お許し下さい。
だってそこまで書くと2000字超えるから。
どうにか2000字以内に収めたいという苦肉の策として
無理やりぶちぎりました。
では、どぞ~
俺はいつも通り元気に学校に来て、机に突っ伏して音楽で周りの空間を断ち切る。ん?元気じゃないだって。ぼっちを極めたエリートぼっちにはこれが元気な証拠なのだよ。
「はぁ~俺何考えてんだろ」
ここは放課後の特別棟3階
授業はどうしたかって。現国以外はしっかり寝てたよ。どうせ全部わかってるし。ん?数学?何それおいしいの?
さて何故おれがここにいるのか。強制的に入部させられた部活に来ているのか。ことは10分程遡る。
「は~終わった。さて帰るかな。」
そのとき俺の頭の中にはあの忌々しい部活のことは入っていなかった。俺は周りでぺちゃくちゃ話している奴らよりいち早く教室の扉を開ける。そして閉めた。
ん?教室から出てないって?いや無理でしょ。扉の外に満面の笑みを浮かべた平塚先生がいるんだよ。
よし。昨日の対応で俺が乗り気でないことが伝わるわけないって?世の中にはそれでも通じる人がいるんだよ。誰だろ?
さぁ覚悟を決めて扉を開こう。俺が扉に触れようとしたところで向こう側から扉が開けられる。
「比企谷、なぜ閉めた。まあいい。早くしろ。部活に行くぞ。」
やっぱ部活に入ったと思ってるよ。入部には少なくとも保護者の許可と印鑑が必要だったはず。そして我が家の大黒柱を担っているのも俺。俺に保護者はいない。よって俺が部活に入ることなど絶対に無い。QED
「先生、俺部活に入ってませんよ。そもそも放課後はバイトがあるし。今日も予定が入ってるんですが。」」
「嘘をつくな、嘘を。お前みたいな性格の奴をどこが採るというんだ。部活に行くぞ。」
平塚先生は俺の手をつかもうとする。
先生つっても所詮人だからな。こんなのがいても仕方がないか。というかこの人に性格をとやかく言われるのは少々頭にくる。ボーダーでは、結構仲いいやつもいるんだが。ここで一言、言っといてやるか。
「あまりしつこいと男から逃げられますよ。」
ん?これは言い過ぎたか。こめかみのところとかピクピクしてるし。こぶしとか握っちゃってるし。
「私に男などおらん‼」
まっすぐ顔へと飛んでくる拳を顔をずらすことで避け、そのまま後ろに下がり回れ右。全力疾走。ん?こっちは何かあった気がする。
「待てー‼比企谷。」
後ろから鬼が追っかけてくるが。待わけないだろう。
10分ほど逃げてあの鬼はまいたが。
「んで、ここは…奉仕部かぁ」
何でここに逃げてきてんだよ、俺。バカすぎだろ。
ここは特別棟3階さて皆さん。ここがどこかわかるでしょうか。
皆さんって誰か?誰だろう。まあ、ここまで来たしもう逃げるの嫌だから部活行くか。
「うーす」
俺は地獄の部室に入った。
「あら、遅かったじゃない。というか来たのね。マゾなの?それともストーカー」
「あいにく俺はMでもSでもねーよ。それより何で俺がお前に好意を抱いてる前提なの?」
俺は適当に返しながら椅子に座る。
「あら、違ったの。私に近づく男子は大抵私に好意を抱いていたから。」
「お前、見た目は可愛いもんな。そんで性格を見て幻滅するんだろ?」
「え、あ、そ、そうね。」
なにいきなり慌ててんだこいつ。あ、言い忘れてたことあった。
「雪ノ下。俺、今日バイトあるから1時間後には抜けるわ」
「何を言ってるの?あなたみたいな人を雇ってくれるところなんてあるはずがないじゃない。」
このアマ。こいつもあの先生と同類か。もちろん予定とは8時からの防衛任務と鬼怒田さんとの約束がある。
「お前、その性格で友達いるのか。」
「そうね。まずどこからどこまでが友達なn」
「あ、もういいわー。それ友達いない人の言葉だ。人に好かれながらもぼっちか。」
「本当に誰からも好かれるならそれでもよかったのだけれど。私可愛いから。人は皆、弱くて醜くて優秀な人間を蹴落とそうとする。そんなのおかしいじゃない。だから世界ごと人を変えるのよ。」
持つ者ゆえの苦悩が私しか分からないような口ぶりで、自分が不幸のヒロインみたいにしか聞こえない。少なくとも俺には同じような経験がある。所詮それで自分が変わることができないならそれまでのことだ。以前の俺みたいに
「はぁー。どっちにしろ1時間後には抜けr」
コンコン、ドアが叩かれる。
「どうぞ。」
さぁ会話で終わる8話。
すいません。ほんと。まじで。
次回はボーダー要素あるのかな?