†ボンゴレ雲の守護者†雲雀さん(憑依)   作:ふぁもにか

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 どうも、ふぁもにかです。今回は雲雀さんと山本くんとの戦闘です。個人的にあんまり盛り上がってないような気がするのが不安な所ですが、楽しんでくれたら何よりです。
 閑話休題、時雨蒼燕流の設定を知った当時の厨二病な私は、じゃあ時雨蒼燕流の初代さんは車軸の雨だけで頑張ってきたのか。超凄いなとか思っていました。いやはや、懐かしい。



風紀21.†手合わせをして風紀を守ろう†

 

 

 リング争奪戦1戦目、晴の守護者戦の終了後。

 深夜の並盛中の校舎脇にて。僕は今、山本武と模擬戦を行う流れになっている。

 

 山本武。ついこの前までただの野球少年だったはずが、リボーンがギャグ中心からバトル中心へと方針をシフトする中で時雨蒼燕流と出会い、一気に剣豪の才覚を顕わにする予定の男だ。

 でもって、リング争奪戦が始まってもなお、深刻な空気をいまいち読み取れず、マフィアごっこの一環と考えるぐらいの重度の天然さんだ。

 

 山本くんはつい1週間前に時雨蒼燕流の剣技を習得したばかりの素人だ。

 普通に考えれば、元から強く、さらに日々修練を積んできた僕が、負ける要素はないだろう。

 しかし、侮ってはいけない。この模擬戦、少しでも気を抜けば、僕は山本くんに負ける。

 

 『並盛中ケンカの強さランキング』で山本くんは何気に僕に次ぐ2位だ。

 しかもそのランキングは山本くんが時雨蒼燕流を取得する前のデータに基づいたもの。

 さらに、リボーンが『生まれながらの殺し屋』と称するほどに柔軟に山本くんは戦える。

 要は、山本くんは雲雀さんと同じく天才型の人間なのだ。攻式四型・守式四型を1回見せてもらって、型を真似するだけでマスターしないといけないという、次世代に継がせる気がないとしか思えないハードモードな滅びの剣:時雨蒼燕流を物にしているのが良い証拠だ。

 原作でも雲雀さんが山本くんの動きに対応できなかったシーンがあることからも、山本くんは舐めていい相手じゃないのだ。全力で戦わねば、勝利は掴めない。

 

 尤も、僕に手を抜くつもりは毛頭ない。

 凡人の僕が舐めプなんてしたらすぐさまバッサリ斬られちゃうし。

 それに、何か急にザーザーと、バケツをひっくり返したような豪雨が降り始めたし。

 あっという間に足首が浸かるぐらいの水位になっちゃったし。

 時雨蒼燕流は水のある環境でこそ、真価を発揮する。いくら明日の天気予報が雨だからって、よりによって今から降り始めるって、山本くんってば運を味方につけてるなぁ。

 

 

「いくぜ!」

 

 目の前には、時雨金時を日本刀へ変形させつつ一息に距離を詰めんとする山本くん。

 山本くんがお父さんから譲り受けた武器:時雨金時は時雨蒼燕流の型を使おうとしている時のみ竹刀から日本刀へ姿を変えるのだ。

 

 

「来なよ」

 

 まるで水を得た魚のように生き生きとしている山本くんを前に、僕はトンファーを構える。

 この度、僕は搦め手を存分に織り交ぜて山本くんと戦うつもりだ。山本くんがスクアーロとの戦いを見据えているのなら、常に搦め手の存在を頭の片隅に置いていてほしいからね。そうすれば、雨の守護者戦での山本くんの怪我は減ってくれることだろう。あと、何だかんだで勝ちたいし。

 とはいえ、さすがに『溶解さくらもち』で山本くんの時雨金時を溶かして使い物にならなくするのは可哀そうだし雨の守護者戦にも影響しそうだから、そこは自重しよう。うん。

 

 さーて、それではご唱和ください。

 HEAVEN OR HELL, Let's Rock !!

 

 

 ◇◇◇

 

 

 時雨蒼燕流にとって都合のいい豪雨が並盛町一体を襲う中。

 山本武は雲雀恭弥へ向けて駆け出した。己の大好きな野球で鍛え上げた身体能力で瞬く間に雲雀との距離を縮めた山本は、早速両手に掴む時雨金時を雲雀の胸に目がけて突く。

 

 ――時雨蒼燕流 攻式 一の型 車軸の雨

 

 そのまま立ち呆けていれば、雲雀は時雨金時に体を貫かれたことだろう。が、山本の実力を十分に警戒している雲雀が、山本の繰り出す俊敏な刀を目で追えないわけがない。

 

 

「遅いよ」

 

 雲雀はトンファーを下から振り上げ、時雨金時を上方へ弾く。衝撃で山本の両手が頭上へ持ち上げられた所で、雲雀はトンファーの先端を山本に向けて、ズガンと発砲した。

 

 

「いいッ!?」

 

 まさかトンファーに銃機能が搭載されているとは露にも思わなかった山本は、動揺しながらも反射的に横に跳んで銃弾をかわす。が、山本の回避先を読んでいた雲雀は一直線に山本へ迫り、トンファーを振るう。その間に、再び時雨金時を構え直した山本と雲雀は、一合。二合と。互いの得物を激しく打ち合わせる。

 

 現状、リーチの面では山本が著しく不利であった。雲雀が山本の懐に入り、不自由なくトンファーの猛攻を畳みかける一方、時雨金時の太刀の長さでは雲雀との距離が近すぎて窮屈なのだ。

 

 

(こうも押されてると戦いづらい。距離を取らねぇと――)

「逃がさないよ?」

 

 山本は雲雀の攻撃の隙を見極め、一旦後退しようとする。

 が、雲雀は山本の思考を見据えたかのような発言の後に、両手のトンファーからバシュッと鎖分銅を出す。そして、トンファーを振り回し、先の尖った分銅で山本の右肩を突き刺した。遠心力を存分に味方にした分銅の一撃は、山本の右肩を思いの外、抉った。

 

 

「ぐッ!?」

 

 山本は痛みに顔を歪める。すぐに痛みについての考えをシャットアウトする。

 その後。速やかに雲雀から距離を取るため、山本は右手に時雨金時を持ち、左手のみでバックハンドスプリング。両手で時雨金時を構え直し、刃先を水に浸け、水を巻き上げるように振るった。

 

 前方へと押し出された大量の水はそのまま、山本へ追撃を仕掛けんと接近する雲雀を呑み込んだ。が、水を被った程度で雲雀は止まらない。決して、迂回せず、止まらず、まっすぐに走り、山本であろう人影に鎖分銅をぶつけにかかる。

 しかし、今度は山本の体を分銅が穿つことはなかった。山本が、水を利用して雲雀から自身の姿を隠しつつ、体を小さく屈めて刀を眼前に添え、鎖分銅の攻撃にしかと備えていたからだ。

 

 ――時雨蒼燕流 守式 二の型 逆巻く雨

 

 上手く雲雀の分銅に刃先をぶつけ、ガキンと弾いた山本は、大振りに時雨金時を振るう。

 直後、雲雀の分銅を繋ぎ止めていた真ん中の鎖部分がパッキリと切断された。

 

 

「ふぅ、何とかなったぜ」

「へぇ」

 

 ほんのわずかな時間で鎖分銅を攻略されたことに雲雀が意外そうに声を漏らす。

 一方。鎖分銅にどうにか対処できたことで勢いづいた山本はお返しだと時雨金時を振るう。

 山本にとってちょうどいい時雨金時のリーチは、雲雀にとってはトンファーの届きにくいリーチ。なるべく長居したくないリーチ。ゆえに雲雀は、山本が時雨金時を真上から振り下ろしたタイミングで、トンファーで刀身を上から叩きつける。

 雲雀の渾身の力で殴られた時雨金時の刃先は勢いのままに水面下の地面に突き刺さる。

 

 

「おわッ!?」

 

 すぐさま時雨金時を持ち上げようとして、しかし意外に深くまで突き刺さったせいか、持ち上げるのに想定以上の筋力を要したことに山本は驚きの声を素直に上げる。

 対する雲雀は数歩ほど後退し、壊された鎖分銅をトンファーに仕舞いつつ、鋭く山本を睨んでくる。この時、雲雀は勝負は再び仕切り直しだと考えていた。しかし、山本は雲雀のすぐ背後に校舎があることを一瞥し、今こそが攻める好機だと捉えた。

 

 

「これならどうだ?」

「?」

 

 山本はせっかく持ち上げた時雨金時をパッと手放す。

 一見、意味の分からない山本の行動に雲雀がコテンと首を傾げるも、刹那。雲雀はバッとその場から真横に飛び退いた。闇を切り裂く閃光のように時雨金時が飛んできたからだ。

 雲雀がかわさなければ、今頃時雨金時は雲雀の脇腹に突き刺さり、背後の校舎に雲雀の体を繋ぎ止めたことだろう。山本が何をしたのか。答えは単純、山本は時雨金時を手放し、時雨金時の柄が水面に落ちるか落ちないかといった所で右足で時雨金時を蹴り飛ばしたのだ。

 

 ――時雨蒼燕流 攻式 三の型 遣らずの雨

 

 同時に、山本は一気に雲雀へとフルスロットルで飛び出す。山本の奇襲に雲雀が度肝を抜かされている内に、山本は校舎の壁に突き刺さる時雨金時を引き抜きつつ横薙ぎに雲雀へと払う。だが、ここでもう我に返った雲雀はその場にしゃがんで時雨金時の軌道から逃れつつ、山本の右手の甲をトンファーで打ちつける。結果、強い衝撃につい、山本は時雨金時を手放す。

 

 

「今のは面白いね。でも、終わりだよ」

「いや、まだだ!」

 

 雲雀はニィと笑い、両手のトンファーで怒涛のラッシュを繰り出す。

 しかし、どの攻撃もまるで山本に当たらない。体にかすりはしても、全然決定打にならない。雲雀のトンファーのリーチの中。山本は雲雀の呼吸をジッと眺め、呼吸音に耳を澄ませ、足元の水の流れに合わせ、相手の体の動きに合わせ、一切の攻撃をかわしきる。

 

 ――時雨蒼燕流 守式 四の型 五風十雨

 

 山本は雲雀の攻撃の途切れ目を狙い、足元の時雨金時を蹴り上げ、右手でキャッチする。

 そして、間髪入れずに右手で胴薙ぎをする。当然、雲雀は時雨金時を防ぐためにトンファーで盾をした。が、肝心の時雨金時が来ない。なぜ。雲雀が疑問を抱いた時、気づいた。山本の右手に時雨金時が握られていない。その瞬間、ワンテンポ遅れて、山本の左手に持ち替えられた時雨金時が、雲雀に迫った。

 

 ――時雨蒼燕流 攻式 五の型 五月雨

 

 雲雀は防御のタイミングを狂わされた。が、ギリギリの所で山本の時雨金時をガキンとトンファーで防御できた。雲雀の天才的な身体能力・反射能力の賜物である。

 

 

「中々やるね」

「今のを防ぐのかよ……!」

 

 雲雀と山本はつば迫り合いに突入する。山本の時雨金時と雲雀のトンファーにそれぞれ力が込められ、押して押されてのプレッシャーの掛け合いが行われる。

 と、ここで。山本が動いた。ダンと力一杯に地面を踏み、思い切って背後に跳躍した。当然、雲雀は追撃のために前に踏み進む。そして、風を切って振るわれたトンファーを山本は紙一重の所で避け、雲雀とのすれ違いざまに左の小手を柄でドゴッとぶつけた。

 

 ――時雨蒼燕流 守式 六の型 黒風白雨

 

 

「ふん」

 

 左手に痺れが走り、一時的に左手ではトンファーを持てなくなった雲雀は右手のトンファーで、山本の背中に立て続けに銃弾を放つ。が、弾かれたように振り返った山本は足元の水を巻き上げながら、中薙ぎに時雨金時を振るい払い、銃弾を弾き飛ばした。

 

 ――時雨蒼燕流 守式 七の型 繁吹き雨

 

 山本は再び時雨金時の刃先を水に浸け、大量の水を雲雀の頭上に落ちるように巻き上げる。雲雀は水に呑まれないように前へと踏み出し、山本の顔面目がけてトンファーを振るう。が、当然ながら山本には時雨金時で防御される。と、その時。山本は時雨金時のリーチでないにもかかわらず、さらに一歩。雲雀の懐に踏み込み。八の字を描くように、変幻自在の鋭い斬撃を雲雀に浴びせた。

 

 ――時雨蒼燕流 攻式 八の型 篠突く雨

 

 雲雀の体はいともたやすく吹っ飛ばされ、校舎に叩きつけられる。老朽化が進んでいたのか、校舎の壁の一部が壊れ、雲雀に降り注ぐ。そうして、雲雀の姿は瓦礫に覆われた。

 

 

「……」

 

 山本は依然、警戒を解かない。ジッと瓦礫を見つめる。

 が、雲雀の反応はない。雲雀の動く気配がない。

 

 

「やった、のか? って、ヤベェ。やりすぎた。雲雀を助けないと――」

「――相手が勝利を確信した時、そいつはすでに敗北しているって言葉、知ってるかい?」

「え?」

 

 山本は雲雀に勝利したと思った。同時に、このまま雲雀が瓦礫と水に埋もれれば命が危ぶまれると、慌てて駆け寄ろうとした。瞬間、雲雀の不敵な声が届く。困惑から山本は立ち止まり、直後。バチッと山本の右足を何かが巻き付いた。視線を落とすと、そこには黒いムチ。

 

 

「ムチ? って、うわぁぁああ!?」

 

 右手のトンファーで自身に覆い被さる瓦礫をドンと派手に吹っ飛ばした雲雀は痺れのなくなった左手で掴むムチを力任せに引っ張り寄せる。すると、今の地面が豪雨の影響で水に浸かっているせいか、山本は踏ん張りきれずにその場に転んでしまう。その隙に時雨金時の柄に雲雀のトンファーから射出された銃弾が命中し、山本の得物が自身の手の届かない範囲へ弾き飛ぶ。マズい。山本が危機を察知した時すでに遅し。雲雀は山本の眼前に迫り、山本の顔面をトンファーで殴りつけた。

 

 

「がッ!?」

 

 山本はこのまま雲雀に追い打ちされると身構えた。

 だが、予想とは裏腹に。雲雀は山本の目の前でピタリと、トンファーを止めた。

 

 

「僕の勝ち、だね」

「……ハハッ。俺の負けか。勝ったと思ったんだけどな」

「油断大敵だよ。戦闘中に気を抜くのは愚かな草食動物のすることだ」

「そう、だな。確かにな」

 

 山本は雲雀の正論に朗らかに笑う。負けたことをそこまで気にしていないようだ。

 まだまだ自分は戦闘慣れしていない。この事実を今回、山本は思い知らされた。

 

 

「にしても、なんで途中で攻撃を止めたんだ? 雲雀のことだから、寸止めとかしないで普通に殴り続けて、最低でも俺を半殺しにすると思ってたんだけど」

「君が手加減をしていたからね」

「?」

「君が僕を本気で殺す気でいたなら、僕は左手を斬り落とされていたし、君の最後の攻撃で体を真っ二つにされていただろう。君が死合いを望んでないようだから、僕も合わせただけさ。それに、さっきピンクの女が『守護者同士の場外での乱闘は失格となります』とか言っていたことを今、思い出したからね。戦いを見られてリングを取られる前に切り上げようと思った。それだけだよ」

「雲雀……」

「強くなったね、山本武。君なら僕の好敵手となり得るかもしれないね」

「……そっか。ハハッ、雲雀にそう言ってもらえるなんて、光栄なのな」

 

 あの雲雀から自身の実力を評価してくれた。その事実に山本の頬が自然に緩む。

 心から嬉しくなって、山本は勢いよく立ち上がる。そして、雲雀に元気よく手を振った。

 

 

「今日はサンキューな、雲雀! いい勉強になったぜ!」

「さっさと帰りなよ。君と馴れ合うつもりはない」

「ハハッ、手厳しいな。そんじゃ、また明日な!」

 

 かくして。山本は太陽のような笑みを残して並盛中を後にする。

 最後に残ったのは水を被ったせいで色んな意味で透け透けになった雲雀なのだが、戦闘にばかり集中していた山本は今回、雲雀の秘密に辿り着かなかったようだった。

 

 




雲雀恭弥→本作の主人公、かつボンゴレ雲の守護者。本名は雲雀恭華。今は凡人が憑依している。もしも中身が本物の雲雀であれば、山本の手加減がなくても負けなかったんだろうなと地味に後悔している。
山本武→並盛中の2-Aに所属する人気者なクラスメイト、かつボンゴレ雨の守護者。時雨蒼燕流を物にしてから、飛躍的に成長した。その結果がこの度の雲雀との互角な戦いであろう。

凡人憑依者(山本TUEEEEEEEE! 超KOEEEEEEEE! 死ぬかと思った、マジで! 手加減してくれて本当にありがとう! ありがトゥース!)

 というわけで、21話は終了です。山本と戦うのなら、山本に全部の型を順番に使ってほしいと思ったがために、今回のような戦闘と相成りました。虚刀流の七花八裂のように、時雨蒼燕流も繋ぎ目なく上手いこと組み合わせられると当初は考えていたのですが、時雨蒼燕流は組み合わせるのが難しかった印象です。ホント、難儀な流派ですなぁ。


 ~参照データ(現状、山本が使用できる時雨蒼燕流の型一覧)~

 時雨蒼燕流とは、戦国の時代に生み出された殺しの剣技。継承者は自ら「最強」を謳い、それを狙う刺客から守り抜くことを宿命付けられる。ゆえに、才能のある継承者が途絶えたときは失われる危険性もあることから、「滅びの剣」と例えられる。 By.Wikipedia

一の型 車軸の雨:攻式。刀を両手で持ち突進し相手を突く。
二の型 逆巻く雨:守式。刀で水を巻き上げ姿を隠し、体を屈めて刀を添え攻撃をかわす。
三の型 遣らずの雨:攻式。刀を手以外で操る奇襲技。(例:足で蹴る)
四の型 五風十雨:守式。相手の呼吸に合わせて攻撃をかわす。
五の型 五月雨:攻式。中斬りを放ちつつ刀を素早く持ち替え、相手の守りのタイミングを狂わせる変幻自在の斬撃を放つ。
六の型:守式。作中で最後まで登場しなかった。ここでオリジナルの守式を用意できるかがリボーン二次創作者の腕の見せ所かも。この作品では『黒風白雨』。相手の太刀を半身でかわしながら小手などを斬る攻防一体のカウンター技。今回の場面なら、雲雀の左手を斬り落とすべきなのだが、山本は柄で殴るに留めた。
七の型 繁吹き雨:守式。刀で水を回転するように巻き上げ攻撃を防ぐ。
八の型 篠突く雨:攻式。相手の懐に飛び込んで鋭い斬撃により突き上げる。

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