和を嫌い正義を為す   作:TouA(とーあ)

50 / 51

タイトルの意味は、最後に判ります。


庭薺

 

 銃弾が降る。砲声が響く。路面が抉れ、血塵が舞う。

 哄笑と悲鳴と慟哭と、怨嗟の声が街に轟く。

 数多(あまた)の命が散り、死屍累々が積み重なり、まるで其れは阿鼻地獄の様であった。

 

「うんざりだな…」

 

 地を映したが如き朱殷(しゅあん)色の満月が宙に浮く夜に、手に拳銃を構えた男が一人ごちる。

 重く()し掛かる様な空気の下で、彼は周囲を見回しながら、小走りに目的地へ駆けていた。

 煉瓦造りの小汚い建物が目に入る。血の臭気が漂っていた。右も左も死体の山だ。

 (いず)れの死体の敵も銃が有り、薬莢が大量に転がっていた。何処かの構成員が銃撃戦を繰り広げたのだろう。

 

「………?」

 

 ふと、彼の耳に引っ掛るものがあった。こんな暗澹たる夜に似つかわしくない声だ。

 迷っている暇はない。

 目的地とは真反対である事を気にせず、道路を駆け、“声”のした方に近付く。

 路地裏から聞こえている様だった。だが銃声が混じり、音の方向を正確に捉えられてはいない。其れでも見過ごす選択肢は彼には無かった。

 曲がり角を抜け────。

 

 

 其の時、映像が見えた。

 

 

 男の呼吸が一瞬にして乱れ、ひゅうひゅうと喉から空気が抜ける。

 構えた拳銃が紅に染まる。砂の長外套が上から鮮血で飾り付け(デコレーション)され、喉から血の霧を撒き散らしながら男は地面へ捻れるように倒れた。

 其の際、自身を襲った…つまり、擦れ違い様に男の喉元を抉った者へ視線を飛ばし、視認する。

 やや前傾姿勢の襲撃者────否、青年は特徴的な目に蓬髪(ほうはつ)の黒髪でいて、手には十五(センチ)程度の棒状の刃物が握られていた。

 視線が交錯した時、青年は目を凝然と見開き、(たし)かな戸惑いを顕にした。まるで殺す心算(つもり)は無かったのだと倒れる男に手を伸ばし────。

 

 

 映像が終わる。

 手元を一瞥し、拳銃が紅に染まってない事を確認する。

 刹那、男は曲がり角から出てくる青年の刺突を()()()沿()()()(ふせ)いだ。喉元に届く直前で青年の手首を握り捻ったのである。

 青年は一撃目が通らなかった事に驚嘆し、映像とは違えど凝然と目を見開いた。

 

「比企谷、私だ」

「……織田か」

「君は“友人”を殺す心算(つもり)か?心臓に悪いから其れを下ろしてくれ」

「………?誰が“友人”だって?」

「私と君だ」

「…生憎、俺は“友人”だの“仲間”だの自身の行動を制限する“鎖”にしかならない事を知っている。此の裏社会(せかい)で一番信用ならない言葉だ」

「…そういうものか?」

「…そういうものだ」

 

 “織田”と呼ばれた男は暫し黙考し、納得したのか判らないが、掴んでいた手首を離した。

 “比企谷”と呼ばれた青年は、抵抗する色を無くした相手に、其れも知己に刃を向ける気も起きず、静かに下ろした。

 再び、織田の耳に引っ掛る声が届く。其れは比企谷も同様だった。

 

「…」

「…」

 

 比較的口数が多くない二人は無言で視線を交錯させると、声のした方向へ駆け出した。

 辿り着いた先には横転した車があった。車から投げ出されたのか、近くに人が(たお)れている。

 恐らく夫婦なのだろう。夫らしき男は、家族を庇う様に覆い被さっていた。武装はしていない為、服装からも此の抗争に巻き込まれただけの一般人に見える。流れ弾が当たったのか、両名どちら共絶命していた。

 けれど、夫婦が二人で護ったお蔭で、子供だけは(たす)かった様だ。

 幼い少女が泣き声を上げる。織田と比企谷が聞き留めた声だ。

 

両親(おや)は……子を護るもんなんだな」

 

 隣の比企谷が消え入りそうな声で呟いた。

 織田は其れを意図的に無視し、少女を抱き上げた。

 怪我が無いか(たし)かめ、軽傷しか負ってないことに安堵する。少女の服の裾かはこぼれた手巾(ハンカチーフ)に『咲楽』と名が記されているのが見えた。

 少女が泣き止むのと同時に、比企谷は織田に紙切れを一枚手渡した。

 

「此れは……?」

「敵の本拠地(アジト)の指標だ……此処から近いが、一人で行くな。『未来視』であっても相手が悪過ぎる。勿論、俺の異能も相性が悪い」

「判った。上に伝える」

「……もう終わらせよう。此の血で血を洗う抗争を」

「そうだな…では、頼む」

 

 (いや)、ちょっ……と逡巡しながらも比企谷は少女の身を預かる。

 織田がインカムに手を当てたのと同じくして、耳障りな雑音が流れてきた。続けて、親友の自分を呼ぶ声が聞こえる。

 

『────織田作』

「太宰か。丁度良い、敵の本拠地(アジト)の場所が判った。場所は────」

『嗚呼、大丈夫。私も判っている…と云うより捕まってるからね』

「そうか、流石だな」

『……ん〜、私も其の返しは想像してなかったなァ。兎に角、其処はもう危険になる』

「判った」

 

 通信が切れると、比企谷は真っ先に少女を織田へと返した。

 織田は優しく抱きかかえると、ザザッと雑音が走り、通信が入った。

 

『引っ込んでろ、サンピン!』

 

 織田が視線を上げると、豪速で走ってきた単車が織田を追い抜いた。

 単車を運転するのは特徴的な黒帽子の男で、ポートマフィア幹部だ。織田の直属では無いが上司にあたる。其れは先程の通信相手の大宰にも当て嵌まるのだが。

 

 

 

 五千億円と云う大金を切っ掛けに始まった抗争は、横浜全土を戦場へと変えた。

 或る者達は双黒として戦いに身を(やつ)し、或る者達は戦いで肉親を(うしな)い露頭に迷い、或る者は終結した抗争に無邪気な笑みを零し、或る者は己の過去と向き合わう事を強いられ、或る者達は迷子(まよいご)達を引き取る事とした、血生臭い戦い。

 

 関東全域の裏社会勢力を巻き込んだ88日間に渡る抗争────後に、《龍頭抗争》と呼ばれる一大抗争は終わりを告げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 出航を知らせる汽笛が港に轟く。

 強い日差しが吊橋と海面に反射する。潮風が頬を撫で、(かもめ)が鳴き声をあげて空を泳ぐ。

 其処は緑に囲まれた墓地だった。其れも従来の仏教染みた墓地とは違い、基督(キリスト)教を基軸にした様な墓地だ。近くには教会も有り、清らかな鐘の音が周囲に響き渡っている。

 横浜と云う都市は、江戸時代から日本の玄関として多くの外国人が駐留し、規模の大きい外国人墓地が複数設けられている。此処も其の一つで、海を見下ろす事の出来る立地に造られていた。

 

「……久方振りだな」

 

 背広(スーツ)姿の男は『S・ODA』と彫られた墓石の前で立ち止まり、呟いた。

 花屋が適当に見繕った仏花を供える。黙祷し、静かに手を合わせる。

 西洋の墓石であるのに仏道を重んじるのは、彼が一時期寺で暮らしていたからだった。

 

「暫く来れなくて悪かったな。色々有って…本当に色々有ったんだよ。俺がこうして御前の前で手を合わせているのが不思議なくらいにな」

 

 男は墓石の前に(つくな)むと自嘲気味に嗤いながら、墓石に語り掛ける。

 勿論、答えは返ってこない。其れでも報告とばかりに、男は言葉を漏らし続けた。

 

「まァ云わなくても御前は黄泉國(うえ)から見てるか。(いや)、あっちでも子供達に囲まれて天手古舞(てんてこま)いかもな……俺も御前も“休み”と云う言葉に縁が無いらしい」

 

 遠い目をする。

 見ている景色は色褪せぬ過去か、斟酌し切れない未来か。

 また、と男は最後に一言零して立ち上がる。

 惜しむ事は無く(きびす)を返すと、時を同じくして墓地に至る階段を降りている砂色の長外套(コート)を羽織った男が目に入った。

 二人の視線が一瞬交錯すると、長外套(コート)の男がゆっくり微笑みながら口を開いた。

 

「出張から帰ってきてたんですね」

「数刻前にな。渡船(フェリー)で帰って来たから港近くの墓地に寄ろうと、柄にも無く思った訳だ」

「そうでしたか。早く探偵社の皆さんに顔を見せてあげて下さい、皆待ってましたよ」

「そうか」

「はい」

 

 両者共、明るい声音で言葉を交わしている。

 だが、何処か余所余所しく、胸襟開かぬ会話である事は本人達が一番理解していた。味方である筈なのに、腹を探り合っている様な感覚である。

 

 目を合わせぬ儘、歩く。

 擦れ違い、互いの姿が視界から消えると、背広(スーツ)姿の男は見えぬ背中に問い掛ける。

 

「御前…()()()()()()?」

 

 返答は…無い。

 二人はまた歩き出した。

 片方は口を一文字に結んで諦観した様な表情を浮かべ、片方は無邪気な笑みと底の知れない表情を浮かべていた。

 

 

 

 

 + + + + + +

 

 

 

 

 供えられた仏花を少し避け、砂色の長外套(コート)を羽織った男は、墓石に(もた)れ掛かる様にして寝そべり、空をぼんやりと見上げた。

 意味も無く、宙へ指を滑らせる。

 瞠目し、男は四年前の追憶に(ふけ)る。

 朽ちた洋館の広大な舞踏室。埃と血に塗れた場所での記憶。

 

『人を救う側になれ……どちらも同じなら、()い人間になれ。弱者を救い、孤児を守れ……正義も悪も、どちらもお前には大差ないだろうが……そのほうが、幾分かは素敵だ』

 

 此処に眠る親友(とも)の最後の言葉を思い出し、表情の消えた顔で自らの手を見詰めた────手はもう、死に征く親友(とも)の温度を残してはいない。

 ふと、男は供えられていた仏花に視線を移した。

 季物(きのもの)の花だ。其の中で、一つだけ目に止まった花があった。

 

「“アリッサム”……」

 

 

 

 

 + + + + + +

 

 

 

 

 古いジャズが微かに流れていた。

 地下に有る店内に窓は無い。柔らかい空気、絞られた照明。淡い橙色の光が、壁に並んだ空のボトルを照らす。年代物のカウンターとスツールは深い飴色になり、木目が良い風合いに育っている。

 からりと心地良い音がして、グラスの中の氷がまわった。

 

 同じウイスキーグラスを持った二人の男が、カウンターに並んで座っていた。

 二人の前には、小さな花々が咲き誇る“アリッサム”が飾ってあった。

 

 此れは、遠い日の会話だ。少なくとも二年は前の───。

 淡い照明のもと、包帯を顔や腕など至るところに巻いた男がグラスを(あお)りながら云う。

 

「リンゴ自殺って知ってるかい?」

「………リンゴ自殺?」

 

 他愛の無い雑談だ。

 聞き覚えの無い言葉に、無精髭を生やした男はきょとんと目を(またた)かせる。

 問うた当人は静かに頷いた「そう、リンゴ自殺」。

「あぁ……」ふと、何か思い付いたように視線を動かした。琥珀色の液体が入ったグラスを少し呷り、呟く「シンデレラか」。

 

「シンデレラ…」

 

 予想外の単語を反芻する。

 んー、と困った声を出し、自らの額を中指で三度叩いた。

 

「うん、其の解答は流石の私も予測出来なかったなぁ……釈明しておくと、毒リンゴを食べたのは白雪姫だし、自殺じゃあ無い」

「…、そうか。間違えた」

 

 間違えた男は気にした様子もなく、あっさり謝る。けれど。

 

「うん……(いや)、待てよ?」

 

 口元に親指を当て、急に何かを考え込む。

 少しして、独白する様につぶやいた。

 

「────……ひょっとしたら白雪姫は自殺かもしれない。彼女は毒リンゴと知っていて齧ったのかも」

「何故だ?」

 

 巫山戯(ふざけ)たように笑いながら疑問に答える。

 

「絶望だよ。母に毒を差し出された絶望───(いや)、もっと得体の知れない、此の世界その物が内包する絶望…かもね」

 

 答えながら(うそぶ)く姿は陶然としていて、見ている者の心をざわつかせる。此の世の(すべ)てを無視して、違う物を追い求めているようだった。

 手の届かない物を希求する親友(とも)の姿を無言で見つめる。

 其の視線に気付いてか、含み笑いを浮かべながら囁いた。

 

「最近、面白い異能者に会ったんだよ」

 

 相手の事を思い出しているのか、それとも其の異能の事を思い出しているのか。

 ゆっくりと俯き、楽しげに唇を歪める。

 

()()()()()()()()()()()()()()

 

 どこか異質な笑みで彼は云う。「其の内、横浜でも流行るかもね」。

 彼を見詰めた儘、「自殺がか?」と問い掛けた。

 ああ、と頷き、顔を向け「素敵じゃないか」と幼くも無邪気な笑みを浮かべた。

 

「そう云えば織田作」

「ん?」

「君は《龍頭抗争》の時、敵の本拠地(アジト)を私に報告してくれたよね?()()()()()()()?」

嗚呼(あゝ)……」

 

 織田作、と呼ばれた男は思考に耽った。

 話して良いか、では無く、彼と自分との関係を上手く表現出来る言葉が見つからなかったからだ。

 暫く首を捻り、一度頷くと口にした。

 

「友人だな」

「……其の回答に、何でそんなに時間を掛けたんだい?」

「私は友人だと思っているが、其れをぶつけた時に拒絶された」

「織田作を拒絶する人間なんて存在するンだね……私、吃驚(ビックリ)したよ」

「だが面白い奴だ。そうだな………御前と似ている」

「………私と?」

 

 織田作はウイスキー呷った。

 液体が空になったグラスの氷に少し触れ、主観を漏らす。

 

「上手くは説明出来ない…が、御前とアイツが出逢ったら、と考える事が屡々(しばしば)有る」

「へェ……興味深いね。今度、紹介してよ」

「あぁ勿論。……アイツは(いや)がるだろうが、私は御前とアイツが友人になる瞬間を見てみたい」

「ふふっ……楽しみだなぁ」

 

 それから二人は、共通の友人を待つ為に、取り留めのない話を交わし続けた。

 それからと云うもの、何時もの日常を繰り返した。

 時には一人で────。

 時には二人で────。

 時には三人で────。

 同じ場所、同じ席で────。

 

 だが───約束が果たされる日は、永遠に来なかった。

 

 

 

 

 + + + + + +

 

 

 

 

「太宰さん…?」

 

 追憶から帰り、片目を開くと、目の前で部下が覗き込む様に此方(こちら)を見ていた。

 太宰、と呼ばれた男は墓石に身を委ねた儘、口を開く。

 

「やぁ、敦君。良い天気だね」

「そうですね………初めて見ました、太宰さんがお墓参りしているところ」

「此れがお墓参りしている様に見えるかい?」

 

 (おど)けた様に太宰に云われ、敦と呼ばれた少年は瞬きをする。何を云いだすのか、と。

 (たし)かに、墓石に頭を(もた)れさせる姿は、一般的な墓参りの様子とは大きく異なる。けれど、敦からすれば瞭然だ。疑う余地も無い。墓参りか、否か?────当然、墓参りだ。

 

「見えますけど……」

 

 敦の素直な気持ちの吐露は、太宰を優しくゆっくり微笑ませた。

 敦は此処に眠る人物が、太宰にとって大切な人であった事を悟った。ぼんやりと何かを考えている様な太宰に、敦は声をかける。

 

「若しかして…太宰さんの好きな人だった、とか?」

「好きな女性だったら一緒に死んでるよ」

「ま、太宰さんならそうか」

「何か云った?」

「いえ、別に……」

 

 何時の間にか立ち上がっていた太宰から視線を逸らす敦。

 太宰は遠くを見ながら、感傷的にぽつりとこぼす。

 

「……友人だ。私がポートマフィアを辞めて探偵社に入る切っ掛けを作った男だよ。彼がいなければ、私は今もマフィアで人を殺していたかもね」

「えっ……」

 

 擦れ違いざまに告げられた言葉に、敦は当惑する。真実なのか、偽りなのか、見当がつかない。如何(どう)云う意味なのき?気になり太宰の方を振り向くけれど、敦からは其の背中しか見えない。

 敦が何かを云うより先に、太宰が冗談めかした様子で告げた「嘘だよ」。

 

「どぅーせ、国木田君あたりに云われて私を探しに来たのだろう?」

「ええ、大事な会議があるからと」

 

 軽い口調の問い掛けに、国木田に厳命され此処に来た理由を思い出した。

 

「────パ~~ス」

「ええ?」

 

 太宰さんが背中を向けたまま、さくさく歩き出す。非難がましい目で追うが、太宰が振り向く様子は無い。

 

「ちょっと新しい自殺法を試したくてね。今回は本当に()()()()()

「またですか?もう……」

 

 ひらひらと手を振り墓地をあとにする太宰に、敦は呆れた声を出してしまう。自殺嗜好(マニア)の太宰がこう云いだしては、もう誰にも止められない事を知っていた。溜息をつくしかない。

 砂色の長外套(コート)がゆらりと海風に揺られるのを、敦は暫く見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「織田作。矢張り…私は彼と、友人になれそうにないよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

庭薺(アリッサム)

 

和名:ニワナズナ。

花言葉:「美しさを超えた価値」「いつも愉快」。

 

 

 

 

 

 

 




長らくお待たせしました。

あと一話で終わると云ったな?
御免なさい、終わりませんでした。どうしても此れがやりたかった。
あと、三話か、四話か、長い目で見て頂けたらな、と。

まぁ、私が何をしたいか、何となく察せる人がいるかもしれませんが…。

以後謝辞。
『もそとそ』さん、『景義』さん、最高評価有り難う御座います!
『桜 蛍』さん、『RUNBLE』さん、『水木』さん、『マトリカリア』さん、『カープ好き』さん、『霜月十三』さん、高評価有り難う御座います!!

皆さんの応援はきちんと届いております。感謝してもし切れません!
あと少し、あと少しだけお付き合い下さい……!

ではまた次回!
感想、評価お待ちしてます!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。