グロリアス軽戦車   作:景浦泰明

1 / 9
『グロリアス軽戦車 第一話』

 

 

「佐倉(さくら)、竿が動かない」

 

 少し離れた場所で同じように釣り糸を垂れる男に声をかけると、彼はやれやれと言った様子でこちらに近づいてくる。宇宙船のように大きな麦わら帽子をかぶった男の顔は陰になりその表情を窺い知れないが、おそらく面倒そうな表情を浮かべているのだろう。

 

 彼は大儀そうにすぐ隣に腰かけると私の手から竿を受け取り、二、三度ゆするようにして竿を動かす。

 

「根がかりだ」

 

「ネガカリ? そんな魚がいるのか」

 

「あのな、池の底に針が引っ掛かってるんだよ。地球を釣ったんだ」

 

「大物じゃないか」

 

「正気で言ってるのか」

 

「西住流に不可能はない」

 

「……正気なのか」

 

 ちょっと不安そうにこちらを伺う佐倉の表情がおかしく、こらえきれずに笑いがこみあげてくる。彼は少し腹を立てたように唇を尖らせたが、すぐにまた二度、三度と釣竿をゆすって根がかりを解いてくれた。私の竿にまたエサを取り付けながら時折額の汗をぬぐう。

 

「今回はかかりがゆるかったからうまくいったけど、場合によっては糸を切らなきゃいけないから気を付けるんだ」

 

「すまない。でも切ったらその針はどうなるんだ」

 

「何かが起こるまで水の底だ」

 

「泳いでいる魚にひっかかってしまったらどうするんだ」

 

「だから、気を付けなきゃいけない。糸の長さを調節して、あんまり深くまで降ろさないように。リールならともかく、このやりかただといつの間にか深く沈んじゃうから」

 

 彼の言葉に深くうなずき、私は先端で気味の悪い環形動物がのたうつ糸を受け取った。おっかなびっくりそれを水面に向って放り投げると、錘の力で思いのほか遠くまで飛んでいく。隣に座ったままの佐倉が「常に竿の先端を動かし続けて、水中でエサが躍るようにするんだ」と指示を飛ばす。私はそれに従い、時折休みつつ複雑なリズムで竿を動かし続ける。

 

 いつのまにか隣でだらしなく身体を投げ出す佐倉を見てだらしないぞと声をかけた。眠そうな声でお前以外誰も見ちゃいないよと返事をされ、そういう問題ではないと返す。

 

「釣りをしようってのに餌もつけられないやつが偉そうに」

 

「お前はミミズを触った手で頭に触るのをやめろ。アルコールティッシュを常備するんだ。虫だぞ。あれは虫以外の何物でもない」

 

「何物でもないことは確かだな……。魚も虫も触りたくないっていうのにどうして釣りなんかやりたがるんだ」

 

「お前が川魚は美味しいというからだろう。その気にさせておいて『でも釣らないとないからね』なんて、お前は性根がねじ曲がっているぞ」

 

 隣に寝転ぶ男がげらげらと笑い声をあげ、長野では虫を食うらしいけどそういう趣向はどうだろうと呟く。私は全身に寒気が走るのを感じ、掌で彼の腹を叩く。虫を、虫を食えと言われるぐらいならパンツァーファウストを抱えてティーガーⅡに突貫する方がましだ。

 

「無敵の国際強化選手なのに虫が怖いなんて、向こうの戦車が芋虫を大量に進軍させて来たらどうするんだ」

 

「……それはあれか? 芋虫とキャタピラをかけた高度な笑いなのか」

 

「や、やめろ」

 

「流石芸術家さまは冗句のセンスも芸術級なのか」

 

 やめろ! やめてください! とわめく佐倉をしり目に、もしそんなことをしてくるチームがいたら航空爆撃でもなんでもやってやろうと思い至る。そして犠牲になった芋虫たちの無念を晴らすべく一機残らず殲滅してやるのだ。アニマルシリーズを総動員し、マウスを三両揃えて一番槍を務めさせ、縦一列の超重戦車部隊で近寄るものは何一つ残さず木端微塵にしてやる。ちょこざいな作戦など圧倒的火力の前では無残なものだということをわからせて――。

 

「佐倉、手ごたえがある」

 

 そばでうめいていた佐倉がすぐに起き上がり、眼を細めて水面を見る。赤いブイのような浮きが挙動を繰り返すのを眺め、どうやらほんとうだなと声が漏れた。彼が私の背後に回り込み、抱きかかえるようにして座りなおす。竿を握る手の形を整えられ、彼の白皙の様な指がふしばった私の指に触れた。

 

 もっと指先をすぼめるようにして、竿に集中するんだと彼は言う。わずかな振動も見逃さないようにして、竿が大きく引かれた瞬間に合わせて竿を引け。何度も伝わってくる振動は餌が安全かどうか試しているだけだ。それにだまされるな。

 

 やがて我々の見つめるさきで浮がとっぷりと水中にもぐり、背後から感じる緊張で私はその時を悟る。軽く手を震わせるように竿を引き上げると、一瞬の後に竿が大きくしなりだした。竿を立てて引き寄せろという彼の言葉に従うと、やがて水をかきわけながらきらめく魚影が姿を現し、いつのまにか用意されていた網ですくい上げられる。

 

 赤みがかった美しい斑紋が幾条も刻まれたその魚の名を、私が知る由もなかった。しかしそれを掬い上げた彼が両手を合わせて祈る様子を見て私もそれに倣う。

 

「夕食に並べるなら、あと一匹は釣らないとな」

 

 釣り上げた魚をびくの中に入れてくれると、彼はやるじゃないかと私を褒め、それから自分の竿を置いた場所へ戻っていった。私はなんだかそれが誇らしく、彼が二匹目を釣り上げて帰ろうと言い出すまで、ずっとびくのなかを泳ぎ回る魚を見詰めていた。

 

 

 

「西住」

 

 と彼から声がかかる。彼は魚を見詰めたまま硬直する私から金串をそっと奪い、それを先ほど釣った魚をのたくらせるように捻じ曲げて突き刺していく。自分の顔が少々歪むのを感じる。彼が囲炉裏に起こした炭火のまわりに釣った魚を突き刺していくのを眺めつつ、私は所在なく座布団の上に腰かけていた。

 

 そうしていると、自分はここで何をしているんだろうという考えが湧いてくる。

 

 大学に入学して一カ月が過ぎたころ、私はなんとなく戦車道から離れることに決めた。熊本の実家を離れて新しい環境に身を移したことが心変わりの原因だろうか。とはいえいざ戦車道から離れても何をすればいいのかは全く分からず、私は毎日大学に通って勉強を続けつつ、あらゆるサークル活動に手を出してみた。もともと運動神経は悪くなかった為どれもそれなりに楽しむことは出来たが、なんとなく心にむなしさが残る。すぐにどの活動からも離れていき、そしていつしか流れ着くようにこの男のそばにいることになった。

 

 彼、――佐倉佑(さくら たすく)は同じ大学の同回生であり、あるとき偶然に大学で出会い、そして何故か今ではなし崩し的に共に暮らすようになった。彼は大学から一駅の山の中で暮らしており、私はといえば彼のところに下宿させてもらっている状態に近い。

 

 佐倉は高校時代から将来を嘱望される画家の卵としていくつものコンテストで賞を勝ち取り、あるコンテストでその主催であった大企業に絵を買いあげられた。彼に言わせると「毎日宅配のピザを頼んでも生活が破綻しない程度」の値段だったそうだが、以降も同企業との関係は続き、今ではそこから奨学金を得て奨学生として大学に通っている。いまいる下宿もその企業から与えられたアトリエらしく、彼は大学から二駅の山中にあるこのアトリエで悠々自適に生活していた。

 

 私がアトリエで暮らすことについてどう思うのかと一度尋ねたことがあったが、彼は仏頂面で「俺がどう思うかより社会的に見てどう思われるかを考えるべきだ」と返しただけである。そんなことを言っておきながら彼はとにかく他人に頓着せず、俗世とはかけ離れた生活を送っていた。朝は早く起きて家の前に造った畑の手入れをするが、昼過ぎになるとだらだらと昼寝しはじめ、夜は夜で静かにしていたかと思うと突然ギターを弾き始めて私に怒鳴られる。時折山を降ってスーパーや書店で買い物をする以外、彼は全く社会と関わりを持とうとはしなかった。

 

 そして、そんな生活の中で彼はいったい何時絵を描いているのかという疑問も当然のように湧き上がったが、なんとなくそのことには触れずにいる。

 

 私はといえば、そんな生活の中でも大学に通い、それ以外の時間にはずっと彼とふたりで農耕民族のように暮らしている。お母様は意外にも私の意見に耳を傾けてくださり、一年間は好きしなさいと言われた。悪くすれば勘当かもと考えていた私にしてみればこれは驚くべき出来事で、とはいえ薮をつつくこともあるまいと深くは聞かずにその場を辞した。一度だけみほからどうしたのかと心配する手紙が届いたが、気にせず大洗の戦車に集中しろと返しておいた。素っ気のない返事に、会わす顔がなかったというのはもちろんある。

 

「そろそろ食べよう」

 

 思考の淵に立っていた私を佐倉の声が引き戻す。気が付くと囲炉裏にかけられた魚たちはいつのまにか薄く焦げ目がつく程度に焼き上げられ、僅かに裂けた皮の亀裂からほんの少しの肉汁が染み出しては蒸発して音を立てていた。意識が引き戻されると同時に香ばしい香りが鼻腔を刺激し口内に唾液がたまるのを覚える。佐倉が自在鉤に吊られた鍋から味噌汁を注ぎ、お茶碗に白米をよそう。彼は嬉しそうに笑いながら「天然だから身が締まっていて脂が少ない」と話す。

 

 私は手元に置かれた味噌汁の芳しい香りと真珠のように輝く白米に陶然とした。彼が軍手をした手で囲炉裏の炭から金串を取り上げ、そこに刺さっていた魚を外して歪な長方形をした黒い皿に盛りつける。佐倉と私は四角い囲炉裏の隣り合う二辺にそれぞれ座り、同じように手を合わせる。いただきます、の声が唱和した。

 

 味噌汁を口に含み、毎度のことながらこの男の多才さに舌を巻く。夕方頃にふたりで家に戻ってからいそいそと料理を作り始めたというのに、あまり時間がない中で素晴らしい料理を出してくる。味噌汁の出汁は煮干しだろう。一度その様子を隣で眺めていたことがあったが、頭と腸を取ることを面倒がることもなく一心不乱にやっていたところを思い出す。彼に言わせると「ただの趣味」らしいが、男のほうがこういうことに凝り始めると突き詰めるというのは本当のことなのかもしれない。

 

 味噌汁茶碗をおいて焼き魚をひと口食べる。皮の表面から感じる乾いた食感が心地よく、ややあってから淡白な白身肉と薄く振られた塩が舌を刺激した。名前はわからない魚だが、同じ淡水魚でも鮎の様なさっぱりとした味わいではなく、かといって脂がどっしりと乗った海水魚のようでもない。すこしだけ生臭さを感じさせる肉が野性味を強く感じさせ、天然の引き締まった身体が噛むほどに旨味を染み出させてくる。

 

「今日も美味しいな」

 

 そう呟くと彼は当然だというように不遜に、しかし少しだけ嬉しそうな笑みを浮かべて笑う。行動が突飛で何を考えているのかよくわからない男だが、こういうときには少しだけ表情が変わることがわかり始めた。ふたりでもくもくと食事を続けながら私は時折彼の方を盗み見る。少しだけ茶色がかった髪に同じように茶色がかった眼、そして一般的な日本人よりもすこしだけ白い肌。何もかもがすこしずつ日本人と離れたその容姿は何代か前に異国の地が混ざったためだと彼は言っていたが、現代では特に珍しいことでもない。そんなことよりも彼を際立たせているのはその作り物のような美しい指だった。

 

「西住」

 

 いつのまにか彼の指に見入っていたらしい。突然彼に声をかけられ、内心の動揺を表に出さないよう「なんでもない」とだけ返事をして食事に戻る。野良仕事や炊事を積極的に行っても美しいままの彼の指には、神様の加護がかけられているのだろうか。私は自分のふしばった指を見詰めて苦笑する。とはいえこれは今まで自分が生きてきた、培ってきたものの証でもある。ずっと小さい頃からの戦車の記憶。私をこれまで支え続けていたもの。

 

 私が食べ終わるのを待っていたかのように、彼とふたりでごちそうさまを唱和する。今日は私が洗い物をする番だった。アトリエの水は建物の裏にある井戸から直接ひかれており、夏でもひんやりと冷たい。そのぶん冬になれば身を切るようになるかもしれないが、今はそれが心地よかった。まるで小さい頃にみほとふたりで見たアニメ映画の中のような場所だと思う。

 

 洗い物を終えて囲炉裏の部屋を抜け、居間に向う。このアトリエは殆ど正方形のような形をしており、玄関のすぐ横に炊事場が、逆隣りには風呂場がある。正方形の周囲をぐるりとめぐるように廊下が巡らされているが、部屋から部屋へも障子で抜けていける。私は囲炉裏の部屋を抜けて居間に入り、横長のソファに腰かけて本を読む佐倉の隣に座った。四つに仕切られた正方形は囲炉裏のある食卓、居間、書斎兼客間、そして私の部屋というように分けられていた。佐倉の部屋は作業場と兼用で、それは廊下を突き当たった先の階段を昇った二階にある。一度だけ入ったことはあるが、あまりいい顔はされなかった。彼も私の部屋には立ち入らない。

 

 黒森峰の赤星なんかは私の現状を知れば妄想をたくましくしそうだと思ってほほえましくなる。あの子はお堅い黒森峰にあって朗らかで女の子らしいところが強く、恋の話にも興味がありそうだった。きっといまの私に会えばなんやかやと質問されそうだと思ったが、残念ながらあの子が喜んでくれそうな色気のある話は全くない。佐倉と私の関係はまさに同居人と呼ぶのがふさわしい程度のものでしかなかった。

 

 ソファに腰かけてふたりで本を読む。しばらくすると本に顔を落としていた佐倉が首をもたげてこちらに目を向ける。私はそれに気が付かないようにしていたが、やがて食事時に彼がしたように相手の名前を呼ぶことで相手の意識を引き戻す。

 

「明日は」

 

 そう声をかけられ、少し経ってそれが大学のことだと思い至る。ここで生活していると忘れそうになるが私たちは大学生で、ほとんど忘れかけていたが明日は月曜日だ。私は記憶の底にしまいこんでいた日程表の埃を払い、なんとか明日の予定を引きずり出す。

 

「二限からだ」

 

「行くのか」

 

「そこからか。お前もたまには大学に行け。卒業できないか、地獄を見ることになるらしいぞ」

 

「……俺は絵さえ描けば卒業させてもらえる。例の会社も金をくれるし、大学からすれば広告塔になる」

 

「……いまほど国際強化選手として推薦枠を使わなくて良かったと思ったことは無いな。どこまでも堕落していきそうだ」

 

「こうして戦車道から離れることもなかっただろうな」

 

 再び本に顔を落とす彼に「それこそよかった」と返事をしようかと思ったが、あまりにも自虐が過ぎるのでやめた。別に戦車道を憎んでいるわけではない。

 

 佐倉がぼけっと天井を眺めながら「明日は山菜取りをしたかったのに」と呟く。どうやら私はその労働力として期待されていたらしく、現金な奴だなとあきれ果てる。六月も近づいてきている今しか採れない山菜がある。ここらへんは涼しいからまだふきのとうが取れる場所があるんだと彼がつぶやき、その夢見るような表情に私も幼い頃に食べたふきのとうの味を思い出す。ほろ苦く、口いっぱいにさわやかな春の香りが広がるあの味。あのときはあまり美味しいとは思えず、隣で食べていたみほも舌を出してきつく目をつむっていた。

 

「帰ったら楽しみにしている」

 

「学校ぐらいさぼったらどうだ」

 

「それはだめだ。節度というものがある」

 

 彼はその言葉に頷き、それからまた黙って本を読み始める。自分自身は一切節度とは関わりのないような生活をしているわりに、彼は私の言葉には一定の理解を示し、時にはそのように行動することもある。どうも私のことを全く違った文化を持つ異星人か何かのように見ているらしいが、それはこちらも同じだった。

 

 それからしばらくの間ふたり無言のまま読書を続け、給湯器のアラームで現実に引き戻される。彼が読んでいた本に栞をはさむとのろのろと風呂場に向い、私はひとり居間に残されることとなった。風呂の順番はまず家主である彼が入り、それから私というように決められている。家主が先に入るのが当然だと思ったのもあるが、こうすることで風呂に入りたがらない彼を後ろからせっつくこともできるためだ。

 

 ひとり残された居間でだらしなくソファに寝転がる。いつも彼が肘置きに使っているクッションを視界の端にとらえ、それを持ち上げて胸に抱く。晴れた日はいつも家の軒先に干しているだけあり、なんだか香ばしいような太陽の香りが胸いっぱいに広がる。その中からほのかに彼の匂いが香り、それを追うようにその匂いの元をさらに強く鼻先に押し当てた。

 

 この香りを嗅ぐといつも安心と心地よさを感じる。初めて会ったとき、彼は私のことを何も知らなかった。名前も経歴も、どこで何をやってきたかも。彼はどうでも良いように私を扱い、ただそこにあるものとして受け入れてくれる。彼の無関心こそ私の求めていたのだった。

 

 戦車道で名をあげ国際強化選手として選ばれてからはテレビの取材も多くなり、私はまるで芸能人であるかのような扱いを受けることもあった。知名度が高まって街で知らない人から話しかけられることもある。だがそれらは全て私の孤独を深めるばかりだった。

 

 風呂場の引き戸が開かれる音がする。私は鼻先に押し当てていたクッションを元の場所に戻すと、自分の身体の重さを億劫に感じながら起き上がる。もうすぐ彼が戻ってくる。私のこんなところを見られたらきっとこの心地よい関係にヒビが入ってしまうだろう。私はそのことを恐れ、そしてこの時間がいつまでも続くように願っていた。

 

 風呂上りの彼が居間に現れる。その頬が上気したように赤く、全身からほんのりと湯気が立ち上っているように見えた。風呂あがりの彼はいつもけだるげでもう二度と風呂になんて入りたくないという表情をしている。

 

 入れ替わるように私が立ち上がると、手の端が少しだけ彼の身体に触れた。脱衣所に入り、彼の身体にふれた部分をそっと撫でる。一瞬感じた温かみが全身に広がり、私の心の中に広がる空洞を満たすように思えた。

 

 

 




 はじめましての方もそうでない方もよろしくお願いします。
 三作目です。よければ過去作もお読みいただければ喜びます。

 大洗への旅
 https://novel.syosetu.org/88038/

 キャッチャー・イン・ザ・タンク
 https://novel.syosetu.org/94411/

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。