真・女神転生TRPG 魔都冬木200X   作:龍委員長

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キャラメイクにすらたどり着いてません。ごめんなさい。

本当は、キャラメイク編書きあがってから同時投稿すべきだとは思ったんですが、我慢できませんでした。
しばらくお待ちください。

相変わらず衛宮邸には美女が集まるようです。

なお、時間軸や世界線は、ホロウ的なご都合時空です。


突然の訪問

衛宮邸 居間

 

セイバー:ズズズ・・・(お茶をすする)

 

ピンポーン

 

セイバー:おや、どなたでしょう

 

衛宮邸 玄関

 

セイバー:少々おま

 

ピシャーン

 

蒔寺  :勝利への脱出!!

セイバー:?!

蒔寺  :お。セイバーさん発見!

セイバー:あ、あなたは、カエデ。

     もうしわけありません、シロウでしたら今は出かけているのですが・・・

蒔寺  :お、あのバカスパナ居ないんスか? それは好都合!

     サル君、今日・・・

 

ズビシィ

 

蒔寺  :わぁっ!

セイバー:あ、カネ、ユキカ、それにアヤコ。

氷室  :お騒がせして申し訳ない。

三枝  :おじゃまします。

美綴  :(ビクビク)お、おじゃまし・・・

 

ライダー:(ダダダダダ)アヤコ?!

美綴  :ひぃっ?!

佐伯  :ど、どうしたの美綴さん?

 

セイバー:おや? あなたは?

佐伯  :あ、初めまして。衛宮くんと同じ学校の、佐伯直美といいます。

セイバー:これはご丁寧に。わたしはここに逗留させていただいています。セイバーとお呼び

     ください。

ライダー:私は、ライダーと。

セイバー:皆、わざわざ来ていただいて申し訳ないのですが、先ほども言いましたようにシロ

     ウは出かけておりまして。

蒔寺  :心配いらないっすよ。あたしらの目的は衛宮じゃなくて、セイバーさんたちっすか

     ら。

剣&騎 :わたしたち?

 

衛宮邸 居間

 

佐伯  :実は、氷室さんたちからセイバーさんたちのことを聞いて、一緒に遊べないかな、

     と。

セイバー:うれしいですね。こうやってわざわざ訪ねてくださるとは。

     その思いには報いねばなりません。私はかまいませんよ。

ライダー:私も今日はバイトがありませんし、アヤコがいっしょなら喜んで。

美綴  :(ブルブルブル)

 

アーチャー:騒がしいな。客人か?

一同   :あ。

にゃーにゃーず:正義の人!

アーチャー:ぐ。

セイバー :せいぎのひと?

三枝   :この前、木の上から降りれなくなってた子猫を助けてくれたんです。

氷室   :颯爽と現れ、跳躍、救出後は名乗りもせずに去ろうとする。まさにヒーローもの

      活劇そのものでした。

アーチャー:君たち、あの時も言っただろう! 私はそんな優しい人種ではないと!

セイバー :照れることないではありませんかアーチャー(ニヤニヤ)

ライダー :そうです。善行には賞賛。当然の摂理です(ニヤニヤ)

アーチャー:ぬぅ・・・

 

セイバー :そうです。アーチャーあなたもいっしょにどうですか?

アーチャー:? なんの話だね。

ライダー :アヤコたちが私たちと交流しようと催してくれたのです。

アーチャー:予定外の人間が増えては迷惑だろう。まして女性だけの集まりに男が1人まぎれ

      るというのも・・・

佐伯   :あ、人数は大丈夫ですよ。1人ぐらい増えても問題ない遊びなので。

蒔寺   :正義の人なら、いつかのアロハのにーちゃんみたいに変なことしたりはしないだ

      ろうし問題ないよな?

 

剣&弓&騎:(ランサー・・・)

 

アーチャー:ふぅ。わかった付き合おう。凛も居ないことだしたまにはくつろがせてもらおう

      か。

三枝   :やった

アーチャー:ただし! 次に私を正義などと呼称したら即座に退席させてもらう。私のことは

      アーチャーと。

女学生たち:わかりました。

 

アーチャー:で? 何をするのかね?

佐伯   :あ、はい。コレです。

 

セイバー :書籍・・・ですか

佐伯   :これは今回遊ぶゲームのルールとデータが収められた本です。

ライダー :真・・・女神・・・転生・・・TRPG・・・ですか

アーチャー:ほう。TRPGか。しかもメガテンの・・・

セイバー :知っているのですか? アーチャー

アーチャー:あぁ。と言っても遊んだことは無い。TRPGというジャンルと、このゲームの

      原作である真・女神転生を少々かじっているだけだ。

氷室   :海外の方である、セイバーさんやライダーさんには単にRPGと言った方が伝わ

      りやすいですかね。

セイバー :役割を演じる遊戯・・・ですか。

アーチャー:ルールを設けたごっこ遊びとでも言うのかな。キャラクターの得手不得手などの

      データをまとめ、行動の成否が確定していない事柄には、ダイスを使った乱数を

      用いて成功したか否かを決める。

      あとは、物語の進行役が状況を提示してくるので、自分の役柄ならどういう行動

      を取るかを宣言し、ダイスを振りながら物語を即興で作り上げていくゲームだ。

 

佐伯   :アーチャーさんはお詳しいですね。メガテンのこともご存知のようですが。

アーチャー:あぁ。神話・伝説に語られる妖精・悪魔・天使その他人ならざるものが現実世界

      に侵攻してくる物語だな。

      舞台が近未来の日本ゆえにSFとファンタジーが同居しているのが特徴だな。

      登場する神話上の存在をひとくくりに「悪魔」と呼称するのもこのゲームの大き

      な特徴といえるだろう。

ライダー :天使すらも悪魔、ですか・・・

アーチャー:あぁ。たしかペンドラゴンが悪魔として出てきたこともあったな。

セイバー :?! ち、ウーサー王が?

アーチャー:王の威光に対する信仰を竜格に昇華したもので王当人ではないが。

      そして、悪魔たちの侵攻を阻止するのではなく、悪魔同士の争いに人間が巻き込

      まれるというのも特徴的だな。

ライダー :悪魔同士の争い?

佐伯   :皆さんと遊ぶ中でその要素を強調するかどうか未定ですが、

      原作では、キリスト教系の悪魔とそれ以外の多神教系の悪魔の対立が1つの軸に

      なっているんです。

美綴   :宗教紛争に、信仰の対象ご本人が降臨した感じですね。

セイバー :なるほど。

佐伯   :まぁ、原作どおりの展開になるとは限りませんし、現段階ではいろんな神話や伝

      説の存在が出現するSF風ファンタジーゲームだと思ってもらえれば十分です。

 

蒔寺   :細かいことはやりながらでいいだろ。早く始めようぜ。

佐伯   :そうですね。ではまず、皆さんの分身であるプレイヤーキャラクター(PC)を

      作りましょう。




アーチャーが語りすぎかな、とか聖杯からの現代知識にサブカルチャーは含むのかな、とかいろいろ思うところはありますが、こんなノリで進みます。

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