム1個とかするんじゃなかった・・・)
※それ以前に、ルール面以外のデータ(アイテム/NPC/組織など)に関してはキャンペーンコンセプトに合わない物は最初から除外すべきです。
例)“D”スーツは、ストレンジジャーニー風の世界観やシナリオで遊びたい人用のデータとアイテムです。
佐伯:
え、えぇ・・・次の行動ですが皆さんの前に道はなく、左に折れるか引き返すか選んでください。
三枝:
えっと、もうメシア教会の人たちもダンジョンに入ってきてるんだよね? 入り口に引き返す?
美綴:
いやいや、敵が素直に入り口から出現するとは限らないぞ? ダンジョンのど真ん中に
セイバー:
そういうものなのですか?
アーチャー:
ゲーム的に言ってしまえばそうだろうな。明確ではないにしろ時間制限があることを考えると、奥の方に配置されるとは考えづらいが・・・。
ライダー:
何か情報を得る手段はないものでしょうか・・・
美綴:
スキル使って良いんなら、あたしやアーチャーさんの□蛇の道は蛇、セイバーさんの■マッパー、三枝の□隠密行動。結構手段はあるぜ?
氷室:
問題は時間経過だな。
GM、これらのスキルを使用した場合、時計は進むのかね?
佐伯:
いえ。進まないものとします。歩いた時だけ時計を進めます。
蒔寺:
お? じゃぁ情報収集で敵がいるのわかったら、突入前に強化ガン積みして良いのか?
佐伯:(にっこり)
三枝:
まぁ、マキちゃんの事はおいておいて
蒔寺:
ゆきっち?!
三枝:
どうします? 調べるなら雪が□隠密行動 使いますけど。
セイバー:
そうですね。お願いしましょうか。次の部屋と元来た道とどちらを調べましょうか?
アーチャー:
闇雲に調べても空振るだけだからな・・・
ライダー:
とはいえ、アタリを付けられるだけの情報もありませんし由紀香が調べたいほうで良いと思いますよ。
三枝:
いいんですか? じゃぁやっぱり入り口が気になるから後に□隠密行動! 背後に敵がいないか調べてくるよ!
GM(佐伯):
はい。それでは自衛隊で鍛え上げた身のこなしで、身を隠しつつ元来た道を引き返す雪さんですが、特にこれといったものは見つかりませんでした。相変わらず、メシア教会が放ったと思われるマシンやデモノイドがうろついているだけですね。
データ的には、今引き返してもさっきまでと同様の判定が待っている、です。
三枝:
ふえぇはずしちゃったよぉ・・・
美綴:
まぁ、何もない事がわかっただけ上等だろ。後にないなら前進あるのみだ。
佐伯:
はい。では皆さんが道を左に折れ進んでいくと、
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5サイクル目
GM(佐伯):
そこには、青地に白い十字架が染め上げられたケープをまとった若い男性が2人、周囲を警戒するように立っていました。彼らは警戒していたので皆さんの接近に気付きます。みなさんとばっちり目が合いました。
三枝:
こっちだったー!
青年(GM):
「なにものだ? ここは現在凶暴な動物の目撃情報があり調査中だ。一般人は立ち去るように」
替寺(蒔寺):
「あ? それってデモノイドとかいうやつかい?」
不適に笑うぜ。
GM(佐伯):
替寺さんの言葉に彼らは腰にさした剣を無言で抜き放ちます。
戦闘開始です!
でも強化が遅れていた社の防具がバージョンアップしたので結果オーライとしましょう。
正直今回みたいなダンジョンはダイス神の気まぐれで大惨事が待ち構えている可能性があります。
私の他作品を見ていると、「可能性」では済まされない可能性があります(汗)
・・・大丈夫かな
次回中ボス戦です。
しばらくお待ちください。