デート・ア・ライブ 〜 零乃スペルカード 〜【リメイク中】   作:蹴翠 雛兎

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今回は、デアラ要素が入るお!
あと、あの新聞記者も!
ではどうぞ!

※2018年3/29、年齢を修正しました。


第八話 恋しきは幻想郷

––––???side––––––––

 

「––––あれ…?ここは…?」

 

そう言って、一人の少女は周囲を見渡す。

 

「一体どこなんだろう…?」

 

そう言って、少女は考えこむ。

 

––––少女の姿からして、齢六歳って所だろう。

しかし、その齢と姿からは想像もつかない程のオーラを放っていた。

それはおそらく、少女が来ている服と手に持つ2つの斧が原因だろう。

 

––––服はまるで光でできたかのような不思議な物質でできており。

––––2つの斧は凄まじい霊力を纏っていた。

 

それは、災害であり、人災であり奇跡。

そして、この少女…いや、この生命体を知っているものからは、畏怖され、俗にこう呼れていた。

 

––––生きる大災害、精霊、と……。

 

––––––––––––––––––––––––––––––––

 

「––––ねぇ、ふみ。今思ったのだけれど」

「はい、姉様、何ですか?」

「少し、弾幕ごっこしない?どう…?」

 

私はそう言って、首をコキッコキッと鳴らし、準備体操する。

––––現在私達は、天狗の里に向かっている最中である。

それは、宴会をするためなのだが……。

 

「良いですよ。…でも…良いんでしょうか?宴会まであと少しですよ?」

 

実際、宴会が始まるまで、あと四時間もなかった。しかし、私はそれでも笑って答えを返す。

 

「大丈夫よ。軽い運動をするだけだから。……ふみ、宝石はどれにする?」

「…そうですか。…はぁ……わかりました…。……いつものでお願いします…」

「わかったわ…能力解除」

 

私は、そう言うと、虹色に輝く、宝石を体にはめ込み、能力の制限を解除する。

今回、解除した能力は、四元素を操る程度の能力。

簡単に言えば、火・水・風(空気)・土を操る力であり、一方では、生命や誕生を司る力でもある能力だ。また、錬金術を使うことができる能力でもある。

あと、錬金する場合、単体でも使うことができるけど、私が本来持つ、ありとあらゆる宝石や鉱物を操る程度の能力を組み合わせることで高い錬金精度にすることができる。

外の旅では、これがかなり重宝したのは、記憶に新しいし、さらに言えば、この能力、使い方次第では色んな扱いができるので、この能力を使うのは面白かったりする。

なお、姿は、背中に虹色の宝石の翼ができ、目が赤と青のオッドアイ、髪が虹色になる感じである。

 

「…さてと、始めましょうか!」

 

そう言って、私達は空へ飛び上がる。

当然、その時に、結界を張るのも忘れない。

 

「ルールはいつもの、弾幕が少しでも入った方が負けでいいわね?」

「OKです!では始めましょう!」

 

そう言って、私達は弾幕ごっこを始めた––––。




はい、いかがでしたでしょうか?
次回もお楽しみに!

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