黒円卓の聖杯戦争   作:tonton

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「袖舞台」

 

 

 

 冬木市郊外の一角、樹海とも言って過言ではないその場所には一つの都市伝説が存在した。

 

 ――曰く、森の先に魔城を見た、と。

 

 もちろんネットの掲示板程度で騒がれるオカルトの類であり、世間一般にそれ程の知名度も持たない世迷言である。

 考えても見てほしい。

 現代の日本において未開の土地などある筈もなく、太古の様に人知れない秘境などは化学が跋扈する現代において非常識と断じられても致し方ない。

 まして、件の“魔城”となればもはや笑い話である。

 どこを探せば城、それも日本然としてた和城ではなく西洋の巨城を見るというのだと、正気を疑われるレベルなのは当然といえた。

 

 ―――が、物事には歴史、もしくは表舞台に上がらない史実というのは多々ある。

 

 故に、件の魔城が天空に浮かぶ空島の様な夢物語でもなく、寝ぼけ眼が見せた幻城でもないとしたのならだ。結論として、城は森の奥に存在していたのである。

 魔術の秘匿は完全ではない。

 その言葉の通り、ごく稀に感度の鈍い者、言い方を変えれば世間一般の認識からずれる為に魔的な違和感に敏感な“一般人”という者はそう少なくはない。そうした者が日常の些細な違和感、疑問から本来隠匿されている筈である魔の領域へ足を踏み入れるケースは魔術師の世界において多々報告されている。

 だが、そうした報告が世間に漏れださないよう努めるのが彼等魔術師の役割であり、となれば迷い込んだ彼等の足跡ががどういう顛末を迎えるのか、それは異界の主の意向によって様々だが、大抵は記憶を弄られるのが常だ。

 よって、如何に迷い人が生還し、その冒険譚を声を大にして叫ぼうと、そのような処置が施された穴だらけの虚言は世迷言だと世間は断じる。

 これが魔術師の秘匿の生業の一つであり、件の魔城の怪談話もこうした類の業によって流出した断片に過ぎない。

 

 だからそう、魔城は冬木の郊外に確かに存在する。

 そしてその城主、此度の聖杯戦争の参加者、“始まりの御三家”である“アインツベルン”は混沌とした第一線から休息を得る為、関係者ともども一路その城に集う事になったのが昨夜の出来事。

 煌びやかに装飾を施された一室に朝の清廉と整った日の暖かさがゆっくりと満ちていく。

 まだ肌寒い時期の為か夜は窓の外に広がる群生した落葉樹がおどろおどろしさを演出するが、これから春を迎え、新緑を芽生えさせる時期ともなればこの城も青々とした緑の広がる色鮮やかな色彩に彩られるのだろう。

 そう思わせるのは、この季節、アインツベルンの故郷が寒気の強いである風土である為にこの島の風土を少々温かく感じる為か、一室のこれまた豪奢なベットに身を横たえた女性は軽く身じろぎしつつもその表情に起床直前の寝苦しさとは無縁のようだ。

 

「―――アイリスフィール。そろそろ朝食の用意ができたようです。昨夜はお疲れでしょうが――」

 

 と、そんな眠り姫が休息する一室の扉、材に良質な樹種を扱った物なのか耳にいい音を立てて来訪を知らせるそれに続き、後から朝の空気によく通る淀みの無い声が聞こえてくる。

 

「フ、ぁー……ああ、もうこんな時間なのね」

 

 従者の呼びかけに枕に袖を引かれる事無く目を覚ました女性、アイリスフィールは朝の陽気に温まり始めた部屋の空気を胸一杯に一度深呼吸し、ベットから降り立つと気分を切り替えてもう一度部屋を見渡す。

 昨晩、埠頭でのランサーとの一戦から相次ぐ乱入により混沌とした戦場を後にしてみれば、その背後に迫った追撃者の影が一つ。幸い、セイバー本来のマスターにしてアイリスフィールの夫である“衛宮 切嗣”の機転、及びセイバーの尽力によって事なきを得たが――彼女の心中を占めていたのは、少し形の違ったモノらしい。

 

「……そっか、もう行っちゃったのね」

 

 寂しげに呟かれた声はおそらく扉の向こうで律儀に待っていてくれる彼女達の従者には聞こえていないだろう。

 そんな彼女が振返った視線は一人用にしては少々――いや、大分大きなベットを捉えている。

 その上には二人用と思われる寝具が一式。

 片方は今し方アイリスフィールが使っていたものだが、もう片方は綺麗に畳まれている。若干の人肌の暖かさを感じさせるが、その残滓の様な淡さが彼女の胸に余計寂しさを募らせる。

 

「アイリスフィール?」

 

「―――ごめんなさい。直ぐ向うから下で待っててセイバー」

 

 だが、彼女たちは冬木に物見遊山に来た訳ではない。

 魔術師達の闘争、たった一つの奇跡を求めた殺し合いをする為にこの地に訪れたのだ。

 そして、だからこそこの役割はこの地に赴く前から決めていた事、自分も彼も理解して、納得させられて決めた事だと自身に言い聞かせるようにし、気持ちを切り替える様にして部屋に置かれたクローゼットに手を掛ける。

 そうと決まればはやり今は時間が惜しい。

 自分たちの、いや、彼の願いを聖杯に届ける為、この身はあるのだとその誓いを改める様に袖を通して着替える彼女の目には先程まで漂っていた哀愁は欠片も見えず、寧ろ力強い決意を感じさせていた。

 

 

 

 

 

 

 セイバーに呼ばれて城の一室である食堂についたアイリスフィールの朝食は粛々と終わる。

 もともと小食である彼女はその手の量に拘りはないが、食事という人の営みには殊更関心があった。

 彼女風に言うのならその方が“人間らしい”のである。

 元来、聖杯戦争を目的として設計、練成された人造人間(ホムンクルス)である彼女に人が持つ感情は希薄であった為に、“営む”という行為にさして関心はなかった。それよりも己に科せられた命題に忠実であろうとした当時の彼女は彼の“魔術殺し”をもってしても頭を抱えさせる欠陥品であったらしい。

 それが、どういう訳かこうして見た目は人と相違なく過ごしているのだから年月という者は解らない。

 いや、この場合はその“魔術殺し”である衛宮 切嗣との邂逅を経ての変化なのか、それとも一人の妻となり、一児の母となった精神の変調によるものなのか――どちらにせよ、自身の変化を本人が好ましく思っているのだからその点は些細な問題なのだろう。

 

「―――御馳走様」

 

 アイリスフィールの一言を受けてセイバーが食器を静かに下げる。

 その所作の一つ一つを取っても物音を立てる事無く凛としていた。それは一応のマナーを習っていたアイリスフィールの目からしても唸らせるものがある。

 その出自、彼の真名を知る身としては成程とうなずけるが、こうして改めて目にするとそ彼女の育ちの良さが伺えた。

 

「流石、昔の貴族はこの手の作法もお手のモノだったのかしら? 様になってるわよセイバー」

 

「騎士とはいえ、この程度は教養の最低限でしたから―――ですので、褒められてもこれ以上出る物は何もないのであしからず」

 

 アイリスフィールの軽口をこれまた軽く流すセイバーは動きに淀みを見せず、ワゴンに食器を乗せて扉の向こうに下げた後、トレーに茶器一式を乗せて主人の元まで戻ってくる。

 

「あら、私はセイバーの料理は結構好きよ?」

 

「――あなたは、そういう所は意外と意地悪ですよね」

 

 そう、先程の朝食にしても実はセイバーお手製だったりする。

 そして、セイバーの発言の通り、彼女自身自分の料理の腕前が達者ではない事は承知している。

 だからこそ、手放しで褒めるアイリスフィールの楽しそうな笑みと言葉は少々引っかかるものがあったである。

 無論、セイバーもアイリスフィールが冗談でも意地悪で言っているなどとは思ってはいない。が、子供の様に裏の無い笑みを浮かべて微笑まれるとどうも調子が狂う――というより、なんというのか。

 そう、無邪気さに当てられるようでどうにもこそばゆいのだ。

 といっても、それで動きが乱れる程身に沁みついた所作が狂う訳もなく、トレーに乗ったポットの湯に茶葉が程よく染渡ったそれをカップに注ぎ、主の前にすすめる。

 どうやら給仕に関する作法の練度は相当なモノらしく、カップを手に持ったアイリスフィールに配慮して温度も調整されていたようだ。

 

「――ん。やっぱり、紅茶の入れ方も相当だと思うけど―――フフ、分かったわ、これ以上苛めるのはおしまいにしておきましょうか」

 

 本来紅茶というのは熱い湯で抽出する為、それを冷めるのを待ちつつ、その間に会話を楽しむものらしいのだが、アイリスフィールがそこまで堅苦しいものを求めていないだけに、彼女達にはこれでちょうどいいのかもしれない。

 一口含んで味わうアイリスフィールはまたもセイバーのいれたお茶を褒めるが、流石にセイバーが若干恨めしそうな目で行う静かな抗議が利いてきたようである。

 微笑みつつカップをもう一度傾けてソーサーに静かに置いた。

 

「―――それで、今後の方針についてのですが」

 

「ええ、既にこちらは全サーヴァントと邂逅している。第一戦がドローになった以上、これからの出方が肝心、という訳よね?」

 

 湯を冷ますようにカップを置いた事で場の空気の変化、しいては主の心境を推量ったセイバーの進言にアイリスフィールは現状を短くまとめた。

 現状、どのサーヴァントも油断ならず、初手で激闘を演じたランサーは勿論、不可解な術を駆使したアーチャーやキャスターも捨て置けない。不可解さという不気味さなら圧倒的にバーサーカーと、その慎重さから推察し辛いライダーが上がる。

 

「現状、一対一に持ち込めれば勝機は見えますが、この間の様に場が混沌と化せば当初の方針では些か危ういです」

 

「私達が戦場の華となる――よね」

 

「はい……こうなると早々アサシンが脱落したのは行幸でした。アレに掻き回されるのは私も勘弁したいですね」

 

 互いに霊格を認識できるサーバント同士でもその感知を逃れる技能的例害所持者、つまり“暗殺者”の英霊であるアサシンはその固有スキル“気配遮断”により、魔術師はおろか英霊ですらその穏行に徹した彼等を察知するのは容易ではない。

 もちろん、逃げ、間諜に徹されれば厄介だが、攻撃に転じる際には気配遮断のスキルは解かれるのだから万能ではない。それだけに厄介な敵が消えたとセイバーは安堵しているようだ。

 

「……そうね。セイバーには言ってなかったわね」

 

「?」

 

 だが、対してそれを聞いたアイリスフィールは何かを思い悩んだ表情を浮かべ、やがて決心がついたのかセイバーを見据えてゆっくりと、言い聞かせる様に語りだす。

 

「アインツベルン側で聖杯の“器”を聖杯戦争毎に用意しているというのは話したわよね?」

 

「……ええ、御三家の役割ですね。土地の提供をする遠坂、聖杯降霊の術式の一つである令呪をくみ上げたマキリ、そして降霊する聖杯の現世での憑代を鍛造するアインツベルン――でしたよね?」

 

「ええ、その認識で間違いないわ。そして、その話には続きがあってね」

 

 何を今更という顔で聞き返すセイバーに、殊更落着きをはらった表情でアイリスフィールは衝撃の事実を語る。

 

「恐らく、アサシンは先の戦闘で消滅してないわ。多分今もこの冬木市の何処かに潜伏してるはずよ」

 

「な!?」

 

 まさにセイバーにとっては驚愕の事実である。

 何しろ件のアサシン消滅は御三家襲撃という多くの目に監視されていた場所で行われていただけに多くの知るところである。加えて、そのマスターであるとされる言峰 綺礼という男は脱落を理由に監督役である教会の保護を受けている身だ。中立である教会側からの正式な告知である以上、その事実は虚偽を挟む余地はなく、だからこそアサシンの脱落は疑いようもない筈だ。

 

「そうね、私も切嗣から前もって教えてもらっていなければ同じことを思ったかもしれないわ―――実は、その言峰 綺礼という男、聖杯戦争開戦の前に魔術を最近になって習った新参なのよ」

 

 そうしてアイリスフィールの口から語られるのは言峰 綺礼という男の来歴だ。

 “教会”という組織で身を置いていた父、璃正に倣うように求道僧然とした経歴は、聖地、戦場、表の教会教義とは大凡縁遠い暗部、所謂汚れ仕事を進んで請け負っていた。

 それだけでも十二分に異質に富んでいたが、教会側の人間が本来魔術師の殺し合いである聖杯戦争に参加者として出場しているのは異例も異例、前代未聞である。

 故に、アイリスフィールの説明にいまいちと首を傾げていたセイバーだったが、そんな彼女を見越したように主は回答を寄こす。

 

「そしてその魔道の師は彼の遠坂家現当主、遠坂時臣。加えて、その遠坂は教会側と浅からぬ縁を持っているそうよ……ここまでくれば、貴女もなんとなく察しがつくんじゃないかしら?」

 

「成程……教会側がグルというやつですか、中立が聞いて呆れる話ですね」

 

 そう、魔術師と本来相反する組織、教会関係者の参加は本来ありえない。が、此度の聖杯戦争の監督役、その総括である人間、言峰 綺礼の父、璃正と二人のピースを当てはめると話しが繋がっていく。

 保護する側である教会、監督側に父を持ち、恩師である遠坂の当主と破門同然に離反したとされるがそれも聖杯戦争直前、無論1,2ヶ月という短い期間の話ではないが、それでも繋がりを疑うのは十分である。

 となれば教会の暗躍だけでなく、二人のマスターの結託も視野に入れるべきだろう。

 

「――? あの、教会にいるコトミネという男を狙うというのはなしですか?」

 

 故に、セイバーの疑問は甚く真っ当な物だった。

 本来ルールを順守させる審判の立ち位置である筈の教会側、それが参加者の一組を意図的に養護しているのだ。抗議、というには少々過激な提案だが、確かに未だ存命している敵を放逐するのは下策である。

 

「ああ、うん。確かにそれが一番手っ取り早いんだけどね。今後を考えると教会を襲撃するのはかなりリスキーなのよ。例え不正の証拠が手元にあっても、こんな序盤でルールの根底を握っている裁定者を欠く事になれば“聖杯戦争”の体裁は瓦解しかねないわ」

 

 だが、そこには政治色ともいえる壁が立ちはだかっていたようだ。

 本来監督役という役割は聖杯戦争初期には存在しなかったものだ。

 より円滑に、公平且つ不動の目をもって厳粛な裁量を求めた結果、白羽の矢が当たったのが第三者ともいうべき“教会”という組織だ。

 無論、もともとが仲の悪い魔術師協会との間柄だ。神の賜物、奇跡の器である“聖杯”が関わらなければ耳も傾けなかったろうが、幸か不幸か冬木の聖杯というものは教会側が認める程の奇跡を内包する物でもなく、かと言って放逐するには強大過ぎる神秘の塊だった。

 故に、第二次がルール無用の無法のまま有耶無耶になった二の轍を踏まないよう、第三次より加わった儀式様式であるが、それだけに“監督”が持つ権限は決して低くはない。

 加えて、だ――

 

「そうでなくても後ろに控える組織を刺激する事になれば文字通り戦争に発展しかねないわ。文字通り場外乱闘ね。そうなれば、セイバーもそこまでは望めないでしょう?」

 

 本来仲の悪い者同士、諍いの種が火を灯せば事は隣家の飛び火という規模を一足飛びに超える災害となる。そうなれば事は極東の地に収まる範疇を超えるのは想像に難くなく、また想像できるだけにセイバーも己の考えの早計さを悟ったようだ。

 

「成程、ですが、それだけに余計に動きづらくなりますね」

 

「そうね、だから今後の方針にも慎重を重ねる必要があるわ。拠点であるこの城ともなればさしものアサシンもそうそう攻め込めないとは思うけど―――」

 

「――そこまで後手に回る気はない、と?」

 

 しかし、慎重論を匂わせる話の切り出しに反して、彼女の主の目には言葉通りの慎重さとは無縁であった。

 半場確信していた確認を取るセイバーの言葉に頷いて答えるアイリスフィールの瞳には自身の夫、そして引き当てた従者に対する信頼の色が伺える。

 それはこの程度の策など貴方達の敵ではないだろうと問うている様に見えた。

 

「切嗣の方針は変わらずよ。アサシンの存在を公に出来れば文句無しだけど……相手も早々尻尾を掴ませてはくれないでしょうしね。現状は知らぬ振りをしつつ他勢力をおびき寄せる――セイバーがさっき言った通り、その上で一対一に持ち込めれば言う事無しね」

 

 ならば、だ。

 騎士である身としてその信頼は是非もないと、然りと首を振って答えるセイバー。

 そこまでの信を置いてくれるのなら、次こそは必ずや首級を上げて見せると言葉以上にその瞳が物語っている。

 

「存在しない筈の英霊を認知してる。確かに、他陣営に対するアドバンテージとしては大きい」

 

 そうなれば方針は決まったと確認した事実を租借していく。

 と、話に集中し過ぎたのか、いつの間にかアイリスフィールが手に持つカップの中身は少量となっている。これは失礼をと慌てて――それでも動作に危なげはないが――トレーのポットの中身を重みと熱さで温度を確認している従者を、主人は手で軽く留める。

 

「お茶は十分堪能できたし、そろそろ散策に出ましょうか」

 

「――分かりました。車を正面に回してきます。アイリスフィールは支度をしてきてください」

 

 散策、つまり次の戦の下準備、及び索敵に出陣する旨を伝える主の意向を察したセイバーは、差し出された空となったカップとソーサーを受け取り、なげなくトレーに乗せて足早に退出しようとする。

 やはり乙女と言っても戦場を駆けた騎士として彼女も戦いというものは何某かの感慨があるのだろうか。そこは彼のランサーの様な狂的な気の類ではないだろうが――と、微笑ましげに見送ろうとしていたアイリスフィールは何を思いついたのかそこで自身の従者に待ったをかける。

 

「あ、今度は私が運転するから、セイバーはゆっくりできるわよ」

 

「――え、あ、アイリスフィールが、ですか?」

 

「ええ、これでも城で猛特訓したんだからっ、期待してて頂戴」

 

 本来は散策とはいえ主の手を煩わせるのはこの身ではないセイバーではあったが、これで結構頑固、もとい、一度決めた事には頑なな彼女が言葉をたがえる事は早々無いというのはセイバーも身に染みている。

 その為に今回の散策の運転手はアイリスフィールがハンドルを握る事になる、のだが……この後に、とてつもない後悔の念に襲われるとは、いかに最良のサーヴァントといえど、予測できなかったとしても無理はなかっただろう。

 

 

 






※作中の“魔城”=グラズヘイムではありません。

 ハイ、しつこいですね申し訳ありませんw

 で、今回はセイバー&アイリスフィールの女主従回ですな。
 取りあえず、ようやく配役的には一周してきた感じでしょうか、改めて書いてみると長いモノですねー……ただし、作中の日数的にはまだ二日目という(苦笑
 ま、まあFate原作シリーズでも同じく一日一日を濃く書いていくというスタンスという事にしておきましょう(焦
 そして、本来は此処で『乱調』回を終了して新章突入と行きたかったのですが―――何故か待ったをかける声が聞こえてきたのでもう一話作成中です。具体的には“優雅”云々を信条としているダンディーなオジサマ風な抗議が聞こえてきたのでww

 と、冗談はさておき、もう一場面入れていた今回の話の量がまた中々の量になってきたので削るよりも分割した方がいいかなと思い、今回の形となりました。
 べ、別に忘れていたとかそんなわけじゃないんだからね!!(棒




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