5.オープニング
佐伯:
では、セッション第5回目を始めたいと思います。
まずは今回予告から。
==========
「我らが神を奉ずるためにどうしても必要なものがある。
それを得るために力を貸して欲しい」
神父が求めるのは聖獣の証。
真・女神転生TRPG 魔都冬木200X
第5回『神事』
==========
氷室:
神父、ということは・・・
佐伯:
ナイ神父からの依頼です。星の智恵協会の行事に必要なものを取ってきてほしいという内容ですね。
セイバー:
聖獣の証というと?
ライダー:(やや不機嫌に)
おおかた、聖獣の角や鱗、あるいは首を持ち帰れという事でしょう・・・
蒔寺:
なるほど。
で? 何をひと狩りしてくれば良いんだ?
佐伯:
では、オープニングを始めましょう。
場所は星の智恵教会。今回はお互い顔見知りなので神父から直接呼び出されました。
==========
5.オープニング
星の智恵教会 応接間
ナイ神父(GM):
「先日は不躾な願いを聞き入れていただき、ありがとうございました。
たびたびで申し訳ないのですが、また皆様のお力を借りたいのです」
メガーヌ(氷室):
「またトラブルでしょうか」
ナイ神父(GM):
「えぇ。といっても先日のような血生臭いものではありません。
近く、我が星の智恵教会で神事・・・まぁお祭りがあるのですが、それに必要な物がそろっておりませんで、それの捜索と確保をお願いしたいのです」
宇佐(セイバー):
「宗教行事に関することですか。いったい何を手に入れれば?」
ナイ神父(GM):
「はい。<一角獣の角>という物でして」
重三(アーチャー):
「一角獣って、アレっすか? 北の海に居るクジラの仲間の・・・」
ナイ神父(GM):
「いえ、そちらではなく、正真正銘の一角獣です」
替寺(蒔寺):
「つまり・・・」
雪(三枝):
「ユニコーン?」
ナイ神父(GM):
「はい。ご存知かと思いますが、ユニコーンは純潔を重んじます。その無垢が、今回の神聖な儀式に必要なのです」
GM(佐伯):
もちろんお礼もご準備いたします。と神父は頭を下げます。
サー(ライダー):
サーは特に異論はありませんね。というより何も考えていないでしょうが。
綾織(美綴):
綴もかな。
メガーヌ(氷室):
では、特に異論はないということで。
「解りました。しかし、ユニコーンを探そうと思うと欧州まで行かなくてはいけないのでは?」
ナイ神父(GM):
「いえ。これだけ悪魔が出現するようになって来ていますから、ユニコーンも見つける事は可能でしょう。
神事は3日後です。どうかそれまでにお願いいたします」
GM(佐伯):
とうわけで、今回も制限は2サイクル。
キーワードは2つ。【ユニコーン】【星の智恵教会の神事】です。
==========
佐伯:
なお、<一角獣の角>というアイテムは存在しませんが、BOSSとなるユニコーンを倒す事で通常のドロップ判定とは別に自動で角が手に入る事になります。
蒔寺:
あれ? 無かったか? HP回復したりバステ治療したりアンデット瞬殺したりする消耗品。
佐伯:
冒険者はラクシアにお帰りください。
氷室&アーチャー:
(ユニコーン討伐だけなら神事を調べる必要は無いような気がするが・・・)
佐伯:
(気付かれたかな?)
では、アプローチに移りましょう。
というわけで、第5回スタートです。
伏線があからさまなので、ナイ神父の正体を知っているとシナリオ構造がバレバレですが、ご勘弁ください。
さて、恒例のお知らせです。
アフタープレイで行う属性評価を読者の皆様に決めていただきたく考えています。
※投票は締め切らせていただきました。
属性評価とは、各PCの言動が以下の6つの属性のどれに一番近かったかを参加者の投票で決めるというものです。(プレイヤーの言動を評価の根拠としてもかまいません)
仮想卓である本作で参加者同士の投票はただの出来レースになってしまいますので、読者の皆様に参加していただけると幸いです。
感想掲示板でのアンケートは禁止らしいので、投稿後作る活動報告に書き込みしていただければと思います。
属性は以下の6つです。
ロウ :ルールや秩序を重んじた。
カオス :感情や自由を重んじた。
ライト :善性・善行を重んじた。
ダーク :残虐・暴力的だった。
ニュートラル:上記のどれにも偏らなかった。
ヒーホ :上記5つとは無関係に、ウケ狙いだった。笑いを取った。
活動報告に細かい規定を書きますが、最後まで読む前に投票していただいてもOKです。
よろしくお願いいたします。